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弟を愛してるっておかしいよね!?

最後の別れ ※性描写有り

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あっちゃんとの会話で改めて気づいてしまった。恋人にはなれるが、いつかは結婚をしなくてはいけないのだ。 俺は一人寂しく自転車を漕いで涙を流していた。

『俺達の関係って結局、お遊びなんだよな・・・・・。』

俺は寂しくなる気持ちを堪えて、帰宅をしたかったが母さんに買い物を頼まれてたのを思い出して、スーパーに向かったが見覚えがある人が見えたので声をかけようとした。

「にいさ・・・・」

そこには兄さんと綺麗な女の人が抱きあっていた。抱きしめあった後、女の人から兄さんの顔を近づけて・・・・・

俺は全力で二人から逃げた。そのままスーパーに寄ったが頭の中がぐちゃぐちゃだった。

『やっぱり、兄さんは俺とのアレは遊びだったんだ!』

俺は帰宅すると、直ぐにベッドに直行して静かに涙を流した。

『・・・凄く綺麗な人だったな・・・・あの人の為にも俺から身を引かなきゃな・・・。』

俺は今週の金曜日にある作戦を立てた。

『確か、金曜日は母さん達は夫婦で京都旅行に行くって言ってたし、別れるチャンスだ。』



金曜日になり、夜の12時に俺はユキルに変装していた。

『兄さん、ありがとう・・・・せめて僕で気持ち良くなってね』

俺は兄さんの部屋に忍び込んで、寝ている兄さんの布団を退けて両腕を細長いタオルで縛ったが兄さんが起きる様子は無かった。そして兄さんのズボンをそろりとずらすと、立派な性器が垂れていた。

『仕方ない勃たせるか・・・・。』

俺は噎せるのを我慢して久しぶりにフェラをした。口内に性器を含み舌で舐め回したり、顔を全体をスライドさせて勃起させようと必死に頑張った。

「ん・・・むちゅ・・・ふぶ・・・れぇ・・・はぁむ・・・はぁ・・・たってきた・・・・。」

ようやく、兄さんの性器が勃ってきたので自分のズボンを脱いで、俺はお風呂で柔らかくした孔をぐぱぁと拡げるとゆっくり兄さんの性器に挿入した。

「ふぅ・・・はぁ・・・・にいさん・・・・にいさぁん・・・」

俺は腰を動かして運動をした。流石に寒さに気づいたのか兄さんが瞼を開けた。

「・・・・えっ・・・・・ゆきる・・・・・くん・・・・って何してんだよ!!」

状況に気づいた兄さんは大きな声をあげて俺に叫んだが、腕を動かせない事に気づきハシビロコウのように睨みつけてきた。

「何のつもりだ?」

「はぁ・・・はぁ・・・・最後の別れとして最後に気持ち良くなって貰おと想って・・・だから恭弥お兄ちゃんはこのままじっとしといてね」

「おっおい最後って何だよ!!」

兄さんの言葉を無視して俺は再び腰を動かした。 暫くはグチュグチュと水音と二人の喘ぎ声が兄さんの部屋に響いた。

「はぁ・・・"あっ"あっああ」

「ふぅ・・・ん"ん"ん"」

兄さんは快楽に耐えながら、俺を睨みつけていたが俺は気にせず続けた。

「んやぁ・・・あっあっあっイ・・・・イキそう」

「んふぅ・・・んっん・・・・ぐう・・・・はぁ・・・」

多分兄さんもイきそうだと悟り俺は快感に溺れながら腰を動かした。

「んはぁ・・・ん・・・・はぁぁぁぁぁぁ!!」

「んぐ・・・ふぅぅ・・・あぁぁ!!」

二人で仲良くイッた。 その後荒い息しか聞こえなかったが、俺は兄さんの性器を抜いた途端ドロォと精液が溢れ出て俺の太ももを汚した。

「・・・・気持ち良く出来て良かった・・・・これからはあの人と幸せにね。」

俺は兄さんの唇にキスをすると、両腕を解いて呆然としている兄さんを無視して兄さんの部屋を後にした。

俺は自分の部屋に戻りスマホの電源入れてゲイ向けアプリをインストールした。

『久しぶりに京お兄ちゃん以外と遊ぶか。』

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