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高年期[二学期・後編]

注)誤った選択。

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かーなーり・・・無理矢理です。ご注意ください。

風間✖薫風です。


飛ばしても話が通じるよう調節しました。そして長文です。







************




「やだぁぁ!も、もう、でなっ、ああ!」

「ここ触られるの好きだよな?・・・ああ、もう透明のしかでてこないな。でも出さずにイケるだろ?・・・ほら!」

「っああ!・・・うっ、くっ、・・・ん、んあぁ ー!」

「こんな淫らな身体、みすみす逃すわけない・・・は、あ・・・ああ、イきそうだ、また出すぞっ!」

「い、いや、だ・・・お腹、いっぱっ・・・っ!ひ、ぅ・・・!」




何度も出された事により風間くんが腰を揺する度にヌッチャヌッチャと粘着性の卑猥な音が部屋中に木霊している・・・


もう風間くんに腰を支えてもらわねば崩れ落ちそうな程身体がガクガク震え、もう体力の限界をとうに達していた。だが気を失いそうになれば肩に血が滲むほど噛みつかれたり尻を叩かれたりして強制的に呼び戻される・・・


それは風間くんが満足されるまで続けられた。





_____________




「これ、は・・・?」

「五十嵐が薫風にもう一度見せてやれって言われてね。・・・まさか契約書忘れたなんていわないよね?」

「・・・拝見します。」

「え、本当に忘れたのかい?・・・はぁ、呆れたもんだね。」





理事長室に呼び出さされ冒頭でこれを提示された。・・・契約書類を。





「・・・『学校の休みの日は、必ず身体を差し出す』・・・?な、何ですかこれ?」

「?・・・君は記憶喪失にでもあったのかい?君の要求も書いて2人で合意の上署名したはずだが?・・・薫風だって満更でもなかっただろう?」

「・・・」




契約書類には風間くんの要望と僕の要望が書いてあった。パッと見、僕の要望はそれほど気になる事は書いてなかったが・・・風間くんの方は、なんというか・・・




「・・・僕は、本当にこれを読んで契約をしたんですか?」

「・・・文字は紛れもなく君の文字だと思うけど?」

「・・・」

「明日、迎えをやるからいつも通りに我が家へ来なさい。」




凄く落ち込む・・・恋人でもなく、ただ義務的に行為をするって事だろ?しかも今まで僕は満更でもない様子で相手をしていた、と。



なんだこの記憶操作。確かに風間くんが他の人を抱いてる姿は想像したくはないが・・・でも、その行為に意味は・・・




「・・・契約破棄条件は、どちらかに婚約者ができるまで。」

「そうだ。私は今忙しい身で婚約者の事なんて考えたくないのだよ。薫風にはその防壁となってもらってる。・・・まぁ、必然的に君が卒業すると共に破棄になる。それまでの関係だね。まぁ・・・あと2年もすれば落ち着くからそれまで、だね。」

「そ、う、ですか・・・。わかりました。・・・では、次の休みに。」

「ああ。君の身体とは相性がとても良いから気に入ってるんだ。・・・ふふ、では休みの日に。」

「・・・」




好きな人に身体を求められるのは嬉しい事。・・・だが今のこの状況は宜しくない。これは嘘でも僕の相手を仮でもいいから作るべきだな。



・・・




「と、いうわけで・・・愛翔さん、僕の恋人になってもらえませんか?」

「いいよ。・・・まさかそんな事になってるとは思わなかったよ。」




やはり頼れるのは愛翔さん、ただ一人。銀徹さんには女性の婚約者がいる。攻略対象者である子鷹狩くんは陽南さんの尻を追いかけてる状況。克典は論外。他の人は考えられない。仮としても、そう振る舞える人がいない。・・・そうなると選択が搾られる。





「・・・話は合わせられるかな?」

「大丈夫じゃないかな。中学は一緒だったし。・・・俺が個人で君たちの契約書の情報を知って、俺が告白した事にすればいい。」

「・・・迷惑じゃない?」

「大丈夫だよ。俺の家はもう兄が跡取りとして結婚して子供がいるから。」

「そっか・・・じゃあ、僕は愛翔さんに熱烈に告白されほだされて承諾した事にするよ。僕は愛翔さんの良い所たくさん言えるから問題ないよ!」

「ふふっ!・・・そうか。・・・じゃあ、キスでもしようか?」

「!・・・そ、そうだね。うん、告白を受けるんだもんね。」

「俺は薫風の事好きだよ。頼まれなくても薫風なら喜んで受け入れるよ。仮、じゃなく本当に恋人になる?」

「あ、愛翔さん・・・ほ、本当に?」

「銀徹さんもね、今は兄弟でもないんだから薫風が良ければ俺が付き合いたいって言ってたよ。でも銀徹さんは嫡男で婚約者いるからね。」

「・・・初めて聞きました。」




・・・兄弟だった前世の記憶を持ってても恋人になれるの?・・・え、じゃあ二人は前世はゲ




「薫風、俺も銀徹さんも普通だよ。ノーマル。この世界に生まれ変わってから見方というか偏見を持たなくなっただけだよ。」

「あ、そう・・・」





あ、心読まれてた・・・愛翔さん、ほんと悟るの鋭いよね。うん、ごめん疑って。











・・・そして休みの日。





「・・・なんだい、これ。」

「僕と鳥羽先輩と正式に婚約しました。ですので今日限り、この契約書を破棄してもらいます。」

「ほう・・・?」




風間家に付き、執務室に案内され、その日のうちに作った「婚約しました」という書類を風間くんに手渡した。そこに僕と愛翔さんの直筆サインを書いてある。・・・それには銀徹さんも見届け人として携わっている。その為、銀徹の名前も記入されている。




「この書類は本物だろうが、これは私と契約破棄する為の仮の婚約者だろう?」

「いえ違います。僕は中学の頃から鳥羽先輩の事知っています。高校に入って再会して想いが溢れました。・・・勝手に婚約をした事に対しては申し訳ないと思いますが、鳥羽先輩、いえ愛翔さんから告白してもらい、僕はそれを受け入れました。・・・なので、契約を」

「・・・そんな事、許されないよ」

「は?・・・あっ!」




ビリビリビリーっと目の前で愛翔さんとの婚約証明書を破いた。・・・うん、こうなる事は予想済みで、何枚か写しを用意してますよ。





「・・・それは写しですので正式なものは家にあります。・・・それではかず、いえ風間理事長との契約書類を破棄させてもらいます。」





そう言って2枚ある風間くんとの契約書の1枚をこの場でビリーっと破いた。・・・うん、これで終わりかな。辛いけど仕方ない。身体だけなんて辛すぎる。諦めたつもりはないけど、僕にはまだ3年も猶予がある。その間に風間くんの気を向けてもらえるよう頑張るしかない。




風間くんは僕の動作を何も写してないような虚ろな目で見ていた。・・・心ここに在らず、か。



踵を返し執務室から出ようとする。扉の前には足利さんが複雑な顔をして僕を見ていた。・・・きっと風間くんが僕を溺愛していた記憶が残ってるんだろうな。急に態度が変わった風間くんを見て戸惑っただろうなぁ・・・




「足利さん、申し訳ありません。・・・今までお世話になりました。」

「薫風さま・・・」




苦笑いを浮かべながら扉を開け出ていこうと・・・



グイッ!




「ぐっ!?・・・え、なに?」

「そんな勝手な事・・・この俺が許すわけないだろ・・・」

「和彦様っ!」





後ろから切羽詰まった足利さんの声が聞こえた。気が付いたら腹部に風間くんの腕が回され引き寄せられていた。


そのまま肩に米俵の様に担がわれ廊下を歩き出した。目の前には足利さんが苦痛の顔を浮かべて立ち尽くしていた。・・・あ、これマズイパターン?




・・・





見慣れてる為、道のり的に寝室へ行くんだろうなーとわかったけど。わかったからといって何も出来ない。



思いっきりベッドに投げ出され顔面から落下し「ぶふっ!?」と情けない声が漏れてしまった。いやぁ~肩に担がれるとね、腹にクるんですよ。乱暴に扱われ少し気持ちが悪い・・・




うつ伏せでベッドに寝かされ、その上に風間くんが僕の腰あたりに跨がった。それからネクタイのような物を取りだし僕の両手をクロスして縛り拘束してきた。・・・いよいよヤバい雰囲気になってきたっ、どーしよー?





「薫風・・・」

「えっ、あの!・・・契約破棄しました、よね?」

「偽の婚約者を作って、そんな見え透いた嘘で俺を納得できると思ったか・・・?」

「・・・偽ではありません。互いの想いがあり、僕は愛翔さ」

「他の男を名前で呼ぶな」

「っ。・・・愛翔さんは僕を大切にしてくれます。一緒にいて癒してく、痛っ!んぅー・・・!」

「不愉快だ。」




話してる所に髪を引っ張られ無理矢理顔を上げられ噛みつくように口を塞いできた。・・・不愉快って。まずは人の話を聞こうよ。




少し風間くんの腰が浮いたな~っと思った途端、ズボンをズルッと脱がされた。・・・下半身がスースーする。え、下着まで脱がされた?




「ひっ・・・!」

「こんな淫らな身体で俺以外の奴に抱かれて満足するのか?」




急に冷たい液体を尻に垂らされビクッと身体か跳ねた。そしてすかさず手が宛がわれ指が中に入ってきた。



身体を捩って抵抗するがうなじに手を置かれ体重が乗せられてるのか身動き出来ない。器用に僕の股の間に風間くんの身体が入り込み、脚で下腹部を持ち上げられ腰が上がり膝立ちにさせられている・・・ほんと、この人こーゆうの器用だよね。




「うあぁ!・・・あ、あぁぁ」

「もう何度もヤってるのに未だに初々しさが抜けないな・・・そこがいいんだが。」

「やっやめ・・・っ、・・・ぅ、っ!」

「いつも受け入れてるんだ。・・・もう、大丈夫だろう。」

「えっ?・・・っ、ぁアーー!」




軽く解されてから指を引き抜かれ熱いモノが宛がわれ中に一気に入ってきた・・・


行為に慣れたとはいえ、ろくに慣らしもせず指の倍以上あるモノが一気に貫いてくれば痛みも生じる・・・だが身体はすぐに順応し入ってきたモノを締め付けてしまう・・・ああ、これはかなり辛くてキツイな・・・



「ん・・・はぁ、ほんと、薫風の中は気持ちがいい・・・」

「う、はっ・・・苦し」

「苦しいのは始めだけだろ?・・・ほら動くぞ」




馴染ませることもせず奥までグッと突いたのちズルッと抜いてカリが入り口に引っ掛かるとまた奥へとグッと突き入れる。あまりの衝撃と苦痛に開いた口が閉じず悲鳴と嬌声混じりの声が漏れだす・・・






それから長い夜が始まった。


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