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10,嫁いで一か月くらい
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リョウタ視点。ハヤト×ナナの初夜から一か月くらいしたある日。リョウタとはまだです。エロは無いですがピンクローターがあります
ナナがうちに来てからもう一か月。僕は結局まだハヤトとは寝ていない。両性具有とは言え外見は男で、あまり気が進まない。ハヤトは純粋に興味を持ったからかほぼ毎晩過ごしているみたいだが。
「リョウタさん、おはようございます」
「ああ」
ナナはよそよそしく挨拶してくる。
「今日の朝はオムレツにロールパンですよ。昨日行ったパン屋に良いのがあったんです」
「ああ」
ナナは相変わらず使用人らに混ざって屋敷仕事をしている。朝飯と夕飯は必ずナナが作っている。
「ナナおはよう」
「ひゃああ!」
ナナにハヤトは抱き寄せて、頬にキスする。これもしょちゅうだがナナはいつもより戸惑っているように見える。
「ハヤトさんいきなり引っ付かないでよ!」
ナナがいつもよりよそよそしく見える。昨日まではここまで過剰にならなかったような……
「だってナナが可愛いからつい」
ハヤトがなんか嬉しそうだ。ハヤトは涼しい顔をしてかなりスケベだ。ナナが来るまで娼館通い詰めていたしたまにキツイ下ネタも言う。……ナナが若干赤面で落ち着きがない。服の裾も握り出す。
「……わ!」
「おわ!」
足を滑らせて前に倒れたナナを僕は受け止める。そしてさっきからの違和感に気付く。ナナの身体から淡い振動を感じる。
「まさか……おい、ハヤト」
僕はハヤトを見る。
「え?」
「その、ナナの、身体に何か入れたか?」
僕はぼやかして問う。
「ああ、ナナの前の穴にピンクローター入れたぞ」
「ハヤトさん言わないで!!」
ハヤトの発言にナナは泣き出す。僕はナナを立たせながら引く。よく見るとナナのズボンは濡れていた。おそらく汗か、愛液かもしれない。前の穴って女性器か?
「ナナも電源入れるまで入ってるの気付かなかったじゃないか。そういうのしたいかと思ったよ」
「だからって朝から電源入れないでよ! リョウタさんがいたから言い出せなかったし、俺入ったまま寝てたの気付かなかったのに……ひぐ」
「……ハヤト、電源切って抜いてやれ。付き合ってられない」
朝から付き合わされて僕はなんとなく疲れる。ハヤトも変態だが、ナナも頭のゆるい淫乱なのかもしれないなと思ってしまうのだった。
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「リョウタさん、おはようございます」
「ああ」
ナナはよそよそしく挨拶してくる。
「今日の朝はオムレツにロールパンですよ。昨日行ったパン屋に良いのがあったんです」
「ああ」
ナナは相変わらず使用人らに混ざって屋敷仕事をしている。朝飯と夕飯は必ずナナが作っている。
「ナナおはよう」
「ひゃああ!」
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「だってナナが可愛いからつい」
ハヤトがなんか嬉しそうだ。ハヤトは涼しい顔をしてかなりスケベだ。ナナが来るまで娼館通い詰めていたしたまにキツイ下ネタも言う。……ナナが若干赤面で落ち着きがない。服の裾も握り出す。
「……わ!」
「おわ!」
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「まさか……おい、ハヤト」
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「え?」
「その、ナナの、身体に何か入れたか?」
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「ああ、ナナの前の穴にピンクローター入れたぞ」
「ハヤトさん言わないで!!」
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「だからって朝から電源入れないでよ! リョウタさんがいたから言い出せなかったし、俺入ったまま寝てたの気付かなかったのに……ひぐ」
「……ハヤト、電源切って抜いてやれ。付き合ってられない」
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