【R18】性奴隷の憂鬱な夢

なみ

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「グレタを愛せ。」

「最低だな。」

「嘘つき。」

「二度と俺に触れるな。」

ノアが去った後もそれらの言葉が頭の中で何度も繰り返される。

私はノアをこんなにも愛しているのに。

なのに、他の者を愛せと?

何故そんな酷いことを望む?

いや…、むしろノアらしいかもしれぬ。

あの冷たい眼差し…。
あれは今までの儚いノアとは違う、強い意志のある眼差しだ。まるで初めて出会った時のような。

「……ふふっ」

思わず笑いが込み上げてきて我慢出来ずに吹き出した。

そう、そうだ。
私が心を奪われたのはあのノアだ。

儚く今にも消えてしまいそうな危うさのあるノアも美しいが、あの強い意志のある挑戦的な瞳がノアという存在を一番輝かせる。

ーー…叶えてみせようではないか。

誰よりも心から愛するノアの為に。


滾る想いを秘めて立ち上がり、その足でグレタの元へと向かった。

部屋から出てきたグレタの姿に驚く。
気に入っていたグレタの美しくて長い髪が短く切り揃えられている。

「……その髪はどうした。」

「気分転換で。髪がスッキリして気持ちも軽くなったようです。」

私が低い声で聞くと、グレタは何事もなかったかのように毛先に少し触れながらニッコリと微笑む。私の許可なく髪を切るなど…、と不快に思ったが先程のノアといい、このグレタの変化といい、何か違和感を感じる。

「……ノアに会ったのか?」

「ノア……?いいえ。…ノアがどうかしたのですか?」

聞いてみたがグレタは首を傾げてキョトンとしていた。

私の勘違いか?

「…まぁ…、よい。入るぞ。ああ、もてなしは要らぬ。」

私が言うとグレタは侍従に目配せをしたが、私がすぐにそれを止めた。
グレタは少し不思議そうにしていたが再び侍従に合図を送り、人払いをして二人きりになった。

「何か大変なことでも…、……っ!!?」

口を開いたグレタの口を強引に唇で塞ぐ。

「オリバー様…っ!?…あ…ん…っ」

動揺しつつもグレタは私の舌を受け入れ口の中で絡ませてくる。服越しに乳首を撫でるとピクッと身体が反応する。

「…ふぁ…っ」

もう片方の手を尻に這わせて撫で回すと快楽に従順になるよう、とことん調教し尽くした身体はすぐに私を求めて身を捩り出す。

「……ん…っ、オリバー様…っ」

唇を離すと強請るような甘い声で私の名を口にする。

ノアもいずれはこうなるようにしたいのだが…と、ノアの事を考えると私の中の欲望が更に疼き出した。

「私の許可なく勝手に髪を切るなど。少し構わぬうちに生意気になったものだなぁ?グレタ?」

グレタを強引にベッドの上へ突っ伏させ、服の裾を捲り上げて下着を剥ぎ取ってアナルに舌を添える。

「…やっ!!あっ!!ま…、待って、お待ちくださ…っ!…オ、オリバー様!!?何を…っ!?」

様々な快楽を教えたが、グレタのを舌で嬲るのは初めてだ。

『俺以上にグレタを大切にし、グレタを心から愛せ。』

ノアの言葉が頭の中で何度も繰り返される。ノアのように…愛する…。グレタを。

「そうか…。分かったぞ。構われなくて寂しかったのだろう?こんな真似をして…!いいだろう、久しぶりに可愛がってやる!!」

「おやめください…!!ちが…っ!!あ…っ、やめ…っ!お願…っ、だめ…っ!!汚…っ、い、…や…んっ、やめてぇ…っ!!」

グレタは激しく動揺し、顔を真っ赤に染めて私に強く抵抗し出した。

「どうした?グレタ。本当は嬉しいのだろう?素直になれ。いつものように大人しく私を受け入れろ。」

「だめ…っ!!だめです!!ここは…!汚いから…っ!!それは…っ!それだけはご容赦ください…っ!!」

ジタバタと激しく動かす手足を無理矢理抑え込み、ベッドの天蓋カーテンの紐状のタッセルで両手を後ろで縛って再び双丘を割ってアナルに舌を這わせるとまだ脚や腰を動かして抵抗しようとする。

「いやっ!!止めてっ!!…やめろ!!」

グレタのこんな姿は初めて見る。

初めて出会った時からグレタは性行為には随分と慣れた様子だったから、まるで処女のような反応がとても新鮮で新たな欲望がゾクゾクと身体を駆け巡って興奮してくる。

「男言葉になっているぞ。…そんなに嫌か?」

縦に割れたアナルの穴の縁を舌でなぞるとグレタの身体が激しくビクビクと震え出した。

「あ゛っ!…いやっ!!いやです!!そんな汚い場所…っ!!」

「ならば尚更綺麗にしなくては。」

「……やめ…っ、ああ……っ!!」

舌を尖らせて穴にグリグリと押し付けると、触ってもいないのにグレタのペニスから白濁の液が噴き出した。

「…何?!…もうイッたのか…!?」

まだ数分しか嬲っていないのに。

「………ははっ。どうした?この位で果ててしまうとはお前らしくない。」

グレタの顔を覗き込むと浅く息をしながら羞恥で顔を真っ赤に染めて涙を流していて、目が合うとシーツに顔を押し付けて表情を隠した。

ーー…可愛らしい。

衝撃と共に率直にそう感じた。

長い付き合いの中で、まだこんな新たな一面を発見出来る事になろうとは。

ああ、ノア。愛しいノア。

ノアが居なければグレタの可愛い姿を見ることなど出来なかっただろう…。

間接的にも私をこんなにも興奮させてくれるとは。

ノアに対してまた更に強い愛情が溢れ出してきて、目の前のグレタに対しても不思議と愛情が湧いてくる。

「可愛いぞ、グレタ。もっと新しい顔を見せてくれ。」

「……や……だっ!やめ…っ!!もう…っ」

再びアナルに舌を這わせる。
くちゅくちゅと音を立ててねっとりと濃密に。愛でるように意識して。

「あ゛ぅ…っ!!ふぅ…っ、んんっ!!」

じっくり舐め上げていると自然とグレタの尻が舌を追って揺れてくるようになった。

なんと可愛い、愛らしい…。

感情のままに何度もアナルのみで絶頂させてグレタが気を失い、シーツがグシャグシャに汚れてしまった頃、ようやく愛撫を止めてグレタを別の部屋に移した。


ノア…。約束だ。

私は私たちの出会った時のように、またグレタと新しい思い出を、愛を育もうではないか。





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