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三章 王都オリーブ編3 王国に潜むの影
296 旅立つ前の駆け抜ける日々 1 初めての試み
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下がったランクを戻すため、カズは初心に返り多くの依頼を受けることにした。
翌日からの三日は、依頼を受けに来た冒険者が少なくなるのを見計らい、遅めにギルドへと行き残ってる依頼を受けた。
今はDランクになってしまっているので、大抵は雑用や配達などの簡単な依頼ばかりだ。
五日目には受付のトレニアが気を利かせて、掲示前の依頼を回してくれるようになった。
それとなく理由を聞いたが、口ごもり話しずらそうにしていたので、この時は素直にお礼を言い無理には聞かなかった。
おそらくはフローラの計らいだろう。
レラのダイエット宣言から十日が経ったが、体型は変わったように見えない。
それもそのはず、家の中で運動をして痩せようと努力しているようだったが、食事時になるとお腹か空いたと、いつも以上に食べていた。
十日経っても気付く気配がないので、カズはそのことを指摘すると、レラは手に持った食べかけのプリンが入った容器を置いて、膨らんだ自分のお腹を見て後悔した。
やっと気付いたかと、カズはレラの食べかけのプリンをさげようとしたら『明日から本気だすもん』と言い、残ったプリンを平らげていた。
ダイエットをすると宣言した人がよく言う台詞だ。
レラお前もか! と、カズは言いそうになったが、言葉を飲み込んだ。
それから三日後、いつも通りギルドに行くと、トレニアからフローラが呼んでいると言われ、依頼を受ける前にギルドマスターの部屋へと行った。
部屋に入るとそこにはモルトも居た。
オリーブ・モチヅキ家の当主から正式な依頼であるのだから、担当をしているモルトが話を聞き、不備のないようにやり取りをする役目なのだから居て当然だ。
本来ならモルトやギルドマスターのフローラが主体となって依頼をやるのだが、今回はカズが関係している依頼のため、そういう訳にはいかなかった。
実際にこの依頼の発端は、カズがトラベルスパイダーという共通語が話せるモンスターの頼みを聞いたからだ。
依頼内容の確認とこれからの対処方法を話しに、モルトはカズを連れてオリーブ・モチヅキ家へと向かった。
フローラから新しく受け取っていたギルドカードは、まだCランクの物だが、貴族区に入る正式な許可があるので、ランクの高い低いに関わらず、カズは貴族区に入る門を通ることができる。
ただし門に居る衛兵が、あのカズだと気付くとしの表情は途端にくもった。
冤罪だったとはいえ、衛兵本部の牢に一時は捕らえていたカズが目の前に居るのだ。
しかも誰も気付かれず容易く脱獄をされたのだ、衛兵としての面目は丸潰され、当然といえば当然の反応なのかも知れない。
貴族区へと入り、モルトと共にオリーブ・モチヅキ家へとやって来たカズは、迎えに出ていたジルバに案内され、ルータが待つ一室へと通された。
ギルドが検討して決めたことを、モルトはルータに話した。
結論から言えば、トラベルスパイダーを王都で働き暮らさせることは可能。
それを聞いてルータは、喜ばしく思った。
ただテイムもせず、制限も付けないモンスターを、王都内に住まわせることはできないという。
それは正論だ。
人の多い王都で、突如そのモンスターが暴れだしたら、誰が責任を取るのか。
暴れだしたモンスターを、倒してしまえばいいという訳ではない。
倒すことは出来ても、何の被害も出さずに納めるのは不可能だ。
制御出来る者が常に見張っている必要があるが、そういった者は今のところ誰も居ない。
では王都の外に住んでもらい、仕事を与えるときだけ来てもらうのは、との意見もあったが、それではトラベルスパイダーと交わした、色々な種族と交流をしながら、働いて暮らすという約束を違えることになるからだ。
ルータにもジルバにも、モンスターをテイムするスキルはない。
ルータはカズが旅に出ることを知っているので、カズがトラベルスパイダーをテイムして、面倒を見ることを頼めない。
想定通りに話が進んだことで、モルトはフローラから託された手紙をルータに渡した。
ここまでカズは一切喋ってはいない、ただ同席しているだけ。
今回の話を持っていったのはカズだが、もうすぐ国を離れる自分が、口を挟むべきではないと分かっていたからだ。
フローラから手紙を持ち一人で来たのなら、そうはならなかったが、第2ギルドの者が貴族区へ入る事が可能になったので、担当していたモルトに任せたのだった。
ルータがフローラからの手紙を読み終えると、カズの方を向き口を開いた。
「そうですか。カズさんがアイテムを」
カズは何のことかと、頭に?が浮かび上がった。
「なんとも凄い方だ」
「はい。なので、カズ君がそれを完成させるまで、もう少しお時間を。それまでには、住居を確保しておきますので」
「では任せますので、よろしく」
ルータとの話を終えたモルトは、カズと屋敷を出て第2ギルドへと戻って行く。
今回は依頼の話しということで来たので、メイド達に会うことはなかった。
出された飲み物は、メイドからジルバを通じて出されたからだ。
ルータが言っていたアイテムのことを、カズは歩きながらモルトに尋ねた。
「カズ君は御存知ではなかったのですか」
「初耳です」
「ではギルドに戻ったら、フローラ様にお聞きください」
「分かりました(別にモルトさんが話してくれても、いいんじゃないの?)」
疑問に思いながらも、ギルドに戻ったらフローラに聞けばいいかと、カズは大して気にしなかった。
用件を済ませギルドに戻る頃には、もう昼近くになっていた。
カズはモルトと共に、フローラの居るギルドマスターの部屋に向かった。
モルトが報告を終えて部屋を出ると、カズはフローラにアイテムについて尋ねた。
「危害を加えないように、アイテムを付けるのよ。ほら、カズさんがテイムしたライジングホーク…マイヒメとフジだったわね」
「ああ。テイムしたモンスターをギルドに登録するときに付けたあれですか(そういえば、マイヒメとフジはどうしてるかな?)」
「あれはパートナーであるテイマーがいるから、それ専用のアイテム。今回はテイマーがいないから問題なの。あちらの方で、モンスターをテイム出来る人は居ないんでしょ」
「はい。ステータス的にはジルバさんがいれば、トラベルスパイダーを押さえることは可能かと思いますが」
「でもそれは、誰かを守りながらだと無理じゃないの」
「ああ……」
「だから制約して枷のような物を付けなきゃならないの。モンスター単体が王都で人々と暮らすなんて初めてだから」
「そうですよね(考えが甘かったか)」
「だからそれはカズさんが作るのよ」
「……はい?」
「だからカズさんが、そのアイテムを作るの。分かった」
「聞いてないんですけど」
「今、言いました」
「なんで俺が? ギルドにきた正式な依頼なんでしょ」
「発端はカズさんなんでしょ」
「そ、そうですが……」
「私のブレスレットや、レラのベルトを作ったのと同じよ。旅に出る前に作ってね」
「……」
「あーあ。国王様やギルドマスター達に説明するのは大変だったのよね。それにこの前、私の寝顔をじっくり見られちゃったしなぁ」
「じっくりなんて」
「返事は?」
「……はい。作らさせていただきます」
「あとそのモンスターの住む場所だけど、カズさんとレラが住んでる近くの倉庫にしたから。そこの改装もよろしくね」
「えぇ~」
「改装のことはモルトに聞いて。残ってる依頼もちゃんと受けてね」
「俺に対して、遠慮がなくなってませんか?」
「私とカズさんの仲だから。そうそう、受け入れができるって、そのトラベルスパイダーに話しておいて」
「……この人は(しかし今まで迷惑をかけたし、色々と助けてくれたのは事実。それにトラベルスパイダーの件も、俺が持ち込んだ事だから仕方がない)」
国を出ると決めた日まで約半月、急にやる事が増え忙しくなった。
この日の残っている依頼は、まだ期日があったので受けるのをやめ、トラベルスパイダーに付ける、アイテム作りに取り掛かることにした。
何軒か装備品や装飾品を売っている店を回ったが、これといってめぼしい物はなかった。
なのでカズは【アイテムボックス】から残してあった魔鉄鉱石を取り出し、スキルでリングを作り出した。
サイズを合わせるのと、王都に住むことが可能になったと伝えるために、一度トラベルスパイダーの所に向かった。
ゲートを多用しないようにフローラから言われていたが、やる事が増えて急いでいるので、こればかりは仕方がなかい。
翌日からの三日は、依頼を受けに来た冒険者が少なくなるのを見計らい、遅めにギルドへと行き残ってる依頼を受けた。
今はDランクになってしまっているので、大抵は雑用や配達などの簡単な依頼ばかりだ。
五日目には受付のトレニアが気を利かせて、掲示前の依頼を回してくれるようになった。
それとなく理由を聞いたが、口ごもり話しずらそうにしていたので、この時は素直にお礼を言い無理には聞かなかった。
おそらくはフローラの計らいだろう。
レラのダイエット宣言から十日が経ったが、体型は変わったように見えない。
それもそのはず、家の中で運動をして痩せようと努力しているようだったが、食事時になるとお腹か空いたと、いつも以上に食べていた。
十日経っても気付く気配がないので、カズはそのことを指摘すると、レラは手に持った食べかけのプリンが入った容器を置いて、膨らんだ自分のお腹を見て後悔した。
やっと気付いたかと、カズはレラの食べかけのプリンをさげようとしたら『明日から本気だすもん』と言い、残ったプリンを平らげていた。
ダイエットをすると宣言した人がよく言う台詞だ。
レラお前もか! と、カズは言いそうになったが、言葉を飲み込んだ。
それから三日後、いつも通りギルドに行くと、トレニアからフローラが呼んでいると言われ、依頼を受ける前にギルドマスターの部屋へと行った。
部屋に入るとそこにはモルトも居た。
オリーブ・モチヅキ家の当主から正式な依頼であるのだから、担当をしているモルトが話を聞き、不備のないようにやり取りをする役目なのだから居て当然だ。
本来ならモルトやギルドマスターのフローラが主体となって依頼をやるのだが、今回はカズが関係している依頼のため、そういう訳にはいかなかった。
実際にこの依頼の発端は、カズがトラベルスパイダーという共通語が話せるモンスターの頼みを聞いたからだ。
依頼内容の確認とこれからの対処方法を話しに、モルトはカズを連れてオリーブ・モチヅキ家へと向かった。
フローラから新しく受け取っていたギルドカードは、まだCランクの物だが、貴族区に入る正式な許可があるので、ランクの高い低いに関わらず、カズは貴族区に入る門を通ることができる。
ただし門に居る衛兵が、あのカズだと気付くとしの表情は途端にくもった。
冤罪だったとはいえ、衛兵本部の牢に一時は捕らえていたカズが目の前に居るのだ。
しかも誰も気付かれず容易く脱獄をされたのだ、衛兵としての面目は丸潰され、当然といえば当然の反応なのかも知れない。
貴族区へと入り、モルトと共にオリーブ・モチヅキ家へとやって来たカズは、迎えに出ていたジルバに案内され、ルータが待つ一室へと通された。
ギルドが検討して決めたことを、モルトはルータに話した。
結論から言えば、トラベルスパイダーを王都で働き暮らさせることは可能。
それを聞いてルータは、喜ばしく思った。
ただテイムもせず、制限も付けないモンスターを、王都内に住まわせることはできないという。
それは正論だ。
人の多い王都で、突如そのモンスターが暴れだしたら、誰が責任を取るのか。
暴れだしたモンスターを、倒してしまえばいいという訳ではない。
倒すことは出来ても、何の被害も出さずに納めるのは不可能だ。
制御出来る者が常に見張っている必要があるが、そういった者は今のところ誰も居ない。
では王都の外に住んでもらい、仕事を与えるときだけ来てもらうのは、との意見もあったが、それではトラベルスパイダーと交わした、色々な種族と交流をしながら、働いて暮らすという約束を違えることになるからだ。
ルータにもジルバにも、モンスターをテイムするスキルはない。
ルータはカズが旅に出ることを知っているので、カズがトラベルスパイダーをテイムして、面倒を見ることを頼めない。
想定通りに話が進んだことで、モルトはフローラから託された手紙をルータに渡した。
ここまでカズは一切喋ってはいない、ただ同席しているだけ。
今回の話を持っていったのはカズだが、もうすぐ国を離れる自分が、口を挟むべきではないと分かっていたからだ。
フローラから手紙を持ち一人で来たのなら、そうはならなかったが、第2ギルドの者が貴族区へ入る事が可能になったので、担当していたモルトに任せたのだった。
ルータがフローラからの手紙を読み終えると、カズの方を向き口を開いた。
「そうですか。カズさんがアイテムを」
カズは何のことかと、頭に?が浮かび上がった。
「なんとも凄い方だ」
「はい。なので、カズ君がそれを完成させるまで、もう少しお時間を。それまでには、住居を確保しておきますので」
「では任せますので、よろしく」
ルータとの話を終えたモルトは、カズと屋敷を出て第2ギルドへと戻って行く。
今回は依頼の話しということで来たので、メイド達に会うことはなかった。
出された飲み物は、メイドからジルバを通じて出されたからだ。
ルータが言っていたアイテムのことを、カズは歩きながらモルトに尋ねた。
「カズ君は御存知ではなかったのですか」
「初耳です」
「ではギルドに戻ったら、フローラ様にお聞きください」
「分かりました(別にモルトさんが話してくれても、いいんじゃないの?)」
疑問に思いながらも、ギルドに戻ったらフローラに聞けばいいかと、カズは大して気にしなかった。
用件を済ませギルドに戻る頃には、もう昼近くになっていた。
カズはモルトと共に、フローラの居るギルドマスターの部屋に向かった。
モルトが報告を終えて部屋を出ると、カズはフローラにアイテムについて尋ねた。
「危害を加えないように、アイテムを付けるのよ。ほら、カズさんがテイムしたライジングホーク…マイヒメとフジだったわね」
「ああ。テイムしたモンスターをギルドに登録するときに付けたあれですか(そういえば、マイヒメとフジはどうしてるかな?)」
「あれはパートナーであるテイマーがいるから、それ専用のアイテム。今回はテイマーがいないから問題なの。あちらの方で、モンスターをテイム出来る人は居ないんでしょ」
「はい。ステータス的にはジルバさんがいれば、トラベルスパイダーを押さえることは可能かと思いますが」
「でもそれは、誰かを守りながらだと無理じゃないの」
「ああ……」
「だから制約して枷のような物を付けなきゃならないの。モンスター単体が王都で人々と暮らすなんて初めてだから」
「そうですよね(考えが甘かったか)」
「だからそれはカズさんが作るのよ」
「……はい?」
「だからカズさんが、そのアイテムを作るの。分かった」
「聞いてないんですけど」
「今、言いました」
「なんで俺が? ギルドにきた正式な依頼なんでしょ」
「発端はカズさんなんでしょ」
「そ、そうですが……」
「私のブレスレットや、レラのベルトを作ったのと同じよ。旅に出る前に作ってね」
「……」
「あーあ。国王様やギルドマスター達に説明するのは大変だったのよね。それにこの前、私の寝顔をじっくり見られちゃったしなぁ」
「じっくりなんて」
「返事は?」
「……はい。作らさせていただきます」
「あとそのモンスターの住む場所だけど、カズさんとレラが住んでる近くの倉庫にしたから。そこの改装もよろしくね」
「えぇ~」
「改装のことはモルトに聞いて。残ってる依頼もちゃんと受けてね」
「俺に対して、遠慮がなくなってませんか?」
「私とカズさんの仲だから。そうそう、受け入れができるって、そのトラベルスパイダーに話しておいて」
「……この人は(しかし今まで迷惑をかけたし、色々と助けてくれたのは事実。それにトラベルスパイダーの件も、俺が持ち込んだ事だから仕方がない)」
国を出ると決めた日まで約半月、急にやる事が増え忙しくなった。
この日の残っている依頼は、まだ期日があったので受けるのをやめ、トラベルスパイダーに付ける、アイテム作りに取り掛かることにした。
何軒か装備品や装飾品を売っている店を回ったが、これといってめぼしい物はなかった。
なのでカズは【アイテムボックス】から残してあった魔鉄鉱石を取り出し、スキルでリングを作り出した。
サイズを合わせるのと、王都に住むことが可能になったと伝えるために、一度トラベルスパイダーの所に向かった。
ゲートを多用しないようにフローラから言われていたが、やる事が増えて急いでいるので、こればかりは仕方がなかい。
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