270 / 313
高年期[二学期・後編]
リセット・・・その答えは、
しおりを挟む
『リセットし、新たな恋を目指しますか?・・・yes/no』
夢、だよね?風間くんにガンガン攻められた挙げ句ブラックアウトしたんだよね?・・・辺りは真っ暗です。目を開けてるのか閉じてるのかわからない、ただ機械的音声が耳、いや頭の中に、脳に直接響いてる感じがする。
とにかく、今なんて言った?「リセット」?ハッピーエンドって風間くんに僕の気持ちを伝えた事が終点って事?
・・・確かに、ゲームでの流れは1年かけて攻略対象者の好感度を上げて、3年生が卒業する時に、お目当ての対象者に告白される。・・・って流れだよね?
今は・・・まだ中間地点。運動会すらやってませんよ?中間テストが終わった所なんですけど?・・・途中でHE(ハッピーエンドの略)するとかおかしくないか?バグ?バグですか?てか、やっぱこの世界はゲームの世界なん?
『リセットしますか・・・yes/no』
うわっ!なんかまた聞こえた。急かされてる感じがする。
・・・
・・・
・・・・・・・・・
「・・・質問です。もしリセットしたら記憶はどうなりますか?」
『リセットしますか・・・yes/no』
「・・・」
質問しても無理か・・・とにかく聞いて、てか自分の声が出てないから思ってるんだろうが・・・うーん・・・どうすれば・・・
もーヤケだ!
「ほ、保留で!!」
「っ!?・・・薫風、どうしたんだい?」
「っ!あ、和彦さん・・・」
保留で!って心の中で叫んだ途端、口から言葉が出ていたらしく大声をだしてしまい僕を抱き締めてた風間くんを起こしてしまったらしく声をかけられた。・・・あ、あれ?
「どうした?悪夢でも見たか?動機が激しいぞ・・・大丈夫か?」
「あ、は、はい・・・すみません、記憶にはないんですが・・・何か嫌な夢を見たみたいです・・・」
「そうか。・・・なんだか気持ち体が冷えてるようだ。しっかりと毛布の中に入って。」
「は、い・・・」
記憶にはないなんて嘘です。だって未だに頭の中でピコーン・・・ピコーン・・・と呼び出し音が鳴り響いてるんだから。
これ・・・どーしたらいい?
風間くんも攻略対象者だ。もちろん前世の兄達もだ。・・・リセットしてしまったら皆記憶が無くなってしまうのではないか?
ヒロインである陽南さんは?リセットしたらどうなる?それに親衛隊の人たちは?
か、家族は多分大丈夫だと思うが・・・もしかしたら万純くんや紫音さん達の記憶とかはどうなる?
・・・そして、リセットしたら僕は・・・?
もしかして新学期からやり直し?あ、血の気が引いた気がする。
「・・・薫風、ほんとうに大丈夫か?・・・無理、させてしまったか?」
「!だ、大丈夫ですっ。」
「どこか具合悪いようなら医者を呼ぶが」
「い、医者!?そんなの必要ありません!・・・あっで、では・・・抱き締めてもらってもいいですか?」
「!ああ、いいよ。なにが不安なのかわからないが、抱き締める事で落ち着くならずっと離さないよ。」
「いや、睡眠取ったら離れてくださいね?」
「ん~?・・・ふふ、薫風、もっと甘えて良いんだよ。薫風なら私は喜んで全て受け入れるよ。」
「っ!」
甘い!めちゃ砂糖吐きそうになった!うわぁ恥ずっ!
・・・ああ、そうだよね。
リセット?やり直し?・・・いやいや!僕生きてる!新たな人生!ゲームの世界だろうが僕は今生きてるし今の人生満更でもありません!
腹部に置かれてる風間くんの腕に手を重ね瞳を閉じる・・・
『リセットしますか・・・yes/no』
「ノーで!」
『・・・承認しました。新たな選択です。
1.記憶を残し、対象者の記憶をリセットする。
2.今までの記憶を対象者共にリセットし新たな恋をする。
3.このまま記憶を残し風間和彦と一緒に人生を歩む。
選択を選んでください。』
「・・・は?」
なに新たな選択って?さらにリセットするって言ったのに似たような事言われてるんですが!
こんなのゲームの中には無かっ・・・?あ、れ?
そーいえば僕、エンディング等はインターネットで検索してカンニングしただけで自分でエンディングまでゲーム進めてない・・・?
「ほ、保留で!」
『選択してください。』
「・・・保留で。」
『選択してください。』
あーこれループだ。考える隙を与えてくれない。これはもう無視するしかないな。
_______
寝たのか寝てないのかわからない状況で目を覚ます。・・・すると背中に人肌を感じホッと心を撫で下ろす。
取り敢えずこの後どうしようか。・・・まずこれは陽南さんに相談すべきだな。
「おはよう薫風。起きたかい?」
「っ!お、おはようございます。ですが朝からそんな色気だして耳元で囁かないでくれませんかっ!?」
モソッと身動ぎしたら耳元で囁かれた。あ~この低音ボイスは寝惚けてる僕にとって毒だわぁ・・・一気に目が覚めて顔が赤くなってる気がする。後ろからクスクスと笑い声も聞こえる。・・・ぐぅ、なんだか本当の恋人になったようで恥ずかしい・・・なにこの甘々な雰囲気。・・・ってか今何時?
「そろそろ起こそうと思ってたんだ。もうすぐお昼の時間だよ。」
「そんなに寝てたんですか。・・・すみません、起こしてもらって良かったんですよ?」
「途中目が覚めて悪夢を見たってきいてから心配でね・・・ぐっすり眠ってたようだったから起こせなかったんだ。」
「・・・和彦さん、ほんと僕に甘いですよね。」
「今は特に甘やかしたいかな。もう我慢する必要ないからな。」
「!い、いや節度を保ってください!?」
「学校ではそうしよう。だが今は我が家だ。・・・なぁ?薫風。」
「えっ!?あ、はい・・・いや、あの、何を・・・」
「ふふ・・・」
え、あのこの流れは・・・?い、いやもう無理ですよ?昨日あんだけヤりましたよね!?何僕のバスローブ脱がしにかかってるのかな?え、いや、無理・・・
あ・・・僕、今すぐリセットしたい気持ちになったわ。これは、体、持たないわ。・・・夢美姉さん、ほんと尊敬します。是非、絶倫様の手懐け方を教えて下さい。
・・・
お風呂に入らせてもらい遅いお昼ご飯をもらった。・・・はい僕は今、風間くんの膝の上。その理由は御察しください。
早く陽南さんに相談したかったんだが・・・うん、動けない。どーしよ?未だに警報ともいえるピコーンって音が鳴り響いてるんですが。頭の中で。ちょっと、いやかなり鬱陶しい。
執事さんがすっごいジト目で風間くん睨んでるんですが本人は素知らぬ顔で流してる・・・執事さん、凄く風間くんに遠慮しなくなったね~。
・・・で、家には帰れずその日はずっと風間家にお世話になって、次の日、つまり学校が始まった日に一緒に登校しました。・・・車から降りたらすかさず後ろを取られぎゅう~っと抱き締められた。・・・はぁ、もう学校だから離れて欲しい。
「じゃあね薫風。・・・はぁ~離れたくないなぁ~・・・」
「・・・昨日までずっと一緒にいたでしょう。もう学校ですから!は、離れてくださいっ!」
「恥じらう薫風は本当に可愛いな。」
「ちょ、ちょっと・・・っ!」
「なに門前でイチャついてる・・・」
「あ!銀徹さん、助けてっ!」
「風間・・・薫風に何をした?」
「いや何も。・・・薫風、例え元兄でも俺以外の奴に助けを求めるのは妬けてしまうな・・・」
「ひえぇ!ぎ、銀徹お兄っ・・・!」
「風間、いい加減にしろ」
丁度銀徹さんが通りすぎてくれて助かった~。声が一トーン落ちたのは僕の切羽詰まってすがり付いたからだ。心臓鷲掴みされた気分になるから嫌。でも声が好きです。あ、本体も好きですよ兄として。
そして銀徹さんに助けられ、愚図った風間くんを銀徹さんに任せ、やっと教室へとたどり着いた。
・・・そこには、険しい顔した陽南さんが教室に入ってきた僕を睨み付けてきた。
え、何・・・?
夢、だよね?風間くんにガンガン攻められた挙げ句ブラックアウトしたんだよね?・・・辺りは真っ暗です。目を開けてるのか閉じてるのかわからない、ただ機械的音声が耳、いや頭の中に、脳に直接響いてる感じがする。
とにかく、今なんて言った?「リセット」?ハッピーエンドって風間くんに僕の気持ちを伝えた事が終点って事?
・・・確かに、ゲームでの流れは1年かけて攻略対象者の好感度を上げて、3年生が卒業する時に、お目当ての対象者に告白される。・・・って流れだよね?
今は・・・まだ中間地点。運動会すらやってませんよ?中間テストが終わった所なんですけど?・・・途中でHE(ハッピーエンドの略)するとかおかしくないか?バグ?バグですか?てか、やっぱこの世界はゲームの世界なん?
『リセットしますか・・・yes/no』
うわっ!なんかまた聞こえた。急かされてる感じがする。
・・・
・・・
・・・・・・・・・
「・・・質問です。もしリセットしたら記憶はどうなりますか?」
『リセットしますか・・・yes/no』
「・・・」
質問しても無理か・・・とにかく聞いて、てか自分の声が出てないから思ってるんだろうが・・・うーん・・・どうすれば・・・
もーヤケだ!
「ほ、保留で!!」
「っ!?・・・薫風、どうしたんだい?」
「っ!あ、和彦さん・・・」
保留で!って心の中で叫んだ途端、口から言葉が出ていたらしく大声をだしてしまい僕を抱き締めてた風間くんを起こしてしまったらしく声をかけられた。・・・あ、あれ?
「どうした?悪夢でも見たか?動機が激しいぞ・・・大丈夫か?」
「あ、は、はい・・・すみません、記憶にはないんですが・・・何か嫌な夢を見たみたいです・・・」
「そうか。・・・なんだか気持ち体が冷えてるようだ。しっかりと毛布の中に入って。」
「は、い・・・」
記憶にはないなんて嘘です。だって未だに頭の中でピコーン・・・ピコーン・・・と呼び出し音が鳴り響いてるんだから。
これ・・・どーしたらいい?
風間くんも攻略対象者だ。もちろん前世の兄達もだ。・・・リセットしてしまったら皆記憶が無くなってしまうのではないか?
ヒロインである陽南さんは?リセットしたらどうなる?それに親衛隊の人たちは?
か、家族は多分大丈夫だと思うが・・・もしかしたら万純くんや紫音さん達の記憶とかはどうなる?
・・・そして、リセットしたら僕は・・・?
もしかして新学期からやり直し?あ、血の気が引いた気がする。
「・・・薫風、ほんとうに大丈夫か?・・・無理、させてしまったか?」
「!だ、大丈夫ですっ。」
「どこか具合悪いようなら医者を呼ぶが」
「い、医者!?そんなの必要ありません!・・・あっで、では・・・抱き締めてもらってもいいですか?」
「!ああ、いいよ。なにが不安なのかわからないが、抱き締める事で落ち着くならずっと離さないよ。」
「いや、睡眠取ったら離れてくださいね?」
「ん~?・・・ふふ、薫風、もっと甘えて良いんだよ。薫風なら私は喜んで全て受け入れるよ。」
「っ!」
甘い!めちゃ砂糖吐きそうになった!うわぁ恥ずっ!
・・・ああ、そうだよね。
リセット?やり直し?・・・いやいや!僕生きてる!新たな人生!ゲームの世界だろうが僕は今生きてるし今の人生満更でもありません!
腹部に置かれてる風間くんの腕に手を重ね瞳を閉じる・・・
『リセットしますか・・・yes/no』
「ノーで!」
『・・・承認しました。新たな選択です。
1.記憶を残し、対象者の記憶をリセットする。
2.今までの記憶を対象者共にリセットし新たな恋をする。
3.このまま記憶を残し風間和彦と一緒に人生を歩む。
選択を選んでください。』
「・・・は?」
なに新たな選択って?さらにリセットするって言ったのに似たような事言われてるんですが!
こんなのゲームの中には無かっ・・・?あ、れ?
そーいえば僕、エンディング等はインターネットで検索してカンニングしただけで自分でエンディングまでゲーム進めてない・・・?
「ほ、保留で!」
『選択してください。』
「・・・保留で。」
『選択してください。』
あーこれループだ。考える隙を与えてくれない。これはもう無視するしかないな。
_______
寝たのか寝てないのかわからない状況で目を覚ます。・・・すると背中に人肌を感じホッと心を撫で下ろす。
取り敢えずこの後どうしようか。・・・まずこれは陽南さんに相談すべきだな。
「おはよう薫風。起きたかい?」
「っ!お、おはようございます。ですが朝からそんな色気だして耳元で囁かないでくれませんかっ!?」
モソッと身動ぎしたら耳元で囁かれた。あ~この低音ボイスは寝惚けてる僕にとって毒だわぁ・・・一気に目が覚めて顔が赤くなってる気がする。後ろからクスクスと笑い声も聞こえる。・・・ぐぅ、なんだか本当の恋人になったようで恥ずかしい・・・なにこの甘々な雰囲気。・・・ってか今何時?
「そろそろ起こそうと思ってたんだ。もうすぐお昼の時間だよ。」
「そんなに寝てたんですか。・・・すみません、起こしてもらって良かったんですよ?」
「途中目が覚めて悪夢を見たってきいてから心配でね・・・ぐっすり眠ってたようだったから起こせなかったんだ。」
「・・・和彦さん、ほんと僕に甘いですよね。」
「今は特に甘やかしたいかな。もう我慢する必要ないからな。」
「!い、いや節度を保ってください!?」
「学校ではそうしよう。だが今は我が家だ。・・・なぁ?薫風。」
「えっ!?あ、はい・・・いや、あの、何を・・・」
「ふふ・・・」
え、あのこの流れは・・・?い、いやもう無理ですよ?昨日あんだけヤりましたよね!?何僕のバスローブ脱がしにかかってるのかな?え、いや、無理・・・
あ・・・僕、今すぐリセットしたい気持ちになったわ。これは、体、持たないわ。・・・夢美姉さん、ほんと尊敬します。是非、絶倫様の手懐け方を教えて下さい。
・・・
お風呂に入らせてもらい遅いお昼ご飯をもらった。・・・はい僕は今、風間くんの膝の上。その理由は御察しください。
早く陽南さんに相談したかったんだが・・・うん、動けない。どーしよ?未だに警報ともいえるピコーンって音が鳴り響いてるんですが。頭の中で。ちょっと、いやかなり鬱陶しい。
執事さんがすっごいジト目で風間くん睨んでるんですが本人は素知らぬ顔で流してる・・・執事さん、凄く風間くんに遠慮しなくなったね~。
・・・で、家には帰れずその日はずっと風間家にお世話になって、次の日、つまり学校が始まった日に一緒に登校しました。・・・車から降りたらすかさず後ろを取られぎゅう~っと抱き締められた。・・・はぁ、もう学校だから離れて欲しい。
「じゃあね薫風。・・・はぁ~離れたくないなぁ~・・・」
「・・・昨日までずっと一緒にいたでしょう。もう学校ですから!は、離れてくださいっ!」
「恥じらう薫風は本当に可愛いな。」
「ちょ、ちょっと・・・っ!」
「なに門前でイチャついてる・・・」
「あ!銀徹さん、助けてっ!」
「風間・・・薫風に何をした?」
「いや何も。・・・薫風、例え元兄でも俺以外の奴に助けを求めるのは妬けてしまうな・・・」
「ひえぇ!ぎ、銀徹お兄っ・・・!」
「風間、いい加減にしろ」
丁度銀徹さんが通りすぎてくれて助かった~。声が一トーン落ちたのは僕の切羽詰まってすがり付いたからだ。心臓鷲掴みされた気分になるから嫌。でも声が好きです。あ、本体も好きですよ兄として。
そして銀徹さんに助けられ、愚図った風間くんを銀徹さんに任せ、やっと教室へとたどり着いた。
・・・そこには、険しい顔した陽南さんが教室に入ってきた僕を睨み付けてきた。
え、何・・・?
9
お気に入りに追加
3,597
あなたにおすすめの小説
よくある婚約破棄なので
おのまとぺ
恋愛
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。
その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。
言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。
「よくある婚約破棄なので」
・すれ違う二人をめぐる短い話
・前編は各自の証言になります
・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド
・全25話完結
クソ雑魚新人ウエイターを調教しよう
十鳥ゆげ
BL
カフェ「ピアニッシモ」の新人アルバイト・大津少年は、どんくさく、これまで様々なミスをしてきた。
一度はアイスコーヒーを常連さんの頭からぶちまけたこともある。
今ようやく言えるようになったのは「いらっしゃいませー、お好きな席にどうぞー」のみ。
そんな中、常連の柳さん、他ならぬ、大津が頭からアイスコーヒーをぶちまけた常連客がやってくる。
以前大津と柳さんは映画談義で盛り上がったので、二人でオールで映画鑑賞をしようと誘われる。
マスターの許可も取り、「合意の誘拐」として柳さんの部屋について行く大津くんであったが……?
中イキできないって悲観してたら触手が現れた
AIM
恋愛
ムラムラして辛い! 中イキしたい! と思ってついに大人のおもちゃを買った。なのに、何度試してもうまくいかない。恋人いない歴=年齢なのが原因? もしかして死ぬまで中イキできない? なんて悲観していたら、突然触手が現れて、夜な夜な淫らな動きで身体を弄ってくる。そして、ついに念願の中イキができて余韻に浸っていたら、見知らぬ世界に転移させられていた。「これからはずーっと気持ちいいことしてあげる♥」え、あなた誰ですか?
粘着質な触手魔人が、快楽に弱々なチョロインを遠隔開発して転移させて溺愛するお話。アホっぽいエロと重たい愛で構成されています。
ダンシング・オメガバース
のは
BL
異世界転移したけれど、僕の知ってるオメガバースとなんか違う!
なんだってこの島のイケメンたちは、僕にダンスを見せつけるんだ。
僕は先生に相談した。
先生は、右も左もわからぬ僕を拾って保護してくれた人で、僕の担当医のようなものである。
彼が言うには、この島のバース性は独自の進化を遂げていて、ダンスで互いを誘惑するらしい。
しかも検査を重ねるうちに僕のバースは徐々にオメガを示し始めた。
自分のバース性を受け入れられずにいる僕にも、とうとう発情期がやってくる。
こんなとき触れてほしいのは先生だ。だけど、先生は僕のフェロモンの影響を受けない。
このままつらい片思いがずっと続くんだと思っていた。
先生が、僕の前から突然姿を消すまでは。
※他サイトにも掲載しております。
※表紙は生成AIをベースにして、髪型、ポーズ、服装等、多少手を加えたものを使用しております。
過労死で異世界転生したのですがサキュバス好きを神様に勘違いされ総受けインキュバスにされてしまいました
ムーン
BL
ブラック企業に勤めていた俺はある日突然死んでしまった。女神様に転生させてもらえたところまでは良かったのだが、その内容が問題だった。
女神はサキュバスもののエロ本を買っていた俺の好みを曲解し、男版のサキュバス……インキュバスに転生させた。しかも女神様の心付けで男にモテるように、 いわゆる総受け体質にされてしまった。
そのせいでモンスターに性的な意味で襲われるようになったけれど、ヤンデレ気味の弟やドSな勇者様、術や道具を使って落とそうとしてくる精霊使いにいきなり求婚してきた優しいオーガ……彼らに前世では経験できなかった愛情と快楽を与えられ、俺は過酷な世界で生きることを決めた。
人間の女性を襲えないから男から精液をもらうしかないと言い訳して、淫乱になっていくのは俺の流されやすい性格ではなくインキュバスの身体のせいだと言い訳して、抱かれる悦びに溺れていく。
────
──────
※暴力・流血・凌辱表現注意
※攻めが複数居る。主人公が嫌がっても痛がっても犯されることがある。などが苦手な方は避けてください。
※なんでもいいよ! 酷い目に遭う子が好きだよ! という趣味がないなら避けてください。
※別投稿の作品と同世界の物語ですが、キャラ・ストーリー共にほぼリンクしないので気にしないでください自己満足です。
寝込みを襲われて、快楽堕ち♡
すももゆず
BL
R18短編です。
とある夜に目を覚ましたら、寝込みを襲われていた。
2022.10.2 追記
完結の予定でしたが、続きができたので公開しました。たくさん読んでいただいてありがとうございます。
更新頻度は遅めですが、もう少し続けられそうなので連載中のままにさせていただきます。
※pixiv、ムーンライトノベルズ(1話のみ)でも公開中。
大魔法師様は運命の恋人を溺愛中。
みるくくらうん
BL
R18溺愛BL作品★
田舎の孤児院から、伯母の元で奴隷として過ごし、ひょんなことから地方特待生として王都の学校に進学することになったフィン・ステラ。
劣悪とも言える環境から王都に来たフィンは、住む家を探すよりも先に、憧れだったミスティルティン魔法図書館で教科書を手に入れようと行動を取る。
そこで出会ったハイエルフと何故か恋人になる展開になったが、実はそのハイエルフはミスティルティン魔法図書館を統括する大貴族の長にして王族特務・大魔法師であるリヒト・シュヴァリエだった。
リヒトの寵愛をひたすら受け愛を育む、溺愛系BL。
-------------------
性描写★付けてます。
殴り書き小説ですが、楽しんでいただければと思います。
2021/07/25
シリーズ二作目配信開始しました☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる