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黒峰学園編
私は…信じてるんだ…きっとわかってくれるって…
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「あああああ…痛い…痛い…次郎…助けて 」
「やめろって言ってんだろうが 頼む…頼む
頼むよ…もう失いたくないんだ… 」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
彼女は笑われていた…世間がどうとか……
親父が犯罪者だとか…そんな事でしか人を
判断できない…クソ共 結衣菜は馬鹿にされ
屈辱を与えられ 家族すらもけなされたんだ
「結衣菜さん 貴方のお父さん死刑になりました…おめでとうございます ウフフ 」
何故先生までも笑う?先生は生徒の味方を
しなくちゃいけないんじゃあないのか?
なのにそんな先生がいじめっ娘と一緒に…
生徒をいじめていいのか?じゃあ結衣菜には
誰1人味方が存在していない…なら俺が味方に
なってやる 絶対に裏切らない 唯一無二の…
「お父さんが…死刑… ああああああああ
イヤアアアアアアア お父さん…お父さん…
会いたいよ… もうやだ… 」
慌てている…何でこんなクソしか居ないんだ
俺は結衣菜の慌てている姿を見て少し不思議
思った…何でこんなに慌てる必要があるんだ
普通ならお父さんを嫌うはずなんじゃないの
でもこうしてお父さんに会いたいって気持ち
があるのなら…何かある…何かが隠されてる
「結衣菜 また 泣いてる マジきしょい 」
「本当 マジ ゴミ 」
「てか先生早く授業始めましょう 」
結衣菜の涙さ誰にも届かない…誰にもでは
ないか…俺にはちゃんと届いたぜ…お前の…
命の唄が…俺の胸に鳴り響いた
「じゃあ 授業始めましょう 結衣菜さん
席に座って ね? あれれ?座れないのかな?
やっぱりお父さんが居ないと何にもできない
のかな? 結衣菜さんは? あれれ黙っちゃっ
たわね… 本当 黙るんだったら最初から…
喋ってくるんじゃあないわよ 」
先生は結衣菜に理不尽極まりない怒りを
ぶすけた…そうすると結衣菜は涙を堪えつつ
も静かに席に座る
「ごめんなさい… ぅぅ… 」
こんな不条理な世界…彼女はどう見つめて
居るのだろうか…きっと憎くて 憎くて 憎くて
憎くて 憎くて 何もできない どうすることも
できない…そんな悔しさで溢れている世界が
きっと怖いのだろう…
俺は自分の席から 結衣菜の様子を見てる……
「 ねーね 次郎くん? 結衣菜のお父さんって
伊藤一家殺害事件の犯人なんだよ マジ
怖くない~ 」
そう俺の隣にいるのは 結衣菜をいじめている
リーダー格らしき女子…そのリーダー格の
女子は俺を丸め込もうとしている…
「きっと……転入生の子も…いつか…私の事
嫌いになって…いじめるんだ… 」
いま…なんの…声だ? 確かに聞こえたんだ
結衣菜の声なのか?だとしたらそんな………
お前が思っている クソみたいなその概念…
俺がぶっ壊してやる 俺はお前をいじめない
誰を敵に回そうとも俺はお前を裏切らないし
必ず守り抜くって決めたから……。
そして一限目の歴史の授業は終わり…
チャイムが鳴る…
キーンーコーンーカーコーンー
キーンーコーンーカーコーンー
「ねえ?結衣菜 こっちきてくんない? 」
「え…いま? 」
「そうだよ 早く 来いよ」
結衣菜は休憩時間になると…いつものように
いじめっ娘達に呼ばれ…廊下を出る…おおよそ見当はつく…でも確かめないといけない
「結衣菜 お前マジ トロいんだけど 」
「ごめんなさい… 」
「早く 歩けよ マジ ウザいんだけど 」
結衣菜は涙を流しながら廊下を歩いている
そして俺がいま思っている事…そんな結衣菜
の姿を見て 学校のみんなが結衣菜を居ない
ものと考えている光景だ…それは余りにも
残酷で…悲しみに溢れている…。
「やっぱり…トイレか… 」
彼女達は女子トイレに入っていた…。
「ねーね 聞いてくんない?今日さ ウチのさ
パピィーがさ…特上寿司買ってきてさ……
2キロぐらい太ちゃったんだよね 最悪 」
「えーマジ やばくない てか ウケる 」
彼女達は…自慢といじめを同時に行った
俺はその彼女達の声を聞いて…苦痛でしか
無かった…結衣菜の限界が近いとそう思った
「でさ それで マジムカついてさ…だからさ
結衣菜 お前 ここで 脱げよ 」
「え… どういう 意味? 」
「は? お前の頭幼稚かよ マジ イライラ
すんだけど… 早く脱げよ 服!! 」
この パターン 市ヶ谷高校の時と似てる…
またこれか…結衣菜はどう抵抗するんだ…
「嫌っ… 」
「何? 逆らうの? 犯罪者の娘の癖に 」
「てか 美代 コイツ マジ 生意気だよね 」
いじめ格のリーダーの名前は美代っていう
のか… そして 後ろに居る2人は …まてよ…
美代 って 佐原美代か… あの佐原コーポの
娘 … 世界でも一位 二位を表す程の企業…
そしてチャイムが鳴る…
キーンーコーンーカーコーンー
キーンーコーンーカーコーンー
「チッ…もう 授業かよ お前 次は服脱げよ
さもないと 殺すからな 」
「てか 美代 授業 早く行こう 遅れるよ 」
そして3人は女子トイレから出て…3人は
教室に戻ろうとした瞬間…
「ねえ…? 待ってよ… 」
「は? 」
「なに?マジウザい 」
そういうと結衣菜は 3人に近づいて…3人を
ものすごい形相で睨んでいる…。
「なに…睨んでんのよ… 」
「キモいんだけど 割とマジで」
結衣菜の怒りは限界だった…俺は思った…
「やばい…このままだと… 」とどけ!!
俺の手 後少しなんだ… だから頼む…
「はぁ… はぁ… はぁ… 」
「で?何? 」
「早く行こう… 」
「うん… 何 アイツ マジで気持ち悪い 」
そして3人がまた歩き出した瞬間…
結衣菜はリーダー格の肩を掴み…結衣菜は
おもいっきり…美代の頬をぶん殴った…。
「結衣菜… ウソだろ… 」
俺の手は届かなかった…。 神は消えたのか…
それともいないのか…。あれ?あれ?
何を考えてんだ俺は…。 馬鹿じゃねえの…
割とマジで…。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ… 」
結衣菜の吐息だけが廊下に響いていた…。
「やめろって言ってんだろうが 頼む…頼む
頼むよ…もう失いたくないんだ… 」
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彼女は笑われていた…世間がどうとか……
親父が犯罪者だとか…そんな事でしか人を
判断できない…クソ共 結衣菜は馬鹿にされ
屈辱を与えられ 家族すらもけなされたんだ
「結衣菜さん 貴方のお父さん死刑になりました…おめでとうございます ウフフ 」
何故先生までも笑う?先生は生徒の味方を
しなくちゃいけないんじゃあないのか?
なのにそんな先生がいじめっ娘と一緒に…
生徒をいじめていいのか?じゃあ結衣菜には
誰1人味方が存在していない…なら俺が味方に
なってやる 絶対に裏切らない 唯一無二の…
「お父さんが…死刑… ああああああああ
イヤアアアアアアア お父さん…お父さん…
会いたいよ… もうやだ… 」
慌てている…何でこんなクソしか居ないんだ
俺は結衣菜の慌てている姿を見て少し不思議
思った…何でこんなに慌てる必要があるんだ
普通ならお父さんを嫌うはずなんじゃないの
でもこうしてお父さんに会いたいって気持ち
があるのなら…何かある…何かが隠されてる
「結衣菜 また 泣いてる マジきしょい 」
「本当 マジ ゴミ 」
「てか先生早く授業始めましょう 」
結衣菜の涙さ誰にも届かない…誰にもでは
ないか…俺にはちゃんと届いたぜ…お前の…
命の唄が…俺の胸に鳴り響いた
「じゃあ 授業始めましょう 結衣菜さん
席に座って ね? あれれ?座れないのかな?
やっぱりお父さんが居ないと何にもできない
のかな? 結衣菜さんは? あれれ黙っちゃっ
たわね… 本当 黙るんだったら最初から…
喋ってくるんじゃあないわよ 」
先生は結衣菜に理不尽極まりない怒りを
ぶすけた…そうすると結衣菜は涙を堪えつつ
も静かに席に座る
「ごめんなさい… ぅぅ… 」
こんな不条理な世界…彼女はどう見つめて
居るのだろうか…きっと憎くて 憎くて 憎くて
憎くて 憎くて 何もできない どうすることも
できない…そんな悔しさで溢れている世界が
きっと怖いのだろう…
俺は自分の席から 結衣菜の様子を見てる……
「 ねーね 次郎くん? 結衣菜のお父さんって
伊藤一家殺害事件の犯人なんだよ マジ
怖くない~ 」
そう俺の隣にいるのは 結衣菜をいじめている
リーダー格らしき女子…そのリーダー格の
女子は俺を丸め込もうとしている…
「きっと……転入生の子も…いつか…私の事
嫌いになって…いじめるんだ… 」
いま…なんの…声だ? 確かに聞こえたんだ
結衣菜の声なのか?だとしたらそんな………
お前が思っている クソみたいなその概念…
俺がぶっ壊してやる 俺はお前をいじめない
誰を敵に回そうとも俺はお前を裏切らないし
必ず守り抜くって決めたから……。
そして一限目の歴史の授業は終わり…
チャイムが鳴る…
キーンーコーンーカーコーンー
キーンーコーンーカーコーンー
「ねえ?結衣菜 こっちきてくんない? 」
「え…いま? 」
「そうだよ 早く 来いよ」
結衣菜は休憩時間になると…いつものように
いじめっ娘達に呼ばれ…廊下を出る…おおよそ見当はつく…でも確かめないといけない
「結衣菜 お前マジ トロいんだけど 」
「ごめんなさい… 」
「早く 歩けよ マジ ウザいんだけど 」
結衣菜は涙を流しながら廊下を歩いている
そして俺がいま思っている事…そんな結衣菜
の姿を見て 学校のみんなが結衣菜を居ない
ものと考えている光景だ…それは余りにも
残酷で…悲しみに溢れている…。
「やっぱり…トイレか… 」
彼女達は女子トイレに入っていた…。
「ねーね 聞いてくんない?今日さ ウチのさ
パピィーがさ…特上寿司買ってきてさ……
2キロぐらい太ちゃったんだよね 最悪 」
「えーマジ やばくない てか ウケる 」
彼女達は…自慢といじめを同時に行った
俺はその彼女達の声を聞いて…苦痛でしか
無かった…結衣菜の限界が近いとそう思った
「でさ それで マジムカついてさ…だからさ
結衣菜 お前 ここで 脱げよ 」
「え… どういう 意味? 」
「は? お前の頭幼稚かよ マジ イライラ
すんだけど… 早く脱げよ 服!! 」
この パターン 市ヶ谷高校の時と似てる…
またこれか…結衣菜はどう抵抗するんだ…
「嫌っ… 」
「何? 逆らうの? 犯罪者の娘の癖に 」
「てか 美代 コイツ マジ 生意気だよね 」
いじめ格のリーダーの名前は美代っていう
のか… そして 後ろに居る2人は …まてよ…
美代 って 佐原美代か… あの佐原コーポの
娘 … 世界でも一位 二位を表す程の企業…
そしてチャイムが鳴る…
キーンーコーンーカーコーンー
キーンーコーンーカーコーンー
「チッ…もう 授業かよ お前 次は服脱げよ
さもないと 殺すからな 」
「てか 美代 授業 早く行こう 遅れるよ 」
そして3人は女子トイレから出て…3人は
教室に戻ろうとした瞬間…
「ねえ…? 待ってよ… 」
「は? 」
「なに?マジウザい 」
そういうと結衣菜は 3人に近づいて…3人を
ものすごい形相で睨んでいる…。
「なに…睨んでんのよ… 」
「キモいんだけど 割とマジで」
結衣菜の怒りは限界だった…俺は思った…
「やばい…このままだと… 」とどけ!!
俺の手 後少しなんだ… だから頼む…
「はぁ… はぁ… はぁ… 」
「で?何? 」
「早く行こう… 」
「うん… 何 アイツ マジで気持ち悪い 」
そして3人がまた歩き出した瞬間…
結衣菜はリーダー格の肩を掴み…結衣菜は
おもいっきり…美代の頬をぶん殴った…。
「結衣菜… ウソだろ… 」
俺の手は届かなかった…。 神は消えたのか…
それともいないのか…。あれ?あれ?
何を考えてんだ俺は…。 馬鹿じゃねえの…
割とマジで…。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ… 」
結衣菜の吐息だけが廊下に響いていた…。
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