3 / 5
3.幼馴染を慰める夜(前)*R18
しおりを挟む
口を離して彼女の顔を見るが、彼女は顔を覆ったままだった。
「友理」
名前を呼んでも答えはない。
どうしていいか一瞬迷って、Tシャツをまくりあげると下着があらわになる。ブラの上から胸を掴んでみたが、彼女が感じているのかよくわからない。
早く、彼女の服を、脱がしたい。
童貞だってブラの外し方くらいは知っている。外した事がないだけで。
背中に手を差し入れようとしたら、彼女がわずかに背中をずらして触りやすくしてくれた。
指先でホックを探して何とか外す。
そのままブラを上にずりあげれば、彼女が小さく「あ」と声を出した。聞いたことのない声と、ふるりと揺れた胸が、俺の理性をまた一つ剥がす。
手のひらで胸を包むと、思った以上に柔らかい。形を確かめるように揉むと、彼女の口からまた小さな声が漏れた。
反対の胸に口を寄せる。乳首を舐めると、じっとりとした汗の味がして、しょっぱい。柔らかな先端を舌先でこねると、ぷっくりと硬くなって舌の先でころころと転がった。そのたびに彼女の口からは小さな声が漏れる。
先端を軽く噛むと、それが気持ちいいのかよく声が漏れる。反対の胸も乳首をつまむように弄ると彼女の声が大きくなった。
彼女のショートパンツをはいた太ももが、もじもじと動く。それに気付いた時には、俺の腕は彼女の足に伸びていた。
「あっ」
太ももに触れた途端、彼女が喘ぎとは違う声を出す。
「友理」
声をかけながら、ショートパンツに手をかけると、彼女の身体が強張った。
「翔…」
「友理が嫌ならやめる」
そんなつもりはない癖に、彼女の許可が欲しくて、言葉を吐く。
「いじ、わる……」
泣きそうな声がしたと思えば、不意に頭を抱き寄せられた。そして口を奪われる。ねっとりと舌を絡めてから、彼女は口を離した。そして、やっと俺の目をまっすぐに合わせる。
「忘れさせて、くれるんでしょ」
「ああ」
今度は俺から、彼女の口を塞ぐ。さっきよりも激しく、彼女の中を確かめるように。
ショートパンツのボタンを外して、下にずらそうとするが、汗で滑りにくい。なんとかずらすと、下着も一緒に脱がしてしまった。ショートパンツはソファの横に落として、彼女の太ももに触れる。
柔らかい感触を楽しんでから、足を開かせると、彼女の秘部は既に愛液で濡れていた。
「あんま見ないで」
「無理だな」
「……っ」
俺の言葉に反応したのか、彼女のそこがひくりと動いて、愛液がとろりと溢れ出てきた。それを、舌ですくいとって舐める。
「あっや…っ」
舌でひだをかき分ければ、奥から奥から溢れてきた。
「シャワー、浴びて、ないのに……っ」
喘ぎながら彼女が言うが、それを無視して奥へ奥へと舌を進める。彼女の声があがる度に、ひくついたひだがやめるなというように、俺の舌を締め付ける。彼女が、俺の舌で感じてくれているのが嬉しかった。
「あっだめ、だめ、やっ」
甲高い声でなきながら、彼女が俺の頭を掴んでくる。
「舐め、ないでぇ……ぁっ……はぁ……ぁっ!」
ひと際大きい声をあげたかと思うと、彼女はびくんびくんと痙攣して止まる。達したらしい。
一度顔を離して、ベトベトになった口まわりと腕で拭う。
荒い呼吸を繰り返す彼女の胸が、揺れている。
エアコンをつけ忘れていたせいで、部屋が暑い。額から垂れた汗が、彼女の肌にぽたりと落ちた。
「挿れても、いいか?」
もはや、ここまで来てやめることもできない。それでも、彼女の意思を確認してしまう。俺の身体は止まらないが、それでも今やめればギリギリ最後の一線は越えていない。
押し倒したのは俺だが、最後の許可が欲しかった。
「友理」
名前を呼んでも答えはない。
どうしていいか一瞬迷って、Tシャツをまくりあげると下着があらわになる。ブラの上から胸を掴んでみたが、彼女が感じているのかよくわからない。
早く、彼女の服を、脱がしたい。
童貞だってブラの外し方くらいは知っている。外した事がないだけで。
背中に手を差し入れようとしたら、彼女がわずかに背中をずらして触りやすくしてくれた。
指先でホックを探して何とか外す。
そのままブラを上にずりあげれば、彼女が小さく「あ」と声を出した。聞いたことのない声と、ふるりと揺れた胸が、俺の理性をまた一つ剥がす。
手のひらで胸を包むと、思った以上に柔らかい。形を確かめるように揉むと、彼女の口からまた小さな声が漏れた。
反対の胸に口を寄せる。乳首を舐めると、じっとりとした汗の味がして、しょっぱい。柔らかな先端を舌先でこねると、ぷっくりと硬くなって舌の先でころころと転がった。そのたびに彼女の口からは小さな声が漏れる。
先端を軽く噛むと、それが気持ちいいのかよく声が漏れる。反対の胸も乳首をつまむように弄ると彼女の声が大きくなった。
彼女のショートパンツをはいた太ももが、もじもじと動く。それに気付いた時には、俺の腕は彼女の足に伸びていた。
「あっ」
太ももに触れた途端、彼女が喘ぎとは違う声を出す。
「友理」
声をかけながら、ショートパンツに手をかけると、彼女の身体が強張った。
「翔…」
「友理が嫌ならやめる」
そんなつもりはない癖に、彼女の許可が欲しくて、言葉を吐く。
「いじ、わる……」
泣きそうな声がしたと思えば、不意に頭を抱き寄せられた。そして口を奪われる。ねっとりと舌を絡めてから、彼女は口を離した。そして、やっと俺の目をまっすぐに合わせる。
「忘れさせて、くれるんでしょ」
「ああ」
今度は俺から、彼女の口を塞ぐ。さっきよりも激しく、彼女の中を確かめるように。
ショートパンツのボタンを外して、下にずらそうとするが、汗で滑りにくい。なんとかずらすと、下着も一緒に脱がしてしまった。ショートパンツはソファの横に落として、彼女の太ももに触れる。
柔らかい感触を楽しんでから、足を開かせると、彼女の秘部は既に愛液で濡れていた。
「あんま見ないで」
「無理だな」
「……っ」
俺の言葉に反応したのか、彼女のそこがひくりと動いて、愛液がとろりと溢れ出てきた。それを、舌ですくいとって舐める。
「あっや…っ」
舌でひだをかき分ければ、奥から奥から溢れてきた。
「シャワー、浴びて、ないのに……っ」
喘ぎながら彼女が言うが、それを無視して奥へ奥へと舌を進める。彼女の声があがる度に、ひくついたひだがやめるなというように、俺の舌を締め付ける。彼女が、俺の舌で感じてくれているのが嬉しかった。
「あっだめ、だめ、やっ」
甲高い声でなきながら、彼女が俺の頭を掴んでくる。
「舐め、ないでぇ……ぁっ……はぁ……ぁっ!」
ひと際大きい声をあげたかと思うと、彼女はびくんびくんと痙攣して止まる。達したらしい。
一度顔を離して、ベトベトになった口まわりと腕で拭う。
荒い呼吸を繰り返す彼女の胸が、揺れている。
エアコンをつけ忘れていたせいで、部屋が暑い。額から垂れた汗が、彼女の肌にぽたりと落ちた。
「挿れても、いいか?」
もはや、ここまで来てやめることもできない。それでも、彼女の意思を確認してしまう。俺の身体は止まらないが、それでも今やめればギリギリ最後の一線は越えていない。
押し倒したのは俺だが、最後の許可が欲しかった。
11
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説
粗暴で優しい幼馴染彼氏はおっとり系彼女を好きすぎる
春音優月
恋愛
おっとりふわふわ大学生の一色のどかは、中学生の時から付き合っている幼馴染彼氏の黒瀬逸希と同棲中。態度や口は荒っぽい逸希だけど、のどかへの愛は大きすぎるほど。
幸せいっぱいなはずなのに、逸希から一度も「好き」と言われてないことに気がついてしまって……?
幼馴染大学生の糖度高めなショートストーリー。
2024.03.06
イラスト:雪緒さま
社長はお隣の幼馴染を溺愛している
椿蛍
恋愛
【改稿】2023.5.13
【初出】2020.9.17
倉地志茉(くらちしま)は両親を交通事故で亡くし、天涯孤独の身の上だった。
そのせいか、厭世的で静かな田舎暮らしに憧れている。
大企業沖重グループの経理課に務め、平和な日々を送っていたのだが、4月から新しい社長が来ると言う。
その社長というのはお隣のお屋敷に住む仁礼木要人(にれきかなめ)だった。
要人の家は大病院を経営しており、要人の両親は貧乏で身寄りのない志茉のことをよく思っていない。
志茉も気づいており、距離を置かなくてはならないと考え、何度か要人の申し出を断っている。
けれど、要人はそう思っておらず、志茉に冷たくされても離れる気はない。
社長となった要人は親会社の宮ノ入グループ会長から、婚約者の女性、扇田愛弓(おおぎだあゆみ)を紹介され―――
★宮ノ入シリーズ第4弾
そんな目で見ないで。
春密まつり
恋愛
職場の廊下で呼び止められ、無口な後輩の司に告白をされた真子。
勢いのまま承諾するが、口数の少ない彼との距離がなかなか縮まらない。
そのくせ、キスをする時は情熱的だった。
司の知らない一面を知ることによって惹かれ始め、身体を重ねるが、司の熱のこもった視線に真子は混乱し、怖くなった。
それから身体を重ねることを拒否し続けるが――。
▼2019年2月発行のオリジナルTL小説のWEB再録です。
▼全8話の短編連載
▼Rシーンが含まれる話には「*」マークをつけています。
【完結】私よりも、病気(睡眠不足)になった幼馴染のことを大事にしている旦那が、嘘をついてまで居候させたいと言い出してきた件
よどら文鳥
恋愛
※あらすじにややネタバレ含みます
「ジューリア。そろそろ我が家にも執事が必要だと思うんだが」
旦那のダルムはそのように言っているが、本当の目的は執事を雇いたいわけではなかった。
彼の幼馴染のフェンフェンを家に招き入れたかっただけだったのだ。
しかし、ダルムのズル賢い喋りによって、『幼馴染は病気にかかってしまい助けてあげたい』という意味で捉えてしまう。
フェンフェンが家にやってきた時は確かに顔色が悪くてすぐにでも倒れそうな状態だった。
だが、彼女がこのような状況になってしまっていたのは理由があって……。
私は全てを知ったので、ダメな旦那とついに離婚をしたいと思うようになってしまった。
さて……誰に相談したら良いだろうか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる