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五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
552 レオラとアイリスに仕える騎士の合同訓練 4 三度目は高度の高速飛行訓練 と 真剣での三戦目
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助言を終えると、カズはレオラと共に三班から一班の方に向かい歩いて行く。
そこで三戦目についてレオラからの注意が入る。
「なんだあの反撃は。子供を相手にしてるんじゃないんだぞ。痛みを与えなければ訓練にならない」
「だからと、ケガをさせるのも」
「危険に遭遇した時の訓練でもある。そんな優しさは必要ない。ここで手を抜けば、もしもの時に対処が遅れて半数が死ぬと思え。そうさせない為の訓練だぞ」
「すいません(だから俺は指南役なんて向いてないんだ)」
「わかったら三戦目は少なからず痛みを与える攻撃を全員にしろ」
「ふぁ~……(また眠くなってきた)」
「聞いているのか、カズ!」
「聞いてます。わかりました」
終わったらヒーリングで怪我を治せばといいかなと悩みながら、カズは一班の訓練をしながら三班の三戦目をどうするかと考える。
一班の三度目の訓練は、高度と飛行速度を上げるため、一人ずつフジに乗り五分を耐えられるかの訓練となった。
落下したらそこで終了。
五分耐えられなれれば、午後の訓練は更に厳しくすると、レオラから脅しが入り、連帯責任だとも告げられた。
一人でも五分を耐えれなければ結局同じじゃないかと、レオラに物申したそうな顔を五人はしていた。
落下しても地面に落ちる前にフジが拾うか、下でカズが受け止めるから安心しろと、三度目の訓練前にレオラが伝えた。
五人は空を見上げ、生きて地上に戻って来れるのかと、顔が引き攣らさせていた。
カミーリアだけはカズが優しく受け止めてくれるならと、一瞬頭をよぎった。
「先ずはカミーリアからだ。フジに乗れ」
「は、はい……」
レオラに言われては拒否することが出来ず、カズを横目で見つつフジの背中に乗り大空に飛び立つ。
一班五人の訓練の間、カズは終始念話をフジに繋ぎ、乗せている者の状況を聞く。
カミーリアは五分を耐えて無事? 地上に戻って来たが、他四人は三分と経たずに終了した。
二人は落ちかけて途中で終了、残り二人はフジから落下したので終了した。
落下した二人の内一人はフジが嘴で咥えて、もう一人は脚で掴んで地上まで戻って来た。
五人全員は地面にすがるようにし、倒れたまま起き上がろうとしない。
「『みんな大丈夫?』」
飛んでいる間は楽しそうにしていたフジだったが、倒れたままの五人を見て心配そうに見つめていた。
「慣れない事で、ちょっと疲れただけだから大丈夫。手伝ってもらってありがとな、フジ」
五人に外傷は全く無いが、確実にトラウマになった者はいるだろう。
これでも飛翔魔法を覚えたいと思う者がいるのであれば、カズは教えることに吝かではなかった。
「まあ、一班はこんなもんだろ。次は三班だ。行くぞカズ」
「人使いが荒いなぁ」
「何か言ったか?」
「いえ、別に(昨日のアレナリアにも、同じ様に扱き使ったんだろうか?)」
満足いく結果ではなかったのか、レオラは一班を離れて三班の所に向かう。
ここまでて一時間半は経過しているが、レオラと直接訓練をした二班は、未だに目を覚まさない。
カズは一班に一度目の飛行訓練をしていたので、レオラが二班の三人に何をしたのか分からない。
だがこちらも、トラウマになる可能性はあると感じた。
「言っておいたように、三戦目は真剣を使う。カズには痛みを与える攻撃をするように言ってある。攻撃は徐々に強くなるから覚悟しておけ。二戦目で多く反撃を受けた者は、特にだ」
「あの」
「なんだ?」
「カズさんは何も装備しないのですか? 今度はさすがに……」
アイリス組の騎士から、当然の疑問が上がった。
「装備か……大丈夫だとは思うが、得物は必要だろう。話しに出た菓子と同じ名前の剣を使え」
「火燐刀ですか? わかりました」
武器もそうたが、真剣を使っての模擬戦なのだから、防具は必要だろうという意味で、アイリス組の騎士は言ったのだったのだが、レオラは実力差を考えての発言だった。
他のアイリス組の騎士達も、真剣を使って本気でいいのだろうかと、戸惑う者も居たが、レオラはどんどん話を進める。
「お前達の装備が壊れたとしても、今回のは訓練用だ。気にする事はない。持って来てる予備のを使え。常に使っている剣がよければそれでも構わない。欠けたら研ぎに出せばいい。破損したら自分の未熟だと知って、新たに合った物を探して買え。その為の金は国から支給される。出なければアタシが出してやる」
レオラが説明をしている間に、カズは【アイテムボックス】から火燐刀のトレカを出し、魔力を込めて実体化させた。
「三戦目はより本格的な実戦形式の模擬戦だ。昨日のアレナリア戦を思い出し、魔法攻撃にも注意を払え。全員準備はいいか!」
騎士達は剣を抜き構え、各々が使える強化系のスキルや魔法を使用して、レオラからの合図を待つ。
「始めッ!」
開始の合図と共に、先ずはアイリス組の四人が、二人ずつ二組に分かれてカズに攻撃を仕掛ける。
やはり防具を装備してない相手に、真剣で攻撃するのに戸惑いを見せる騎士も居た。
しかし危険と判断すれば、レオラが止めに入って来るだろうと、意を決して攻撃を行う。
二戦目でレオラ組の三人と、アイリス組の四人が入れ替り攻撃した手法を、今度はアイリス組の四人が二人ずつ二組に分かれて行う。
真剣で攻撃をするのに若干の躊躇いはあったものの、カズも武器を持っている事で対等だと無理にでも考えて剣を振るう。
そうしなければならない理由は、訓練の総指導をするレオラが見ているから。
ここで躊躇してしまったら、午後の訓練がこれ以上厳しくなるのは明らかだと考えた。
あとは先の二戦で軽くあしらわれた経験を元に、自分達が本気で挑んだとしても、致命傷を与えるような攻撃を当てられないと、アイリス組の騎士四人には弱気な考えもあった。
三戦目の開始合図がレオラから出され、アイリス組の騎士四人が二人ずつに分かれて攻撃を仕掛けてきた。
レオラから痛みを与える攻撃をしろと指示を受けているカズだが、実際どの程度にしたらいいのかを、攻撃を回避しながら考えあぐねていた。
装備している防具や剣が壊れても構わないとレオラは言っていたので、狙いは二戦目と同じ装備の上からにした。
アイリス組が二度目の「交替」の掛け声で入れ替り、一人は正面から剣を振り下ろし、もう一人はカズの左後方から剣を左薙ぎに。
空いている右方向に回避しても追撃出来るように、交替して下がった二人はカズの動きに注意を払いながら接近する。
ここまで回避しかしてこなかったカズに、攻撃を当てる絶好の位置取り。
一人は正眼に構え、もう一人は二戦目で突きの連撃を繰り出した小柄な騎士が、訓練用の細剣を持つ腕を引き、突きの構えをとる。
考えを終えたカズは、左腰に携えた火燐刀を抜刀して《武器強化》を使用すると、そのまま正面から振り下ろされる剣を受けて弾き返し、左後方からの剣撃は〈ストーンウォール〉で支柱作り出して止める。
カズは振り下ろされた剣を弾くと刀を鞘に戻し、体勢を崩した騎士の懐に入り、金属製の胸当てを掴み、右側で剣を正眼に構える騎士目掛けて投げ飛ばす。
左後方の騎士は石の支柱に剣が食い込み引き抜こうしているところに、正面の騎士を投げ飛ばしたカズが石の支柱を《解除》で消し、騎士が後ろによろけたところに腹部に拳を繰り出す。
強打で騎士は数メートル吹っ飛んだ。
急な反撃で驚きはしたが、現状アイリス組で唯一動ける小柄な騎士は細剣でカズを攻撃する。
今回連撃はせず、全力で一撃必殺の突きを繰り出す。
カズは左後方の騎士を攻撃した事で、小柄な騎士の突きを受けるのは難しく、回避するしか選択肢はないと、小柄な騎士は考えていた。
カズの体の動きや足の運びから、回避した方向に剣先を動かして軌道を変えれば確実に当てられる、と。
しかしカズは回避する事はなく左腰の刀を手に取り、その鍔で細剣を受けて半回転させて反らし、小柄な騎士の腹部に膝蹴りを入れて体が浮いたところに、背中に平手打ちして地面に叩き付けた。
投げ飛ばされた騎士と、それに巻き込まれた騎士が立ち上る前に〈アースバインド〉で拘束する。
二人が気絶して、二人が動きを封じられ、ここでアイリス組の四人が脱落した。
まだ三戦目が開始されてから、ものの五分程しか経ってない。
「アレナリア殿より魔法の発動が早い」
「今度こそカズ殿に一撃を入れる」
「ワタシ達もああなっては、レオラ様の騎士として恥じ。全力でやるわよアスター」
「もちろん」
「本気出しなさいよ、グラジオラス」
「わかってる」
先手はアスターとガザニアが取り、グラジオラスは後方で力を溜める。
そこで三戦目についてレオラからの注意が入る。
「なんだあの反撃は。子供を相手にしてるんじゃないんだぞ。痛みを与えなければ訓練にならない」
「だからと、ケガをさせるのも」
「危険に遭遇した時の訓練でもある。そんな優しさは必要ない。ここで手を抜けば、もしもの時に対処が遅れて半数が死ぬと思え。そうさせない為の訓練だぞ」
「すいません(だから俺は指南役なんて向いてないんだ)」
「わかったら三戦目は少なからず痛みを与える攻撃を全員にしろ」
「ふぁ~……(また眠くなってきた)」
「聞いているのか、カズ!」
「聞いてます。わかりました」
終わったらヒーリングで怪我を治せばといいかなと悩みながら、カズは一班の訓練をしながら三班の三戦目をどうするかと考える。
一班の三度目の訓練は、高度と飛行速度を上げるため、一人ずつフジに乗り五分を耐えられるかの訓練となった。
落下したらそこで終了。
五分耐えられなれれば、午後の訓練は更に厳しくすると、レオラから脅しが入り、連帯責任だとも告げられた。
一人でも五分を耐えれなければ結局同じじゃないかと、レオラに物申したそうな顔を五人はしていた。
落下しても地面に落ちる前にフジが拾うか、下でカズが受け止めるから安心しろと、三度目の訓練前にレオラが伝えた。
五人は空を見上げ、生きて地上に戻って来れるのかと、顔が引き攣らさせていた。
カミーリアだけはカズが優しく受け止めてくれるならと、一瞬頭をよぎった。
「先ずはカミーリアからだ。フジに乗れ」
「は、はい……」
レオラに言われては拒否することが出来ず、カズを横目で見つつフジの背中に乗り大空に飛び立つ。
一班五人の訓練の間、カズは終始念話をフジに繋ぎ、乗せている者の状況を聞く。
カミーリアは五分を耐えて無事? 地上に戻って来たが、他四人は三分と経たずに終了した。
二人は落ちかけて途中で終了、残り二人はフジから落下したので終了した。
落下した二人の内一人はフジが嘴で咥えて、もう一人は脚で掴んで地上まで戻って来た。
五人全員は地面にすがるようにし、倒れたまま起き上がろうとしない。
「『みんな大丈夫?』」
飛んでいる間は楽しそうにしていたフジだったが、倒れたままの五人を見て心配そうに見つめていた。
「慣れない事で、ちょっと疲れただけだから大丈夫。手伝ってもらってありがとな、フジ」
五人に外傷は全く無いが、確実にトラウマになった者はいるだろう。
これでも飛翔魔法を覚えたいと思う者がいるのであれば、カズは教えることに吝かではなかった。
「まあ、一班はこんなもんだろ。次は三班だ。行くぞカズ」
「人使いが荒いなぁ」
「何か言ったか?」
「いえ、別に(昨日のアレナリアにも、同じ様に扱き使ったんだろうか?)」
満足いく結果ではなかったのか、レオラは一班を離れて三班の所に向かう。
ここまでて一時間半は経過しているが、レオラと直接訓練をした二班は、未だに目を覚まさない。
カズは一班に一度目の飛行訓練をしていたので、レオラが二班の三人に何をしたのか分からない。
だがこちらも、トラウマになる可能性はあると感じた。
「言っておいたように、三戦目は真剣を使う。カズには痛みを与える攻撃をするように言ってある。攻撃は徐々に強くなるから覚悟しておけ。二戦目で多く反撃を受けた者は、特にだ」
「あの」
「なんだ?」
「カズさんは何も装備しないのですか? 今度はさすがに……」
アイリス組の騎士から、当然の疑問が上がった。
「装備か……大丈夫だとは思うが、得物は必要だろう。話しに出た菓子と同じ名前の剣を使え」
「火燐刀ですか? わかりました」
武器もそうたが、真剣を使っての模擬戦なのだから、防具は必要だろうという意味で、アイリス組の騎士は言ったのだったのだが、レオラは実力差を考えての発言だった。
他のアイリス組の騎士達も、真剣を使って本気でいいのだろうかと、戸惑う者も居たが、レオラはどんどん話を進める。
「お前達の装備が壊れたとしても、今回のは訓練用だ。気にする事はない。持って来てる予備のを使え。常に使っている剣がよければそれでも構わない。欠けたら研ぎに出せばいい。破損したら自分の未熟だと知って、新たに合った物を探して買え。その為の金は国から支給される。出なければアタシが出してやる」
レオラが説明をしている間に、カズは【アイテムボックス】から火燐刀のトレカを出し、魔力を込めて実体化させた。
「三戦目はより本格的な実戦形式の模擬戦だ。昨日のアレナリア戦を思い出し、魔法攻撃にも注意を払え。全員準備はいいか!」
騎士達は剣を抜き構え、各々が使える強化系のスキルや魔法を使用して、レオラからの合図を待つ。
「始めッ!」
開始の合図と共に、先ずはアイリス組の四人が、二人ずつ二組に分かれてカズに攻撃を仕掛ける。
やはり防具を装備してない相手に、真剣で攻撃するのに戸惑いを見せる騎士も居た。
しかし危険と判断すれば、レオラが止めに入って来るだろうと、意を決して攻撃を行う。
二戦目でレオラ組の三人と、アイリス組の四人が入れ替り攻撃した手法を、今度はアイリス組の四人が二人ずつ二組に分かれて行う。
真剣で攻撃をするのに若干の躊躇いはあったものの、カズも武器を持っている事で対等だと無理にでも考えて剣を振るう。
そうしなければならない理由は、訓練の総指導をするレオラが見ているから。
ここで躊躇してしまったら、午後の訓練がこれ以上厳しくなるのは明らかだと考えた。
あとは先の二戦で軽くあしらわれた経験を元に、自分達が本気で挑んだとしても、致命傷を与えるような攻撃を当てられないと、アイリス組の騎士四人には弱気な考えもあった。
三戦目の開始合図がレオラから出され、アイリス組の騎士四人が二人ずつに分かれて攻撃を仕掛けてきた。
レオラから痛みを与える攻撃をしろと指示を受けているカズだが、実際どの程度にしたらいいのかを、攻撃を回避しながら考えあぐねていた。
装備している防具や剣が壊れても構わないとレオラは言っていたので、狙いは二戦目と同じ装備の上からにした。
アイリス組が二度目の「交替」の掛け声で入れ替り、一人は正面から剣を振り下ろし、もう一人はカズの左後方から剣を左薙ぎに。
空いている右方向に回避しても追撃出来るように、交替して下がった二人はカズの動きに注意を払いながら接近する。
ここまで回避しかしてこなかったカズに、攻撃を当てる絶好の位置取り。
一人は正眼に構え、もう一人は二戦目で突きの連撃を繰り出した小柄な騎士が、訓練用の細剣を持つ腕を引き、突きの構えをとる。
考えを終えたカズは、左腰に携えた火燐刀を抜刀して《武器強化》を使用すると、そのまま正面から振り下ろされる剣を受けて弾き返し、左後方からの剣撃は〈ストーンウォール〉で支柱作り出して止める。
カズは振り下ろされた剣を弾くと刀を鞘に戻し、体勢を崩した騎士の懐に入り、金属製の胸当てを掴み、右側で剣を正眼に構える騎士目掛けて投げ飛ばす。
左後方の騎士は石の支柱に剣が食い込み引き抜こうしているところに、正面の騎士を投げ飛ばしたカズが石の支柱を《解除》で消し、騎士が後ろによろけたところに腹部に拳を繰り出す。
強打で騎士は数メートル吹っ飛んだ。
急な反撃で驚きはしたが、現状アイリス組で唯一動ける小柄な騎士は細剣でカズを攻撃する。
今回連撃はせず、全力で一撃必殺の突きを繰り出す。
カズは左後方の騎士を攻撃した事で、小柄な騎士の突きを受けるのは難しく、回避するしか選択肢はないと、小柄な騎士は考えていた。
カズの体の動きや足の運びから、回避した方向に剣先を動かして軌道を変えれば確実に当てられる、と。
しかしカズは回避する事はなく左腰の刀を手に取り、その鍔で細剣を受けて半回転させて反らし、小柄な騎士の腹部に膝蹴りを入れて体が浮いたところに、背中に平手打ちして地面に叩き付けた。
投げ飛ばされた騎士と、それに巻き込まれた騎士が立ち上る前に〈アースバインド〉で拘束する。
二人が気絶して、二人が動きを封じられ、ここでアイリス組の四人が脱落した。
まだ三戦目が開始されてから、ものの五分程しか経ってない。
「アレナリア殿より魔法の発動が早い」
「今度こそカズ殿に一撃を入れる」
「ワタシ達もああなっては、レオラ様の騎士として恥じ。全力でやるわよアスター」
「もちろん」
「本気出しなさいよ、グラジオラス」
「わかってる」
先手はアスターとガザニアが取り、グラジオラスは後方で力を溜める。
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