5 / 767
一章 リアーデ編
3 管理神様と対面 2 ステータス
しおりを挟む
『ここまでの経緯は分かったから、ステータス画面出して見せて』
『君がステータスを設定変更したときの状態が、記録されてるからそれと比べてみるよ』
「分かりました。ステータス確認」
俺はステータス画面を表示させた。
ステータス設定変更時
名前: ヤマギク カズ
年齢: 24
性別: 男
種族: 人
職業: 旅人(杣)
レベル: 1
力 : 25
魔力 : 15
敏捷 : 15
運 : 46
スキル
異世界言語
異世界の言葉、文字を理解し会話でき読み書き出来る。
全魔法&スキル習得
一般的な魔法又はスキルの獲得が可能になる。
経験値獲得一万倍加
自分自身が得る経験値が倍になる。
『また随分(ずいぶん)と好き勝手にやってくれたねぇ。年齢の数値まで他に割り振って』
「使える数値が限られてたもので」
『運の数値を下げれば、もう少し余裕ができたんじゃないの?』
「運の数値だけは、村人より平均値が大幅に上回ってたもので、変化させたくなかったんですよ」
「それに運の数値を下げていたら、それこそ死亡フラグでしょう。それを考えたら……」
『だったら、年齢もっと若くしたらよかったんじゃないの? 18歳くらいとか。青春真っ盛り!』
「……え~っと、24歳が体力的に最も充実していた時期なもんでなんとなく。もしかして若返ってくれたらなーって」
『実在には若返ったり……う~ん……見た目は変わるかも。どうだろう?』
「分からないんですか?」
『こんなことは、僕がこの世界を管理してからなかった……忘れちゃった。その内に分かるでしょ』
「適当ぉだな」
『それで名前は、どう変えたの?』
「栓山の《栓》を《木》と《全》に分けて《全》を、移動させて、全魔法&スキル習得にしました」
『なるほど。それで《一万》の方はそのまま移動させて、経験値獲得を一万倍加にしたと!』
「まぁ《一万=いちまん》と読むので、ダメ元でやってみたら…」
「ふり仮名は文字を組み替えて《マとマ》は近づけたら重さなったので、一文字にして《木と山と()》を組み合わせて《(杣)》にしました」
『()なんて使わないでしょ普通』
「……で職業の所に移動させたのは《杣人》が木を切り出すきこりの意味らしいので、どうなるかと。でもこれはダメでした《杣》だけでは意味をなさないのか、()に入れたのがダメなのか」
『その結果が、こんなステータスができて確定してしまったと』
「そんなとこです」
『名前を分解して他に移動させたとか、新しく書き加えた訳じゃなく移動って…』
『とんち? 裏技? もう無茶苦茶だね』
「丸投げした神様がそれを言いますか?」
『……それでこれが現在のステータスだね』
「スルーですか?」
現在のステータス
名前: ヤマギク カズ
年齢: 24
性別: 男
種族: 人
職業: 旅人
レベル: 160
力 : 7400
魔力 : 4500
敏捷 : 4250
運 : 46
スキル
異世界言語
異世界の言葉、文字を理解し会話でき読み書き出来る。
全魔法&スキル会得
全ての魔法とスキルが会得可能になる。
経験値獲得一万倍加
自分自身が得る経験値が一万倍になる。
『バランス崩しまくりだね』
『さすがに、このままはまずいからなぁ……かと言って、ここまでの数値が確定してることを変えるとなると、今の僕じゃあ、能力の使い過ぎで、弱体化して世界に何かあったときに、対処できなくなるからなぁ。でもこれは修正しないと……』
『取りあえず、経験値獲得スキルを消して』
「えー!! 無くしちゃうんですか!?」
『もう十分強いから良いでしょ。数値はそのままだから』
『能力の上限値を付け加えて。こんなもんかな』
『代わりに何か、ほしいスキルとかあるかい?』
「スキル貰えるんですか!?」
『消したり制限した代わりに多少与えれば、僕の力を使わずに済むからね』
「等価交換みたいなものですか?」
『そんなところだね! 経験値一万倍は強力どころか、異常過ぎるから。それで何かある?』
「それじゃあ、無限収納的なのが欲しいです」
『アイテムボックスだねOK! この世界にもあるよ無限ではないけどね。あとはあるかな?』
「色々な物を分析や鑑定したり、調査するようなスキルとかありますか?」
『色々と調べることができるスキルか……じゃあこれかな!』
『君がステータスを設定変更したときの状態が、記録されてるからそれと比べてみるよ』
「分かりました。ステータス確認」
俺はステータス画面を表示させた。
ステータス設定変更時
名前: ヤマギク カズ
年齢: 24
性別: 男
種族: 人
職業: 旅人(杣)
レベル: 1
力 : 25
魔力 : 15
敏捷 : 15
運 : 46
スキル
異世界言語
異世界の言葉、文字を理解し会話でき読み書き出来る。
全魔法&スキル習得
一般的な魔法又はスキルの獲得が可能になる。
経験値獲得一万倍加
自分自身が得る経験値が倍になる。
『また随分(ずいぶん)と好き勝手にやってくれたねぇ。年齢の数値まで他に割り振って』
「使える数値が限られてたもので」
『運の数値を下げれば、もう少し余裕ができたんじゃないの?』
「運の数値だけは、村人より平均値が大幅に上回ってたもので、変化させたくなかったんですよ」
「それに運の数値を下げていたら、それこそ死亡フラグでしょう。それを考えたら……」
『だったら、年齢もっと若くしたらよかったんじゃないの? 18歳くらいとか。青春真っ盛り!』
「……え~っと、24歳が体力的に最も充実していた時期なもんでなんとなく。もしかして若返ってくれたらなーって」
『実在には若返ったり……う~ん……見た目は変わるかも。どうだろう?』
「分からないんですか?」
『こんなことは、僕がこの世界を管理してからなかった……忘れちゃった。その内に分かるでしょ』
「適当ぉだな」
『それで名前は、どう変えたの?』
「栓山の《栓》を《木》と《全》に分けて《全》を、移動させて、全魔法&スキル習得にしました」
『なるほど。それで《一万》の方はそのまま移動させて、経験値獲得を一万倍加にしたと!』
「まぁ《一万=いちまん》と読むので、ダメ元でやってみたら…」
「ふり仮名は文字を組み替えて《マとマ》は近づけたら重さなったので、一文字にして《木と山と()》を組み合わせて《(杣)》にしました」
『()なんて使わないでしょ普通』
「……で職業の所に移動させたのは《杣人》が木を切り出すきこりの意味らしいので、どうなるかと。でもこれはダメでした《杣》だけでは意味をなさないのか、()に入れたのがダメなのか」
『その結果が、こんなステータスができて確定してしまったと』
「そんなとこです」
『名前を分解して他に移動させたとか、新しく書き加えた訳じゃなく移動って…』
『とんち? 裏技? もう無茶苦茶だね』
「丸投げした神様がそれを言いますか?」
『……それでこれが現在のステータスだね』
「スルーですか?」
現在のステータス
名前: ヤマギク カズ
年齢: 24
性別: 男
種族: 人
職業: 旅人
レベル: 160
力 : 7400
魔力 : 4500
敏捷 : 4250
運 : 46
スキル
異世界言語
異世界の言葉、文字を理解し会話でき読み書き出来る。
全魔法&スキル会得
全ての魔法とスキルが会得可能になる。
経験値獲得一万倍加
自分自身が得る経験値が一万倍になる。
『バランス崩しまくりだね』
『さすがに、このままはまずいからなぁ……かと言って、ここまでの数値が確定してることを変えるとなると、今の僕じゃあ、能力の使い過ぎで、弱体化して世界に何かあったときに、対処できなくなるからなぁ。でもこれは修正しないと……』
『取りあえず、経験値獲得スキルを消して』
「えー!! 無くしちゃうんですか!?」
『もう十分強いから良いでしょ。数値はそのままだから』
『能力の上限値を付け加えて。こんなもんかな』
『代わりに何か、ほしいスキルとかあるかい?』
「スキル貰えるんですか!?」
『消したり制限した代わりに多少与えれば、僕の力を使わずに済むからね』
「等価交換みたいなものですか?」
『そんなところだね! 経験値一万倍は強力どころか、異常過ぎるから。それで何かある?』
「それじゃあ、無限収納的なのが欲しいです」
『アイテムボックスだねOK! この世界にもあるよ無限ではないけどね。あとはあるかな?』
「色々な物を分析や鑑定したり、調査するようなスキルとかありますか?」
『色々と調べることができるスキルか……じゃあこれかな!』
36
お気に入りに追加
522
あなたにおすすめの小説
誰も要らないなら僕が貰いますが、よろしいでしょうか?
伊東 丘多
ファンタジー
ジャストキルでしか、手に入らないレアな石を取るために冒険します
小さな少年が、独自の方法でスキルアップをして強くなっていく。
そして、田舎の町から王都へ向かいます
登場人物の名前と色
グラン デディーリエ(義母の名字)
8才
若草色の髪 ブルーグリーンの目
アルフ 実父
アダマス 母
エンジュ ミライト
13才 グランの義理姉
桃色の髪 ブルーの瞳
ユーディア ミライト
17才 グランの義理姉
濃い赤紫の髪 ブルーの瞳
コンティ ミライト
7才 グランの義理の弟
フォンシル コンドーラル ベージュ
11才皇太子
ピーター サイマルト
近衛兵 皇太子付き
アダマゼイン 魔王
目が透明
ガーゼル 魔王の側近 女の子
ジャスパー
フロー 食堂宿の人
宝石の名前関係をもじってます。
色とかもあわせて。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
異世界転移は分解で作成チート
キセル
ファンタジー
黒金 陽太は高校の帰り道の途中で通り魔に刺され死んでしまう。だが、神様に手違いで死んだことを伝えられ、元の世界に帰れない代わりに異世界に転生することになった。
そこで、スキルを使って分解して作成(創造?)チートになってなんやかんやする物語。
※処女作です。作者は初心者です。ガラスよりも、豆腐よりも、濡れたティッシュよりも、凄い弱いメンタルです。下手でも微笑ましく見ていてください。あと、いいねとかコメントとかください(′・ω・`)。
1~2週間に2~3回くらいの投稿ペースで上げていますが、一応、不定期更新としておきます。
よろしければお気に入り登録お願いします。
あ、小説用のTwitter垢作りました。
@W_Cherry_RAITOというやつです。よろしければフォローお願いします。
………それと、表紙を書いてくれる人を募集しています。
ノベルバ、小説家になろうに続き、こちらにも投稿し始めました!
ゴミスキル『空気清浄』で異世界浄化の旅~捨てられたけど、とてもおいしいです(意味深)~
夢・風魔
ファンタジー
高校二年生最後の日。由樹空(ゆうきそら)は同じクラスの男子生徒と共に異世界へと召喚された。
全員の適正職業とスキルが鑑定され、空は「空気師」という職業と「空気清浄」というスキルがあると判明。
花粉症だった空は歓喜。
しかし召喚主やクラスメイトから笑いものにされ、彼はひとり森の中へ置いてけぼりに。
(アレルギー成分から)生き残るため、スキルを唱え続ける空。
モンスターに襲われ樹の上に逃げた彼を、美しい二人のエルフが救う。
命を救って貰ったお礼にと、森に漂う瘴気を浄化することになった空。
スキルを使い続けるうちにレベルはカンストし、そして新たに「空気操作」のスキルを得る。
*作者は賢くありません。作者は賢くありません。だいじなことなのでもう一度。作者は賢くありません。バカです。
*小説家になろう・カクヨムでも公開しております。
異世界召喚された回復術士のおっさんは勇者パーティから追い出されたので子どもの姿で旅をするそうです
かものはし
ファンタジー
この力は危険だからあまり使わないようにしよう――。
そんな風に考えていたら役立たずのポンコツ扱いされて勇者パーティから追い出された保井武・32歳。
とりあえず腹が減ったので近くの町にいくことにしたがあの勇者パーティにいた自分の顔は割れてたりする?
パーティから追い出されたなんて噂されると恥ずかしいし……。そうだ別人になろう。
そんなこんなで始まるキュートな少年の姿をしたおっさんの冒険譚。
目指すは復讐? スローライフ? ……それは誰にも分かりません。
とにかく書きたいことを思いつきで進めるちょっとえっちな珍道中、はじめました。
万能すぎる創造スキルで異世界を強かに生きる!
緋緋色兼人
ファンタジー
戦闘(バトル)も製造(クラフト)も探索(クエスト)も何でもこい! 超オールマイティスキルファンタジー、開幕! ――幼馴染の女の子をかばって死んでしまい、異世界に転生した青年・ルイ。彼はその際に得た謎の万能スキル<創造>を生かして自らを強化しつつ、優しく強い冒険者の両親の下で幸せにすくすくと成長していく。だがある日、魔物が大群で暴走するという百数十年ぶりの異常事態が発生。それに便乗した利己的な貴族の謀略のせいで街を守るべく出陣した両親が命を散らし、ルイは天涯孤独の身となってしまうのだった。そんな理不尽な異世界を、全力を尽くして強かに生き抜いていくことを強く誓い、自らの居場所を創るルイの旅が始まる――
異世界キャンパー~無敵テントで気ままなキャンプ飯スローライフ?
夢・風魔
ファンタジー
仕事の疲れを癒すためにソロキャンを始めた神楽拓海。
気づけばキャンプグッズ一式と一緒に、見知らぬ森の中へ。
落ち着くためにキャンプ飯を作っていると、そこへ四人の老人が現れた。
彼らはこの世界の神。
キャンプ飯と、見知らぬ老人にも親切にするタクミを気に入った神々は、彼に加護を授ける。
ここに──伝説のドラゴンをもぶん殴れるテントを手に、伝説のドラゴンの牙すら通さない最強の肉体を得たキャンパーが誕生する。
「せっかく異世界に来たんなら、仕事のことも忘れて世界中をキャンプしまくろう!」
他人の人生押し付けられたけど自由に生きます
鳥類
ファンタジー
『辛い人生なんて冗談じゃ無いわ! 楽に生きたいの!』
開いた扉の向こうから聞こえた怒声、訳のわからないままに奪われた私のカード、そして押し付けられた黒いカード…。
よくわからないまま試練の多い人生を押し付けられた私が、うすらぼんやり残る前世の記憶とともに、それなりに努力しながら生きていく話。
※注意事項※
幼児虐待表現があります。ご不快に感じる方は開くのをおやめください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる