93 / 781
二章 アヴァランチェ編
88 男としての覚悟
しおりを挟む
お風呂から出たあと、雑談をしている三人に、王都に依頼で行くことを話す。
「三人に、話を聞いてほしいんだけど」
「カズ兄どうしたの」
「話って何かしら? カズ」
「回りくどい言い方をしても、しょうがないから、単刀直入に言うよ。二日か三日後に、依頼で王都に行くことになって、アヴァランチェを離れるんだ」
「カズ兄今度は、王都まで行くの!?」
「うん。急に決まってね」
「久々に会えたのに。リアーデから、また遠くになっちゃうね」
「ごめんねキッシュ」
「……その依頼は、カズがやらなければならないの? 他の誰かに、変わってもらえば…」
「駄目よアレナリア。貴女もサブマスなんだから分かるでしょ。それにカズさんが、異世界から来た人だって知ったんだから、情報の集まる王都に、いつかは行くんだから」
「クリスパの言ってることは、分かってるわ。分かってるけど……」
「アレナリアはもう大丈夫だよね。スカレッタさんやルグルさん達と一緒に、食事が出来るようになったんだから」
「でもカズが居なくなったら……」
「大丈夫だよアレナリアさん。私がリアーデに帰っても、手紙書くから。何度も書くから一人じゃないよ!」
「キッシュ……ありがとう。そうよね、カズがスカレッタ達との距離を、縮めてくれたんだもんね。私がめそめそしてたら、カズに心配かけて、成長出来ないもんね」
今にも泣きそうなアレナリアだが、なんとか泣かない様に我慢している。
「ありがとうアレナリア」
「私には、何も言ってくれないんですか?」
「クリスパさんは勘が鋭いから、俺が言わなくても、分かってると思ってましたよ」
「それでも何かは、言ってほしいわ」
「すいません。でもそれは、クリスパさんを、信頼してるからですよ」
「まったく、カズさんは上手いこと言って。それで出発日は、まだハッキリと分かってないんですか?」
「書類が出来たら、出発する予定なので、ロウカスクさんからは、二日か三日としか聞いてないですね」
「それなら、一日くらいは収穫祭を楽しむ時間は、ありそうね」
「そう言えば、明日は収穫祭の前夜祭があるんだっけ!」
「明日の夕食は、皆で外に行って食べましょうか」
「わーい! お祭りの前夜祭だ!」
「アレナリアは、大丈夫そう? 人が多いけど」
「だ、大丈夫。皆が一緒だから……」
「そうよアレナリア。カズさんが居なくなっても、大勢の人前に一人で出れるようにしないと、出ないとカズさんが心配して、依頼もまともに、受けられなくなっちゃうでしょ! サブマスなんだから、しっかりしないと!」
「クリスパさん、そんなに急がなくても、ゆっくり慣らしてけば」
「カズ大丈夫よ。私頑張るわ。でないと、カズに嫌われちゃうもの」
「そうよアレナリア。明日の前夜祭でも平気だったら、アヴァランチェを離れる前に、カズさんが、抱いて心身共に満たしてくれるって」
「えっ? カズ兄!」
「えっ? カズ私と!」
「んっ? 抱く? 何だって……!! ちょっとクリスパさん、何を言ってるのさ! 初耳なんだけど!」
「カズがついにその気に!」
「そんなアレナリアさんだけ……私も初めてはカズ兄が良い……」
「と、言うことですので、キッシュも一緒に抱いてあげてね」
「いやいやキッシュも、何言ってるのさ。クリスパさんも、勝手に話を進めないで!」
「二人ともカズさんに、これだけ好意を寄せてるのよ。カズさん自身の気持ちはどうなの!」
「お…俺は……」
「カズ兄ぃ、私とじゃ嫌なの?」
「カズ、私とも嫌? 今までもずっと、何もしてくれなかったし」
「……三人に俺のこと話したでしょ。見つかれば、元の世界に戻って、二度と会えないかも知れないんだ。それなのに、子供が出来る行為は出ないよ」
「カズさん堅いですね。一度や二度で、そんな簡単に子供は出来ませんよ。それとも、カズさんの居た世界の人は、皆さんそんな風な考え方なんですか?」
「その言い方は、節操のない、尻軽女に聞こえますけど」
「なんですって!」
「ご、ごめんなさい。言い方が悪かったです」
「それで、どうなんてすか?」
「キッシュとアレナリアのことは好きだよ。でも俺は異世界人だし、さっきも言ったように、二度と会えなくなるかも、知れないから」
「カズさんは真面目と言うか、堅いですね。それを聞いて、キッシュとアレナリアの気持ちはどう?」
「私はカズ兄が異世界の人でも、本当はお父さんぐらいに、歳が離れてても気にしないよ!」
「私もカズが良いの! 初めてはカズが良いのよ……あっ……」
「アレナリアも初めてなの? 今まで一度も? みんな初めて!?」
アレナリアはうつむき、顔を真っ赤にして答えた。
「そ、そうよ悪い。前に話したでしょ。ロウカスクやクリスパ達と会うまで、人と親しく付き合いは、しなかったって。村にいた頃も、小さいって誰も相手にしてくれなかったし」
「ご、ごめんアレナリア。昔の嫌なこと思い出させて(悪いこと言ってしまったな)」
「別にいいわよ。ずっと前のことだから。それに、カズも経験が無いなら一緒でしょ」
「えっ?(なんでそれを)」
「今の話で『みんな初めて』って言ったでしょ!」
「あー……(墓穴を掘った)」
俺もアレナリアの様に、うつむき恥ずかしくなった。(穴があったら入りたい)
「じゃあ、三人初めて同士で、経験をしようよ」
俺とアレナリアは、同時に顔を上げて、キッシュを見た。
するとクリスパも驚き、キッシュを見た。
それを言ったキッシュ本人は、ゆで上がったタコの様に、真っ赤にしてになっていた。
ここまで言われたら、おれも覚悟を決めて、二人と一晩を過ごそうと決めた。
「キッシュ、アレナリアありがとう。そこまで俺のこと思ってくれて」
「それじゃあ!」
「良いのカズ兄ぃ!」
「俺も経験ないし、その……二人を満足させられるか分からないけど」
キッシュとアレナリアが、抱き合って喜んでいた。
「ふぅ~。やっとですか。カズさんの奥手には、困ったものです」
「クリスパさんが、仕組んでたんてすか?」
「助言をした程度ですよ。キッシュがここに来る目的の一つが、初めてをカズさんとしたいと、相談されたんで。アレナリアは、今日一緒に出掛けてる時に、キッシュが口を滑らせて、この話をしたら、アレナリアが突っ掛かってきて、私もって言うから」
「そう……ですか」
「それじゃあ、さっそく……」
「クリスパさんちょっと待った!」
「なんですか? 怖じ気づいたんですか!」
「そうじゃないて、一応最初の約束は、明日アレナリアが、人の多い所に行けたらって……」
「今二人をを抱くと言ったのに、アレナリアを出しに逃げるんてすか!」
「カズはやっぱり、私とじゃ嫌なの……」
「ちょっと待って、まだ話の途中だから。二人とはするけど、今夜は一人にしてほしいんだ。このまま話の流れでしてしまったら、二人に申し訳ない。二人も一晩気持ちを落ち着かせて、それからでも遅くはないでしょ」
「カズさんが、落ち着きたいだけでしょ」
「それを言ったら見も蓋もないよ。クリスパさん」
「良いよ一日くらい私待つよ。カズ兄の気持ちが落ち着くなら(私も凄いドキドキしてるし)」
「わ、私も一日なら待ってあげるわ(今夜じゃなくて良かったわ。心臓が止まりそうよ)」
「ありがとう。それじゃあ、今夜はもう休むよ」
「私達も寝ましょう」
俺は自分部屋のベッドへ。
アレナリアとキッシュとクリスパは、アレナリアの部屋へ入っていった。
どうやら、少し小さいアレナリアのベッドで、三人くっついて寝るようだ。
「キッシュはカズさんのこと、お父さんみたいって言ってたじゃない。本当に良いの?」
「うん。お父さんみたいに暖かいし、優しいから、カズ兄を好きになったの」
「クリ姉もカズ兄のこと、好きなんじゃないの?」
「ちょっとはね(キッシュと張り合いたくは、ないから)」
「ほんと~に?」
「私のことはいいのよ。さあ寝ましょ」
「二人とも私を挟んでるんだから、話してたら、うるさくて寝れないでしょ」
ベッドにはクリスパ、アレナリア、キッシュと、川の字になって寝ている。
「ごめんアレナリアさん」
キッシュがアレナリアに、抱き付いた。
「貴女はなんで直ぐに、抱き付いてくるのよ」
「だってアレナリアさん、可愛いんだもん。妹が出来たみたいで」
「妹とって……仕方ないわね。少しだけよ」
アレナリアもキッシュに抱き付いて、そのまま二人は寝た。
「三人に、話を聞いてほしいんだけど」
「カズ兄どうしたの」
「話って何かしら? カズ」
「回りくどい言い方をしても、しょうがないから、単刀直入に言うよ。二日か三日後に、依頼で王都に行くことになって、アヴァランチェを離れるんだ」
「カズ兄今度は、王都まで行くの!?」
「うん。急に決まってね」
「久々に会えたのに。リアーデから、また遠くになっちゃうね」
「ごめんねキッシュ」
「……その依頼は、カズがやらなければならないの? 他の誰かに、変わってもらえば…」
「駄目よアレナリア。貴女もサブマスなんだから分かるでしょ。それにカズさんが、異世界から来た人だって知ったんだから、情報の集まる王都に、いつかは行くんだから」
「クリスパの言ってることは、分かってるわ。分かってるけど……」
「アレナリアはもう大丈夫だよね。スカレッタさんやルグルさん達と一緒に、食事が出来るようになったんだから」
「でもカズが居なくなったら……」
「大丈夫だよアレナリアさん。私がリアーデに帰っても、手紙書くから。何度も書くから一人じゃないよ!」
「キッシュ……ありがとう。そうよね、カズがスカレッタ達との距離を、縮めてくれたんだもんね。私がめそめそしてたら、カズに心配かけて、成長出来ないもんね」
今にも泣きそうなアレナリアだが、なんとか泣かない様に我慢している。
「ありがとうアレナリア」
「私には、何も言ってくれないんですか?」
「クリスパさんは勘が鋭いから、俺が言わなくても、分かってると思ってましたよ」
「それでも何かは、言ってほしいわ」
「すいません。でもそれは、クリスパさんを、信頼してるからですよ」
「まったく、カズさんは上手いこと言って。それで出発日は、まだハッキリと分かってないんですか?」
「書類が出来たら、出発する予定なので、ロウカスクさんからは、二日か三日としか聞いてないですね」
「それなら、一日くらいは収穫祭を楽しむ時間は、ありそうね」
「そう言えば、明日は収穫祭の前夜祭があるんだっけ!」
「明日の夕食は、皆で外に行って食べましょうか」
「わーい! お祭りの前夜祭だ!」
「アレナリアは、大丈夫そう? 人が多いけど」
「だ、大丈夫。皆が一緒だから……」
「そうよアレナリア。カズさんが居なくなっても、大勢の人前に一人で出れるようにしないと、出ないとカズさんが心配して、依頼もまともに、受けられなくなっちゃうでしょ! サブマスなんだから、しっかりしないと!」
「クリスパさん、そんなに急がなくても、ゆっくり慣らしてけば」
「カズ大丈夫よ。私頑張るわ。でないと、カズに嫌われちゃうもの」
「そうよアレナリア。明日の前夜祭でも平気だったら、アヴァランチェを離れる前に、カズさんが、抱いて心身共に満たしてくれるって」
「えっ? カズ兄!」
「えっ? カズ私と!」
「んっ? 抱く? 何だって……!! ちょっとクリスパさん、何を言ってるのさ! 初耳なんだけど!」
「カズがついにその気に!」
「そんなアレナリアさんだけ……私も初めてはカズ兄が良い……」
「と、言うことですので、キッシュも一緒に抱いてあげてね」
「いやいやキッシュも、何言ってるのさ。クリスパさんも、勝手に話を進めないで!」
「二人ともカズさんに、これだけ好意を寄せてるのよ。カズさん自身の気持ちはどうなの!」
「お…俺は……」
「カズ兄ぃ、私とじゃ嫌なの?」
「カズ、私とも嫌? 今までもずっと、何もしてくれなかったし」
「……三人に俺のこと話したでしょ。見つかれば、元の世界に戻って、二度と会えないかも知れないんだ。それなのに、子供が出来る行為は出ないよ」
「カズさん堅いですね。一度や二度で、そんな簡単に子供は出来ませんよ。それとも、カズさんの居た世界の人は、皆さんそんな風な考え方なんですか?」
「その言い方は、節操のない、尻軽女に聞こえますけど」
「なんですって!」
「ご、ごめんなさい。言い方が悪かったです」
「それで、どうなんてすか?」
「キッシュとアレナリアのことは好きだよ。でも俺は異世界人だし、さっきも言ったように、二度と会えなくなるかも、知れないから」
「カズさんは真面目と言うか、堅いですね。それを聞いて、キッシュとアレナリアの気持ちはどう?」
「私はカズ兄が異世界の人でも、本当はお父さんぐらいに、歳が離れてても気にしないよ!」
「私もカズが良いの! 初めてはカズが良いのよ……あっ……」
「アレナリアも初めてなの? 今まで一度も? みんな初めて!?」
アレナリアはうつむき、顔を真っ赤にして答えた。
「そ、そうよ悪い。前に話したでしょ。ロウカスクやクリスパ達と会うまで、人と親しく付き合いは、しなかったって。村にいた頃も、小さいって誰も相手にしてくれなかったし」
「ご、ごめんアレナリア。昔の嫌なこと思い出させて(悪いこと言ってしまったな)」
「別にいいわよ。ずっと前のことだから。それに、カズも経験が無いなら一緒でしょ」
「えっ?(なんでそれを)」
「今の話で『みんな初めて』って言ったでしょ!」
「あー……(墓穴を掘った)」
俺もアレナリアの様に、うつむき恥ずかしくなった。(穴があったら入りたい)
「じゃあ、三人初めて同士で、経験をしようよ」
俺とアレナリアは、同時に顔を上げて、キッシュを見た。
するとクリスパも驚き、キッシュを見た。
それを言ったキッシュ本人は、ゆで上がったタコの様に、真っ赤にしてになっていた。
ここまで言われたら、おれも覚悟を決めて、二人と一晩を過ごそうと決めた。
「キッシュ、アレナリアありがとう。そこまで俺のこと思ってくれて」
「それじゃあ!」
「良いのカズ兄ぃ!」
「俺も経験ないし、その……二人を満足させられるか分からないけど」
キッシュとアレナリアが、抱き合って喜んでいた。
「ふぅ~。やっとですか。カズさんの奥手には、困ったものです」
「クリスパさんが、仕組んでたんてすか?」
「助言をした程度ですよ。キッシュがここに来る目的の一つが、初めてをカズさんとしたいと、相談されたんで。アレナリアは、今日一緒に出掛けてる時に、キッシュが口を滑らせて、この話をしたら、アレナリアが突っ掛かってきて、私もって言うから」
「そう……ですか」
「それじゃあ、さっそく……」
「クリスパさんちょっと待った!」
「なんですか? 怖じ気づいたんですか!」
「そうじゃないて、一応最初の約束は、明日アレナリアが、人の多い所に行けたらって……」
「今二人をを抱くと言ったのに、アレナリアを出しに逃げるんてすか!」
「カズはやっぱり、私とじゃ嫌なの……」
「ちょっと待って、まだ話の途中だから。二人とはするけど、今夜は一人にしてほしいんだ。このまま話の流れでしてしまったら、二人に申し訳ない。二人も一晩気持ちを落ち着かせて、それからでも遅くはないでしょ」
「カズさんが、落ち着きたいだけでしょ」
「それを言ったら見も蓋もないよ。クリスパさん」
「良いよ一日くらい私待つよ。カズ兄の気持ちが落ち着くなら(私も凄いドキドキしてるし)」
「わ、私も一日なら待ってあげるわ(今夜じゃなくて良かったわ。心臓が止まりそうよ)」
「ありがとう。それじゃあ、今夜はもう休むよ」
「私達も寝ましょう」
俺は自分部屋のベッドへ。
アレナリアとキッシュとクリスパは、アレナリアの部屋へ入っていった。
どうやら、少し小さいアレナリアのベッドで、三人くっついて寝るようだ。
「キッシュはカズさんのこと、お父さんみたいって言ってたじゃない。本当に良いの?」
「うん。お父さんみたいに暖かいし、優しいから、カズ兄を好きになったの」
「クリ姉もカズ兄のこと、好きなんじゃないの?」
「ちょっとはね(キッシュと張り合いたくは、ないから)」
「ほんと~に?」
「私のことはいいのよ。さあ寝ましょ」
「二人とも私を挟んでるんだから、話してたら、うるさくて寝れないでしょ」
ベッドにはクリスパ、アレナリア、キッシュと、川の字になって寝ている。
「ごめんアレナリアさん」
キッシュがアレナリアに、抱き付いた。
「貴女はなんで直ぐに、抱き付いてくるのよ」
「だってアレナリアさん、可愛いんだもん。妹が出来たみたいで」
「妹とって……仕方ないわね。少しだけよ」
アレナリアもキッシュに抱き付いて、そのまま二人は寝た。
34
お気に入りに追加
555
あなたにおすすめの小説
異世界転移したロボ娘が、バッテリーが尽きるまでの一ヶ月で世界を救っちゃう物語
京衛武百十
ファンタジー
<メイトギア>と呼ばれる人型ホームヘルパーロボット<タリアP55SI>は、旧式化したことでオーナーが最新の後継機に買い換えたため、データのすべてを新しい機体に引継ぎ、役目を終え、再資源化を迎えるだけになっていた。
なのに、彼女が次に起動した時にいたのは、まったく記憶にない中世ヨーロッパを思わせる世界だった。
要人警護にも使われるタリアP55SIは、その世界において、ありとあらゆるものを凌駕するスーパーパワーの持ち主。<魔法>と呼ばれる超常の力さえ、それが発動する前に動けて、生物には非常に強力な影響を与えるスタンすらロボットであるがゆえに効果がなく、彼女の前にはただ面倒臭いだけの大道芸に過ぎなかった。
<ロボット>というものを知らないその世界の人々は彼女を<救世主>を崇め、自分達を脅かす<魔物の王>の討伐を願うのであった。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
外道魔法で異世界旅を〜女神の生まれ変わりを探しています〜
農民ヤズ―
ファンタジー
投稿は今回が初めてなので、内容はぐだぐだするかもしれないです。
今作は初めて小説を書くので実験的に三人称視点で書こうとしたものなので、おかしい所が多々あると思いますがお読みいただければ幸いです。
推奨:流し読みでのストーリー確認(
晶はある日車の運転中に事故にあって死んでしまった。
不慮の事故で死んでしまった晶は死後生まれ変わる機会を得るが、その為には女神の課す試練を乗り越えなければならない。だが試練は一筋縄ではいかなかった。
何度も試練をやり直し、遂には全てに試練をクリアする事ができ、生まれ変わることになった晶だが、紆余曲折を経て女神と共にそれぞれ異なる場所で異なる立場として生まれ変わりることになった。
だが生まれ変わってみれば『外道魔法』と忌避される他者の精神を操る事に特化したものしか魔法を使う事ができなかった。
生まれ変わった男は、その事を隠しながらも共に生まれ変わったはずの女神を探して無双していく
異世界召喚失敗から始まるぶらり旅〜自由気ままにしてたら大変なことになった〜
ei_sainome
ファンタジー
クラスメイト全員が異世界に召喚されてしまった!
謁見の間に通され、王様たちから我が国を救って欲しい云々言われるお約束が…始まらない。
教室内が光ったと思えば、気づけば地下に閉じ込められていて、そこには誰もいなかった。
勝手に召喚されたあげく、誰も事情を知らない。未知の世界で、自分たちの力だけでどうやって生きていけというのか。
元の世界に帰るための方法を探し求めて各地を放浪する旅に出るが、似たように見えて全く異なる生態や人の価値観と文化の差に苦悩する。
力を持っていても順応できるかは話が別だった。
クラスメイトたちにはそれぞれ抱える内面や事情もあり…新たな世界で心身共に表面化していく。
※ご注意※
初投稿、試作、マイペース進行となります。
作品名は今後改題する可能性があります。
世界観だけプロットがあり、話の方向性はその場で決まります。
旅に出るまで(序章)がすごく長いです。
他サイトでも同作を投稿しています。
更新頻度は1〜3日程度を目標にしています。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる