752 / 781
五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
731 不毛で不明な地 3 巨大な生物との対話
しおりを挟む
巨大な生物の言葉は予想外に、撲滅の因子を知っている口ぶりに、驚きを隠せない。
「『どうするば、こんの呪いを解呪出来るかおすえれくれ!』」
慌てて出た言葉は驚きのあまり、片田舎の方言の様に、噛み噛みになってしまった。
「『……ぬし、己はどこまで知っている?』」
巨大な生物の声色が変わり、恐怖を感じるような殺気は無いが、踏み潰そうとしてきた時には無かった、確かな殺意がある。
探して追い掛けて確実に仕留めるのではなく、たまたま邪魔になる所にいたから追い払う程度。
巨大な生物からしたらその程度の事に過ぎないのだろうが、今まで向けられた事のない、圧倒的な力を持つ者からの殺意は死を実感させる。
一瞬意識が飛び倒れ込みそうになるも、本気で殺すつもりで向けられた殺意ではなかったので、辛うじて意識が戻り倒れるずにすむ。
「『話を聞くつもりで質問したなら、殺意を向けるのはやめてくれ。ただでさえ、弱ってきてるのに』」
質問に対しての返答を待っているのか、巨大な生物は黙ったままでいる。
元々撲滅の因子というのは、捕えた暗殺者のブーロキアが言い、レオラがそれに対して慌てたのを見ただけで、どんなに物なのかは知らないし、別に隠すことなどない。
「『知るも何も俺に打ち込んだ奴が、撲滅の因子だと言ったんだ。その場に一緒にいた仲間が知っている様子だったが、詳しく聞く前にここに飛ばされた』」
「『それだけか?』」
「『う~ん……たしか、魔神が魔族にとかなんとか言ってたような。俺が知ってるのはそれだけ』」
撲滅の因子で知っている事を隠さずに話すと、巨大な生物からの殺意が薄まり消える。
「『ぬしの言っていることは、本当らしい』」
「『ウソをついても、俺に得はない。それより撲滅の因子を知ってるなら、呪いの解呪方法を教えてくれないか? 俺に払える対価があれば払う。命を差し出せとかは、結局死ぬ事になるんだから、意味が無いので無理だ』」
「『それを受けて生き残った者もいたろうが、我は知らぬ。わかるとすれば、作り出した者だ。それとぬしの命などいらぬ』」
「『だったらなんで、殺意まで向けて聞いてきたんだ? 知ってるかもって少し期待したのに』」
「『以前は我も狙われていた。そんな物をぬしが所有してる可能性を考えたからだ』」
「『撲滅の因子があろうとなかろうと、そんなにデカいあんたを倒せるとは思わない。狙ってた奴は、馬鹿なんじゃないか』」
「『ぬしの実力が、平均かそれ以上と見ても、ぬしを矮小と言ったのは間違いではない』」
「『旅の途中で、世界を知っているわけじゃないんだ。平均かどうかは応えかねる』(確かにあんたと比べたら、大陸に生息する誰もが、他愛ない存在だろうよ)」
巨大な生物の話し方からすると、長い時を生きているのだと分かった。
だからと思ったことを口に出して、突っ込むなんて事はせずに、聞いたままを受け取る。
そして現状から察すると、レベル60から80くらいは、その辺りで飛ぶ羽虫程度の存在だと、言っている事を理解した。
例え万全の状態で巨大な生物と接触していても、羽虫程度から鬱陶しい虫程度になるだけ。
この巨大な生物がこの地でどれ程の存在なのかは知らないが、より濃い魔素の中心に存在しているという事は、かなり上位の存在として考えた方が正しいのだろう。
だからと言葉遣いを変えようとは思はない。
ここまで対等だという感覚で話していおいて、今更下手に出て媚びを売るなんてことはしはい。
理由は簡単だ。
このまま何もしなくても、呪いの効果でレベルは0になり死ぬだろう。
それに気に食わなければ、ちょいとすぐそこにある溶岩のような巨大な脚を動かせば、抵抗虚しく簡単に潰すせる。
「『己の身がどうなろうと、仲間を思ってか。ぬしの話は実に度し難い』」
「『度し難い? 俺はそう見えているのか?』」
これまでの話を聞き、巨大な生物は急に罵る。
それについ聞き返してしまう。
確かにこれまでの人生を思い返せば、そう言われても仕方がないだろうと、自身の愚かさを認識する。
この不毛で不明な地に飛ばされ、更にはレベルも低下し続けている影響で、少しの事で気持ちが萎縮て弱気になる。
「『ぬしだけのことではない。ぬしのような考えを持つ者達のことだ』」
「『それはどういう……?』」
「『他者を思い遣る優しさは、己が身だけではなく、大切にしている者を死に追いやる。ぬしの話を聞き、まだそのような愚かな者達が多くいるのだと』」
「『他人に優しくして何が悪いんだ? 確かに救いようのない奴はいるが、それは一握りだけだ』」
「『その一握りを即座に始末しなかった結果が、今のぬしであろう?』」
言い方はキツいが、確かにその通りだったので、反論のしようがない。
捕らえてからの地下施設への移送。
何もできないと高を括り、体内に仕込んでいた何かで第六皇女は負傷し、捕らえた暗殺者は死に、自身は生きているが呪いを受けたまま不明な地に飛ばされる羽目に。
「『これからぬしはどうする。時間は残されてないのだろう?』」
言葉から察するに、巨大な生物は会話に飽きてきたと感じた。
このまま去られては、肝心な事を聞けない。
だったら怒らせたとしても、聞きたいことを全て聞き出してやると気合を入れる。
「『ない。だから撲滅の因子と、その呪いを解呪する方法を教えてくれ。知ってるんだろ?』」
「『先も言ったであろう。解き方は知らぬ。ぬしが所有していたら、跡形もなく消し去るつもりだった』」
「『ダメなのか……なら、ここはどこなんだ? 夜が明けることがなく、星は見えるのに月は無い。教えてくれ。俺は元の場所に戻りたい』」
「『度し難いだけではなく、ぬしは欲深い』」
「『どう思われてもいいさ。払える対価なら払う。だから教えてくれ。頼む』」
怒ったのか呆れたのか、それとも何かを考え込んでいるのか、巨大な生物から返答がない。
気まぐれで会話をしてきただけの相手に、どれだけ頼もうが受け入れてくれるわけがないと諦め掛ける。
この様な不毛の地に存在する者にとって、突如現れた矮小の者の言うことを信じはしないだろう。
逆の立場だったとして、自分なら無償で助けるだろうか?
心に余裕があれば助けるかも知れないが、残りあと僅かな命に余裕などあろうはずがない。
そう考え諦めかけた時、巨大な生物が沈黙を破り語り掛けてきた。
「『呪いを受け切り生きていれば、ぬしの頼みを聞いてやろう』」
巨大な生物が頼みに対する対価は、撲滅の因子で受けた呪いで、レベル0になり死ぬ事がなければ、だと。
これまでの話で、この呪を受けて生き延びた者はいたような事を言っていたが、それは解呪をしての事なのか、呪いが完遂した後に復活させたのか。
後者だとしたら、復活させる事が出来る者がいないない時点で不可能。
そもそも一度死に復活したとして、呪いが解けているのかも不明。
前者はどの様にして生き延びたのか分からない時点で、後者以上に不明。
元々居た世界から持ち込んだ物を使って、解呪出来たらとも考えた。
しかし作り置きしてある料理は取り出せるが、元々居た世界から持ち込んだ物と知性ある本を、この不明な場所に来てから取り出すことができなくなっている。
「『どうするば、こんの呪いを解呪出来るかおすえれくれ!』」
慌てて出た言葉は驚きのあまり、片田舎の方言の様に、噛み噛みになってしまった。
「『……ぬし、己はどこまで知っている?』」
巨大な生物の声色が変わり、恐怖を感じるような殺気は無いが、踏み潰そうとしてきた時には無かった、確かな殺意がある。
探して追い掛けて確実に仕留めるのではなく、たまたま邪魔になる所にいたから追い払う程度。
巨大な生物からしたらその程度の事に過ぎないのだろうが、今まで向けられた事のない、圧倒的な力を持つ者からの殺意は死を実感させる。
一瞬意識が飛び倒れ込みそうになるも、本気で殺すつもりで向けられた殺意ではなかったので、辛うじて意識が戻り倒れるずにすむ。
「『話を聞くつもりで質問したなら、殺意を向けるのはやめてくれ。ただでさえ、弱ってきてるのに』」
質問に対しての返答を待っているのか、巨大な生物は黙ったままでいる。
元々撲滅の因子というのは、捕えた暗殺者のブーロキアが言い、レオラがそれに対して慌てたのを見ただけで、どんなに物なのかは知らないし、別に隠すことなどない。
「『知るも何も俺に打ち込んだ奴が、撲滅の因子だと言ったんだ。その場に一緒にいた仲間が知っている様子だったが、詳しく聞く前にここに飛ばされた』」
「『それだけか?』」
「『う~ん……たしか、魔神が魔族にとかなんとか言ってたような。俺が知ってるのはそれだけ』」
撲滅の因子で知っている事を隠さずに話すと、巨大な生物からの殺意が薄まり消える。
「『ぬしの言っていることは、本当らしい』」
「『ウソをついても、俺に得はない。それより撲滅の因子を知ってるなら、呪いの解呪方法を教えてくれないか? 俺に払える対価があれば払う。命を差し出せとかは、結局死ぬ事になるんだから、意味が無いので無理だ』」
「『それを受けて生き残った者もいたろうが、我は知らぬ。わかるとすれば、作り出した者だ。それとぬしの命などいらぬ』」
「『だったらなんで、殺意まで向けて聞いてきたんだ? 知ってるかもって少し期待したのに』」
「『以前は我も狙われていた。そんな物をぬしが所有してる可能性を考えたからだ』」
「『撲滅の因子があろうとなかろうと、そんなにデカいあんたを倒せるとは思わない。狙ってた奴は、馬鹿なんじゃないか』」
「『ぬしの実力が、平均かそれ以上と見ても、ぬしを矮小と言ったのは間違いではない』」
「『旅の途中で、世界を知っているわけじゃないんだ。平均かどうかは応えかねる』(確かにあんたと比べたら、大陸に生息する誰もが、他愛ない存在だろうよ)」
巨大な生物の話し方からすると、長い時を生きているのだと分かった。
だからと思ったことを口に出して、突っ込むなんて事はせずに、聞いたままを受け取る。
そして現状から察すると、レベル60から80くらいは、その辺りで飛ぶ羽虫程度の存在だと、言っている事を理解した。
例え万全の状態で巨大な生物と接触していても、羽虫程度から鬱陶しい虫程度になるだけ。
この巨大な生物がこの地でどれ程の存在なのかは知らないが、より濃い魔素の中心に存在しているという事は、かなり上位の存在として考えた方が正しいのだろう。
だからと言葉遣いを変えようとは思はない。
ここまで対等だという感覚で話していおいて、今更下手に出て媚びを売るなんてことはしはい。
理由は簡単だ。
このまま何もしなくても、呪いの効果でレベルは0になり死ぬだろう。
それに気に食わなければ、ちょいとすぐそこにある溶岩のような巨大な脚を動かせば、抵抗虚しく簡単に潰すせる。
「『己の身がどうなろうと、仲間を思ってか。ぬしの話は実に度し難い』」
「『度し難い? 俺はそう見えているのか?』」
これまでの話を聞き、巨大な生物は急に罵る。
それについ聞き返してしまう。
確かにこれまでの人生を思い返せば、そう言われても仕方がないだろうと、自身の愚かさを認識する。
この不毛で不明な地に飛ばされ、更にはレベルも低下し続けている影響で、少しの事で気持ちが萎縮て弱気になる。
「『ぬしだけのことではない。ぬしのような考えを持つ者達のことだ』」
「『それはどういう……?』」
「『他者を思い遣る優しさは、己が身だけではなく、大切にしている者を死に追いやる。ぬしの話を聞き、まだそのような愚かな者達が多くいるのだと』」
「『他人に優しくして何が悪いんだ? 確かに救いようのない奴はいるが、それは一握りだけだ』」
「『その一握りを即座に始末しなかった結果が、今のぬしであろう?』」
言い方はキツいが、確かにその通りだったので、反論のしようがない。
捕らえてからの地下施設への移送。
何もできないと高を括り、体内に仕込んでいた何かで第六皇女は負傷し、捕らえた暗殺者は死に、自身は生きているが呪いを受けたまま不明な地に飛ばされる羽目に。
「『これからぬしはどうする。時間は残されてないのだろう?』」
言葉から察するに、巨大な生物は会話に飽きてきたと感じた。
このまま去られては、肝心な事を聞けない。
だったら怒らせたとしても、聞きたいことを全て聞き出してやると気合を入れる。
「『ない。だから撲滅の因子と、その呪いを解呪する方法を教えてくれ。知ってるんだろ?』」
「『先も言ったであろう。解き方は知らぬ。ぬしが所有していたら、跡形もなく消し去るつもりだった』」
「『ダメなのか……なら、ここはどこなんだ? 夜が明けることがなく、星は見えるのに月は無い。教えてくれ。俺は元の場所に戻りたい』」
「『度し難いだけではなく、ぬしは欲深い』」
「『どう思われてもいいさ。払える対価なら払う。だから教えてくれ。頼む』」
怒ったのか呆れたのか、それとも何かを考え込んでいるのか、巨大な生物から返答がない。
気まぐれで会話をしてきただけの相手に、どれだけ頼もうが受け入れてくれるわけがないと諦め掛ける。
この様な不毛の地に存在する者にとって、突如現れた矮小の者の言うことを信じはしないだろう。
逆の立場だったとして、自分なら無償で助けるだろうか?
心に余裕があれば助けるかも知れないが、残りあと僅かな命に余裕などあろうはずがない。
そう考え諦めかけた時、巨大な生物が沈黙を破り語り掛けてきた。
「『呪いを受け切り生きていれば、ぬしの頼みを聞いてやろう』」
巨大な生物が頼みに対する対価は、撲滅の因子で受けた呪いで、レベル0になり死ぬ事がなければ、だと。
これまでの話で、この呪を受けて生き延びた者はいたような事を言っていたが、それは解呪をしての事なのか、呪いが完遂した後に復活させたのか。
後者だとしたら、復活させる事が出来る者がいないない時点で不可能。
そもそも一度死に復活したとして、呪いが解けているのかも不明。
前者はどの様にして生き延びたのか分からない時点で、後者以上に不明。
元々居た世界から持ち込んだ物を使って、解呪出来たらとも考えた。
しかし作り置きしてある料理は取り出せるが、元々居た世界から持ち込んだ物と知性ある本を、この不明な場所に来てから取り出すことができなくなっている。
1
お気に入りに追加
555
あなたにおすすめの小説
異世界転移したロボ娘が、バッテリーが尽きるまでの一ヶ月で世界を救っちゃう物語
京衛武百十
ファンタジー
<メイトギア>と呼ばれる人型ホームヘルパーロボット<タリアP55SI>は、旧式化したことでオーナーが最新の後継機に買い換えたため、データのすべてを新しい機体に引継ぎ、役目を終え、再資源化を迎えるだけになっていた。
なのに、彼女が次に起動した時にいたのは、まったく記憶にない中世ヨーロッパを思わせる世界だった。
要人警護にも使われるタリアP55SIは、その世界において、ありとあらゆるものを凌駕するスーパーパワーの持ち主。<魔法>と呼ばれる超常の力さえ、それが発動する前に動けて、生物には非常に強力な影響を与えるスタンすらロボットであるがゆえに効果がなく、彼女の前にはただ面倒臭いだけの大道芸に過ぎなかった。
<ロボット>というものを知らないその世界の人々は彼女を<救世主>を崇め、自分達を脅かす<魔物の王>の討伐を願うのであった。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる