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料理と人気。
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お弁当事件から2日、週末に料理教室を開こうとおれは提案した
「みんな集まってくれてありがとう、今日は私のために料理教室を開いてくれた兄さんに感謝です」
ぺこりと挨拶をする薫
「はいはーい、今日はなにを作るんですか!」
元気よく質問した桜に俺は答えた
「えっと今日は家庭の定番『カレー』を作ろうと思いまーす」
「カレー!やったぁ!萌カレーすき!」
喜びすぎてはしゃぐ萌がかわいいのだが
「てかこーはい君、君カレー作れるの?」
ニマニマと笑いながら真希先輩が近づく
「もちろん!なんせ薫と桜が朝遅いとき作ってるもの」
「ほほぅ!それじゃあ美味しいね」
料理を作っている最中萌が
「なんで私たちのご飯はうまく出来るのに兄貴のやつは不味いんだ?」
「へ?」
薫が萌の言葉に肩を震えさせた
「どう言うことだ薫」
俺は薫をみた
「はぁ?美味しいご飯を作って俺の心をわし掴みして好感度アップしたかった?」
俺は薫を部屋に呼び話を詳しく聞いた
「うん、えっと、これは桜ちゃんから聞いたんだけど!真希先輩と結婚を約束したのって本当?」
「は?そんなことないじゃん、あれは嘘だよ………ってなにふくれてんだ?」
「ごろーくん、ほんとうに結婚を約束してない?」
「俺を信じろよ」
翌日からまた薫の美味しい弁当が俺に支給された。
復活した俺の美味しい薫の作った弁当は男子に人気でおれはおかずしかたべれなかった。
美味しい薫弁当が復活して二日後の昼休み、俺と薫はいつものように屋上で昼飯を食べていたそのときだった。
校内への非常扉が思い切り開いた
「笹倉薫!そしてその兄の笹倉五六!いい加減にして!」
屋上へ上がって来たのは生徒会長の泉京子先輩だった。
京子先輩は三年生、その証拠にネクタイの色が薫の赤に対し先輩は黄色。
「いい加減にして!ってなんですか?」
お弁当を食べていた薫が聞いた
「そのお弁当が原因よ!………くっ、今日もすごくおいしそ………は! 」
「おいし?」
「べつに美味しそうだとか考えてないから!」
といいつつも先輩は薫の弁当箱をガン見してよだれが垂れていた。
「というか本当になんなんですか?」
眉間にシワをよさ先輩をにらむ薫をみて「そうでしたね」といい取り乱した
髪型を直しこほんと咳払いをして
「私の人気があなたのお弁当のせいでかすむ一方なのです!」
とこの大空に届くぐらいの大声で先輩は叫んだ。
は?
「みんな集まってくれてありがとう、今日は私のために料理教室を開いてくれた兄さんに感謝です」
ぺこりと挨拶をする薫
「はいはーい、今日はなにを作るんですか!」
元気よく質問した桜に俺は答えた
「えっと今日は家庭の定番『カレー』を作ろうと思いまーす」
「カレー!やったぁ!萌カレーすき!」
喜びすぎてはしゃぐ萌がかわいいのだが
「てかこーはい君、君カレー作れるの?」
ニマニマと笑いながら真希先輩が近づく
「もちろん!なんせ薫と桜が朝遅いとき作ってるもの」
「ほほぅ!それじゃあ美味しいね」
料理を作っている最中萌が
「なんで私たちのご飯はうまく出来るのに兄貴のやつは不味いんだ?」
「へ?」
薫が萌の言葉に肩を震えさせた
「どう言うことだ薫」
俺は薫をみた
「はぁ?美味しいご飯を作って俺の心をわし掴みして好感度アップしたかった?」
俺は薫を部屋に呼び話を詳しく聞いた
「うん、えっと、これは桜ちゃんから聞いたんだけど!真希先輩と結婚を約束したのって本当?」
「は?そんなことないじゃん、あれは嘘だよ………ってなにふくれてんだ?」
「ごろーくん、ほんとうに結婚を約束してない?」
「俺を信じろよ」
翌日からまた薫の美味しい弁当が俺に支給された。
復活した俺の美味しい薫の作った弁当は男子に人気でおれはおかずしかたべれなかった。
美味しい薫弁当が復活して二日後の昼休み、俺と薫はいつものように屋上で昼飯を食べていたそのときだった。
校内への非常扉が思い切り開いた
「笹倉薫!そしてその兄の笹倉五六!いい加減にして!」
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京子先輩は三年生、その証拠にネクタイの色が薫の赤に対し先輩は黄色。
「いい加減にして!ってなんですか?」
お弁当を食べていた薫が聞いた
「そのお弁当が原因よ!………くっ、今日もすごくおいしそ………は! 」
「おいし?」
「べつに美味しそうだとか考えてないから!」
といいつつも先輩は薫の弁当箱をガン見してよだれが垂れていた。
「というか本当になんなんですか?」
眉間にシワをよさ先輩をにらむ薫をみて「そうでしたね」といい取り乱した
髪型を直しこほんと咳払いをして
「私の人気があなたのお弁当のせいでかすむ一方なのです!」
とこの大空に届くぐらいの大声で先輩は叫んだ。
は?
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