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123、舞い降りた光

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『ルナ! ルナ、ルナぁあああ!』

 そう言って、いつものように私の肩の上に駆け上がってくるリン。
 その小さな手で私の頬に触れるとぽろぽろと涙を流す。

『ルナだぁ! やっぱりルナだ! うぇ、うぇえええん!!』

『リン、ただいま』

 羊うさぎのスーとルーも、私の足元で身を寄せ合ってこちらを見上げている。

『ルナぁ! どこ行ってたの? ルー寂しかったよぉ』

『スーも! ルナに会えないと思ったら一杯涙が出たもん!』

 私はしゃがんで二人の頭を撫でた。
 ふわふわのその毛並み。

『ルー、スーただいま』

『うわぁあああん!』

『ルナぁあああ!』

 そんな二人の後を、チョコチョコ駆けてきたピピュオを私は抱き上げる。

『ま~! ま~ま!!』

 大きなその瞳からぽろりとこぼれる涙。
 寂しかったのだろう、私の体にその大きな頭を何度も擦り付ける。
 私はその体をぎゅっと抱きしめた。

『ごめんねピピュオ。本当にごめんね』 

 この子にはとっても寂しい思いをさせてしまった。
 メルとジンも呆然とこちらを見つめている。

『ルナさん、信じられない……』

『ルナ、ほんとに生きてるんだな? おい、シルヴァン……嘘じゃないよな。あれってルナだよな』

 私は二人に力強く頷く。
 そしてジンの隣でまだ呆然と私を見つめている相棒の姿。一緒にこの大冒険を始めた私の大事な弟だ。
 その顔はまるで子供の時にでも戻ったよう。

『シルヴァン!』

『ルナ……ルナルナルナぁ!!』

 そう言って私に抱きつくように体を寄せるシルヴァン
 あったかい。
 私はそのもふもふとした体にそっと身を埋めた。
 幼いころから、いつだって私を元気づけてくれた懐かしいそのぬくもり。

『ただいま、シルヴァン』

『ルナ、お帰り』

 戻ってきたんだ。
 シルヴァンやみんなの体の温もりが、私に生きていることを実感させる。
 そして、私を見つめるアレクの姿。その傍にはルークさんやミーナもいた。
 二人は呆然としながら私を見つめる。

「ルナ様ぁ!」

「ルナさん……本当に貴方にはいつも驚かされます。お帰りなさい、私達の誇り高き王太子妃殿下」

 相変わらず美しい青い髪の貴公子。
 ルークさんは涙を拭きながらそう言って、華麗に私にお辞儀をした。
 私の為に用意された、白い墓標にはこう刻まれていた。

『美しく、誇り高きエディファンの王太子妃、ここに眠る』と。

 ……美しく誇り高きとか正直少し恥ずかしい。
 お転婆な私には少し過分な評価だ。
 思わず私の肩を抱いているアレクに尋ねる。

「アレク? これって……」

「ああ、お前はもう俺の妻だ。これは生涯、お前以外を妻に迎えないと言う誓いの証」

 アレクのその言葉とても嬉しい。
 でもなんだか照れくさくて、彼を見上げると答える。

「嘘……だって、まだ式も挙げてないのに」

 正直言うとやはりちょっと憧れはある。
 前世ではすっかり恋愛とは縁遠くなっていたけれど、私にとっては初めての結婚式なのだから。
 その言葉にアレクは眉をピクリと上げると私を睨んだ。

「ふざけるな、このお転婆娘が。何が式だ、俺がどれほど……ええい、もういい!」

「きゃ! アレク!?」

 気が付くと私はアレクにしっかりと抱きかかえられている。
 いわゆるお姫様抱っこだ。
 見た目はブロンドの少女だが、中身はアラサー女子であることは自覚してるため思わず赤面してしまう。

「式など今からいくらでも盛大にあげてやる! そうだろう、ルーク」

「ふふ、はい殿下! 盛大にいたしましょう。我らが妃殿下の帰還なのですから!!」

「ちょ! ちょっと待ってよアレク! ルークさん!?」


 それからは本当に目まぐるしかった。
 国王陛下や王妃様も私の帰還を心から喜んでくれて、二人とも涙ぐんでしっかりと手を握ってくれた。
 そして、リカルドさんたち騎士団のみんなは大騒ぎ。
 私の生還を喜んでくれた。
 アレクが私の両親はもちろん、ロシュルリアにいるエルザや大公にも知らせを走らせる。
 いつの間にか噂は広がって都では盛大なお祭りが。
 そして、みんなで美味しいご馳走も食べて部屋でゆっくりしていたところに現れたのがセイラン様とフェニックスだ。

 私はそんなことを思い返しながら、今部屋のテラスで私たちの目の前に立っている二人を眺めていた。
 セイラン様は全てをみんなに話した後、フェニックスに促す。

「お前が悪いのだフェニックス。潔くルナとアレクファートに詫びよ」

「どうして俺が!」

 まだ不服そうなフェニックスに対して、私を守るように肩を抱くアレクと周りで身構える仲間たち。
 神獣相手でも頼もしい。
 リンがフェニックスに叫ぶ。

『許さないんだから! ルナをまたどこかに連れて行ったら絶対許さないんだから』

 スーやルーも飛び跳ねながら口々に言う。

『ルナはスーが守るもん!』

『ルーだって!!』

 大きなぐるぐる巻きの角を振りかざす二人。
 シルヴァンやジンもすっかり警戒して身構えている。

『神獣だって構うもんか、それ以上ルナに近づいた引っ掻いてやる! なあ、シルヴァン!』

『ああ、ジン!!』

「ピュオ!!!」

 ピピュオも小さな翼を羽ばたかせながら一声そう鳴いた。
 そんな中、まるでそれを意に介さないかのようにこちらに歩を進めるフェニックスの姿。
 まさか、また私を天空の神殿に連れていくつもりだろうか?
 今にも飛び掛かりそうなアレクや仲間たちと一緒に私は思わず彼を睨んだ。

「来ないで! 言ったはずよ、ここが私の居場所なの」

 その視線に少したじろく天空の王。

「ちっ……俺を睨むその目もあいつに、ルティシアによく似ている」

 気が付くとその手に白い光が集まっていく。
 何をするつもりなの?

「ルナ!!」

 アレクが警戒して剣を抜くと私の前に立つ。
 私も思わずリディアの力を使って銀狐族の姿に変わると、腕輪から生まれた白銀の剣を構えた。

「止まって! フェニックス」

 そんな中、フェニックスが作り出した白い光はあるものに形を変えて空へと舞いあがると再びゆっくりと舞いながら私の前に落ちてくる。
 それを見てルークさんが息をのんだ。

「それは……まさか」

 侍女のミーナもその光が生み出したものを見つめながら頷いた。

「ええ、まるで伝説に描かれたあの」

 私は思わずその美しい光に手を伸ばす。
 その光の中には、神々しい光を放つ白い羽根が一枚あった。
 ゲームの中で伝説のアイテムを手に入れたようなその瞬間。
 まるでその羽根は、意思があるかのように私の手のひらの上にふわりと舞い降りる。
 その輝きにミーナが思わずため息をつく。

「光り輝く不死鳥の羽根を持つルナ様のその姿。まさに伝説に記された聖王妃リディア様そのものだわ」

 私もリンやスー達に読んで聞かせた絵本の中で見たことがある。
 聖王妃リディアの手の中で光り輝く伝説のマジックアイテム。
 不死鳥と呼ばれる神獣フェニックスの特別な魔力が込められた白き羽根。

 いつの間にか、天空の王は巨大な神獣に姿を変えて空高く舞い上がっていく。
 そしてこちらを振り向くと言った。

「ルナよ、それは俺からの手向けだ。お前の前に再び試練が立ちふさがった時、何かの役に立つかもしれん」

 その言葉と共に天空へと消えていく神獣フェニックスの姿を眺めながら、セイラン様は肩をすくめると言った。

「全く、困った男だ。ルナ、お前とアレクファートの婚儀を見てゆけといったのだがな」

 私とアレクはその言葉に顔を見合わせる。
 こうして帰ってきた今、正式な婚儀の為の式はこれから行われることになるだろう。
 セイラン様はフェニックスが消えた空を見上げる。
 そして、私に微笑んだ。

「遠慮なく貰っておくがいい。ルナよ、邪神の使徒を倒したお前は、その羽根を貰うに相応しい試練を確かに果たしたのだから」

「セイラン様……」

 邪神の化身ともいえるジェーレントの王太子ルファリシオとの戦い。
 セイラン様の言葉に私は改めてそれが終わったことを実感した。
 アレクが私の肩を抱きながら驚いた様子で声を上げる。

「ルナ! あれを見ろ」

 仲間たちも一斉に空を見上げた。
 リンが私の肩の上で叫ぶ。

『うわぁ! ルナぁ、見て綺麗だよ』

 その小さな手が指さした空には美しいオーロラのような光景が見えた。
 それはフェニックスからの私へのお詫びの印だったのだろうか。

「ほんと、綺麗ね」

 ゲーム好きのアラサーの獣医だった私には、とても信じられないような大冒険。
 そこでアレクやみんな、そして沢山の動物たちに出会った。
 これから一体どうなるのだろうか。
 それは今はまだ分からない。
 でも、空にかかるオーロラが私たちの行く手を祝福しているような気がして、私はいつまでもその美しい光景を眺めていた。
 

 ==========

 いつもお読み頂いてありがとうございます。
 次回からは展開も新たに王太子妃編に入る予定です。
 今後ともルナたちをよろしくお願いします!
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