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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
676 挑発 と 反撃
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避けてばかりいないで適度に加減した攻撃をするべきだが、粗暴な冒険者の人数が多いので、もう少し防御と回避を優先して、反撃はもう少し様子を見てからにする。
繰り出す攻撃が当たらなければ、その内粗暴な冒険者達は苛立ち怒り、本性をさらけだすことだろう。
反撃をするならそのタイミングだと考えたところで、短剣使いの男二人が短い杖を構えた女二人から支援魔法を受ける。
短剣使いの男二人は速度強化を受け、真っ直ぐカズ目掛けて突っ込み、馬鹿正直に真正面から攻撃を仕掛けてくる。
確かに動きは少し早くなったがそれだけ。
カズからしたら迫る二本の短剣を回避するのは難しくない。
攻撃が当たらないと分かると、一人が短剣を一旦引き、ポケットから刺激物の粉が入った小さな筒を出して、カズの顔に向けて撒き散らす。
当然何かしてくるのをカズは気付いていた。
それが目潰し目的だと分かると、短剣を振り回していたもう一人の男の腕を掴み、引き寄せて立ち位置を入れ替えた。
するとその直後、入れ替わった短剣使いの男が「ギャアァァ!」と叫び声を上げて両目を押さえる。
刺激物から漂う匂いから、細かくした唐辛子だと分かった。
「自分でも味わってみたらどうだ?」
カズは細かくした唐辛子の粉を撒いた短剣使いから筒を奪い、残っていたそれを顔面向けて撒く。
次の瞬間、二人目の叫び声が訓練場内に響き渡る。
涙を流してうずくまり、動けなくなった二人から離れると、次は槍斧を構える長身の男が前に出る。
他に先程毒の矢を射ってきた男女の弓使いエルフと、支援魔法を使った女二人が自分達の番だと前に出てきた。
槍斧を構える長身の男が《筋力強化》と《斬撃強化》を使う。
魔法使いの女二人は〈身体強化〉と、一時的に動きを素早くする〈クイック〉の魔法を、槍斧を構える長身の男と、男女の弓使いエルフに掛けた。
男女の弓使いエルフは左右に分かれ、移動しながら弓に矢を番え、魔力を込めて射るタイミングを見計らう。
魔法使いの女二人は、三人の支援魔法を掛けた直後、攻撃魔法の詠唱を始めた。
男女の弓使いエルフが視線で合図を送り、スキル《ダブル・アロー》を同時に使ってカズ目掛けて矢を射る。
スキルにより一本だった矢が射られると二本になり、左右から合計四本の魔力が込められた高速の矢がカズに迫る。
今回は不意を突ついて、かすり傷程度でも大きく負傷させるための一撃ではなく、弓使いとして本気で戦闘不能にさせるつもりで魔力を込めた一撃だった。
今までの行動から避けられるのは想定し、スキルで矢を倍に増やして時間を掛けて魔力を込めたので、無傷で受けるのも回避するのも無理だと考え、男女の弓使いエルフ二人の口角が上がる。
本気で射られた矢は本体の二本をカズがやすやすと掴み取り、スキルで増えた二本は《解除》のスキルで無効化した。
四本中一本は当てることが確実にできると思っていた男女の弓使いエルフは、スキルで増えた二本の矢が消えた事に驚く。
左右から迫る矢を掴んだ事でカズに隙が生じたと、槍斧を構える長身の男は、凹む程の力を込めて地面を蹴り、瞬時にカズに接近する。
カズが矢を掴み取った直後、長身の男が槍斧を振り上げてカズ目掛けて振り下ろす。
強化された渾身の一撃は、どう見ても模擬戦相手に向けるものではなく、寸止めできるような攻撃ではない。
同ランク同格レベルの冒険者なら、特別な防具やスキルがなければ、この一撃を受けることは決してないだろう。
長身の男はカズが全力で後方に飛び退き槍斧を回避するか、特殊なスキルや魔法を使い、この危機を逃れると考えた。
だがスキルと魔法で威力が上がっている槍斧を、カズは難なく白刃取りして止める。(やろうと思えば、片手でも受け止められた)
直前まで掴んでいた矢は、何時の間にか男女の弓使いエルフの数十センチ手前の地面に突き刺さっていた。
カズは槍斧を受け止める直前、持っていた矢を威嚇の意味で、射った男女の弓使いエルフの足元目掛けて投げ飛ばしていた。
長身の男と男女の弓使いエルフは、起きた出来事に驚き、動きを止めてしまう。
強化して威力を増した槍斧の刃を受け止めたカズは、押し返して長身の男を数メートル後退させた。
そこに詠唱を終えて攻撃するタイミングを窺っていた、魔法使いの女二人から〈ファイアージャベリン〉が放たれる。
カズに迫る炎の槍は、四十二階層で遭遇した赤いブロックフロッグの壁を、一撃で破壊する威力はある。
明らかにこれも、冒険者ギルドの模擬戦で、放つような威力の魔法ではない。
近くにいる長身の男が巻き添えにならないように、3メートル程後ろに飛び退き〈アースウォール〉を使用して、迫る炎の槍を防ぐ。
カズが作った土壁に焼け跡は出来たが、壊れなければヒビも入らなかった。
それを目の当たりにして、まだ戦闘に参加してない粗暴な冒険者達から驚きの声が漏れる。
召集された冒険者の中で一番体格が大きい大剣を持つ男は「ウソ…だろ……」と、言葉がつまり、数少ない女の冒険者達は「あり得ない」「幻を見せる魔法?」「スゴいレアなアーティファクトでも装備してるんじゃない?」と、思ったことが口々から出る。
ついさっきまで小馬鹿にする笑いを浮かべていた粗暴な冒険者達の姿はなくなっていた。
この一連の攻防で、召集された冒険者の粗暴ぶりがどれ程のものなのか、カズは理解した。
やっと目の前に居るカズが、自分達よりも格上の存在だと感じたところで、アースウォールを《解除》したカズは、ここらで一つ挑発をすることにした。
「見た通りお前達より俺は強い。でなければ皇女専属の冒険者にはなれない。分かったら見てないで掛かってこい。そのつもりで召集に応じたんだろ(他に誰か見てるのか?)」
挑発を受けた粗暴な冒険者達は、驚きの表情から怒りの表情に変わり「強かろうと、この人数を相手にできると思うな!」「覚悟しやがれ!」などと怒声が飛び、一斉に攻撃を仕掛ける。
訓練場内を見ることが出来る部屋に、サブ・ギルドマスターのバナショウから「模擬戦の様子を見てきたらどうだ」と言われた〝光明の日差し〟が来ていた。
訓練場内を見ることが出来る部屋といっても、密かに監視するように作られた覗き窓があるだけ。
カズ一人で粗暴な冒険者達の相手をしていると聞いてきた〝光明の日差し〟は、ギルド職員の案内で部屋に入り、直ぐ覗き窓から訓練場内の様子を見た。
長身の男が振り下ろした槍斧を受け止めて押し返し、迫る炎の槍を土属性魔法で作った土壁で防いだのを見て、〝光明の日差し〟の三人は口を大きく開け、驚きの表情を浮かべていた。
続いてカズの挑発で粗暴な冒険者達が殺気立ち、一斉に攻撃を仕掛けたのを見て〝光明の日差し〟の三人は生唾を飲み込んだ。
先程の男女の弓使いエルフ二人が魔力を込めた矢を射ると、魔法使い三人が得意な属性の攻撃魔法を放つ。
それに続き唐辛子で目を赤くした毒付きの短剣を持つ二人と、短剣を使うもう一人が加わり、三人で左右と後方からカズを狙う。
飛来する矢と魔法は風属性魔法で相殺すると共に、男女の弓使いエルフ二人と魔法使い三人に反撃。
風属性魔法に麻痺を加えた事で、五人は体が痺れて動けなくなる。
接近してきた短剣使い三人の攻撃をいなし、腹部と背中と顎に一撃を入れる。
これで八人が戦闘不能。
繰り出す攻撃が当たらなければ、その内粗暴な冒険者達は苛立ち怒り、本性をさらけだすことだろう。
反撃をするならそのタイミングだと考えたところで、短剣使いの男二人が短い杖を構えた女二人から支援魔法を受ける。
短剣使いの男二人は速度強化を受け、真っ直ぐカズ目掛けて突っ込み、馬鹿正直に真正面から攻撃を仕掛けてくる。
確かに動きは少し早くなったがそれだけ。
カズからしたら迫る二本の短剣を回避するのは難しくない。
攻撃が当たらないと分かると、一人が短剣を一旦引き、ポケットから刺激物の粉が入った小さな筒を出して、カズの顔に向けて撒き散らす。
当然何かしてくるのをカズは気付いていた。
それが目潰し目的だと分かると、短剣を振り回していたもう一人の男の腕を掴み、引き寄せて立ち位置を入れ替えた。
するとその直後、入れ替わった短剣使いの男が「ギャアァァ!」と叫び声を上げて両目を押さえる。
刺激物から漂う匂いから、細かくした唐辛子だと分かった。
「自分でも味わってみたらどうだ?」
カズは細かくした唐辛子の粉を撒いた短剣使いから筒を奪い、残っていたそれを顔面向けて撒く。
次の瞬間、二人目の叫び声が訓練場内に響き渡る。
涙を流してうずくまり、動けなくなった二人から離れると、次は槍斧を構える長身の男が前に出る。
他に先程毒の矢を射ってきた男女の弓使いエルフと、支援魔法を使った女二人が自分達の番だと前に出てきた。
槍斧を構える長身の男が《筋力強化》と《斬撃強化》を使う。
魔法使いの女二人は〈身体強化〉と、一時的に動きを素早くする〈クイック〉の魔法を、槍斧を構える長身の男と、男女の弓使いエルフに掛けた。
男女の弓使いエルフは左右に分かれ、移動しながら弓に矢を番え、魔力を込めて射るタイミングを見計らう。
魔法使いの女二人は、三人の支援魔法を掛けた直後、攻撃魔法の詠唱を始めた。
男女の弓使いエルフが視線で合図を送り、スキル《ダブル・アロー》を同時に使ってカズ目掛けて矢を射る。
スキルにより一本だった矢が射られると二本になり、左右から合計四本の魔力が込められた高速の矢がカズに迫る。
今回は不意を突ついて、かすり傷程度でも大きく負傷させるための一撃ではなく、弓使いとして本気で戦闘不能にさせるつもりで魔力を込めた一撃だった。
今までの行動から避けられるのは想定し、スキルで矢を倍に増やして時間を掛けて魔力を込めたので、無傷で受けるのも回避するのも無理だと考え、男女の弓使いエルフ二人の口角が上がる。
本気で射られた矢は本体の二本をカズがやすやすと掴み取り、スキルで増えた二本は《解除》のスキルで無効化した。
四本中一本は当てることが確実にできると思っていた男女の弓使いエルフは、スキルで増えた二本の矢が消えた事に驚く。
左右から迫る矢を掴んだ事でカズに隙が生じたと、槍斧を構える長身の男は、凹む程の力を込めて地面を蹴り、瞬時にカズに接近する。
カズが矢を掴み取った直後、長身の男が槍斧を振り上げてカズ目掛けて振り下ろす。
強化された渾身の一撃は、どう見ても模擬戦相手に向けるものではなく、寸止めできるような攻撃ではない。
同ランク同格レベルの冒険者なら、特別な防具やスキルがなければ、この一撃を受けることは決してないだろう。
長身の男はカズが全力で後方に飛び退き槍斧を回避するか、特殊なスキルや魔法を使い、この危機を逃れると考えた。
だがスキルと魔法で威力が上がっている槍斧を、カズは難なく白刃取りして止める。(やろうと思えば、片手でも受け止められた)
直前まで掴んでいた矢は、何時の間にか男女の弓使いエルフの数十センチ手前の地面に突き刺さっていた。
カズは槍斧を受け止める直前、持っていた矢を威嚇の意味で、射った男女の弓使いエルフの足元目掛けて投げ飛ばしていた。
長身の男と男女の弓使いエルフは、起きた出来事に驚き、動きを止めてしまう。
強化して威力を増した槍斧の刃を受け止めたカズは、押し返して長身の男を数メートル後退させた。
そこに詠唱を終えて攻撃するタイミングを窺っていた、魔法使いの女二人から〈ファイアージャベリン〉が放たれる。
カズに迫る炎の槍は、四十二階層で遭遇した赤いブロックフロッグの壁を、一撃で破壊する威力はある。
明らかにこれも、冒険者ギルドの模擬戦で、放つような威力の魔法ではない。
近くにいる長身の男が巻き添えにならないように、3メートル程後ろに飛び退き〈アースウォール〉を使用して、迫る炎の槍を防ぐ。
カズが作った土壁に焼け跡は出来たが、壊れなければヒビも入らなかった。
それを目の当たりにして、まだ戦闘に参加してない粗暴な冒険者達から驚きの声が漏れる。
召集された冒険者の中で一番体格が大きい大剣を持つ男は「ウソ…だろ……」と、言葉がつまり、数少ない女の冒険者達は「あり得ない」「幻を見せる魔法?」「スゴいレアなアーティファクトでも装備してるんじゃない?」と、思ったことが口々から出る。
ついさっきまで小馬鹿にする笑いを浮かべていた粗暴な冒険者達の姿はなくなっていた。
この一連の攻防で、召集された冒険者の粗暴ぶりがどれ程のものなのか、カズは理解した。
やっと目の前に居るカズが、自分達よりも格上の存在だと感じたところで、アースウォールを《解除》したカズは、ここらで一つ挑発をすることにした。
「見た通りお前達より俺は強い。でなければ皇女専属の冒険者にはなれない。分かったら見てないで掛かってこい。そのつもりで召集に応じたんだろ(他に誰か見てるのか?)」
挑発を受けた粗暴な冒険者達は、驚きの表情から怒りの表情に変わり「強かろうと、この人数を相手にできると思うな!」「覚悟しやがれ!」などと怒声が飛び、一斉に攻撃を仕掛ける。
訓練場内を見ることが出来る部屋に、サブ・ギルドマスターのバナショウから「模擬戦の様子を見てきたらどうだ」と言われた〝光明の日差し〟が来ていた。
訓練場内を見ることが出来る部屋といっても、密かに監視するように作られた覗き窓があるだけ。
カズ一人で粗暴な冒険者達の相手をしていると聞いてきた〝光明の日差し〟は、ギルド職員の案内で部屋に入り、直ぐ覗き窓から訓練場内の様子を見た。
長身の男が振り下ろした槍斧を受け止めて押し返し、迫る炎の槍を土属性魔法で作った土壁で防いだのを見て、〝光明の日差し〟の三人は口を大きく開け、驚きの表情を浮かべていた。
続いてカズの挑発で粗暴な冒険者達が殺気立ち、一斉に攻撃を仕掛けたのを見て〝光明の日差し〟の三人は生唾を飲み込んだ。
先程の男女の弓使いエルフ二人が魔力を込めた矢を射ると、魔法使い三人が得意な属性の攻撃魔法を放つ。
それに続き唐辛子で目を赤くした毒付きの短剣を持つ二人と、短剣を使うもう一人が加わり、三人で左右と後方からカズを狙う。
飛来する矢と魔法は風属性魔法で相殺すると共に、男女の弓使いエルフ二人と魔法使い三人に反撃。
風属性魔法に麻痺を加えた事で、五人は体が痺れて動けなくなる。
接近してきた短剣使い三人の攻撃をいなし、腹部と背中と顎に一撃を入れる。
これで八人が戦闘不能。
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