精霊に愛された亡国の姫

つきほ。

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登場人物紹介

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ジュリア・エヴァレット

 リリエン王国の王女であり、精霊王セリオンと亡国エルシアの王女アイリスの娘。優しく聡明で、困難にも立ち向かう強い心を持つ。母から受け継いだペンダントが彼女の象徴。

使命: 
精霊界と人間界を繋ぐ存在として、両者の調和を守る。物語を通じて精霊王として覚醒する。





ミレーユ・ヴァンデリン

アステリア帝国の王女で、野心に満ちた冷酷な策略家。精霊の力を支配しようと企む。 表面上は礼儀正しく穏やかだが、内面は狡猾で目的のためには手段を選ばない。





エドリック・ラヴェンウッド

リリエン王国の若き騎士で、ジュリアの側近的な存在。彼女を陰ながら支える。誠実で忠実、そして冷静な判断力を持つ。ジュリアに対して密かな敬愛の念を抱いている。





アイリス

亡国エルシアの王女であり、精霊に愛された存在。ジュリアの母親。優雅で慈愛に満ちた人物。精霊王セリオンとの深い絆を持つ。





セリオン

 精霊界を統べる精霊王であり、ジュリアの父親。 威厳と優しさを併せ持つ存在。精霊界と人間界を繋ぐ守護者。ジュリアに力を託し、精霊王として覚醒する手助けをする。

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