53 / 72
私の人生地味じゃない!
恐るべき真実
しおりを挟む
光に導かれて過去の記憶を覗き、真実を知った私。自分の身に起こった全てを理解してしまった。
私の前世は、高倉 愛梨。
私――愛梨と妹――海梨の母は、日本人の高倉 恵美子。父は、この異世界にある魔導王国リンデルの魔導士トーマス=リンデル。前世の私、愛梨はずっと父親に捨てられたんだと思っていた。母と私を放っていなくなってしまった人を恨んでいた。
でも、彼には事情があったのだ。
母と私の元へ戻れない理由が。
けれど、長年の思いは消えない。
生きているかもしれないと嬉しく思う反面、素直に会いたいとは思えない。不慮の事故とはいえ、顔も覚えていなかった本人を目の前にして、「お父さん」と呼べる自信もない。
更に気づいた事がある。
父のトーマスは若い頃、自国リンデルの研究所で既に『時空魔法』を完成させていたのだ。
『時を超えるには、星を吹き飛ばす程の威力がいる』
昔、何かの本に書いてあったのを読んだ気がする。謎の大爆発で吹き飛んだというリンデルの研究所。周囲を巻き込み、全てのものを吹き飛ばす程の威力と魔導を組み合わせたなら、時空を超えて日本に来ることができたのでは?
そこで父は母と出逢い、母の姓である『高倉』を名乗っていた。望んでいた平凡だけど穏やかな生活。やがて双子の子どもも生まれて、家族4人で順風満帆な日々を送るはずだった。
だけど――
一度発動した『時空魔法』は、消えてはいなかった。その魔法は父と妹を再び取り込み、元いた世界へ戻してしまった。トーマスがいたリンデル国に。
以前と違う姿で現れたのも当たり前だ。だって、異世界であるこちらの服装と日本の服装は大きく異なる。
父は困ったはずだ。
研究所や周囲を巻き込んだ大事故で、自分だけが助かって生きて戻ってしまったのだ。事実を知った時、彼は何を思ったのだろう? 自分は死んだはずの人間、事故を引き起こした張本人で、そこにいてはいけない存在。だから日本名の『トーマ=タカクラ』をそのまま使い、別人として振舞おうとしたのかも。
父は迷ったはずだ。
幼子を抱えながら、どう生活していくのか。残してきた妻子をどうやって取り戻せばいいのか。
幸い、学生時代の親友アドルフ公爵と接触できたから、娘の海梨を預ける事ができた。その際、また「アイリ」と呼び間違えたんだろう。今の私は『アリィ』と家族に呼ばれているから。アリィとアイリはよく似ている。もしかして、『アレキサンドラ』の方が後から付けられた名前だとしたら?
公爵家に引き取られた本当の娘は、双子の妹の海梨。けれど、時空移動の無理がたたって亡くなってしまった。その身体に姉である私、愛梨の魂が入った。私がこの世界にいるのは、海梨のおかげ。たった一人の大切な妹が、ここにいて私を受け入れてくれたから。
自分の考えを整理していたら、ハッとある事に気がついてしまった。
父がしようとしていることを。
彼のせいで、この世界で何が起こっているのかを。
父――トーマスはまた『時空魔法』を発動して、日本に残してきた母と私を取り戻そうとしている?
彼の願いは決して叶わない。
だってそこに、死んでしまった私はもういないから。時間の流れ方が違うから、母の姿があるかどうかもわからない。失くしてしまった幸せな未来は、彼の望んだ平凡で穏やかな生活は、決して元には戻らない。
叶わない願いのために『時空魔法』を再び発動させようとして、父のトーマスが【黒い陰】を生み出し続けているのだとしたら……
時空魔法は『闇』の魔法。
彼が呑み込まれた時、見覚えのある【黒い陰】より一段と強力な大きな黒い闇が見えた。本物の『時空魔法』を発動するには、私が以前取り込まれていた陰の何倍もの強大な力がいるはず!
閃いた最悪の可能性に愕然とした。
大変! 実の父親であるトーマスを止めなければ!
私は慌てて飛び起きた。
目を開けると、見慣れた自分の部屋の天井が見えた。周りには、心配そうな様子の母――公爵夫人と侍女さん達の姿があった。気がついた私を見た彼女達は、皆一様にホッとした顔をしている。
どうしてここにいるんだっけ?
今日は私の誕生日。
確かお昼過ぎに応接室で父――グリエール公爵の話を聞いていたはずだ。
本当の親子ではないと言われ、自分の生い立ちを聞かされた。あまりのショックにその時すぐに理解することはできなかった。レイモンド様も本当の父の事をいろいろと言っていたような気がする。
私が不覚にも気を失ってしまったのは、前世でも聞いたことの無い『トーマ=高倉』という父の名前を知ったから。父のことは全く覚えていなかった。けれど、気絶している間に過去の記憶を垣間見ることで、あれは夢でではなく、真実なのだと理解した。
私が見た彼の赤みがかった金髪、金色の瞳という容姿は、今の自分の姿にすごくよく似ている。だから、自分が公爵家の人間どころか、元々この世界に生まれたわけでもないと確信することができたのだ。
顔を上げると、慈愛のこもった紫色の瞳と目が合った――グリエール公爵夫人だ。
今の私は、彼女が引き取った海梨ではない。だけど、妹の海梨の身体に入った私を、実の娘のように厳しくも優しく育ててくれたのは、この人だ。
まだ、母と呼んでもいいのだろうか? 本当のことは上手く伝えられないけれど。今の世界、私の記憶の中で母と呼べる女性は、たった1人だけ。
「お母様……」
彼女は紫の瞳にみるみる涙を溢れさせると、私の手をギュッと握って自分の頬に押し当てた。すごく、温かい。
「気がついて良かったわ、アリィ。みんなとても心配していたのよ」
「ゴメンなさい、お母様。ええっと……これからも、お母様とお呼びしても?」
「本当は違うのよ」と言われたらどうしよう? いいえ、大丈夫。共に過ごした年月が、許してくれると知っている。それでもやはり、少し不安だ。彼女は何と言ってくれるのかしら? ドキドキしながら次の言葉を待った。
「当ったり前じゃないの~~! 違う呼び方をしたら、逆にぶっ飛ばしてしまうわよ?」
そう言いながら、彼女は私の背中をバシッと思いきり叩いた。
「ブホッ」
起きたばかりの私に何てこと!
次は脳震盪になったらどうしてくれるの?
いつも通りの母の態度に安心した私。気がつけば、大きな声で笑っていた。
「ふっ、うふふふふ、あっはははは、はぁはぁ」
最後はちょっと息が切れてしまった。
涙を流しながら思いきり笑うことで、心の重しも今までの辛い過去も何だか浄化されていくようだ。
「え? ちょっ、アリィちゃん、どうしちゃったの? まさか狂ってしまったんじゃ……。わたくし、そんなに強く叩いてないわよね?」
母のマリアンヌ――これからも堂々と母と呼ぶことにする――が、慌てたように周囲の侍女に同意を求める。
「お嬢様はこれが普通ですから」
「お嬢様は変わり者ですから」
「お嬢様は変態ですから」
最後がひどく間違っている。
けれど、太鼓持ち~ズの侍女さん達も相変わらずなので、私はこの後、笑い転げてお腹が痛くて当分苦しむことになった。
ひとしきり笑い終え、ようやく落ち着いたところで母に尋ねてみる。
「お父様や皆様は……?」
「あら、未婚の淑女の寝室に男性を入れるわけないじゃない。下で待たせているわよ? みんな、やきもきしながら待っているでしょうね。アリィが気づいたと知ったらスゴーく喜ぶわよ!」
そう言って、母は私に向かって茶目っ気たっぷりにウィンクした。
私の前世は、高倉 愛梨。
私――愛梨と妹――海梨の母は、日本人の高倉 恵美子。父は、この異世界にある魔導王国リンデルの魔導士トーマス=リンデル。前世の私、愛梨はずっと父親に捨てられたんだと思っていた。母と私を放っていなくなってしまった人を恨んでいた。
でも、彼には事情があったのだ。
母と私の元へ戻れない理由が。
けれど、長年の思いは消えない。
生きているかもしれないと嬉しく思う反面、素直に会いたいとは思えない。不慮の事故とはいえ、顔も覚えていなかった本人を目の前にして、「お父さん」と呼べる自信もない。
更に気づいた事がある。
父のトーマスは若い頃、自国リンデルの研究所で既に『時空魔法』を完成させていたのだ。
『時を超えるには、星を吹き飛ばす程の威力がいる』
昔、何かの本に書いてあったのを読んだ気がする。謎の大爆発で吹き飛んだというリンデルの研究所。周囲を巻き込み、全てのものを吹き飛ばす程の威力と魔導を組み合わせたなら、時空を超えて日本に来ることができたのでは?
そこで父は母と出逢い、母の姓である『高倉』を名乗っていた。望んでいた平凡だけど穏やかな生活。やがて双子の子どもも生まれて、家族4人で順風満帆な日々を送るはずだった。
だけど――
一度発動した『時空魔法』は、消えてはいなかった。その魔法は父と妹を再び取り込み、元いた世界へ戻してしまった。トーマスがいたリンデル国に。
以前と違う姿で現れたのも当たり前だ。だって、異世界であるこちらの服装と日本の服装は大きく異なる。
父は困ったはずだ。
研究所や周囲を巻き込んだ大事故で、自分だけが助かって生きて戻ってしまったのだ。事実を知った時、彼は何を思ったのだろう? 自分は死んだはずの人間、事故を引き起こした張本人で、そこにいてはいけない存在。だから日本名の『トーマ=タカクラ』をそのまま使い、別人として振舞おうとしたのかも。
父は迷ったはずだ。
幼子を抱えながら、どう生活していくのか。残してきた妻子をどうやって取り戻せばいいのか。
幸い、学生時代の親友アドルフ公爵と接触できたから、娘の海梨を預ける事ができた。その際、また「アイリ」と呼び間違えたんだろう。今の私は『アリィ』と家族に呼ばれているから。アリィとアイリはよく似ている。もしかして、『アレキサンドラ』の方が後から付けられた名前だとしたら?
公爵家に引き取られた本当の娘は、双子の妹の海梨。けれど、時空移動の無理がたたって亡くなってしまった。その身体に姉である私、愛梨の魂が入った。私がこの世界にいるのは、海梨のおかげ。たった一人の大切な妹が、ここにいて私を受け入れてくれたから。
自分の考えを整理していたら、ハッとある事に気がついてしまった。
父がしようとしていることを。
彼のせいで、この世界で何が起こっているのかを。
父――トーマスはまた『時空魔法』を発動して、日本に残してきた母と私を取り戻そうとしている?
彼の願いは決して叶わない。
だってそこに、死んでしまった私はもういないから。時間の流れ方が違うから、母の姿があるかどうかもわからない。失くしてしまった幸せな未来は、彼の望んだ平凡で穏やかな生活は、決して元には戻らない。
叶わない願いのために『時空魔法』を再び発動させようとして、父のトーマスが【黒い陰】を生み出し続けているのだとしたら……
時空魔法は『闇』の魔法。
彼が呑み込まれた時、見覚えのある【黒い陰】より一段と強力な大きな黒い闇が見えた。本物の『時空魔法』を発動するには、私が以前取り込まれていた陰の何倍もの強大な力がいるはず!
閃いた最悪の可能性に愕然とした。
大変! 実の父親であるトーマスを止めなければ!
私は慌てて飛び起きた。
目を開けると、見慣れた自分の部屋の天井が見えた。周りには、心配そうな様子の母――公爵夫人と侍女さん達の姿があった。気がついた私を見た彼女達は、皆一様にホッとした顔をしている。
どうしてここにいるんだっけ?
今日は私の誕生日。
確かお昼過ぎに応接室で父――グリエール公爵の話を聞いていたはずだ。
本当の親子ではないと言われ、自分の生い立ちを聞かされた。あまりのショックにその時すぐに理解することはできなかった。レイモンド様も本当の父の事をいろいろと言っていたような気がする。
私が不覚にも気を失ってしまったのは、前世でも聞いたことの無い『トーマ=高倉』という父の名前を知ったから。父のことは全く覚えていなかった。けれど、気絶している間に過去の記憶を垣間見ることで、あれは夢でではなく、真実なのだと理解した。
私が見た彼の赤みがかった金髪、金色の瞳という容姿は、今の自分の姿にすごくよく似ている。だから、自分が公爵家の人間どころか、元々この世界に生まれたわけでもないと確信することができたのだ。
顔を上げると、慈愛のこもった紫色の瞳と目が合った――グリエール公爵夫人だ。
今の私は、彼女が引き取った海梨ではない。だけど、妹の海梨の身体に入った私を、実の娘のように厳しくも優しく育ててくれたのは、この人だ。
まだ、母と呼んでもいいのだろうか? 本当のことは上手く伝えられないけれど。今の世界、私の記憶の中で母と呼べる女性は、たった1人だけ。
「お母様……」
彼女は紫の瞳にみるみる涙を溢れさせると、私の手をギュッと握って自分の頬に押し当てた。すごく、温かい。
「気がついて良かったわ、アリィ。みんなとても心配していたのよ」
「ゴメンなさい、お母様。ええっと……これからも、お母様とお呼びしても?」
「本当は違うのよ」と言われたらどうしよう? いいえ、大丈夫。共に過ごした年月が、許してくれると知っている。それでもやはり、少し不安だ。彼女は何と言ってくれるのかしら? ドキドキしながら次の言葉を待った。
「当ったり前じゃないの~~! 違う呼び方をしたら、逆にぶっ飛ばしてしまうわよ?」
そう言いながら、彼女は私の背中をバシッと思いきり叩いた。
「ブホッ」
起きたばかりの私に何てこと!
次は脳震盪になったらどうしてくれるの?
いつも通りの母の態度に安心した私。気がつけば、大きな声で笑っていた。
「ふっ、うふふふふ、あっはははは、はぁはぁ」
最後はちょっと息が切れてしまった。
涙を流しながら思いきり笑うことで、心の重しも今までの辛い過去も何だか浄化されていくようだ。
「え? ちょっ、アリィちゃん、どうしちゃったの? まさか狂ってしまったんじゃ……。わたくし、そんなに強く叩いてないわよね?」
母のマリアンヌ――これからも堂々と母と呼ぶことにする――が、慌てたように周囲の侍女に同意を求める。
「お嬢様はこれが普通ですから」
「お嬢様は変わり者ですから」
「お嬢様は変態ですから」
最後がひどく間違っている。
けれど、太鼓持ち~ズの侍女さん達も相変わらずなので、私はこの後、笑い転げてお腹が痛くて当分苦しむことになった。
ひとしきり笑い終え、ようやく落ち着いたところで母に尋ねてみる。
「お父様や皆様は……?」
「あら、未婚の淑女の寝室に男性を入れるわけないじゃない。下で待たせているわよ? みんな、やきもきしながら待っているでしょうね。アリィが気づいたと知ったらスゴーく喜ぶわよ!」
そう言って、母は私に向かって茶目っ気たっぷりにウィンクした。
0
お気に入りに追加
1,887
あなたにおすすめの小説
マイナー18禁乙女ゲームのヒロインになりました
東 万里央(あずま まりお)
恋愛
十六歳になったその日の朝、私は鏡の前で思い出した。この世界はなんちゃってルネサンス時代を舞台とした、18禁乙女ゲーム「愛欲のボルジア」だと言うことに……。私はそのヒロイン・ルクレツィアに転生していたのだ。
攻略対象のイケメンは五人。ヤンデレ鬼畜兄貴のチェーザレに男の娘のジョバンニ。フェロモン侍従のペドロに影の薄いアルフォンソ。大穴の変人両刀のレオナルド……。ハハッ、ロクなヤツがいやしねえ! こうなれば修道女ルートを目指してやる!
そんな感じで涙目で爆走するルクレツィアたんのお話し。
二度目の人生は異世界で溺愛されています
ノッポ
恋愛
私はブラック企業で働く彼氏ナシのおひとりさまアラフォー会社員だった。
ある日 信号で轢かれそうな男の子を助けたことがキッカケで異世界に行くことに。
加護とチート有りな上に超絶美少女にまでしてもらったけど……中身は今まで喪女の地味女だったので周りの環境変化にタジタジ。
おまけに女性が少ない世界のため
夫をたくさん持つことになりー……
周りに流されて愛されてつつ たまに前世の知識で少しだけ生活を改善しながら異世界で生きていくお話。
転生悪役令嬢の前途多難な没落計画
一花八華
恋愛
斬首、幽閉、没落endの悪役令嬢に転生しましたわ。
私、ヴィクトリア・アクヤック。金髪ドリルの碧眼美少女ですの。
攻略対象とヒロインには、関わりませんわ。恋愛でも逆ハーでもお好きになさって?
私は、執事攻略に勤しみますわ!!
っといいつつもなんだかんだでガッツリ攻略対象とヒロインに囲まれ、持ち前の暴走と妄想と、斜め上を行き過ぎるネジ曲がった思考回路で突き進む猪突猛進型ドリル系主人公の(読者様からの)突っ込み待ち(ラブ)コメディです。
※全話に挿絵が入る予定です。作者絵が苦手な方は、ご注意ください。ファンアートいただけると、泣いて喜びます。掲載させて下さい。お願いします。
執着系逆ハー乙女ゲームに転生したみたいだけど強ヒロインなら問題ない、よね?
陽海
恋愛
乙女ゲームのヒロインに転生したと気が付いたローズ・アメリア。
この乙女ゲームは攻略対象たちの執着がすごい逆ハーレムものの乙女ゲームだったはず。だけど肝心の執着の度合いが分からない。
執着逆ハーから身を守るために剣術や魔法を学ぶことにしたローズだったが、乙女ゲーム開始前からどんどん攻略対象たちに会ってしまう。最初こそ普通だけど少しずつ執着の兆しが見え始め......
剣術や魔法も最強、筋トレもする、そんな強ヒロインなら逆ハーにはならないと思っているローズは自分の行動がシナリオを変えてますます執着の度合いを釣り上げていることに気がつかない。
本編完結。マルチエンディング、おまけ話更新中です。
小説家になろう様でも掲載中です。
異世界転生先で溺愛されてます!
目玉焼きはソース
恋愛
異世界転生した18歳のエマが転生先で色々なタイプのイケメンたちから溺愛される話。
・男性のみ美醜逆転した世界
・一妻多夫制
・一応R指定にしてます
⚠️一部、差別的表現・暴力的表現が入るかもしれません
タグは追加していきます。
異世界転移した心細さで買ったワンコインの奴隷が信じられない程好みドストライクって、恵まれすぎじゃないですか?
sorato
恋愛
休日出勤に向かう途中であった筈の高橋 菫は、気付けば草原のど真ん中に放置されていた。
わけも分からないまま、偶々出会った奴隷商人から一人の男を購入する。
※タイトル通りのお話。ご都合主義で細かいことはあまり考えていません。
あっさり日本人顔が最も美しいとされる美醜逆転っぽい世界観です。
ストーリー上、人を安値で売り買いする場面等がありますのでご不快に感じる方は読まないことをお勧めします。
小説家になろうさんでも投稿しています。ゆっくり更新です。
転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる