113 / 781
三章 王都オリーブ編1 王都オリーブ
105 心配 と 回復 と マーガレット
しおりを挟む
「すみませんが、お待ちください」
「なんですかアキレアさん?」
「申し訳ないですが、カズさんだけは残ってもらえませんか? このあと、もし同じ様な事が起こったら」
「俺ですか?」
カズはモルトを見る。
「そうですね……儂は構いませんが、カズ君どうします?」
「もう大丈夫だと思いますが、心配でしたら残っても構いませんが……初対面の俺を、お屋敷に泊めて良いんですか?」
「奥様と私達を助けてくれた方ですから、信用してます」
「それが狙いで、来たかも知れませんよ」
「大丈夫です。モルトさんが連れてきた方ですし、あそこまで親身になって、助けてくれた方ですから」
「……分かりました。呪いに使われた物を調べるのは、モルトさんにお願いします」
「任せてください。カズ君はこちらに残って、皆さんを安心させてください」
「はい。分かりました」
「カズさん。ありがとうございます。モルトさん、どうかお願いします」
「それでは、儂はギルドに戻ります。何か分かりましたら、すぐに来ますので。そちらも何か分かったら、連絡をください」
モルトは一礼すると屋敷を出て、来たときに通った門へと向かって歩いて行った。
「それで俺は、どこに居ればいいですか?(さすがにマーガレットさんの寝室に、居る訳にはいかないしな)」
「そうですね……あ! そう言えば、さっきの騒動があって忘れてましたが、昼食の用意をしたままでした。カズさんも昼食はまだですよね」
「そう言えば、そうですね」
「でしたらすぐにご用意致します。ここではなんですから、食事をする広間の方へご案内します」
「別にここ(接客間)でも構いませんが」
「恩人に、ここ(接客間)でお食事をさせる訳にはいきません! ご案内しますので、こちらへ」
「わ、分かりました」
アキレアに付いて行き、食事をする広間に案内されて、遅い昼食を食べた。
「アキレアさんや、メイドの皆さんは、食べないのですか?」
「私どもは、別に食事をする部屋がありますから、そちらでいただきます」
「俺にそんなに気を使わなくても……」
「そうはいきません。冒険者と言えども、奥様の恩人をぞんざいに扱っては…」
「失礼します。アキレアさんよろしいですか」
メイドの一人が広間に入ってきた。
「どうしましたか? 奥様に何かありましたか?」
「先程奥様が目を覚まして、アキレアさんを呼んでおります」
「奥様が目を! すぐに向かいます。カズさんも来てもらえますか」
「俺もですか?」
「はい。来て下さい」
この後すぐ、アキレアと一緒にマーガレットの寝室に行った。
マーガレットはベッドに座り、入ってきたアキレアを見て、安心した顔をしていた。
部屋に入ったアキレアは、ベッドに駆け寄り、マーガレットの容態を聞いて、俺は部屋に入ってからは、扉の近くに立ち、その様子をうかがっていた。
「奥様どこか違和感のある所はないですか? 大丈夫ですか? まだ横になっていた方がよろしいのでは?」
「アキレア落ち着きなさい。私なら大丈夫です」
「良かった! 食欲は御座いますか? 何かお持ち致しましょうか?」
「アキレアありがとう。ところでそちらの方は?」
「あちらはモルトさんが連れてきた、冒険者のカズさんです。アヴァランチェから、お嬢様達からの依頼で、奥様を治すお薬の素材を届けて、病気の原因を見つけてくれた方です」
「そうなの。この度は、ありがとうございました」
「とんでもないです。あ、俺いや、自分はヤマギク カズと申します」
「こんな格好で失礼しますね。私は『マーガレット・オリーブ・モチヅキ』です。娘の依頼で、わざわざ遠くから来ていただいて、ありがとうございました」
「いえそんな。自分は、たいしたことは……」
「奥様お話はまた今度で、今はもう少し休すんで下さい」
「アキレアは心配性ね。私はもう大丈夫よ」
「ですが奥様……」
「分かったから、そんな顔しないで。でも私、少しお腹が空いたわ」
「奥様がお食事を……今すぐにお持ちします」
アキレアは涙目になりながら、嬉しそうにして、食事を取りに部屋を出ていった。
「カズさんでしたね」
「あ、はい」
「この度は本当に、ありがとうございました。それで、私が薬を飲んだ直後、急に苦しくなった原因は?」
「それは……」
「もしかして……【呪い】ですか?」(小声)
「! なのん…ことですか」
「隠さなくてもいいですよ。なんとなく分かってましたから」
「どうして分かったんですか?」
「……皆さん。アキレアの手伝いをしてきてもらえますか。私はカズさんと話をしてますから」
「ですが奥様」
「私の病気を治す為に、わざわざ遠くから、来てくださったんでしょう。大丈夫ですから、皆さんはアキレアを手伝ってきて」
「畏まりました。三人とも行きますよ」
一人のメイドが、三人のメイドを連れて部屋を出ていった。
部屋にはベッドに座るマーガレットと、カズの二人だけになった。
「融通がきかないメイド達で、ごめんなさい」
「皆さんは、マーガレットさんを心配してるんですよ」
「そうね。ありがとう」
「それで、メイドさん達に聞かれたくない事でも?」
「私に起きた事を、聞いておきたくて。アキレアやメイド達に聞いても、本当の事は教えてくれないんでしょうからね」
「それで俺…僕にですか。俺…自分もあった出来事を、話すとは限りませんよ」
「カズさんが話してくれないなら、アキレアを問い詰めるけど、それはしたくないのよ」
「俺…あ、僕、自分がアキレアさんに、怒られますよ」
「ふふっ。無理しなくても、話しやすい口調で構わないわよ。それに、カズさんがアキレアに怒られていたら、私がかばってあげるから!」
「…分かりました。お話しします。ですが、ハッキリと分かってない事もあるので、そこはご了承ください」
「ええ。分かったわ」
カズはこの屋敷に来てから起きたら事を、一通り話した。
呪いに使われた物は、調べてもらう為に、モルトさんに、持っていってもらったと伝えた。
「そう。そんな事が……もう一度お礼を言わせてもらうわ。ありがとうカズさん。あなたは我が『オリーブ・モチヅキ家』の恩人です」
「いえそんな(やっぱり、聞き違いじゃないよな……モチヅキ)」
「カズさんには、お礼をしませんと」
「そんな、依頼で来ただけですから」
「私達を呪いから助けていただいたんですから、そのお礼はさせていただきます」
「分かりました。ありがとうございます」
「では後日改めて」
「はい。それよりお子さんや旦那さんに、回復したことを、連絡してあげてください。お子さん達は既に、アヴァランチェから王都に向かって来てると思いますが」
「そうね。私も早く二人に会いたいわ」
カズとマーガレットが話してるその時、部屋の扉がノックされ、食事を持ってアキレアが戻ってきた。
「奥様お待たせしました。お食事をお持ちしました」
「アキレアさんが来ましたから、俺は失礼させてもらいます」
「ええ。お話を聞かせてくれて、ありがとう。アキレア。カズさんにお部屋を用意してあげて」
「畏まりました。カズさん暫くお待ちください。奥様のお食事が終わりましたら、すぐにご案内致します」
「食事くらい一人で出来ます」
「ですが奥様!」
「もう大丈夫です」
「奥様……」
「あ! そうだ。俺はちょっと裏庭を調べて来ますから、アキレアさんはマーガレットさんに、ゆっくり食事をさせてあげてください」
カズは気まずくなりマーガレットの部屋を出て、裏庭ある木に所に行き、人形が埋まっていた根元を調べる事にした。
「カズさんに、気を使わせてしまったわね」
「申し訳ありません。奥様」
「謝る必要はありません。アキレアが私の事を、心配しての事だと分かりますから」
「ありがとうございます。私は…」
「もうアキレアったら、泣かないで」
「は、はい奥様。でも私嬉しくて」
「私も嬉しいわ。カズさんには感謝しないとね」
「まったくです」
「しかしカズさんは、本当に冒険者なのかしら? あんなに謙虚な冒険者の方なんて、見たことないわ」
「本当に変わった方ですね」
「あら、アキレアもそう思ってたの!」
「あ!」
「ふふっ! そうね変わった人」
「うふふっ! そうですね」
「なんですかアキレアさん?」
「申し訳ないですが、カズさんだけは残ってもらえませんか? このあと、もし同じ様な事が起こったら」
「俺ですか?」
カズはモルトを見る。
「そうですね……儂は構いませんが、カズ君どうします?」
「もう大丈夫だと思いますが、心配でしたら残っても構いませんが……初対面の俺を、お屋敷に泊めて良いんですか?」
「奥様と私達を助けてくれた方ですから、信用してます」
「それが狙いで、来たかも知れませんよ」
「大丈夫です。モルトさんが連れてきた方ですし、あそこまで親身になって、助けてくれた方ですから」
「……分かりました。呪いに使われた物を調べるのは、モルトさんにお願いします」
「任せてください。カズ君はこちらに残って、皆さんを安心させてください」
「はい。分かりました」
「カズさん。ありがとうございます。モルトさん、どうかお願いします」
「それでは、儂はギルドに戻ります。何か分かりましたら、すぐに来ますので。そちらも何か分かったら、連絡をください」
モルトは一礼すると屋敷を出て、来たときに通った門へと向かって歩いて行った。
「それで俺は、どこに居ればいいですか?(さすがにマーガレットさんの寝室に、居る訳にはいかないしな)」
「そうですね……あ! そう言えば、さっきの騒動があって忘れてましたが、昼食の用意をしたままでした。カズさんも昼食はまだですよね」
「そう言えば、そうですね」
「でしたらすぐにご用意致します。ここではなんですから、食事をする広間の方へご案内します」
「別にここ(接客間)でも構いませんが」
「恩人に、ここ(接客間)でお食事をさせる訳にはいきません! ご案内しますので、こちらへ」
「わ、分かりました」
アキレアに付いて行き、食事をする広間に案内されて、遅い昼食を食べた。
「アキレアさんや、メイドの皆さんは、食べないのですか?」
「私どもは、別に食事をする部屋がありますから、そちらでいただきます」
「俺にそんなに気を使わなくても……」
「そうはいきません。冒険者と言えども、奥様の恩人をぞんざいに扱っては…」
「失礼します。アキレアさんよろしいですか」
メイドの一人が広間に入ってきた。
「どうしましたか? 奥様に何かありましたか?」
「先程奥様が目を覚まして、アキレアさんを呼んでおります」
「奥様が目を! すぐに向かいます。カズさんも来てもらえますか」
「俺もですか?」
「はい。来て下さい」
この後すぐ、アキレアと一緒にマーガレットの寝室に行った。
マーガレットはベッドに座り、入ってきたアキレアを見て、安心した顔をしていた。
部屋に入ったアキレアは、ベッドに駆け寄り、マーガレットの容態を聞いて、俺は部屋に入ってからは、扉の近くに立ち、その様子をうかがっていた。
「奥様どこか違和感のある所はないですか? 大丈夫ですか? まだ横になっていた方がよろしいのでは?」
「アキレア落ち着きなさい。私なら大丈夫です」
「良かった! 食欲は御座いますか? 何かお持ち致しましょうか?」
「アキレアありがとう。ところでそちらの方は?」
「あちらはモルトさんが連れてきた、冒険者のカズさんです。アヴァランチェから、お嬢様達からの依頼で、奥様を治すお薬の素材を届けて、病気の原因を見つけてくれた方です」
「そうなの。この度は、ありがとうございました」
「とんでもないです。あ、俺いや、自分はヤマギク カズと申します」
「こんな格好で失礼しますね。私は『マーガレット・オリーブ・モチヅキ』です。娘の依頼で、わざわざ遠くから来ていただいて、ありがとうございました」
「いえそんな。自分は、たいしたことは……」
「奥様お話はまた今度で、今はもう少し休すんで下さい」
「アキレアは心配性ね。私はもう大丈夫よ」
「ですが奥様……」
「分かったから、そんな顔しないで。でも私、少しお腹が空いたわ」
「奥様がお食事を……今すぐにお持ちします」
アキレアは涙目になりながら、嬉しそうにして、食事を取りに部屋を出ていった。
「カズさんでしたね」
「あ、はい」
「この度は本当に、ありがとうございました。それで、私が薬を飲んだ直後、急に苦しくなった原因は?」
「それは……」
「もしかして……【呪い】ですか?」(小声)
「! なのん…ことですか」
「隠さなくてもいいですよ。なんとなく分かってましたから」
「どうして分かったんですか?」
「……皆さん。アキレアの手伝いをしてきてもらえますか。私はカズさんと話をしてますから」
「ですが奥様」
「私の病気を治す為に、わざわざ遠くから、来てくださったんでしょう。大丈夫ですから、皆さんはアキレアを手伝ってきて」
「畏まりました。三人とも行きますよ」
一人のメイドが、三人のメイドを連れて部屋を出ていった。
部屋にはベッドに座るマーガレットと、カズの二人だけになった。
「融通がきかないメイド達で、ごめんなさい」
「皆さんは、マーガレットさんを心配してるんですよ」
「そうね。ありがとう」
「それで、メイドさん達に聞かれたくない事でも?」
「私に起きた事を、聞いておきたくて。アキレアやメイド達に聞いても、本当の事は教えてくれないんでしょうからね」
「それで俺…僕にですか。俺…自分もあった出来事を、話すとは限りませんよ」
「カズさんが話してくれないなら、アキレアを問い詰めるけど、それはしたくないのよ」
「俺…あ、僕、自分がアキレアさんに、怒られますよ」
「ふふっ。無理しなくても、話しやすい口調で構わないわよ。それに、カズさんがアキレアに怒られていたら、私がかばってあげるから!」
「…分かりました。お話しします。ですが、ハッキリと分かってない事もあるので、そこはご了承ください」
「ええ。分かったわ」
カズはこの屋敷に来てから起きたら事を、一通り話した。
呪いに使われた物は、調べてもらう為に、モルトさんに、持っていってもらったと伝えた。
「そう。そんな事が……もう一度お礼を言わせてもらうわ。ありがとうカズさん。あなたは我が『オリーブ・モチヅキ家』の恩人です」
「いえそんな(やっぱり、聞き違いじゃないよな……モチヅキ)」
「カズさんには、お礼をしませんと」
「そんな、依頼で来ただけですから」
「私達を呪いから助けていただいたんですから、そのお礼はさせていただきます」
「分かりました。ありがとうございます」
「では後日改めて」
「はい。それよりお子さんや旦那さんに、回復したことを、連絡してあげてください。お子さん達は既に、アヴァランチェから王都に向かって来てると思いますが」
「そうね。私も早く二人に会いたいわ」
カズとマーガレットが話してるその時、部屋の扉がノックされ、食事を持ってアキレアが戻ってきた。
「奥様お待たせしました。お食事をお持ちしました」
「アキレアさんが来ましたから、俺は失礼させてもらいます」
「ええ。お話を聞かせてくれて、ありがとう。アキレア。カズさんにお部屋を用意してあげて」
「畏まりました。カズさん暫くお待ちください。奥様のお食事が終わりましたら、すぐにご案内致します」
「食事くらい一人で出来ます」
「ですが奥様!」
「もう大丈夫です」
「奥様……」
「あ! そうだ。俺はちょっと裏庭を調べて来ますから、アキレアさんはマーガレットさんに、ゆっくり食事をさせてあげてください」
カズは気まずくなりマーガレットの部屋を出て、裏庭ある木に所に行き、人形が埋まっていた根元を調べる事にした。
「カズさんに、気を使わせてしまったわね」
「申し訳ありません。奥様」
「謝る必要はありません。アキレアが私の事を、心配しての事だと分かりますから」
「ありがとうございます。私は…」
「もうアキレアったら、泣かないで」
「は、はい奥様。でも私嬉しくて」
「私も嬉しいわ。カズさんには感謝しないとね」
「まったくです」
「しかしカズさんは、本当に冒険者なのかしら? あんなに謙虚な冒険者の方なんて、見たことないわ」
「本当に変わった方ですね」
「あら、アキレアもそう思ってたの!」
「あ!」
「ふふっ! そうね変わった人」
「うふふっ! そうですね」
37
お気に入りに追加
555
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
兎人ちゃんと異世界スローライフを送りたいだけなんだが
アイリスラーメン
ファンタジー
黒髪黒瞳の青年は人間不信が原因で仕事を退職。ヒキニート生活が半年以上続いたある日のこと、自宅で寝ていたはずの青年が目を覚ますと、異世界の森に転移していた。
右も左もわからない青年を助けたのは、垂れたウサ耳が愛くるしい白銀色の髪をした兎人族の美少女。
青年と兎人族の美少女は、すぐに意気投合し共同生活を始めることとなる。その後、青年の突飛な発想から無人販売所を経営することに。
そんな二人に夢ができる。それは『三食昼寝付きのスローライフ』を送ることだ。
青年と兎人ちゃんたちは苦難を乗り越えて、夢の『三食昼寝付きのスローライフ』を実現するために日々奮闘するのである。
三百六十五日目に大戦争が待ち受けていることも知らずに。
【登場人物紹介】
マサキ:本作の主人公。人間不信な性格。
ネージュ:白銀の髪と垂れたウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。恥ずかしがり屋。
クレール:薄桃色の髪と左右非対称なウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。人見知り。
ダール:オレンジ色の髪と短いウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。お腹が空くと動けない。
デール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ドール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ルナ:イングリッシュロップイヤー。大きなウサ耳で空を飛ぶ。実は幻獣と呼ばれる存在。
ビエルネス:子ウサギサイズの妖精族の美少女。マサキのことが大好きな変態妖精。
ブランシュ:外伝主人公。白髪が特徴的な兎人族の女性。世界を守るために戦う。
【お知らせ】
◆2021/12/09:第10回ネット小説大賞の読者ピックアップに掲載。
◆2022/05/12:第10回ネット小説大賞の一次選考通過。
◆2022/08/02:ガトラジで作品が紹介されました。
◆2022/08/10:第2回一二三書房WEB小説大賞の一次選考通過。
◆2023/04/15:ノベルアッププラス総合ランキング年間1位獲得。
◆2023/11/23:アルファポリスHOTランキング5位獲得。
◆自費出版しました。メルカリとヤフオクで販売してます。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる