【更新中】落第冒険者“薬草殺し”は人の縁で成り上がる【長編】
◆自由を愛する冒険者たちの集う街、自由都市ラグ。
そこに、ひとりの冒険者がいた。経験を積み実績を挙げてゆくゆくは勇者を目指すべき冒険者の身でありながら、来る日も来る日も神殿から依頼される薬草採取を続けてなんと18年、いつしか彼は“薬草殺し”と揶揄され馬鹿にされる存在になっていた。
彼はそれに甘んじつつも、ただ人々のために恩ある神殿のために薬草採取に精を出す日々を送っていたが、ある時それを快く思わない者たちの襲撃を受ける。多勢に無勢、取り押さえられ今まさに斬り殺される寸前の、絶対絶命の彼のピンチを救ったのは、何故か突然現れたうら若き美少女勇者だった⸺。
◆この物語は、そんな運命の出会いを果たした“薬草殺し”と勇者が、仲間とともに世界を滅ぼす魔王を封印するための旅をする物語。何の変哲もないはずのおっさん冒険者が、それまでの人生で築いた多くの『人の縁』に助けられ、いつの間にかとんでもなく成り上がっていくサクセスストーリー、なのか?(疑問形)
道中で巻き込まれる様々な試練、日々変わりゆく彼らの関係、魔王との戦い、そして最後に彼らを待ち受ける結末とは⸺。
◆断罪なし、ざまぁなし、転生なし(転生者はいます)、チートは主に周囲の担当。何の変哲もない冒険物語です。追放もないけど18年前に勝手に出てった奴ならいます。R15と残酷描写のタグはバトルとか流血とかの描写があるので保険です。そういうシーンは少し読み進めると時々出てきます。
どこか地球に似て非なる『アリウステラ』のラティアース世界の物語。毎話2000〜4000字程度で程々に読み応えありつつもサクサク読める話を目指します。と言いつつ世界観設定を割と細かく作ったので覚えることがたぶん多いです。ごめんなさい。
◆作者の投稿作は基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この作品は小説家になろうで連載しているものをアルファポリス用に手直ししたものになります。よりサクサク読めるよう一話あたりの字数を減らして話数を増やしており、閑話の挿入位置も少し見直しています。なのであちら(なろう)で読んだことのある方でも新しい気持ちで楽しめる……………かも?
◆新たにカクヨムでも公開を始めました。若干の加筆をした修正版になります。
◆ストックが尽きるまでは毎月5の倍数日20時に1話ずつ更新します。長編作品につき、丁寧に世界観を描くため最初はスロースタートで大きな事件も起こりませんので、冗長に感じるかも知れませんが気長にお付き合い下さい。旅に出るのは二章から、話が動くのは三章からになります。
そこに、ひとりの冒険者がいた。経験を積み実績を挙げてゆくゆくは勇者を目指すべき冒険者の身でありながら、来る日も来る日も神殿から依頼される薬草採取を続けてなんと18年、いつしか彼は“薬草殺し”と揶揄され馬鹿にされる存在になっていた。
彼はそれに甘んじつつも、ただ人々のために恩ある神殿のために薬草採取に精を出す日々を送っていたが、ある時それを快く思わない者たちの襲撃を受ける。多勢に無勢、取り押さえられ今まさに斬り殺される寸前の、絶対絶命の彼のピンチを救ったのは、何故か突然現れたうら若き美少女勇者だった⸺。
◆この物語は、そんな運命の出会いを果たした“薬草殺し”と勇者が、仲間とともに世界を滅ぼす魔王を封印するための旅をする物語。何の変哲もないはずのおっさん冒険者が、それまでの人生で築いた多くの『人の縁』に助けられ、いつの間にかとんでもなく成り上がっていくサクセスストーリー、なのか?(疑問形)
道中で巻き込まれる様々な試練、日々変わりゆく彼らの関係、魔王との戦い、そして最後に彼らを待ち受ける結末とは⸺。
◆断罪なし、ざまぁなし、転生なし(転生者はいます)、チートは主に周囲の担当。何の変哲もない冒険物語です。追放もないけど18年前に勝手に出てった奴ならいます。R15と残酷描写のタグはバトルとか流血とかの描写があるので保険です。そういうシーンは少し読み進めると時々出てきます。
どこか地球に似て非なる『アリウステラ』のラティアース世界の物語。毎話2000〜4000字程度で程々に読み応えありつつもサクサク読める話を目指します。と言いつつ世界観設定を割と細かく作ったので覚えることがたぶん多いです。ごめんなさい。
◆作者の投稿作は基本的に同一の世界観に基づいています。どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
◆この作品は小説家になろうで連載しているものをアルファポリス用に手直ししたものになります。よりサクサク読めるよう一話あたりの字数を減らして話数を増やしており、閑話の挿入位置も少し見直しています。なのであちら(なろう)で読んだことのある方でも新しい気持ちで楽しめる……………かも?
◆新たにカクヨムでも公開を始めました。若干の加筆をした修正版になります。
◆ストックが尽きるまでは毎月5の倍数日20時に1話ずつ更新します。長編作品につき、丁寧に世界観を描くため最初はスロースタートで大きな事件も起こりませんので、冗長に感じるかも知れませんが気長にお付き合い下さい。旅に出るのは二章から、話が動くのは三章からになります。
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いつも感想ありがとうございます。
えーと、ミカエラさんは基本ツッコミのつもりで書いています。たまにボケはしますけど。
レギーナさんの方はボケもツッコミもやる感じで。ややボケが多い(ボケ:ツッコミが6:4程度)ですかね?
その場面は東方から凱旋した時の話なので、“虹の風”で間違っていませんよ。
凱旋したのは勇者ユーリ、法術師(聖女)マリア、探索者ナーン、狩人ネフェルランリル(エルフ)の4人です。蛇王戦で死者がひとり出ていて、その関係でアルベルトが別行動(後に脱退)です。
たくさん感想をありがとうございます。
現実の冷凍冷蔵庫の仕組みはもちろん理解していますよ。作中の冷蔵箱及び冷凍箱はそれぞれ別の術式でコントロールされているので、箱室それぞれで独立した作りになっている設定になっているので、現実の冷凍冷蔵庫とは少し構造が違うのです。
これに関しては申し訳ないです。なろう版にはちゃんとルビ振ってるんですけど、なんで対応し忘れたんやろ……?(・_・;
ってことでルビ振り済みです。ご指摘ありがとうございました。
アルベルトが何年その仕事やってると思ってんですか(笑)。作中の彼の採取スタイルは全て彼の試行錯誤の結果なので、花をそのまま持ち帰って金にならなかった(依頼失敗)なんて苦い経験はひと通り全部経験済みですよ( ̄∀ ̄;
縁故に関しては概ねその理解で合っていますよ。
ただ、アルベルトは実はバーブラと直接の面識はありません。同じパーティの仲間で勇者のユーリがよく話題に出して「バーブラ先生」と呼んでいた(バーブラはユーリの恩師にあたる)ため、アルベルトもつい癖で「バーブラ先生」と呼んでいます。
あと先々々代の勇者パーティは現在89歳のバーブラが20代の頃に在籍していたパーティなので(つまりバーブラは二代続けて勇者パーティに在籍した)、さすがにアルベルトとは関わりがありません(^_^;
蒼薔薇騎士団専用脚竜車“アプローズ号”ですが、これ自分で実際に図面を引いています。ちょっと資料を探したけど出てきませんが、全幅約3.5m、全長約10m、全高約3mぐらいな感じで、要するに大型の路線バスとか10tトラック(ウイング車)などと同じくらいのサイズです(爆)。
これを、尻尾まで含めた全長が約10mあるティレクス種のスズが曳いています(爆)。
片方に勇者パーティが固まってるのは、対面の席が交渉する相手側の座るべき位置だからです。だからそっちのソファにはアヴリーがひとりで座ることになります。
>ヴィスコット2世
エトルリアの政体に関してこの場で説明してないんでアレですが、代表都市という首都機能を備えた大きな街が12あって、そのうち6都市ほどが実際に連邦の首都になったことがあるんですね。そしてその時の王はその都市の領主であった場合が多いんです。
要は王朝の交代が何度かあっているということ。そして現在は「ヴィスコット侯爵家」が王家なので、代数はヴィスコット家が王家にある間だけで通算します。2世は初代1世の長男でレギーナの父、3世は2世の弟ですね。
>アスリートとか
>巨乳のオリンピック選手とか
うん、まあ、ミカエラさんは法術師、つまり聖職者なんですけどね(笑)。そんでもって勇者であるレギーナさんは彼女より胸が大きい設定ですけどね(爆)。
鍛えて筋肉つけてる人は相対的に脂肪分が減って、っていうリアルは当然分かってますけどね。でもそこは物語、フィクションですからあんまり拘らなくてもいいんじゃないかなと(^_^;
そしてどこでもアヴリーを引き合いに出すのは止めて下さいな。貶したいんですか?彼女の容姿は瞳と髪の色しか描写してませんが?
おおっとこちらにまで。
感想ありがとうございます♪
時々挟んであるそれらのツッコミセリフは、敢えて誰のものか分からない仕様になっております(笑)。だいぶ先まで読んでいくとツッコんでる人が誰か分かります。
ただしたまに、その場の誰かのツッコミだったりする場合もあるので注意です!
(どう注意しろと……w)
再び感想をありがとうございます。
あー、1-15ですか。
解説しますと、ガンヅが駆けてくるのに合わせてアルベルトも走り寄ってるんですね。で、間合いに入った瞬間にアルベルトが右に一歩跳んだことで、復讐心で視野狭窄を起こしてるガンヅは目で追えなかったわけです。それが「消えた」の部分。
で、アルベルトが上段から、ガンヅの左肩から右脇にかけて袈裟斬りに。でも両者の身体の向きが悪いので肩は深くとも脇腹は浅くしか斬れません。そこで追加の心臓のひと突きが必要になったわけです。
アルベルトは相手も間合いもよく見えてるし把握してますが、頭に血の上ったガンヅにはそれができてません。実力差もありますが(アルベルトは昇進試験を受けてないだけで実力はずっと上)、それ以上に冷静さの差ですね。
実力差があって勝負にならない(アルベルトは相手の実力を見極められるけどガンヅはそれができない)ので、アルベルトは戦いたくなかったわけです。
うむ、しかも主人公さんは薬草をあまり殺さないですからね。
『薬草殺し』ではないなー。
久々の感想をありがとうございます!
そうですねえ、アルベルトはどっちかっていうと薬草を「殺す」んではなく「活かす」人ですね。
ただまあ読み進めていけば分かるかと思いますが、これはある種の蔑称なので。要は「薬草を採るしか能がない」って嘲っているわけですね(^_^;
だいぶ長い話なんで、お時間ある時にでもゆっくり少しずつ読み進めて行って下されば幸いです。よろしくお願いします!
書籍化いけるぐらい個人的に面白いと思います!
応援してます!
感想ありがとうございます。面白いと言って頂けて感激しています!
ただ、残念なことにアルファポリスでも小説家になろうでもほとんど評価されてなくてですね…(半泣)。
細かく作った世界観を元にじっくり話を進めて行きますので、今後とも楽しんで頂けたらと思います。よろしくお願いします!
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