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俺の尻と小遣いの運命は!?

嘘だと言って!!

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あれから、一週間が経ったある日、母さんに呼ばれたので、ゲームがしたかったが仕方なく台所に向かった。
母さんは凄く真面目な顔をしていたので、嫌な予感がした。

「幸久、コーヒーいる?」

「じゃあ、貰おうかな?」

母さんは淹れたてのコーヒーを二人分テーブルに置いて母さんは椅子に座った。

「幸久、期末テスト近いわよね?ちゃんと勉強してる?」

「ハイシテマスヨ」

「・・・あんまり信用出来ないわね。」

一応数学だけはしようとしたが、さっぱり分からなくて3日前に諦めていて
今は〔オッサンカート8〕というゲームに夢中になっていた。

「幸久、あなた高一のテストの時散々だったでしょ?もう高二なんだから、せめてテスト勉強してる姿をお母さんに見せてちょうだい!」

「でも・・・高一の時最下位じゃ無かったじゃん!」

「でも、最後から数えた方が早かったでしょ! それに全部赤点だったじゃない!!」

母さんは久しぶりに俺に怒鳴った! 八雲家では大黒柱の父さんより、怖いのだ。だから、俺は「ひぃ」と情けない声が出た。

「なので次の期末テストで一つでも赤点取ったら、お小遣いを今の五千円から、千円にします!!」

えっ何ですとー!!!????

千円とか、俺にとって地獄でしかなかった。

(千円だけだと、化粧品が買えないじゃん!)

俺は母さんを気分良くさせる作戦にでた。

「あっ母さん少し痩せた?」

「褒めても無駄よ!お母さんはもう決めたからね!」

「うぅぅぅ・・・。」

3秒で終わった。

「期末テストまで後二週間、テスト勉強頑張りなさい 良いわね!」

「・・・・・。」
俺が黙っていると、母さんの背後から般若のオーラが見えた。

「返事をしなさい!!」

「はい!!お母様!!」

「宜しい、話は終わりよ!応援してるわよ、幸ちゃん♡」

母さんの背後にあった般若のオーラはすっかり無くなり、母さんはコーヒーを飲んでいた。
俺は頭が真っ白になりながら、コーヒーを飲んだ。

(本気で赤点回避しなければ、小遣いは減るし、数学で悪い点数を取ったら、尻を叩かれるし、俺、絶体絶命じゃん!とりあえず、テスト勉強を死ぬ気でやってやるか!登録したお兄ちゃんで賢い人って居たっけ?)

俺は母さんにバレない様にゲイ向けアプリを開いた。
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