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3,ナナと実家
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エロ無し。ナナの過去についてちょっと。ハヤト視点
ナナが嫁いできて以来、俺達はナナの実家に定期的に仕事を紹介したり支援もしている。俺の好意をナナの父親に利用されている自覚は正直あるが、それでも俺は良かったので話を呑んだ。俺の領地内の村の村人達もナナのことを気にいってるから多少の出費も高いとは思わない。
「ナナ、お前の実家からのお前への手紙とか全く来てないよな?」
「え?」
俺は書類整理をしているとふと気付いた。ナナの実家には定期的に連絡の手紙は来るがそれは業務的なものだけでナナ個人に対するそれはなかったのだ。
「親父さんとかに手紙送らなくていいのか?」
「あ、いいんだ。俺からの連絡来ても親父は返してこないから。それに」
「それに?」
「俺、ハヤトさん達と一緒にいたいんだ……もし戻ってこいって言われたら喧嘩してでも殴ってでもここに残りたい」
「え? へ?」
ナナは俺にひしっと引っ付いてきた。
「……そ、そっか。ありがとう。俺も戻すようなことしないから」
俺はとりあえずナナを抱きしめた。
ナナが嫁いできて以来、俺達はナナの実家に定期的に仕事を紹介したり支援もしている。俺の好意をナナの父親に利用されている自覚は正直あるが、それでも俺は良かったので話を呑んだ。俺の領地内の村の村人達もナナのことを気にいってるから多少の出費も高いとは思わない。
「ナナ、お前の実家からのお前への手紙とか全く来てないよな?」
「え?」
俺は書類整理をしているとふと気付いた。ナナの実家には定期的に連絡の手紙は来るがそれは業務的なものだけでナナ個人に対するそれはなかったのだ。
「親父さんとかに手紙送らなくていいのか?」
「あ、いいんだ。俺からの連絡来ても親父は返してこないから。それに」
「それに?」
「俺、ハヤトさん達と一緒にいたいんだ……もし戻ってこいって言われたら喧嘩してでも殴ってでもここに残りたい」
「え? へ?」
ナナは俺にひしっと引っ付いてきた。
「……そ、そっか。ありがとう。俺も戻すようなことしないから」
俺はとりあえずナナを抱きしめた。
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