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54.引き返せない
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萌は、ボクのペニスを丁寧に洗い、自分の体も洗った。
「まだ、お尻の穴がヒクヒクしてるよ。なんで、あんなに気持ちよかったんだろう。やっぱ、瑞樹のおちんちんだからかな?」
無邪気な笑顔が、うれしそうにボクの顔をのぞき込んで言う。
「自由になったからじゃないの?別にボクのせいじゃないと思うけど」
「そんなことないよ、瑞樹とわたし、相性バッチリだと思うし、何より瑞樹のこと信用してるから」
それは、世の中を知らない子が最初に少し親切にされて、この人が親鳥だからついて行こうっていう『雛鳥の刷り込み効果』だということをわかっていても口にしない卑怯なボクがいる。そんなことを考えていたら
「ただし、他に彼女がいるなら殺す」
と、恐ろしげなことを言ってのけて冷たく笑う萌の顔に恐怖を覚えてしまう。勘のいい萌は、そのことを察したかのように一言付け加えた。
「安心して。殺すのは瑞樹のほうじゃなくて彼女の方だからね」
「こわいなぁ」
「えっ、好きってこういうことじゃないの?自分だけの瑞樹でいて欲しいって、願ったらダメなの?それっていけない事なの?」
「いや、間違ってはないと思うけど。殺すとか言っちゃダメだよ」
「わかってるわよ。でも、わたしは今、瑞樹を離したくないの。ちゃんとエッチもしてあげるからさぁ」
「そういうことじゃなくて」
「でも、やっぱりエッチはしたいでしょ。それともわたしとしたくないの?」
「そうじゃないけど」
「じゃあ、今度はちゃんと、わたしのおまんこでしてあげるから」
萌はそう言って、ボクのペニスを握った。
「さあ、きれいになった。ベッドに行って、またやろうね」
「あ、ああ」
ベットに戻ると、ボクを抱えてベッドに寝かせる。萌は、やわらかくなったペニスにしゃぶりつくように前屈みになり口に含む。右手でペニスを支えて、左手では玉袋を弄んだ。
まだ、一回も絶頂を迎えていないボクのペニスは、すぐに反応して勃起し始めた。
「ほら、やっぱりわたしとエッチしたいって、瑞樹のおちんちんは言ってるよ。もう、こんなに大きくなっちゃってる。元気だよね。今度は、ちゃんと精子を渡しにちょうだいね」
無秩序に反応してしまう自分の物に、恥ずかしさもあり嫌気もあり、萌に弄ばれて勃起していく光景を他人事のようにただ見ていた。もちろん快さを感じているのは、紛れもない事実だ。萌が、自分の物だと主張して、愛おしそうに愛撫を続けている現実をどう捉えていいものか迷っていた。欲望なのだろうか、それともご奉仕なのか、はたまた支配なのだろうか。
「萌、なんでボクとエッチしたいの?」
「うーん、瑞樹とエッチするのは、すごく気持ちいいし。それに、わたしのモノにしておきたいの。エッチしか、瑞樹を引き留めておけないような気がして、わたしの出来ることをしてるだけなの」
萌にとっては、この行為は駆け引きとかではなく、ストレートな感情がさせているのだろう。
「ボーッとして、なにを考えてるの。瑞樹も舐めてよ。わたしのおまんこ」
そう言って、シックスナインの体勢になろうと、ボクを跨いで目の前に、もう濡れて光を帯びている萌の性器が目の前に現れた。
「さあ、はやくぅ」
ボクの顔の前で、愛液を振り絞るかのように腰を振って見せている。なにを今さら迷っているのだ。もう、ここから逃げられるわけでもないのに。ボクは、飢えている犬のように目の前にぶら下がっているエサに貪りついた。
「ああっ。そんなに最初から強くしたらダメだよ。今度は、わたしが先に逝くより、瑞樹を逝かせてあげたいんだからね」
そう言うと、大きく勃起しているペニスを根元から亀頭に舌を這わせた。奥も、ゆっくりとクリトリスからアナルに向けて舌を伸ばした。お互い、わざと大きくいやらしい音を立てるように舐めていった。
「ねえねえ、もう入れていいでしょ。ガマン出来なくなりそうだよ」
「まだ、お尻の穴がヒクヒクしてるよ。なんで、あんなに気持ちよかったんだろう。やっぱ、瑞樹のおちんちんだからかな?」
無邪気な笑顔が、うれしそうにボクの顔をのぞき込んで言う。
「自由になったからじゃないの?別にボクのせいじゃないと思うけど」
「そんなことないよ、瑞樹とわたし、相性バッチリだと思うし、何より瑞樹のこと信用してるから」
それは、世の中を知らない子が最初に少し親切にされて、この人が親鳥だからついて行こうっていう『雛鳥の刷り込み効果』だということをわかっていても口にしない卑怯なボクがいる。そんなことを考えていたら
「ただし、他に彼女がいるなら殺す」
と、恐ろしげなことを言ってのけて冷たく笑う萌の顔に恐怖を覚えてしまう。勘のいい萌は、そのことを察したかのように一言付け加えた。
「安心して。殺すのは瑞樹のほうじゃなくて彼女の方だからね」
「こわいなぁ」
「えっ、好きってこういうことじゃないの?自分だけの瑞樹でいて欲しいって、願ったらダメなの?それっていけない事なの?」
「いや、間違ってはないと思うけど。殺すとか言っちゃダメだよ」
「わかってるわよ。でも、わたしは今、瑞樹を離したくないの。ちゃんとエッチもしてあげるからさぁ」
「そういうことじゃなくて」
「でも、やっぱりエッチはしたいでしょ。それともわたしとしたくないの?」
「そうじゃないけど」
「じゃあ、今度はちゃんと、わたしのおまんこでしてあげるから」
萌はそう言って、ボクのペニスを握った。
「さあ、きれいになった。ベッドに行って、またやろうね」
「あ、ああ」
ベットに戻ると、ボクを抱えてベッドに寝かせる。萌は、やわらかくなったペニスにしゃぶりつくように前屈みになり口に含む。右手でペニスを支えて、左手では玉袋を弄んだ。
まだ、一回も絶頂を迎えていないボクのペニスは、すぐに反応して勃起し始めた。
「ほら、やっぱりわたしとエッチしたいって、瑞樹のおちんちんは言ってるよ。もう、こんなに大きくなっちゃってる。元気だよね。今度は、ちゃんと精子を渡しにちょうだいね」
無秩序に反応してしまう自分の物に、恥ずかしさもあり嫌気もあり、萌に弄ばれて勃起していく光景を他人事のようにただ見ていた。もちろん快さを感じているのは、紛れもない事実だ。萌が、自分の物だと主張して、愛おしそうに愛撫を続けている現実をどう捉えていいものか迷っていた。欲望なのだろうか、それともご奉仕なのか、はたまた支配なのだろうか。
「萌、なんでボクとエッチしたいの?」
「うーん、瑞樹とエッチするのは、すごく気持ちいいし。それに、わたしのモノにしておきたいの。エッチしか、瑞樹を引き留めておけないような気がして、わたしの出来ることをしてるだけなの」
萌にとっては、この行為は駆け引きとかではなく、ストレートな感情がさせているのだろう。
「ボーッとして、なにを考えてるの。瑞樹も舐めてよ。わたしのおまんこ」
そう言って、シックスナインの体勢になろうと、ボクを跨いで目の前に、もう濡れて光を帯びている萌の性器が目の前に現れた。
「さあ、はやくぅ」
ボクの顔の前で、愛液を振り絞るかのように腰を振って見せている。なにを今さら迷っているのだ。もう、ここから逃げられるわけでもないのに。ボクは、飢えている犬のように目の前にぶら下がっているエサに貪りついた。
「ああっ。そんなに最初から強くしたらダメだよ。今度は、わたしが先に逝くより、瑞樹を逝かせてあげたいんだからね」
そう言うと、大きく勃起しているペニスを根元から亀頭に舌を這わせた。奥も、ゆっくりとクリトリスからアナルに向けて舌を伸ばした。お互い、わざと大きくいやらしい音を立てるように舐めていった。
「ねえねえ、もう入れていいでしょ。ガマン出来なくなりそうだよ」
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