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13歳と白百合の…
訪問者2
しおりを挟む――これは、笑ってしまっても許されるだろうか。
と、マリアンヌはどこか遠い目をしながら、未だにマリアンヌに気付かず夢中で腰を振っているルネを見ていた。先程、聞こえた音と感触にまさかと嫌な予感がして目が覚めると、そこには想定していた汚物ではなく、写真に残したいほど綺麗な男がいた。
普段は侍女の恰好をしていたため馴染みは無いが、闇夜に溶けるような、セクシーなデザインの昏い忍び装束を着たルネは完全に男という感じでマリアンヌ的に色々とポイントが高かった。
高笑いしたい気分ではあったが、マリアンヌの一番の笑い要素はそこではなかった。見た目が色気満載でいかにも寡黙な暗殺者です! な格好のルネが、マリアンヌの両腿を駆使して色んな態勢にして耽っていたからだ。
想像して欲しい。マリアンヌは起きているのに、両腿にルネのブツを挟んだまま右に左に、前に後ろにと挟まれたまま色んな方向へと倒され移動されているのを見ると、笑いが込み上げてきたのだ。……思わず、マリアンヌの脳内で「次は、右に参りま~す!」「このまま、前進しま~す!」と添乗員のお姉さんの陽気な声が聞こるほどに。
まるで職人が最後の仕上げにと研磨してるような動きはどこか滑稽に見えて、マリアンヌは起きて早々に笑いのツボと格闘するはめになっていた。この際、ルネがどうやって侵入したかは予想がつくので後回しで良い。
解放してあげたのに戻って来たということは、つまり、そういうことであるとマリアンヌはにやにやが止まらなかった。裏付けのようにこうして行為に勤しむルネが何よりの証拠であったのだ。
キモデブジジイに夜な夜な耐えた褒美かもしれない、とマリアンヌは喜びのあまり消し飛ばすほど嫌だった前公爵に感謝すら浮かんでいた。それはもう、凄い浮かれようだった。だから――
「ルネ――」
ずぷ……。
「ッ!?」
あ……。
マリアンヌが急に声を掛けたのが原因か、驚いた拍子にルネのブツが勢いそのままに位置がズレてしまったのか、今まで一度も侵入したことの無かった場所へと侵入していた。そう、マリアンヌの膣内へと――。
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