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それぞれを縛るもの3※
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「ひゃあう、……んっ!」
縛られる寸前に、ミロに香油を渡され塗り込んでいたのがよかった。タリアスの指は解すというよりは、確かめるように内壁をぐいぐい押しながら奥に進んでくる。
「泉へ行かぬと、やはりいつもよりぬかるんでいる。ライルのものが何度もここを往復したのだろう? それで余計にこのような有様に」
「……あっ、あ、あ、申しわけ、ございま、せん……んあ、ああ……」
ユノンの弱い場所を執拗に指先で捏ねる。膝がガクガクと震えるが、天蓋からの縄で拘束された両腕のせいで、くずおれることさえ叶わない。
その上射精感がせり上がるが、根元の戒めがそれを許してくれない。
何も、自由にならない。
「あ……っ、だめです、だめ、おかしくなる……」
同じ体勢でじっとしているのは耐え難い。それでもタリアスの逞しい腕の中にいては、髪を振り乱し喘ぐことすらできないのだ。
「男を抱く自分を夢見て数年後、今度は父上が老いのため床に伏せった。話ができるうちにと私を呼び、こう話したのだ。『王位を継ぎ、王妃を迎えたら、ライルにも共有するように』」
淫らに蠢く指とは対照的に、タリアスの声は悲哀の色さえ含んでいる。
心配げなミロがタリアスの背後に立ち、彼の肩にそっと両手を添えた。タリアスは首を傾け、その片方に頬擦りする。
ユノンはこの場で一人だけ辱められる羞恥を噛みしめながら、その様子を何も言えず見つめていた。
「父上は、この国と王家の未来を憂えていた。子を産める女が足らず、王家に嫁いでくる姫にさえ事欠く始末。王家の未来のために、我が弟もまた確実に妻を娶ることができるよう図らってから、この世を去ろうというお考えだったのだ」
ユノンの内側を蹂躙し尽くした指は、今は入り口の腫れてぷっくりした環をなぞっている。
「……あん、あ、……はあ……っ」
無意識に漏れ出る声はすでに掠れてしまっていたが、刺激が弱まったためいくらか話に集中できる。
ミロは涙目でタリアスの様子を窺っていた。彼もまた、大切な従姉を国難とも呼べる病の関連で亡くしている。
「んっ……お父上の遺言とは、そのこと、だったのですね……。や、あん……」
ちゅ、と乳首にキスされ、甘く噛まれた。ユノンの脳は一瞬でとろけてしまう。
「ああんっ! ……は……っん」
大きく身をくねらせたユノンを認め、タリアスはぺろりと自らの唇を濡らした。
「時が来たと思ったよ。ずっと長いこと忘れられなかった夢を、実行する時が来たと思った」
「……ゆ、夢……」
タリアスは香油でてらてらと光る両手の指で、ユノンの乳首をくすぐる。
びくん、びくんとユノンの雄が限界寸前を訴えている。
――ではギャラを、父上亡き後は私のものに。
タリアスはそれを条件にすると父王に告げた。
父王は当然怒り、その申し出を却下した。ギャラは父王の崩御後は前王の妾という肩書は捨て、年若い下働きたちのための行儀指南の職に就くこととなっていたのだ。
だがタリアスはそこで引き下がらなかった。
ギャラが手に入らないならそれでもいい。だが、弟との王妃の共有は、ギャラの城からの追放と交換条件だと突きつけたのだ。
父王も、さすがに自分亡き後のことはどうにもできない。
たとえ申し出を却下し無理にギャラを城に留めても、タリアスが何をするかわからない。ライルの妻選びは難航するだろうし、死んでしまってはギャラを確実に守ってやることもできないのだ。
そうして父王は、結局男妾よりも血の繋がる家族を選び、泣く泣くその条件を受け入れた。
そこまで聞かされ、ユノンは快楽の獄に囚われながらも目を見開いた。
「あ、あ……では、ギャラ先生は……」
こんなこと、誰も一言も語らなかった。
タリアスは、欲しいものが手に入らないならとそれを壊したも同然なのだ。
地位を奪い、生活を奪い、……けれど、心だけは奪えなかった。
ユノンは理解した。王子が年単位で青年へ向けていた憎しみは、まごうことなき、若過ぎる愛だった。
「私だけの男が欲しかった。あの時、父上に抱かれ雌のように泣いていた麗しい青年のような。遺言など無視し、お前を独り占めすればよかった」
「タリアス様、私はあなた様だけのものです」
今にも涙を溢れさせそうなミロが、タリアスの背にすがった。タリアスもユノンの胸を解放し、身体に回された少年の腕に手を添える。
「そうだな。お前は、そうだったな」
「私のことは、すべてあなた様のいいようになさってください。一日中抱き潰してくださっても構いませんし、たとえ家畜のように鎖で繋がれ鞭で打たれても、私は幸せです」
「そんなことはしない。お前は王妃に次いで大切な存在だ」
ユノンの目の前で向き合った二人は、見つめ合って深い口づけを交わす。ちゅ……くちゅ……とみだりがわしい音が立ち、ユノンは目を逸らした。
陰でそうされるのはまだしも、夫と側仕えの睦み合うさまなどまざまざと見ていたくはない。
タリアスが他人を抱くのは自由だが、決して見ていて気持ちのいいものではないのだ。
「……んっ、ふ……あ、あん、タリアスさま……」
接吻の合間に、ミロが甘ったれた声を上げる。タリアスの手は、ミロの下帯の中でごそごそ蠢いている。
「やっ、あん、あん、ああっ、すぐ、達してしまいます……!」
「そうはいかないはずだぞ?」
「やあ……っ」
タリアスが笑いながらちらりとユノンを見つめ、ミロの下帯の中に手を突っ込み膨れ上がったものを露出させた。
「ほら、こうして根本を戒めている。私の少年たちだ、二人とも今宵の射精は私の許可のもとでのみ行いなさい」
ユノンよりは少し大きなミロの性器。赤黒く勃起し今にも達してしまいそうなのに、根本を金の環に締め上げられている。環には紅玉のあしらわれた錠がついており、鍵はタリアスが所持しているのだろう。
初めて見るものだが、ユノンは今さらもう驚かない。タリアスは、性の戯れにも精通している。
「あん……嬉しい、です。タリアスさまぁ……」
ミロが腰を前後に振り立て、言葉の割には物欲しそうに人差し指を噛んだ。
「ユノンには黄金の杭をあつらえたろう? なのでミロには黄金の錠を贈ったのだ。今回初めて着けさせたが、なかなかに淫猥で似合っている。お前のためにもう一つ作らせたくなってきた」
タリアスがユノンの股間を見下ろしながら熱に浮かされたように言う。酒の効果か一向に勃起の治まらないユノンの雄には、いまだ縄が食い込んでいる。
必死で首を横に振った。
「ぼ、僕には必要ありません」
「ユノン様にも? 嬉しい! ぜひ一緒に着けましょう。これを着けていると苦しいけれど、でも陛下からの愛情を強く感じるのです」
ミロが目を輝かせてユノンに言った。鈴口から透明な涙を流す性器がふるりと揺れる。
すでにミロは話にならない。ユノンはミロから顔を背け、彼には無視を決め込むことにする。
「このような縄も、……あなた様がこうしてお楽しみになりたいのならば、拒否はいたしません。ですが、僕はあなた様からの愛を拒んだりはいたしませんし、あなた様のもとを去ることもありません。
ですから、こんなことをせずともいつでも僕はタリアス様のものなのです」
「ユノン……」
タリアスの瞳に憐憫の影が差した。
できることなら縄を解いてほしい。すでに腕には感覚がなくなりつつあるし、縄が敏感な身体を擦るたびに耐えがたい疼きが生じる。
今述べた言葉はすべて本当だ。妻である自分は、夫であるタリアスを拒むことなど絶対にない。ギャラと違って――。
「でしたらユノン様、今日の遠乗りの件はどう釈明されるのです?」
無視をされいささか気分を害したか、ミロが口を挟んだ。
「タリアス様がことの起こりをお訊ねになっても、お互いを庇い合うばかり。まるで当人お二人以外には関係のないこととと、そうおっしゃっているように私には聞こえました」
「そんなつもりでは……」
ミロはタリアスにしなだれかかり身体を絡ませる。視線でユノンを非難している。
「あなた様はこの私におっしゃりました。共に陛下を支えていこう、と。王を慕う者同士――」
「いいのだ、ミロ。我が妻は反省している。お前はまだ糾弾し足りぬか?」
タリアスがミロの言葉を遮り、頭を撫でてやって機嫌をとる。するとたちまちに少年の表情は緩み、うっとりと目を瞬かせた。
「……タリアス様は、お優しゅうございます。私は、あなた様が蔑ろにされて悔しいのです。ユノン様のことももちろん大好きですが、しかし今回のことは……」
タリアスが微笑みながらミロの顎を撫でると、口を尖らせていたミロは猫のように喉をしならせた。そして悩ましげな吐息を吐きながら敷布に崩れる。
「ん……ずるいです、こんなの」
「ではユノンには、反省の意も込めてお前にも奉仕してもらおう。それで機嫌を直してくれぬか?」
「ユノン様から……?」
タリアスとミロの視線が自分へと注がれる。ユノンに緊張が走った。
縛られる寸前に、ミロに香油を渡され塗り込んでいたのがよかった。タリアスの指は解すというよりは、確かめるように内壁をぐいぐい押しながら奥に進んでくる。
「泉へ行かぬと、やはりいつもよりぬかるんでいる。ライルのものが何度もここを往復したのだろう? それで余計にこのような有様に」
「……あっ、あ、あ、申しわけ、ございま、せん……んあ、ああ……」
ユノンの弱い場所を執拗に指先で捏ねる。膝がガクガクと震えるが、天蓋からの縄で拘束された両腕のせいで、くずおれることさえ叶わない。
その上射精感がせり上がるが、根元の戒めがそれを許してくれない。
何も、自由にならない。
「あ……っ、だめです、だめ、おかしくなる……」
同じ体勢でじっとしているのは耐え難い。それでもタリアスの逞しい腕の中にいては、髪を振り乱し喘ぐことすらできないのだ。
「男を抱く自分を夢見て数年後、今度は父上が老いのため床に伏せった。話ができるうちにと私を呼び、こう話したのだ。『王位を継ぎ、王妃を迎えたら、ライルにも共有するように』」
淫らに蠢く指とは対照的に、タリアスの声は悲哀の色さえ含んでいる。
心配げなミロがタリアスの背後に立ち、彼の肩にそっと両手を添えた。タリアスは首を傾け、その片方に頬擦りする。
ユノンはこの場で一人だけ辱められる羞恥を噛みしめながら、その様子を何も言えず見つめていた。
「父上は、この国と王家の未来を憂えていた。子を産める女が足らず、王家に嫁いでくる姫にさえ事欠く始末。王家の未来のために、我が弟もまた確実に妻を娶ることができるよう図らってから、この世を去ろうというお考えだったのだ」
ユノンの内側を蹂躙し尽くした指は、今は入り口の腫れてぷっくりした環をなぞっている。
「……あん、あ、……はあ……っ」
無意識に漏れ出る声はすでに掠れてしまっていたが、刺激が弱まったためいくらか話に集中できる。
ミロは涙目でタリアスの様子を窺っていた。彼もまた、大切な従姉を国難とも呼べる病の関連で亡くしている。
「んっ……お父上の遺言とは、そのこと、だったのですね……。や、あん……」
ちゅ、と乳首にキスされ、甘く噛まれた。ユノンの脳は一瞬でとろけてしまう。
「ああんっ! ……は……っん」
大きく身をくねらせたユノンを認め、タリアスはぺろりと自らの唇を濡らした。
「時が来たと思ったよ。ずっと長いこと忘れられなかった夢を、実行する時が来たと思った」
「……ゆ、夢……」
タリアスは香油でてらてらと光る両手の指で、ユノンの乳首をくすぐる。
びくん、びくんとユノンの雄が限界寸前を訴えている。
――ではギャラを、父上亡き後は私のものに。
タリアスはそれを条件にすると父王に告げた。
父王は当然怒り、その申し出を却下した。ギャラは父王の崩御後は前王の妾という肩書は捨て、年若い下働きたちのための行儀指南の職に就くこととなっていたのだ。
だがタリアスはそこで引き下がらなかった。
ギャラが手に入らないならそれでもいい。だが、弟との王妃の共有は、ギャラの城からの追放と交換条件だと突きつけたのだ。
父王も、さすがに自分亡き後のことはどうにもできない。
たとえ申し出を却下し無理にギャラを城に留めても、タリアスが何をするかわからない。ライルの妻選びは難航するだろうし、死んでしまってはギャラを確実に守ってやることもできないのだ。
そうして父王は、結局男妾よりも血の繋がる家族を選び、泣く泣くその条件を受け入れた。
そこまで聞かされ、ユノンは快楽の獄に囚われながらも目を見開いた。
「あ、あ……では、ギャラ先生は……」
こんなこと、誰も一言も語らなかった。
タリアスは、欲しいものが手に入らないならとそれを壊したも同然なのだ。
地位を奪い、生活を奪い、……けれど、心だけは奪えなかった。
ユノンは理解した。王子が年単位で青年へ向けていた憎しみは、まごうことなき、若過ぎる愛だった。
「私だけの男が欲しかった。あの時、父上に抱かれ雌のように泣いていた麗しい青年のような。遺言など無視し、お前を独り占めすればよかった」
「タリアス様、私はあなた様だけのものです」
今にも涙を溢れさせそうなミロが、タリアスの背にすがった。タリアスもユノンの胸を解放し、身体に回された少年の腕に手を添える。
「そうだな。お前は、そうだったな」
「私のことは、すべてあなた様のいいようになさってください。一日中抱き潰してくださっても構いませんし、たとえ家畜のように鎖で繋がれ鞭で打たれても、私は幸せです」
「そんなことはしない。お前は王妃に次いで大切な存在だ」
ユノンの目の前で向き合った二人は、見つめ合って深い口づけを交わす。ちゅ……くちゅ……とみだりがわしい音が立ち、ユノンは目を逸らした。
陰でそうされるのはまだしも、夫と側仕えの睦み合うさまなどまざまざと見ていたくはない。
タリアスが他人を抱くのは自由だが、決して見ていて気持ちのいいものではないのだ。
「……んっ、ふ……あ、あん、タリアスさま……」
接吻の合間に、ミロが甘ったれた声を上げる。タリアスの手は、ミロの下帯の中でごそごそ蠢いている。
「やっ、あん、あん、ああっ、すぐ、達してしまいます……!」
「そうはいかないはずだぞ?」
「やあ……っ」
タリアスが笑いながらちらりとユノンを見つめ、ミロの下帯の中に手を突っ込み膨れ上がったものを露出させた。
「ほら、こうして根本を戒めている。私の少年たちだ、二人とも今宵の射精は私の許可のもとでのみ行いなさい」
ユノンよりは少し大きなミロの性器。赤黒く勃起し今にも達してしまいそうなのに、根本を金の環に締め上げられている。環には紅玉のあしらわれた錠がついており、鍵はタリアスが所持しているのだろう。
初めて見るものだが、ユノンは今さらもう驚かない。タリアスは、性の戯れにも精通している。
「あん……嬉しい、です。タリアスさまぁ……」
ミロが腰を前後に振り立て、言葉の割には物欲しそうに人差し指を噛んだ。
「ユノンには黄金の杭をあつらえたろう? なのでミロには黄金の錠を贈ったのだ。今回初めて着けさせたが、なかなかに淫猥で似合っている。お前のためにもう一つ作らせたくなってきた」
タリアスがユノンの股間を見下ろしながら熱に浮かされたように言う。酒の効果か一向に勃起の治まらないユノンの雄には、いまだ縄が食い込んでいる。
必死で首を横に振った。
「ぼ、僕には必要ありません」
「ユノン様にも? 嬉しい! ぜひ一緒に着けましょう。これを着けていると苦しいけれど、でも陛下からの愛情を強く感じるのです」
ミロが目を輝かせてユノンに言った。鈴口から透明な涙を流す性器がふるりと揺れる。
すでにミロは話にならない。ユノンはミロから顔を背け、彼には無視を決め込むことにする。
「このような縄も、……あなた様がこうしてお楽しみになりたいのならば、拒否はいたしません。ですが、僕はあなた様からの愛を拒んだりはいたしませんし、あなた様のもとを去ることもありません。
ですから、こんなことをせずともいつでも僕はタリアス様のものなのです」
「ユノン……」
タリアスの瞳に憐憫の影が差した。
できることなら縄を解いてほしい。すでに腕には感覚がなくなりつつあるし、縄が敏感な身体を擦るたびに耐えがたい疼きが生じる。
今述べた言葉はすべて本当だ。妻である自分は、夫であるタリアスを拒むことなど絶対にない。ギャラと違って――。
「でしたらユノン様、今日の遠乗りの件はどう釈明されるのです?」
無視をされいささか気分を害したか、ミロが口を挟んだ。
「タリアス様がことの起こりをお訊ねになっても、お互いを庇い合うばかり。まるで当人お二人以外には関係のないこととと、そうおっしゃっているように私には聞こえました」
「そんなつもりでは……」
ミロはタリアスにしなだれかかり身体を絡ませる。視線でユノンを非難している。
「あなた様はこの私におっしゃりました。共に陛下を支えていこう、と。王を慕う者同士――」
「いいのだ、ミロ。我が妻は反省している。お前はまだ糾弾し足りぬか?」
タリアスがミロの言葉を遮り、頭を撫でてやって機嫌をとる。するとたちまちに少年の表情は緩み、うっとりと目を瞬かせた。
「……タリアス様は、お優しゅうございます。私は、あなた様が蔑ろにされて悔しいのです。ユノン様のことももちろん大好きですが、しかし今回のことは……」
タリアスが微笑みながらミロの顎を撫でると、口を尖らせていたミロは猫のように喉をしならせた。そして悩ましげな吐息を吐きながら敷布に崩れる。
「ん……ずるいです、こんなの」
「ではユノンには、反省の意も込めてお前にも奉仕してもらおう。それで機嫌を直してくれぬか?」
「ユノン様から……?」
タリアスとミロの視線が自分へと注がれる。ユノンに緊張が走った。
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