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アリスがまたいなくなりました1(ウィル視点)
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(※ウィル視点のお話です)
ついに言ってしまった。
こんな所で言うつもりではなかったのに。
冷たい風が吹き抜ける中、少し寒そうにしていたアリスのためにココアを買いに行き、そして戻っている途中
自分の行動を振り返り恥ずかしくなった。
星に真剣な顔で願い事をするアリスを見て、どんな願い事をしているのか気になった。
そして思った。
どんな願い事でも、俺が叶えてあげたい。
そう思っていたら、考えるより先に、まるで今まで貯めていた思いが遂に溢れるように言葉となり出てきてしまった。
「ユキナの事が好きだ。」
その瞬間、まるで熟れたリンゴのようにアリスは顔を真っ赤にした。
俺の顔も多分赤くなっていたはずだ。
それが恥ずかしかったのと、丁度出店の声が聞こえてきて、一旦落ち着くためにもココアを買いに行きその場を離れた。
アリスに、まずなんて言おうかな。
とりあえずココアを渡して、その後・・・。
だけど、戻ってきた場所に、アリスはいなかった。
何か買いに行ったのかな?
そう思いながらふと足元を見ると、布切れが落ちていた。
手に取ってみると、かすかに薬品の匂いが漂った。
この匂い、まさか・・・・。
この前城で見たメイのことを思い出した。
嫌な予感がする。
俺のこういう時の勘は結構当たる。
だから自分の直感を信じて、王城へ急いで向かった。
ついに言ってしまった。
こんな所で言うつもりではなかったのに。
冷たい風が吹き抜ける中、少し寒そうにしていたアリスのためにココアを買いに行き、そして戻っている途中
自分の行動を振り返り恥ずかしくなった。
星に真剣な顔で願い事をするアリスを見て、どんな願い事をしているのか気になった。
そして思った。
どんな願い事でも、俺が叶えてあげたい。
そう思っていたら、考えるより先に、まるで今まで貯めていた思いが遂に溢れるように言葉となり出てきてしまった。
「ユキナの事が好きだ。」
その瞬間、まるで熟れたリンゴのようにアリスは顔を真っ赤にした。
俺の顔も多分赤くなっていたはずだ。
それが恥ずかしかったのと、丁度出店の声が聞こえてきて、一旦落ち着くためにもココアを買いに行きその場を離れた。
アリスに、まずなんて言おうかな。
とりあえずココアを渡して、その後・・・。
だけど、戻ってきた場所に、アリスはいなかった。
何か買いに行ったのかな?
そう思いながらふと足元を見ると、布切れが落ちていた。
手に取ってみると、かすかに薬品の匂いが漂った。
この匂い、まさか・・・・。
この前城で見たメイのことを思い出した。
嫌な予感がする。
俺のこういう時の勘は結構当たる。
だから自分の直感を信じて、王城へ急いで向かった。
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