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50.つまらぬ言い訳
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「さあ、これからが本番ね」
「確かに。本番はまだだったな。いや、風俗じゃないんだからアレを本番とは言わないよな。じゃあ、なんていうんだっけか・・・」
「なにを、ブツブツ一人で言ってるの」
くだらないボクの思考にツッコミを入れた萌は、ボクに顔を近づけると、そのまま抱きしめて車椅子からベッドに移動させた。
もう、お互いなにもつけていない状況で、お風呂上がりの、暖まった萌の乳房が心地よくボクの胸に密着する。
「わたしの瑞樹だから、なんでもしていいのよね?18歳の大人になったわたしの初めてのエッチだよね」
「そっか、エッチって言うんだったな」
「また、なにを言ってるの。わたしの問いに答えなさい」
「ボクは萌のものではないし、萌もボクのものではない」
「わたしは瑞樹のものななりたいし、瑞樹はわたしのものにしたいの!」
「人間は誰のものではないんだよ」
「違うわ。昨日までのわたしは、あの父親の物だったし、母親の物でもあったんだよ」
「そこは、ボクにも否定出来ないよ。萌にとっては、嫌な記憶だろうし辛かったんだろうと思うよ」
「じゃあ、わたしのものになってよ。わたしは、瑞樹のことが好きなんだから。今だけでもいいからさ。わたしは、今のこの時が大事なの。先のことなんてどうでもいいの。ねっ、おねがい」
神様のように萌に手を合わせられて、このまま放り出せないことは、もうボクもわかっている。少しの間でも、守ってやるべきなのだろう。
「わかったよ。でも、ボクの言うこともちゃんと聞くんだよ」
「やったぁ」
萌は、ほんとうにうれしそうにボクに抱きついて、ベッドに押し倒した。
「いいよね」
ボクの耳元で、そう囁くと、そのまま舌で耳を舐め始めた。そして、両手でボクの顔を挟んで長いキスをした。息が出来なくて酸欠になりそうなほど、萌はボクの口を塞ぎ続けた。細長い舌を、ボクの口の中で踊らせて、ボクを味わっているようだった。
それから、首筋、鎖骨、乳首と順に舐めていった。
「舐めるのすきなの?」
「うーん。どうかな。 習慣、ルーティーン、クセ?やだな、カラダに染みついてるものみたいで」
「ボクだから、してるってことじゃないのかな」
「そうかもしれない。わたしの出来ることはなんでもしてあげたいって、いまは思ってるから」
「ボクが、特別待遇だと思って喜んでおくよ」
「そう、わたしにとって、瑞樹は特別なのよ」
萌は起き上がって、ボクのペニスを握ってしごき始める。その刺激に反応して硬くなり始めたペニスに萌はキスをして、思い切り長く舌を出しそのまま口に入れた。決して動きを早くするわけでもなく、口の中でペニスに舌を絡みつかせて快感の度合いを上げてゆく。ボクは、味わったことのないフェラの卓越した技の裏に、父親に小さな頃から仕込まれたのであろう悲しい過去を思うと複雑な思いだった。
その思いとは裏腹に、ボクのペニスは、素直に反応してしまっている。
「わっ、おっきくなってるし、すっごく硬くなってる。わたしのノドに刺さりそうだわ」
そう言うと萌は、舌を絡めるのをやめて、ノドの奥深くにペニスを押し込んだ。
「おぇっ」
奥に入れすぎて、吐き気を催したのだるう。
「大丈夫?」
「ご、ごめん。こんなに硬いの初めてだったから、調子に乗り過ぎちゃった」
萌は、粘度の高い唾液でつながったペニスを口から離した。きっと、父親にも奥まで入れろと頭を押さえつけられている、小さな口を思いっきり開けている幼い萌が想像出来た。
「無理するからだよ」
「だって、硬いんだもん」
「硬くしたのは、萌だけどね」
「ねぇ、瑞樹は若いのに、なんで逝かないの?気持ちよくない?」
「そんなことないさ。気持ちいいから勃ってるんじゃない」
「じゃ、なんで精子が出ないの?あっ、瑞樹、まさか、他の女の子のこと考えてるんじゃないでしょうね」
「ち、ちがうよ」
女の子って、何でこんなに勘がいいのだろうと思いながら、どんな言い訳をしようかと考えている。
「あーたぶん、今飲んでる薬のせいかもしれない」
咄嗟に頭に浮かんだ言い訳が、口をついて出てしまった。
「ふーん。そうなんだ。でも、オナニーしててもそんな感じなの?」
「まあ、そうだね」
世間知らずというか、純粋な思考の萌で良かったと、心の中で胸をなで下ろす。
「そうなんだ。ちょっと大変だね。でも、いつまでも硬いのはいいかも。わたしにとってはね。女の子としては、何回も気持ちよくさせて、精子をたくさん出してくれるのもうれしいかもしれないけどね」
「大丈夫だよ。その分、萌を何回も逝かせてあげるからさ」
「そんな調子のいいこと言って、何回も逝きそうなのを途中で止めたくせに」
「今度はちゃんと、最後までやるからさぁ」
それを聞いた萌は、わざとらしくにっこりと笑みを浮かべ、ボクのペニスを握りしめて言った。
「じゃ、これで逝かせてね」
「確かに。本番はまだだったな。いや、風俗じゃないんだからアレを本番とは言わないよな。じゃあ、なんていうんだっけか・・・」
「なにを、ブツブツ一人で言ってるの」
くだらないボクの思考にツッコミを入れた萌は、ボクに顔を近づけると、そのまま抱きしめて車椅子からベッドに移動させた。
もう、お互いなにもつけていない状況で、お風呂上がりの、暖まった萌の乳房が心地よくボクの胸に密着する。
「わたしの瑞樹だから、なんでもしていいのよね?18歳の大人になったわたしの初めてのエッチだよね」
「そっか、エッチって言うんだったな」
「また、なにを言ってるの。わたしの問いに答えなさい」
「ボクは萌のものではないし、萌もボクのものではない」
「わたしは瑞樹のものななりたいし、瑞樹はわたしのものにしたいの!」
「人間は誰のものではないんだよ」
「違うわ。昨日までのわたしは、あの父親の物だったし、母親の物でもあったんだよ」
「そこは、ボクにも否定出来ないよ。萌にとっては、嫌な記憶だろうし辛かったんだろうと思うよ」
「じゃあ、わたしのものになってよ。わたしは、瑞樹のことが好きなんだから。今だけでもいいからさ。わたしは、今のこの時が大事なの。先のことなんてどうでもいいの。ねっ、おねがい」
神様のように萌に手を合わせられて、このまま放り出せないことは、もうボクもわかっている。少しの間でも、守ってやるべきなのだろう。
「わかったよ。でも、ボクの言うこともちゃんと聞くんだよ」
「やったぁ」
萌は、ほんとうにうれしそうにボクに抱きついて、ベッドに押し倒した。
「いいよね」
ボクの耳元で、そう囁くと、そのまま舌で耳を舐め始めた。そして、両手でボクの顔を挟んで長いキスをした。息が出来なくて酸欠になりそうなほど、萌はボクの口を塞ぎ続けた。細長い舌を、ボクの口の中で踊らせて、ボクを味わっているようだった。
それから、首筋、鎖骨、乳首と順に舐めていった。
「舐めるのすきなの?」
「うーん。どうかな。 習慣、ルーティーン、クセ?やだな、カラダに染みついてるものみたいで」
「ボクだから、してるってことじゃないのかな」
「そうかもしれない。わたしの出来ることはなんでもしてあげたいって、いまは思ってるから」
「ボクが、特別待遇だと思って喜んでおくよ」
「そう、わたしにとって、瑞樹は特別なのよ」
萌は起き上がって、ボクのペニスを握ってしごき始める。その刺激に反応して硬くなり始めたペニスに萌はキスをして、思い切り長く舌を出しそのまま口に入れた。決して動きを早くするわけでもなく、口の中でペニスに舌を絡みつかせて快感の度合いを上げてゆく。ボクは、味わったことのないフェラの卓越した技の裏に、父親に小さな頃から仕込まれたのであろう悲しい過去を思うと複雑な思いだった。
その思いとは裏腹に、ボクのペニスは、素直に反応してしまっている。
「わっ、おっきくなってるし、すっごく硬くなってる。わたしのノドに刺さりそうだわ」
そう言うと萌は、舌を絡めるのをやめて、ノドの奥深くにペニスを押し込んだ。
「おぇっ」
奥に入れすぎて、吐き気を催したのだるう。
「大丈夫?」
「ご、ごめん。こんなに硬いの初めてだったから、調子に乗り過ぎちゃった」
萌は、粘度の高い唾液でつながったペニスを口から離した。きっと、父親にも奥まで入れろと頭を押さえつけられている、小さな口を思いっきり開けている幼い萌が想像出来た。
「無理するからだよ」
「だって、硬いんだもん」
「硬くしたのは、萌だけどね」
「ねぇ、瑞樹は若いのに、なんで逝かないの?気持ちよくない?」
「そんなことないさ。気持ちいいから勃ってるんじゃない」
「じゃ、なんで精子が出ないの?あっ、瑞樹、まさか、他の女の子のこと考えてるんじゃないでしょうね」
「ち、ちがうよ」
女の子って、何でこんなに勘がいいのだろうと思いながら、どんな言い訳をしようかと考えている。
「あーたぶん、今飲んでる薬のせいかもしれない」
咄嗟に頭に浮かんだ言い訳が、口をついて出てしまった。
「ふーん。そうなんだ。でも、オナニーしててもそんな感じなの?」
「まあ、そうだね」
世間知らずというか、純粋な思考の萌で良かったと、心の中で胸をなで下ろす。
「そうなんだ。ちょっと大変だね。でも、いつまでも硬いのはいいかも。わたしにとってはね。女の子としては、何回も気持ちよくさせて、精子をたくさん出してくれるのもうれしいかもしれないけどね」
「大丈夫だよ。その分、萌を何回も逝かせてあげるからさ」
「そんな調子のいいこと言って、何回も逝きそうなのを途中で止めたくせに」
「今度はちゃんと、最後までやるからさぁ」
それを聞いた萌は、わざとらしくにっこりと笑みを浮かべ、ボクのペニスを握りしめて言った。
「じゃ、これで逝かせてね」
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