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既に二十二時過ぎだったが終始無言でついでに遅いので名雪も泊まる事になった二人で布団を敷いて「よっこらしょ」と落ち着いて深呼吸したところで同時に言った
「なんで?!」て
「紙犬というか札術は私のスペックに影響します‥だから多分‥」
「じゃあアヤネも応じて強くなったて事か??」
「確認してみるしかないですね‥簡易判定機はウチにもあるので」
「そうだなぁ‥」
「ま、まあとりあえず明日」
「あ、ああ」
と交わしてとりあえず寝た。疲れるには疲れてるしもう遅いし
翌朝、七時くらいには勝手に起きて身嗜みを整える。今回の事は重要な秘密も絡むので名雪には待っててもらうしかない、そして直ぐ、祖父の元へ行き先の事件と前後の事情を伝えた
一通り聞いた善行も腕組みして眼を伏せたまま暫く考えこんだ
「うーむ‥式神は確かに使い手の力の反映の側面もあるが肉体的能力の上昇は関係ないからな、おそらく霊力か精神力が伸びたのだろう」
「しかしそんな急に上がるのでしょうか‥?」
「何れにしろ、見れば分る、道場へ行こう」
「は、はい」
と一旦、離れの道場に移動して一応四方の窓を閉めた後、祖父善行は札に諸書きしてから、まず自分の紙犬を呼び出した
「同じ紙犬術」であるが呼び出された犬はかなり大きい
白い1,5メートルくらいの野生狼に近い姿
そこでアヤネも同じ様に「同じ紙犬」を呼び出した、見た目は善行のモノよりやや小さいが狼の様な姿は略同じ、違いは善行のは赤い燃える様な揺らめくオーラでアヤネのはモヤのような蒼い炎を纏っている
流石に善行も驚いたのだろう「‥」と暫く見比べて言葉が出なかった
「お爺様‥」
「うむ‥間違いないだろう、アヤネの霊力がワシに近づいているという証拠だ」
「やはり‥ですか、けど何故急に?」
「戦いの経験や術多く使えば確かに成長はするがまだ半年だからな、急に霊力が伸びる、という事は絶対に戦闘の経験や訓練の結果ではない、それ以外の要因だ」
「私にもさっぱり‥」
「うーむ、戦闘以外の部分で東京に出てから何か無いのか?何でもいい、変化だ」
そう言われて「もしや」とそこでようやく気がついた
無論確証はないが
「あの‥もしかしたらなんですけど‥」
こうなっては話さない訳にもいかないだろう
「ここだけの話し」として祖父に話した
つまり、晴海と共に生活して体を重ねた事。晴海は測れない程霊力が多い事だ要因としてはそれしかありえない
「成る程な‥元々お前は被験者的な理由で引き合わされた、と」
「怒らないでくださいね‥」
「聊か腹は立つが、まあ、お主が全て知った上で「良い」としているのならばワシの感情面の事でしかない、咎めはせぬよ」
「という事は力の分け与えか。事例が無い訳ではないな」
「そうなんですか?」
「うむ、一つは知っているだろうが房中術、本来は中国古来の養生術の一種。房事すなわち性生活における技法で、男女和合の道ともされているが、内功術や内丹術として使われた時代もある」
「はい」
「もう一つが、過去神宮寺にはそういう力を持った人間が居たとされる」
「やはりですか‥」
「かなり昔の事で定かではないが「何らかの形」で当主が身の回り者に力与え精兵の集団を保持した事がある。それと似たような事だと捉えれば晴海様は同じ系統の力を持って居る事になるな」
「どうしよう‥報告すべきなんでしょうか‥」
「難しい所だが、隠匿はせぬ方が良い、だが伝える相手は絞った方がいい」
「では神宮寺の大家に、でしょうか」
「それが一番妥当かも知れぬな、何れにしろ今後どうするかもある。判断を仰ぐべきだろう」
「わかりました‥」
という事もあってその後、京極の方にもある計測器も使い結果を貰ったがやはり「霊力」だけ極端に上昇している
晴海と合う前は常人とそれほど変わらない、並みを1基準値で云えば一、五程度だったが今日測った結果は三である
「何故そうなったか」の目測は略確定しているが云われた通り、報告は必要である。その為、帰りの足で名雪と同道し京都で別れて、一人神宮寺本家に向った
本来、何時ものパターンであれば慶の補佐や側近に伝えるのだが、今回ばかりは当主本人以外には伝えられないので、そう意思表示して奥の慶の私室に通され対面した
「アヤネか、内密の話しとはどうした?」
「はい、傍に宜しいでしょうか?」
「うむ、構わぬ」
そう許可を取って反対側に座る慶の横に座りなおし、なるべく最小限の声で耳打ちし、一連の「起こった事」を説明した
「なに‥」
「まだ確定した訳ではありませんが‥事態から推するに可能性が高いかと」
再び対座の姿勢に戻って座り待ったが流石に慶も考え込んだ
「私にはどうすべきかの判断は出来ません、どうしましょう‥」
「うむ‥、この件を知っているのは?」
「お聞きに成った慶様、私、祖父だけです」
「では、暫くそのままでよい」
「晴海様にも?」
「決して知られては成らないという事でもない。何れ分る事だろう、止める事は出来ないが、それまでは伝えなくて良い
晴海の判断に良くない影響が出る事もあるし、周囲の者が知って拡散して襲われる様な事になっても困る」
「なるほど」
「敢て言う必要は無い、だが聞かれなければ答える必要もない、当面はそれでいい、それが一番お主にも楽だろう」
「はい」
「基本的に認知しておくべきは、晴海の力は神宮寺のみならず四家や社会にとっても有益ではある、だがそれ故に広く知られれば当人にも不幸だろうし求める人間は多く出る可能性もある、だから「知らぬ事」でよい」
「わかりました」
「何れにしろ、この点だけ弁えおけば良いし、まだ全て把握した訳でもない引き続き、傍に居てやってくれ」
「は、はい」
「それと晴海様の力に分け与えの効果があったとすれば晴海様は逆に弱ったりするのでしょうか?」
「過去の例で言えば無いハズだ」
「祖父にも聞きましたがやはり過去あったんですね?」
「うむ、だが「我ら一族」だけではない」
「え?」
「気、霊力、魔力、基本的に同じ物だという事は知っているか?」
「はい」
「実は西洋でも例がある、勝手に周囲から意図せず生命エネルギーを集めて蓄財してしまう体質の人間が極稀に登場する、集めたエネルギーは何らかの形で放出する、それが相手が居れば、その人間に移動して蓄えられる」
「実例があるんですね‥」
「うむ、密教や魔術では「霊媒体質」「魔女の伴侶」とか言うらしい、勝手に集めてしまうのが単にエネルギーか、霊かの違い、という事になる」
「なるほど‥」
「そこもまだハッキリしていないからな、兎に角、継続して調べてくれ、ワシも何か対応を考える、それまでこれまで通りでよい」
「はい」
そうして会談を切り上げ、アヤネも戻った
慶の述べた通り、基本的に晴海の能力は不利益ではないが、それが貴重な故に逆に争奪戦に成る可能性もある。
もう一つが晴海自身が其れを悪用する事もある、元々彼にはそういう不遜な意思はないが、大きな力は人を変える可能性もある、だから「伝えない」「知らない」という対応で良い
で、あれば当人にも他人にもいらぬ影響が出難い、知ってる範囲が狭ければその範囲で被害にしろ益にしろ留まる、という事になる
月曜祭日の午後には東京のマンションに戻ったが
とりあえず報告は事件への遭遇と、秘術の事だけでよい
「現状使えるかどうか分りませんが祖父に許可を得て手法は習いました」でいい
「でもやっぱり霊力に依存するのか」
「そうですねぇ、これをどうにかしないとおそらく他の家の秘術も難しいのかと」
「ま、アタシの所のもそうだしな、やり方は簡単なんだけどそもそも誰も使えないし」
「なるほど」
「それと偶然ですが家に戻った際、知人に会いまして」
「睦家の次女か」
「ええ、事情を話したらコチラに来てもいいかも?と言っていたので、まだ分りませんがそうなるかも」
「また女の人か‥」
「喜ぶポイントじゃないのかい」
「いやー、やっぱりちょっと肩身が狭いというか、緊張するというか‥」
「ぼっちゃんのが偉いんだから堂々としてりゃいいのに」
「そんな事云われても‥」
「というかレイナさんが云う事でもないような‥」
「だってぼっちゃん偉そうに見えないし、年下だし」
「そういう問題じゃないでしょう‥」
「なんで?!」て
「紙犬というか札術は私のスペックに影響します‥だから多分‥」
「じゃあアヤネも応じて強くなったて事か??」
「確認してみるしかないですね‥簡易判定機はウチにもあるので」
「そうだなぁ‥」
「ま、まあとりあえず明日」
「あ、ああ」
と交わしてとりあえず寝た。疲れるには疲れてるしもう遅いし
翌朝、七時くらいには勝手に起きて身嗜みを整える。今回の事は重要な秘密も絡むので名雪には待っててもらうしかない、そして直ぐ、祖父の元へ行き先の事件と前後の事情を伝えた
一通り聞いた善行も腕組みして眼を伏せたまま暫く考えこんだ
「うーむ‥式神は確かに使い手の力の反映の側面もあるが肉体的能力の上昇は関係ないからな、おそらく霊力か精神力が伸びたのだろう」
「しかしそんな急に上がるのでしょうか‥?」
「何れにしろ、見れば分る、道場へ行こう」
「は、はい」
と一旦、離れの道場に移動して一応四方の窓を閉めた後、祖父善行は札に諸書きしてから、まず自分の紙犬を呼び出した
「同じ紙犬術」であるが呼び出された犬はかなり大きい
白い1,5メートルくらいの野生狼に近い姿
そこでアヤネも同じ様に「同じ紙犬」を呼び出した、見た目は善行のモノよりやや小さいが狼の様な姿は略同じ、違いは善行のは赤い燃える様な揺らめくオーラでアヤネのはモヤのような蒼い炎を纏っている
流石に善行も驚いたのだろう「‥」と暫く見比べて言葉が出なかった
「お爺様‥」
「うむ‥間違いないだろう、アヤネの霊力がワシに近づいているという証拠だ」
「やはり‥ですか、けど何故急に?」
「戦いの経験や術多く使えば確かに成長はするがまだ半年だからな、急に霊力が伸びる、という事は絶対に戦闘の経験や訓練の結果ではない、それ以外の要因だ」
「私にもさっぱり‥」
「うーむ、戦闘以外の部分で東京に出てから何か無いのか?何でもいい、変化だ」
そう言われて「もしや」とそこでようやく気がついた
無論確証はないが
「あの‥もしかしたらなんですけど‥」
こうなっては話さない訳にもいかないだろう
「ここだけの話し」として祖父に話した
つまり、晴海と共に生活して体を重ねた事。晴海は測れない程霊力が多い事だ要因としてはそれしかありえない
「成る程な‥元々お前は被験者的な理由で引き合わされた、と」
「怒らないでくださいね‥」
「聊か腹は立つが、まあ、お主が全て知った上で「良い」としているのならばワシの感情面の事でしかない、咎めはせぬよ」
「という事は力の分け与えか。事例が無い訳ではないな」
「そうなんですか?」
「うむ、一つは知っているだろうが房中術、本来は中国古来の養生術の一種。房事すなわち性生活における技法で、男女和合の道ともされているが、内功術や内丹術として使われた時代もある」
「はい」
「もう一つが、過去神宮寺にはそういう力を持った人間が居たとされる」
「やはりですか‥」
「かなり昔の事で定かではないが「何らかの形」で当主が身の回り者に力与え精兵の集団を保持した事がある。それと似たような事だと捉えれば晴海様は同じ系統の力を持って居る事になるな」
「どうしよう‥報告すべきなんでしょうか‥」
「難しい所だが、隠匿はせぬ方が良い、だが伝える相手は絞った方がいい」
「では神宮寺の大家に、でしょうか」
「それが一番妥当かも知れぬな、何れにしろ今後どうするかもある。判断を仰ぐべきだろう」
「わかりました‥」
という事もあってその後、京極の方にもある計測器も使い結果を貰ったがやはり「霊力」だけ極端に上昇している
晴海と合う前は常人とそれほど変わらない、並みを1基準値で云えば一、五程度だったが今日測った結果は三である
「何故そうなったか」の目測は略確定しているが云われた通り、報告は必要である。その為、帰りの足で名雪と同道し京都で別れて、一人神宮寺本家に向った
本来、何時ものパターンであれば慶の補佐や側近に伝えるのだが、今回ばかりは当主本人以外には伝えられないので、そう意思表示して奥の慶の私室に通され対面した
「アヤネか、内密の話しとはどうした?」
「はい、傍に宜しいでしょうか?」
「うむ、構わぬ」
そう許可を取って反対側に座る慶の横に座りなおし、なるべく最小限の声で耳打ちし、一連の「起こった事」を説明した
「なに‥」
「まだ確定した訳ではありませんが‥事態から推するに可能性が高いかと」
再び対座の姿勢に戻って座り待ったが流石に慶も考え込んだ
「私にはどうすべきかの判断は出来ません、どうしましょう‥」
「うむ‥、この件を知っているのは?」
「お聞きに成った慶様、私、祖父だけです」
「では、暫くそのままでよい」
「晴海様にも?」
「決して知られては成らないという事でもない。何れ分る事だろう、止める事は出来ないが、それまでは伝えなくて良い
晴海の判断に良くない影響が出る事もあるし、周囲の者が知って拡散して襲われる様な事になっても困る」
「なるほど」
「敢て言う必要は無い、だが聞かれなければ答える必要もない、当面はそれでいい、それが一番お主にも楽だろう」
「はい」
「基本的に認知しておくべきは、晴海の力は神宮寺のみならず四家や社会にとっても有益ではある、だがそれ故に広く知られれば当人にも不幸だろうし求める人間は多く出る可能性もある、だから「知らぬ事」でよい」
「わかりました」
「何れにしろ、この点だけ弁えおけば良いし、まだ全て把握した訳でもない引き続き、傍に居てやってくれ」
「は、はい」
「それと晴海様の力に分け与えの効果があったとすれば晴海様は逆に弱ったりするのでしょうか?」
「過去の例で言えば無いハズだ」
「祖父にも聞きましたがやはり過去あったんですね?」
「うむ、だが「我ら一族」だけではない」
「え?」
「気、霊力、魔力、基本的に同じ物だという事は知っているか?」
「はい」
「実は西洋でも例がある、勝手に周囲から意図せず生命エネルギーを集めて蓄財してしまう体質の人間が極稀に登場する、集めたエネルギーは何らかの形で放出する、それが相手が居れば、その人間に移動して蓄えられる」
「実例があるんですね‥」
「うむ、密教や魔術では「霊媒体質」「魔女の伴侶」とか言うらしい、勝手に集めてしまうのが単にエネルギーか、霊かの違い、という事になる」
「なるほど‥」
「そこもまだハッキリしていないからな、兎に角、継続して調べてくれ、ワシも何か対応を考える、それまでこれまで通りでよい」
「はい」
そうして会談を切り上げ、アヤネも戻った
慶の述べた通り、基本的に晴海の能力は不利益ではないが、それが貴重な故に逆に争奪戦に成る可能性もある。
もう一つが晴海自身が其れを悪用する事もある、元々彼にはそういう不遜な意思はないが、大きな力は人を変える可能性もある、だから「伝えない」「知らない」という対応で良い
で、あれば当人にも他人にもいらぬ影響が出難い、知ってる範囲が狭ければその範囲で被害にしろ益にしろ留まる、という事になる
月曜祭日の午後には東京のマンションに戻ったが
とりあえず報告は事件への遭遇と、秘術の事だけでよい
「現状使えるかどうか分りませんが祖父に許可を得て手法は習いました」でいい
「でもやっぱり霊力に依存するのか」
「そうですねぇ、これをどうにかしないとおそらく他の家の秘術も難しいのかと」
「ま、アタシの所のもそうだしな、やり方は簡単なんだけどそもそも誰も使えないし」
「なるほど」
「それと偶然ですが家に戻った際、知人に会いまして」
「睦家の次女か」
「ええ、事情を話したらコチラに来てもいいかも?と言っていたので、まだ分りませんがそうなるかも」
「また女の人か‥」
「喜ぶポイントじゃないのかい」
「いやー、やっぱりちょっと肩身が狭いというか、緊張するというか‥」
「ぼっちゃんのが偉いんだから堂々としてりゃいいのに」
「そんな事云われても‥」
「というかレイナさんが云う事でもないような‥」
「だってぼっちゃん偉そうに見えないし、年下だし」
「そういう問題じゃないでしょう‥」
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