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二章 アヴァランチェ編
43 都市外の依頼 と 回復薬の調合
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「では遠慮なく。遺跡やダンジョンのこと、もしくは遺物(アーティファクト)についてなんですが」
「遺跡やダンジョンか。見つかってる所なら行くことは出来るが、そういった場所は、あらかた調べ尽くされてることが多いから、行っても何も無いと思うぞ」
「新しく見つかった場所は、ないんですか?」
「一攫千金目当てで探してる連中はいるが、そう簡単には見つからんさ。それに見つかったとしても、遺物(アーティファクト)があるとは限らないからな」
「そうですか」
とりあえず、行くのは禁止されてないみたいだな。
「それにだ、遺跡やダンジョンに出るモンスターは、強力な奴も多いし、特殊な個体も出るから危険も多い。だから見つかっている場所でも、簡単に教えることは出来ないんだ」
「どうしても駄目ですか?」
「桁違いのステータスをしているカズ君でも、Eランクの新人には、ギルマスという立場上教えることは出来んな」
「そうですか」
「落ち込むことはない。カズ君なら直ぐにランクは上がるさ」
地道にランクを上げるしかないか。
「あっ! それなら、ソーサリーカードの作り方とか見れませんか? この都市でも作ってるんですよね」
「作っては入るが……」
あれれ、これも駄目かな。
「ロウカスク良いじゃないか。カズなら悪用はしないでしょ」
ナイスだアレナリア!
「う~ん……良いだろう。今すぐという訳にはいかんが、話をつけておこう」
「ありがとうございます。アレナリアもありがとう」
「それよりカズ君、その汚れた格好をキレイにした方が良いぞ」
「そう……ですよね……(替えの着替えはないんだよな)」
「しょうがないわね。カズそのまま動かないで〈クリア〉」
カズとアレナリアが薄い光に包まれて、身体や衣服に着いた汚れが、なくなりキレイになった。
「何したのアレナリア?」
「汚れを除去してキレイする魔法よ。やっぱり知らなかったのね」
そんな魔法あるなら、もっと早く知りたかった!
「こんな便利な魔法もあるんだ!」
「よく使われるから、生活魔法なんて言われてるわね。水属性が使えれば、難しくもないから大抵は使えるわよ」
「へぇー」
「カズってそれだけの魔力があるのに、魔法にの知識は乏しいのね」
うっ……痛いとこをつかれるな。
「そうだ! 私が魔法の基礎から教えてあげましょうか!」
それは良いかも知れな……
「それならいつも一緒の方が良いから、私の部屋で共にくらせ……」
「俺ランク上げる為に、依頼をもっと受けないとならないから、もう行くよ」
アレナリアの話を最後まで聞かず、急いで部屋を出て一階に行く。
「カズったら、まだ話の途中なのに」
「アレナリアは随分とカズ君に、ご執心なんなだな」
「なんだか私に近いものを感じてね。って誰がご執心よ! ロウカスクも、ふざけたこと言ってないで、ギルマスとして、職員を庇ってもらった借りがあるんだから、カズに頼まれたことを、早くしてやるのよ!」
「やっぱりご執心じゃないか! カズ君も大変だな」
「う、うるさい! 早く仕事しなさい!」
一階に来て依頼書を見に行こうとすると、受付の方から名前を呼ばれた。
そちら見ると、受付嬢のスカレッタとルグルが居たので、二人の所へ行く。
「カズさん。今回も本当にありがとうございました」
「ありがとうございました」
「そんな何度も、もういいですよ。終わったことですから」
「私達から、何かお詫びとお礼を」
「そんなお構いなく」
「でもそれでは、私達の気がすみません」
スカレッタはお礼をしたいと、断固として引き下がらない。
「さぁ、なんでも言ってください。私達に出来ることでしたら」
スカレッタさん、結構頑固だな。
「それじゃあ、いつでも良いので、何か割りの良い依頼がありましたら、おしえてください」
「そんなことでしたら、任せてください。ありましたら直ぐにお伝えします」
「任せてください。私も探します」
スカレッタとルグルは、お礼が出来るとやる気満々でいる。
「そんな無理しなくても良いですから」
「あっそうだ! カズさんに、まだ水路掃除の報酬渡してませんでしたね」
「あっ! そうでした」
ルグルから水路掃除の報酬を受け取り、依頼書を見に行く。
今日も遅かった為に、貼ってある依頼書は少ない。
その残りの依頼から、容器の配達依頼を受けることにして、受付に依頼書を持っていく。
すると、今朝いい依頼が入ったことを思い出したと言って、ルグルが貼り出す前の依頼書を持ってきた。
「カズさん、この依頼なんですが、どうでしょう?」
「えーと、素材を調達する依頼ですか」
「調達と言いますが、採掘なんですけど。場所は都市外になってしまいますが、カズさんが受けれるランクで、報酬も多いですし、どうですか?」
依頼内容を聞くと、採掘場所は、アヴァランチェの直ぐ横を流れている川の上流。
採掘物は鉱石で、比較的簡単に採取できると。
ただ足場が悪く荷馬車などが使えないた為に、一度に持ってこれる量が少ないと言う。
期限日数は明日から三日あるので、明日にでも出発すれば間に合うとのことだ。
報酬は、採掘した鉱石の質と量で変わるが、ある程度安定した物が取れるそうだ。
「それに、カズさんがアイテムボックスを使えるなら、大変ではないと思います」(小声)
さすがにあれだけ騒げばバレるよな。
「ありがとうございます。この依頼受けさせてもらいます。今日行くにはもう遅いので、明日朝から行こうと思います」
「そうですね、それが良いでしょう。ではこちらをどうぞ。採掘する鉱石の特徴が書いてあります」
ルグルから、鉱石の特徴を書いた資料を受け取る。
この後は、容器の配達依頼をするのでギルドを出る。
職人区にある『容器製造所』に行き、小ビンの容器を受け取り、指定された数ヶ所の店に配達しに行く。
配達依頼は問題なく終わらせて、容器製造所に終了の報告に戻り、頼んで小ビンを十数本売ってもらった。
配達依頼を終わらせたので、ギルドに戻り依頼完了の報告をして報酬をもらう。
その後ギルドを出て買い物をしてから、多種族区にある、ノシャックの宿屋に行く。
「いらっしゃい。また来てくれたか!」
「どうも部屋空いてますか?」
「ああ空いてるよ。どうだい、毎日来るようなら、数日分前払いしては? そうしてくれるなら、安くしとくよ」
そうだな、他に宿屋探すのも面倒だし、安くしてくれるって言ってから、暫くここを拠点にするか。
「そうします。十日分食事付きで前払いします」
「おっ! 決心したか。そうだな……よし、十日食事付き前払いで、6,2000 GLで良いよ」
「はい、お願いします」
ノシャックに十日分の料金を払い、晩の食事まで少し時間があると言うので、泊まる部屋に行き、試したいことをする。
部屋の床に座り、路地裏の雑貨屋で買った『初心者でも安心調合セット特価お買い得』と書いてあった調合道具と、依頼先で買った小ビン、あとは薬草と、リアーデの鍛治屋で買ったナイフを【アイテムボックス】から出して準備をする。
調合セットの内容は『すり鉢一つ、すりこ木棒一本、木の器一つ、小さな木の器二つ、麻布、目盛りが入った容器』で、3,500 GLだった。(いわゆる売れ残り)
これから回復薬の調合を試してみる。
作り方は依頼で行った『薬草調合製造所』で聞いて、現場で見たやり方を、真似て作ってみる。
まずは一回分の量を試しに作る為に、回復草8枚と毒消草1枚を別々に細かく切り刻み、別々にすり鉢に入れてすり潰す。
それを小さな木の器に、別々に入れて置いておく。
次に目盛り付きの容器に、魔力変換で出した水を目盛りの一番したまで入れる。
最後に、すり潰した各薬草と、計ったを水を木の器に入れて、かき混ぜながら魔力を流す。
この時も回復薬が出来ることを想像して、魔力をゆっくりと少しずつ流す。
【万物ノ眼】の効果で、常に状態を把握しながらゆっくりと魔力を流し、かき混ぜ状態を確認していく。
一分くらいしたら変化が現れ、器の中身が回復薬と表示された。
この時、成功したと喜び、つい力が入って魔力を多く流してしまって、回復薬からただの草汁になってしまった。
詳しく分析してみたが、なんの効果もなく、一回分無駄にしてしまった。
要領は分かったので、今度は十回分を一気に作ってみる。
全てを器に入れて、混ぜる所までは順調で、あとは魔力の流す加減と、出来ても気を緩めないこと。
器の中に変化が現れ、回復薬と表示されたので、ここで魔力を流すのを止め少し待つ。
見えている表示も回復薬のまま安定したので、麻布でコシて小ビンに入れてる。
満タンに入れたのが悪かったのか、小ビン5個分しか取れなかった。
作り終わったから言っても、所詮は後の祭り、一つの小ビンに入った物を、鑑定をして詳しく効果を見てみることにした。
表示された内容を読むと『飲んで良し、かけて良し、ただし飲……』
「カズ、食事の支度が出来たから、降りてこいよ!」
「あ、はい。すぐ行きます」
ノシャックに呼ばれたので、片付けをして食事を食べに一階に下りて行く。
翌日は早くから出掛けるので、食べ過ぎないようにして、食後は部屋に戻って、ゆっくりと眠りにつく。
「遺跡やダンジョンか。見つかってる所なら行くことは出来るが、そういった場所は、あらかた調べ尽くされてることが多いから、行っても何も無いと思うぞ」
「新しく見つかった場所は、ないんですか?」
「一攫千金目当てで探してる連中はいるが、そう簡単には見つからんさ。それに見つかったとしても、遺物(アーティファクト)があるとは限らないからな」
「そうですか」
とりあえず、行くのは禁止されてないみたいだな。
「それにだ、遺跡やダンジョンに出るモンスターは、強力な奴も多いし、特殊な個体も出るから危険も多い。だから見つかっている場所でも、簡単に教えることは出来ないんだ」
「どうしても駄目ですか?」
「桁違いのステータスをしているカズ君でも、Eランクの新人には、ギルマスという立場上教えることは出来んな」
「そうですか」
「落ち込むことはない。カズ君なら直ぐにランクは上がるさ」
地道にランクを上げるしかないか。
「あっ! それなら、ソーサリーカードの作り方とか見れませんか? この都市でも作ってるんですよね」
「作っては入るが……」
あれれ、これも駄目かな。
「ロウカスク良いじゃないか。カズなら悪用はしないでしょ」
ナイスだアレナリア!
「う~ん……良いだろう。今すぐという訳にはいかんが、話をつけておこう」
「ありがとうございます。アレナリアもありがとう」
「それよりカズ君、その汚れた格好をキレイにした方が良いぞ」
「そう……ですよね……(替えの着替えはないんだよな)」
「しょうがないわね。カズそのまま動かないで〈クリア〉」
カズとアレナリアが薄い光に包まれて、身体や衣服に着いた汚れが、なくなりキレイになった。
「何したのアレナリア?」
「汚れを除去してキレイする魔法よ。やっぱり知らなかったのね」
そんな魔法あるなら、もっと早く知りたかった!
「こんな便利な魔法もあるんだ!」
「よく使われるから、生活魔法なんて言われてるわね。水属性が使えれば、難しくもないから大抵は使えるわよ」
「へぇー」
「カズってそれだけの魔力があるのに、魔法にの知識は乏しいのね」
うっ……痛いとこをつかれるな。
「そうだ! 私が魔法の基礎から教えてあげましょうか!」
それは良いかも知れな……
「それならいつも一緒の方が良いから、私の部屋で共にくらせ……」
「俺ランク上げる為に、依頼をもっと受けないとならないから、もう行くよ」
アレナリアの話を最後まで聞かず、急いで部屋を出て一階に行く。
「カズったら、まだ話の途中なのに」
「アレナリアは随分とカズ君に、ご執心なんなだな」
「なんだか私に近いものを感じてね。って誰がご執心よ! ロウカスクも、ふざけたこと言ってないで、ギルマスとして、職員を庇ってもらった借りがあるんだから、カズに頼まれたことを、早くしてやるのよ!」
「やっぱりご執心じゃないか! カズ君も大変だな」
「う、うるさい! 早く仕事しなさい!」
一階に来て依頼書を見に行こうとすると、受付の方から名前を呼ばれた。
そちら見ると、受付嬢のスカレッタとルグルが居たので、二人の所へ行く。
「カズさん。今回も本当にありがとうございました」
「ありがとうございました」
「そんな何度も、もういいですよ。終わったことですから」
「私達から、何かお詫びとお礼を」
「そんなお構いなく」
「でもそれでは、私達の気がすみません」
スカレッタはお礼をしたいと、断固として引き下がらない。
「さぁ、なんでも言ってください。私達に出来ることでしたら」
スカレッタさん、結構頑固だな。
「それじゃあ、いつでも良いので、何か割りの良い依頼がありましたら、おしえてください」
「そんなことでしたら、任せてください。ありましたら直ぐにお伝えします」
「任せてください。私も探します」
スカレッタとルグルは、お礼が出来るとやる気満々でいる。
「そんな無理しなくても良いですから」
「あっそうだ! カズさんに、まだ水路掃除の報酬渡してませんでしたね」
「あっ! そうでした」
ルグルから水路掃除の報酬を受け取り、依頼書を見に行く。
今日も遅かった為に、貼ってある依頼書は少ない。
その残りの依頼から、容器の配達依頼を受けることにして、受付に依頼書を持っていく。
すると、今朝いい依頼が入ったことを思い出したと言って、ルグルが貼り出す前の依頼書を持ってきた。
「カズさん、この依頼なんですが、どうでしょう?」
「えーと、素材を調達する依頼ですか」
「調達と言いますが、採掘なんですけど。場所は都市外になってしまいますが、カズさんが受けれるランクで、報酬も多いですし、どうですか?」
依頼内容を聞くと、採掘場所は、アヴァランチェの直ぐ横を流れている川の上流。
採掘物は鉱石で、比較的簡単に採取できると。
ただ足場が悪く荷馬車などが使えないた為に、一度に持ってこれる量が少ないと言う。
期限日数は明日から三日あるので、明日にでも出発すれば間に合うとのことだ。
報酬は、採掘した鉱石の質と量で変わるが、ある程度安定した物が取れるそうだ。
「それに、カズさんがアイテムボックスを使えるなら、大変ではないと思います」(小声)
さすがにあれだけ騒げばバレるよな。
「ありがとうございます。この依頼受けさせてもらいます。今日行くにはもう遅いので、明日朝から行こうと思います」
「そうですね、それが良いでしょう。ではこちらをどうぞ。採掘する鉱石の特徴が書いてあります」
ルグルから、鉱石の特徴を書いた資料を受け取る。
この後は、容器の配達依頼をするのでギルドを出る。
職人区にある『容器製造所』に行き、小ビンの容器を受け取り、指定された数ヶ所の店に配達しに行く。
配達依頼は問題なく終わらせて、容器製造所に終了の報告に戻り、頼んで小ビンを十数本売ってもらった。
配達依頼を終わらせたので、ギルドに戻り依頼完了の報告をして報酬をもらう。
その後ギルドを出て買い物をしてから、多種族区にある、ノシャックの宿屋に行く。
「いらっしゃい。また来てくれたか!」
「どうも部屋空いてますか?」
「ああ空いてるよ。どうだい、毎日来るようなら、数日分前払いしては? そうしてくれるなら、安くしとくよ」
そうだな、他に宿屋探すのも面倒だし、安くしてくれるって言ってから、暫くここを拠点にするか。
「そうします。十日分食事付きで前払いします」
「おっ! 決心したか。そうだな……よし、十日食事付き前払いで、6,2000 GLで良いよ」
「はい、お願いします」
ノシャックに十日分の料金を払い、晩の食事まで少し時間があると言うので、泊まる部屋に行き、試したいことをする。
部屋の床に座り、路地裏の雑貨屋で買った『初心者でも安心調合セット特価お買い得』と書いてあった調合道具と、依頼先で買った小ビン、あとは薬草と、リアーデの鍛治屋で買ったナイフを【アイテムボックス】から出して準備をする。
調合セットの内容は『すり鉢一つ、すりこ木棒一本、木の器一つ、小さな木の器二つ、麻布、目盛りが入った容器』で、3,500 GLだった。(いわゆる売れ残り)
これから回復薬の調合を試してみる。
作り方は依頼で行った『薬草調合製造所』で聞いて、現場で見たやり方を、真似て作ってみる。
まずは一回分の量を試しに作る為に、回復草8枚と毒消草1枚を別々に細かく切り刻み、別々にすり鉢に入れてすり潰す。
それを小さな木の器に、別々に入れて置いておく。
次に目盛り付きの容器に、魔力変換で出した水を目盛りの一番したまで入れる。
最後に、すり潰した各薬草と、計ったを水を木の器に入れて、かき混ぜながら魔力を流す。
この時も回復薬が出来ることを想像して、魔力をゆっくりと少しずつ流す。
【万物ノ眼】の効果で、常に状態を把握しながらゆっくりと魔力を流し、かき混ぜ状態を確認していく。
一分くらいしたら変化が現れ、器の中身が回復薬と表示された。
この時、成功したと喜び、つい力が入って魔力を多く流してしまって、回復薬からただの草汁になってしまった。
詳しく分析してみたが、なんの効果もなく、一回分無駄にしてしまった。
要領は分かったので、今度は十回分を一気に作ってみる。
全てを器に入れて、混ぜる所までは順調で、あとは魔力の流す加減と、出来ても気を緩めないこと。
器の中に変化が現れ、回復薬と表示されたので、ここで魔力を流すのを止め少し待つ。
見えている表示も回復薬のまま安定したので、麻布でコシて小ビンに入れてる。
満タンに入れたのが悪かったのか、小ビン5個分しか取れなかった。
作り終わったから言っても、所詮は後の祭り、一つの小ビンに入った物を、鑑定をして詳しく効果を見てみることにした。
表示された内容を読むと『飲んで良し、かけて良し、ただし飲……』
「カズ、食事の支度が出来たから、降りてこいよ!」
「あ、はい。すぐ行きます」
ノシャックに呼ばれたので、片付けをして食事を食べに一階に下りて行く。
翌日は早くから出掛けるので、食べ過ぎないようにして、食後は部屋に戻って、ゆっくりと眠りにつく。
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