541 / 781
五章 テクサイス帝国編 3 帝都テクサイス
523 簡略化された数値 と 知性ある本
しおりを挟む
従者も誰も居らず、レオラは酔っ払うほど飲んではないので、カズは丁度良い機会だと、レオラと二人で話をする事にした。
ビワにハーブティーを淹れてもらい、レオラが寝泊まりする三階の部屋に移動した。
最初はちょっとした雑談する。
カズが二人でと言ってきた事で真面目な話をするのだと感じ、レオラは酔いを覚ますのに上着を脱ぎベッドに放り、ビワが入れたハーブティーを飲みながらカズの雑談に付き合う。
ビワの仕事の様子や、ガザニアの事など。
最近の事では、カミーリアをどうするかとレオラは聞いてきた。
「どうするも何も、カミーリアさんは確かに美人だが、俺は同性愛者じゃないからな。友人としてならいいんだが」
「カミーリアはそう思ってないだろ」
「誤解されてもお互いに困るから、恋愛対象にならないと、カミーリアにはハッキリと言ってある。それにこれはあれだ、吊り橋効果だ」
「吊り橋効果? なんだそれは」
カズは吊り橋効果について説明した。
「訓練された騎士が、その程度でなるわけないだろ」
カズは例えが悪かったと、吊り橋ではなく、死に直面する程のモンスター教われたところを助けたらと変えた。
実際にカミーリアがアルラウネに拘束されて、カズに助けられたのは事実。
「そんな乙女みたい事が……カミーリアだった」
レオラは言い直したカズの例えが、正しいのかもと思えた。
「何にしろ、カミーリアが騎士として、使い物にならないようにしろ。屋敷ならともかく、外出した姉上の護衛が勤まらなくなっては意味がない」
本題に入る前のちょっとした雑談のつもりが、面倒事が増えてしまったと、カズは目の前に座るレオラをじっと見て考え込む。
「なんだなんだ。アタシの魅力に気づいて、抱きたくなったのか。相手してやっても構わないが壁は厚くない。激しくすると三人に聞こえるぞ」
急に下の話をするレオラに、カズは真面目に考えていた自分が馬鹿らしくなってしまった。
「それこそカミーリアさんみたいに、少しは恥じらったらどうだ。レオラはまだ処女なんだろう」
「そうだ、だから優しくしろよ」
レオラは両腕で胸を寄せ、谷間を深くしてカズに見せる。
「なんでレオラの初めての相手を、俺がする事になってるんだよ」
「触るか?」
「触らねぇよ!」
「アタシじゃ不満か?」
「もういいよッ。胸を寄せて見せるのもう止めろ!」
「和まそうと思ったんだが、少しくらいは興奮したか?」
「するかッ(しそうだよッ)」
「それもそうか。カズは小さい胸の方が好きだったな」
「ほっとけッ(否定はせん)」
レオラの身体を張った冗談で気持ちが楽になったカズは、本題に移る事にした。
既に感付いてはいるだろうと思いつつ、カズは自分の素性を一部隠してレオラに話した。
予想通りカズがこの世界の者ではないと知っていたらしく、特に驚く様子はなかった。
「いつから気付いてた? レオラと初めて会った時には、グリズから俺達の事を聞いてたんだっけ?」
「ああ、あの時は変わった組み合わせのパーティーが居るくらいだった。その後バイアステッチに、やはり少し変わったパーティーが居るとミイに聞いて、それがお前達だと知って更に興味を持った。召喚者なのか迷い人なのかはわからなかったが、この世界の者ではないと確信が持てたのは、本の街で再会した時だ」
「それはどうして?」
「色々疑問はあったが、カズのステータスを見てだ」
「一応、スキルの隠蔽は使ってたんだが」
「そういった妨害のスキルやアイテムなどの効果があっても、真実を見通す事が出来るアーティファクトがある。それを使ったんだ」
「へえ。そのアーティファクトについては(以前に見たヒューケラが持っていた、キルケのコンパクトみたいな物かな?)」
「悪いが国宝なんで秘密だ。アタシでも簡単には使えない」
「ん? それをあの時よく持ってたもんだな」
「こっそりと持ち出した。見付かる前に戻すつもりだったが、バレてしまった」
「皇女じゃなければ重罪だろ」
「持ち出した物にもよるが、重ければ死罪だろう。アタシは一年間宝物庫への出入りを禁止された」
「その程度で済んだのは、持ち出した理由を話したって事か? その、俺の事を」
「いや、カズが討伐したターマイトを調べるのに使った事にした。元セテロンが兵器として作っていた、モンスターだと証明されたんで、宝物庫への一年出入り禁止で済んだ。次からは手続きをしろとキツく注意された」
「無茶をする」
「アタシとしては皇族を外されても未練はない。やりたいようにやっただけだ」
「なんとも、男らしいと言うか、レオラらしい」
「誉め言葉と取っておく」
女性に対して男らしいと言ったのにも関わらず、レオラは何故か誇らしげだった。
「で、俺のステータスを見て、なぜこの世界の者ではないと。スキルや魔法か? それともレベルや数値に関係してるのか?」
「後者だ。カズはステータスに攻撃力や防御力、魔法での攻撃力と防御力が無いのを不思議だと思わなかったか?」
「この世界のステータスがそうならと」
「実際には攻撃力も防御力もある。だが、大戦以降ステータスにも変動が起きた。攻撃力や防御力は力だけに、魔法での攻撃力と防御力は消え、魔力だけに簡略化された。なぜそうなったのかはわからない。神のみぞ知る、だ」
「神のみぞ……(あのチャラ神が、何かやったのか?)」
「話を戻そう。なぜカズのステータス数値でわかったのか」
レオラが使ったアーティファクトは、大戦前のステータスを表す事が出来る。
つまりカズの攻撃力と防御力が数値化されて、それをレオラが見たということ。
誰しも攻撃力と防御力がそれぞれ違うのだが、カズはどちらも現在の数値と同じだったと、レオラは話した。
そのような数値を持つ者は、種族関係なく他の世界から来た者でしかない、と。
レオラは以前に迷い人を同じアーティファクトで見た事があり、やはり攻撃力と防御力の数値が同じだったと話す。
迷い人を調べた時は、仕事として持ち出し許可を得ていた。
そこで使い方を知ったレオラは、気付かれずにカズのステータスを旧表示で調べるのに、無許可で持ち出したのだと。
「大戦前の旧表示と、それ以降の簡略化された現在の表示か。まだまだ知らない事ばかりだな」
「カズはオリーブ王国から来たと行っていたが、なら王国で召喚されたのか?」
「どちらかと言えば、俺は迷い人の方だな。気が付いたら、森の中に居た(嘘は言ってない)」
「だとしたら不思議なんだ。迷い人で言葉に不自由せず、高いステータスにアイテムボックスなどのスキルに、様々な魔法も使える。しかも転移魔法まで」
「詳しい事は俺にもわからない。魔力の使い方や魔法は、冒険者ギルドで初歩を教えてもらった」
「にしては強力な魔法が多く使える。どこで覚えた?」
答えづらい質問をしてくるレオラに、カズはオリーブ王国の大都市アヴァランチェで手に入れたアーティファクトの古書を見せて、それに載っていた魔法だと説明した。
「それはインテリジェンス・ブックじゃないのか!?」
「インテリジェ…?」
「知識を記録して溜め込む知性ある本だと聞いた覚えがある。己が主を自ら決めて、その者の所に現れ、新たに知識を蓄える。望んでも入手は出来ず、主と決めた者から得るものが無くなれば、いつの間にか手元から消えるとか」
「これはそんな本なのか(そこまでは知らなかった)」
「その本に選ばれたのなら、様々なスキルや魔法が使え、高ステータスの理由もわからなくもない。それは国宝級の中でも最高峰のアーティファクトだと覚えておけ。まあ、例え盗みとったとしても、カズがその本に嫌われてなければ手元に戻って来る」
「なら、この本に嫌われないようしないとな(白紙の部分は、まだ俺が見るに値しないって事なのか)」
思わぬ所で、持っていたアーティファクトの古書が、とてつもなく凄い物だと知る事になった。
ビワにハーブティーを淹れてもらい、レオラが寝泊まりする三階の部屋に移動した。
最初はちょっとした雑談する。
カズが二人でと言ってきた事で真面目な話をするのだと感じ、レオラは酔いを覚ますのに上着を脱ぎベッドに放り、ビワが入れたハーブティーを飲みながらカズの雑談に付き合う。
ビワの仕事の様子や、ガザニアの事など。
最近の事では、カミーリアをどうするかとレオラは聞いてきた。
「どうするも何も、カミーリアさんは確かに美人だが、俺は同性愛者じゃないからな。友人としてならいいんだが」
「カミーリアはそう思ってないだろ」
「誤解されてもお互いに困るから、恋愛対象にならないと、カミーリアにはハッキリと言ってある。それにこれはあれだ、吊り橋効果だ」
「吊り橋効果? なんだそれは」
カズは吊り橋効果について説明した。
「訓練された騎士が、その程度でなるわけないだろ」
カズは例えが悪かったと、吊り橋ではなく、死に直面する程のモンスター教われたところを助けたらと変えた。
実際にカミーリアがアルラウネに拘束されて、カズに助けられたのは事実。
「そんな乙女みたい事が……カミーリアだった」
レオラは言い直したカズの例えが、正しいのかもと思えた。
「何にしろ、カミーリアが騎士として、使い物にならないようにしろ。屋敷ならともかく、外出した姉上の護衛が勤まらなくなっては意味がない」
本題に入る前のちょっとした雑談のつもりが、面倒事が増えてしまったと、カズは目の前に座るレオラをじっと見て考え込む。
「なんだなんだ。アタシの魅力に気づいて、抱きたくなったのか。相手してやっても構わないが壁は厚くない。激しくすると三人に聞こえるぞ」
急に下の話をするレオラに、カズは真面目に考えていた自分が馬鹿らしくなってしまった。
「それこそカミーリアさんみたいに、少しは恥じらったらどうだ。レオラはまだ処女なんだろう」
「そうだ、だから優しくしろよ」
レオラは両腕で胸を寄せ、谷間を深くしてカズに見せる。
「なんでレオラの初めての相手を、俺がする事になってるんだよ」
「触るか?」
「触らねぇよ!」
「アタシじゃ不満か?」
「もういいよッ。胸を寄せて見せるのもう止めろ!」
「和まそうと思ったんだが、少しくらいは興奮したか?」
「するかッ(しそうだよッ)」
「それもそうか。カズは小さい胸の方が好きだったな」
「ほっとけッ(否定はせん)」
レオラの身体を張った冗談で気持ちが楽になったカズは、本題に移る事にした。
既に感付いてはいるだろうと思いつつ、カズは自分の素性を一部隠してレオラに話した。
予想通りカズがこの世界の者ではないと知っていたらしく、特に驚く様子はなかった。
「いつから気付いてた? レオラと初めて会った時には、グリズから俺達の事を聞いてたんだっけ?」
「ああ、あの時は変わった組み合わせのパーティーが居るくらいだった。その後バイアステッチに、やはり少し変わったパーティーが居るとミイに聞いて、それがお前達だと知って更に興味を持った。召喚者なのか迷い人なのかはわからなかったが、この世界の者ではないと確信が持てたのは、本の街で再会した時だ」
「それはどうして?」
「色々疑問はあったが、カズのステータスを見てだ」
「一応、スキルの隠蔽は使ってたんだが」
「そういった妨害のスキルやアイテムなどの効果があっても、真実を見通す事が出来るアーティファクトがある。それを使ったんだ」
「へえ。そのアーティファクトについては(以前に見たヒューケラが持っていた、キルケのコンパクトみたいな物かな?)」
「悪いが国宝なんで秘密だ。アタシでも簡単には使えない」
「ん? それをあの時よく持ってたもんだな」
「こっそりと持ち出した。見付かる前に戻すつもりだったが、バレてしまった」
「皇女じゃなければ重罪だろ」
「持ち出した物にもよるが、重ければ死罪だろう。アタシは一年間宝物庫への出入りを禁止された」
「その程度で済んだのは、持ち出した理由を話したって事か? その、俺の事を」
「いや、カズが討伐したターマイトを調べるのに使った事にした。元セテロンが兵器として作っていた、モンスターだと証明されたんで、宝物庫への一年出入り禁止で済んだ。次からは手続きをしろとキツく注意された」
「無茶をする」
「アタシとしては皇族を外されても未練はない。やりたいようにやっただけだ」
「なんとも、男らしいと言うか、レオラらしい」
「誉め言葉と取っておく」
女性に対して男らしいと言ったのにも関わらず、レオラは何故か誇らしげだった。
「で、俺のステータスを見て、なぜこの世界の者ではないと。スキルや魔法か? それともレベルや数値に関係してるのか?」
「後者だ。カズはステータスに攻撃力や防御力、魔法での攻撃力と防御力が無いのを不思議だと思わなかったか?」
「この世界のステータスがそうならと」
「実際には攻撃力も防御力もある。だが、大戦以降ステータスにも変動が起きた。攻撃力や防御力は力だけに、魔法での攻撃力と防御力は消え、魔力だけに簡略化された。なぜそうなったのかはわからない。神のみぞ知る、だ」
「神のみぞ……(あのチャラ神が、何かやったのか?)」
「話を戻そう。なぜカズのステータス数値でわかったのか」
レオラが使ったアーティファクトは、大戦前のステータスを表す事が出来る。
つまりカズの攻撃力と防御力が数値化されて、それをレオラが見たということ。
誰しも攻撃力と防御力がそれぞれ違うのだが、カズはどちらも現在の数値と同じだったと、レオラは話した。
そのような数値を持つ者は、種族関係なく他の世界から来た者でしかない、と。
レオラは以前に迷い人を同じアーティファクトで見た事があり、やはり攻撃力と防御力の数値が同じだったと話す。
迷い人を調べた時は、仕事として持ち出し許可を得ていた。
そこで使い方を知ったレオラは、気付かれずにカズのステータスを旧表示で調べるのに、無許可で持ち出したのだと。
「大戦前の旧表示と、それ以降の簡略化された現在の表示か。まだまだ知らない事ばかりだな」
「カズはオリーブ王国から来たと行っていたが、なら王国で召喚されたのか?」
「どちらかと言えば、俺は迷い人の方だな。気が付いたら、森の中に居た(嘘は言ってない)」
「だとしたら不思議なんだ。迷い人で言葉に不自由せず、高いステータスにアイテムボックスなどのスキルに、様々な魔法も使える。しかも転移魔法まで」
「詳しい事は俺にもわからない。魔力の使い方や魔法は、冒険者ギルドで初歩を教えてもらった」
「にしては強力な魔法が多く使える。どこで覚えた?」
答えづらい質問をしてくるレオラに、カズはオリーブ王国の大都市アヴァランチェで手に入れたアーティファクトの古書を見せて、それに載っていた魔法だと説明した。
「それはインテリジェンス・ブックじゃないのか!?」
「インテリジェ…?」
「知識を記録して溜め込む知性ある本だと聞いた覚えがある。己が主を自ら決めて、その者の所に現れ、新たに知識を蓄える。望んでも入手は出来ず、主と決めた者から得るものが無くなれば、いつの間にか手元から消えるとか」
「これはそんな本なのか(そこまでは知らなかった)」
「その本に選ばれたのなら、様々なスキルや魔法が使え、高ステータスの理由もわからなくもない。それは国宝級の中でも最高峰のアーティファクトだと覚えておけ。まあ、例え盗みとったとしても、カズがその本に嫌われてなければ手元に戻って来る」
「なら、この本に嫌われないようしないとな(白紙の部分は、まだ俺が見るに値しないって事なのか)」
思わぬ所で、持っていたアーティファクトの古書が、とてつもなく凄い物だと知る事になった。
2
お気に入りに追加
555
あなたにおすすめの小説
貴方がLv1から2に上がるまでに必要な経験値は【6億4873万5213】だと宣言されたけどレベル1の状態でも実は最強な村娘!!
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
ファンタジー
この世界の勇者達に道案内をして欲しいと言われ素直に従う村娘のケロナ。
その道中で【戦闘レベル】なる物の存在を知った彼女は教会でレベルアップに必要な経験値量を言われて唖然とする。
ケロナがたった1レベル上昇する為に必要な経験値は...なんと億越えだったのだ!!。
それを勇者パーティの面々に鼻で笑われてしまうケロナだったが彼女はめげない!!。
そもそも今の彼女は村娘で戦う必要がないから安心だよね?。
※1話1話が物凄く短く500文字から1000文字程度で書かせていただくつもりです。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
外道魔法で異世界旅を〜女神の生まれ変わりを探しています〜
農民ヤズ―
ファンタジー
投稿は今回が初めてなので、内容はぐだぐだするかもしれないです。
今作は初めて小説を書くので実験的に三人称視点で書こうとしたものなので、おかしい所が多々あると思いますがお読みいただければ幸いです。
推奨:流し読みでのストーリー確認(
晶はある日車の運転中に事故にあって死んでしまった。
不慮の事故で死んでしまった晶は死後生まれ変わる機会を得るが、その為には女神の課す試練を乗り越えなければならない。だが試練は一筋縄ではいかなかった。
何度も試練をやり直し、遂には全てに試練をクリアする事ができ、生まれ変わることになった晶だが、紆余曲折を経て女神と共にそれぞれ異なる場所で異なる立場として生まれ変わりることになった。
だが生まれ変わってみれば『外道魔法』と忌避される他者の精神を操る事に特化したものしか魔法を使う事ができなかった。
生まれ変わった男は、その事を隠しながらも共に生まれ変わったはずの女神を探して無双していく
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる