加虐王子と被虐姫

鬼狂茶器

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第17話

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「ほらほら、石崎さん、そろそろ起きないとダメだぞ。」
と相変わらず元気のいい菜々の声で石崎は目覚めた。
「もう少し寝かせてくれよ~。身体中ダルくて。」
「もう7時半ですよ。モーニングが届いちゃうよ。」
昨夜のうちに今朝の朝食にルームサービスを頼んでいたのだった。それでも石崎は布団の中から菜々にちょっかいを出す。菜々のお尻を軽くタッチする。
「こら!」
菜々は照れて石崎の布団を叩く。石崎は顔だけ布団から出して、
「あれ?今日は逝かないの?」
石崎は昨夜の菜々の性感帯の暴走を半分心配しながらもからかってきた。
「朝起きたら治ってましたよ。それにおトイレいっても逝かなかったし・・・」
菜々は顔を赤らめながらアナル調教のことを思い出していた。
「えええ!ウンコメス奴隷じゃなくなったの?」
『ゴチ! 』
菜々は石崎の頭にゲンコツを落としている。
「それは言わないでって言ってるでしょ!」
菜々は耳まで真っ赤にして石崎を睨んでいる。
『 ピンポーン』
モーニングサービスが届いたようだ。菜々が朝食を受け取りに行く。
「うわ~美味しそうだよ~。」
菜々がモーニングが盛られたトレーをベッドルームまで持ってきた。
「ほらほら早く食べないと冷めちゃうぞ。」
石崎はのそのそと起き出すと全裸でバスルームへ入っていった。それを横目でこっそり覗いている菜々。
(細いのに筋肉質なんだよね・・・それにあそこ・・・あんなに大きくなってる・・・)
朝勃ちしている石崎のペニスを見て菜々は思わず息を呑んだ。あの大きな肉杭がこの二日間菜々を貫き続けたことを思い出すと菜々のあそこはまた熱くなる。
 石崎は顔を洗うとバスルームから出てきた。さすがに全裸で朝食を取る訳にもいかずと思ったのかガウンを着ている。
(あ・・・ガウン着ちゃった・・・残念。)
菜々はちょっと期待していただけに少々落胆していた。ふたりは、ポットに入ったコーヒーをカップに注ぎ、菜々はミルクと砂糖を入れ、石崎はブラックで飲んだ。朝食は、菜々がパンケーキセット、石崎はトーストセット、とは言え流石は一流ホテルのモーニングで、それぞれにハンバーグと目玉焼き、サラダとコーンスープ、デザートで苺の小さなタルトが付いていた。
「美味しいねぇ~このパンケーキ、ふあふあで朝から幸せ~♡」
と菜々も大満足な朝食だった。
「チェックアウトまでまだ時間があるけど、午後の予定は?」
と石崎は菜々に訊ねた。
「家で妹が待ってるから今日はお昼には帰らないといけないの・・・だから・・・」
そう言うと菜々は石崎に抱きついた。石崎も菜々の背中を抱きしめた。そして、
「昨日までこんなことして今更なんだけど、菅原さん、俺と付き合ってくれないか?俺、君のことが好きなんだ。」
 菜々は石崎の腕の中で真っ赤に照れている。
「はい。喜んで。でも一つだけ条件があるの。」
「ん?何?」
「今からは、私のことを昨日の夜のように菜々って呼んで欲しいの・・・」
「ああ、分かったよ。菜々、愛してる。」
そう言うと石崎は、菜々の顎を優しく持ち上げると唇を合わせた。ふたりの舌をお互い絡ませ合う。くちゅくちゅという卑猥な音が静かに部屋にこだまする。そして菜々の大きな乳房を揉みしだいていく。
「あぁぁ・・・あぁぁ・・・」
菜々の唇の隙間から甘い吐息が漏れだした。石崎は菜々にアイマスクをし、両手を後ろ手で黒革の拘束具で固めた。この拘束具は二の腕まで包み込むタイプで紐で編み込んで両手を完全に固定できるものだ。両肩からは細紐が繋がっており、それを肩から乳房の下を回して再度拘束具に固定すると乳房も丁度両紐で縛ることも出来る。そして両脚を開脚させた体勢で固定棒を膝裏に黒の麻縄で固定し、更に膝を完全に曲げさせその体勢で足首と太ももを麻縄で固定した。
 菜々は目隠しされ、両手は後ろ手、両脚は曲げた状態で開脚という完全無防備な体勢でベッドの上で動けなくなっている。石崎は耳栓で菜々の聴覚も奪った。また、開口器を菜々の小さな口に挿入し口を開かせたままにした。そして菜々の熱い舌を掴むとスティック型のピンチャーで締め付け、開口器に黒紐で括り付ける。更に首ギブスを改造した特注の真っ黒な首の拘束具を菜々の細く白い首に装着する。装着すると首が前後左右回転と全く動かせなくなる代物だ。
 菜々は視覚、聴覚を失い、言葉も喋られず、口、膣、肛門を自由に犯されるだけの達磨となりベッドの上に仰向けで横たわっている。黒色の麻縄と拘束具が菜々の真っ白な肌を数段引き立たせていた。
「はあ、はあ、はあ・・・」
菜々は何も出来ない自分へ今から起こる事に、不安と期待が入り混じり、熱い吐息のみを漏らしている。ヴァギナからは止めどなく愛液が零れ落ちているのが分かる。
 石崎は、菜々の上半身を起こすと自分の膝に菜々の背中を乗せてやる。背中から菜々の両の乳首を摘むと指先で転がし始める。菜々はそれだけで腰を振り出し浅ましくヴァギナへの刺激を求める。
「あぁ!あぁ!あぁあ!」
言葉にならない呻きを上げている。石崎はそっと菜々の耳たぶを甘噛みする。海老反りする菜々。耳たぶを責めながら、乳首を弄っていた右手をそっと菜々の白い脇腹を指先でフェザータッチすると、菜々は雄叫びを上げ、びくっびくっと何度も痙攣する。
「おあああ!おあああ!おあああ!」
石崎は、更に菜々の大きなクリトリスを左手で摘むと、今度は捻り潰した。
「あおおおあああおおおおおお!!!」
菜々はベッドの上から床に向かって失禁した。今菜々は石崎がいつ、どこから、どのような責めをしてくるのか全く分からず、突然訪れる快感と痛覚、こそばゆさに混乱していた。そして視覚と聴覚を失っているため触覚が異常に敏感になっている。石崎は菜々の反応を楽しみつつ、更に色々な感覚を与えていく。握り潰したクリトリスを今度は菜々自身の愛液を使い優しく指先でぬるぬると扱いていく。菜々は痛覚から解放され快感を与えられる。真逆な感覚を与えられるとその反動で菜々は早々に逝ってしまった。
「ほあああああ!!!」
クリ虐めを終えると石崎は菜々の膣内を嬲り、菜々のGスポットを中指と薬指で強く擦り上げる。前後左右とGスポットを中心に強めの刺激を与える。また親指で菜々のクリトリスも同時に責めた。あまりの快感ですぐに菜々は第二波の絶頂を迎えた。
「おおおおおおおおおおおお!!!」
開きっ放しの口から涎を垂れ流し続けながら獣のような咆哮を上げる。菜々の乳房には菜々の涎の水溜りが出来ている。その唾液を掬うともう一度膣内へ指を二本入れ、Gスポットを執拗に嬲り上げる。菜々は、
(逝ってすぐにこれはダメよおぉぉぉ!)
と心の中で叫んでいるが声に出来ないもどかしさで頭がおかしくなりそうだ。
(また逝く!)
その瞬間、菜々は身体を精一杯反らし大量の潮を吹いた。石崎はゆっくりと膣から指を引き抜くと潮で濡れた指を菜々の拘束された舌へ塗りたくる。菜々は感覚だけで自分の潮を舐めさせられている事を感じ、羞恥で顔を更に赤くしている。
 石崎は、傍らから白い指揮棒を取り出すと、徐に菜々のクリトリスに振り下ろした。
『ばちっ! 』
菜々は突然のクリトリスへの痛みで叫び声を上げる。
「あぁああぁおおぉおおぅぅぅ!!」
石崎は狙いを済まし今度は開いた小陰唇を打ちつける。
「ははおおおぅぅぅはおおおあああ!」
『ぱちっ!ぱちっ!ぱちっ!ぱちっ!ぱちっ!・・・・・・』
連続して菜々のクリトリスと小陰唇、大陰唇を指揮棒で打ち続けていく。菜々はその痛みで泣きながら許しを請うているが、言葉となっていない。
「あがあぁぁああはおおおぅおお!!」
今や菜々は言葉で石崎を制止できない、身体も急所への打撃を避けれない、只々石崎が残酷な急所虐めを止めるまでひたすら我慢するしかない。菜々は号泣して叫び続けている。アイマスクは涙ですっかり濡れ、鼻水と涎で菜々の顔はぐちゃぐちゃになっている。それでも石崎は菜々の急所への折檻を止めなかった。菜々の綺麗に剃毛された恥丘には赤い蚯蚓腫れの線が刻まれている。そしてピンク色だったクリトリスはすでに真っ赤に充血し、大陰唇と小陰唇にも多くの紅条が浮き出ている。
(痛い!痛い!痛い!痛い!もう止めてー!!)
そう何度も菜々は叫んでいるが石崎には伝わらない。
 今度は石崎は指揮棒で菜々の乳房を叩き始めた。先ほどのヴァギナへの打撃と同じリズムと同じ強さで。菜々は新たな場所への痛みで身体を捩るが逃げ切れない。左右の乳房全体を叩かれるうちに乳輪や敏感な乳首まで打ち付けられる。乳房全体が燃えるような痛さで身体全体が熱くなる。痛覚責めで菜々は子供のように泣き初めている。
「あおおおう!あおおおううう!あおおおううううううう!!!」
鳴咽を上げる菜々に石崎は乳首だけを指揮棒で叩き始める。それはまるで菜々に完全なる諦めと服従を強制させる儀式のようだった。元々色白な菜々の乳房には真っ赤な筋が幾条も刻まれている。桜色だった乳首はすでに真っ赤に充血し痛々しい。ようやく石崎は指揮棒での責めを止めると、菜々の膣内に指を入れてかき混ぜる。するとそこからは大量の愛液が溢れてきており、淫靡な音を立て始めた。
『 ぐちゃ・・・ぐちゃ・・・くちゅ・・・ぐちゅ・・・』
菜々には直接その音は聞こえないが、感覚だけでそのいやらしく卑猥な音を感じた。
(濡れてる・・・私・・・あんなに叩かれて痛かったのに・・・身体は・・・私の身体は・・・濡れて・・・悦んでいたの!?)
この相反する身体の反応に菜々は自分の身体が恥ずかしかった。そしてそれを石崎から気付かされたことが、更に菜々の羞恥心を煽った。石崎は菜々の虐められて悦ぶ変態性を菜々自身に教えていたのだ。まるで、
(痛い、痛い、止めて、じゃないだろ。気持ちいい、気持ちいい、もっとぶってだろ?)
と石崎から無言で指摘されているようだ。石崎は、菜々の大量の愛液を指に絡ませると、菜々の涙に濡れた頬に何度も塗りたくった。菜々の意識とは関係なく溢れては零れる無限に出てくる淫水を菜々の顔中に塗る。菜々は自分の止まらない、いやらしい恥汁が恥ずかしかった。
(いやぁ・・・苛められて・・・濡れちゃうなんて・・・石崎さんに見られてるのに・・・)
羞恥で心臓を締め付けられる。はしたない自分の身体が憎らしい。
(折角、好きだと告白してくれた人の前でこんな恥ずかしい姿を見せるなんて・・・)
石崎は、菜々を拘束したままベッドに跪かせると、菜々の頭を両手で掴み、開きっ放しで涎だらけの菜々の口へ大きく勃起したペニスを入れた。菜々は舌を大きく出して固定されているため石崎のペニスが簡単に菜々の喉奥を擦り上げる。菜々は強烈な吐き気を催すが、ベッドを汚す訳にもいかないので必死で我慢する。
「おおう!!おおう!!おおう!!」
何度も先ほど食べた朝食が胃から逆流する。鼻水と涙が止まらない。必死で喉を閉じ、胃からの逆流物を再度飲み込む。その動作が石崎の亀頭を喉奥で絶妙な強さで扱く。菜々は締まった喉を何度もペニスで拡げられ、その都度胃の内容物が喉奥まで込み上げてくる。
(ダメぇぇぇ!!これ以上されたら戻しちゃうよぉぉぉぉ!!!)
しかしベッドでは吐けないし、そもそも菜々はこの場所から独りで動けない。
「おおお!!おおお!!あおおおあああ!!!」
石崎の菜々の喉奥への抽迭が激しさを増す。菜々は脳を揺らされ、喉奥を削られ、何度も気を失いそうになる。その度、胃からの逆流物の苦痛が菜々を正気に戻しに来る。菜々は胃の内容物が喉に達する都度必死に飲み込んで耐えている。酸味が鼻から抜けてまたその匂いでまた嘔吐しそうになる。もう限界だった。その時、石崎のペニスが菜々の喉の一番奥、すでに食道近くで膨らみ、大量のどろっとした粘液を胃内に直接流し込んできた。そしてそれを合図に菜々は限界を超えた。胃から逆流した精子と今朝の朝食の汚物が喉を越えたが、石崎のペニスでフタをされた口からは出ず、鼻から逆流した。菜々の鼻の穴から精子と胃の内容物を大量に噴出した。
『ぶおおおお!!!ぶぶぶうぅぅぅ!! ぶりぶりぶり!!ぶぶうおぶぶぶ!!!』
菜々の鼻の穴から、先ずは石崎の精子が鼻水と混ざり、出てきた。そして半分溶けてドロドロのパンケーキやハンバーグらしきもの、ニンジンやきゅうりの破片、そしてサラダに入っていたパスタが2本ほど菜々の鼻の両穴から顎まで垂れている。
 胃の内容物を鼻の穴から出してしまった菜々は放心状態だ。口から鼻腔にかけて異臭を感じているが、それよりもここまでされているにも関わらず、身体が熱い。
(鼻から戻したのに・・・私・・・逝っちゃった・・・)
菜々のヴァギナからは大量の愛液が滴り、シーツを汚していた。石崎はゆっくりと菜々の口からペニスを引き抜くと、菜々の顔をタオルで優しく拭いてやる。そして菜々を後ろ手の土下座の姿勢にすると、菜々のアナルとヴァギナをまた両手の指でかき混ぜていく。一連の苦痛と快感と恥ずかしさのスパイラルが菜々の身体をどんどんと混乱させていく。菜々は今や苦痛が快感となり、恥ずかしさもまた苦痛から快楽へと変換されていくのだった。


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