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高年期[二学期・前編]

☆ハッピーエンドおめでとう!・・・そして?

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風間和彦という人物の説明書には「エロ要素満点キャラ」ってあったよーな?



学校では昼間にしか会う事がないが休みの日に過ごすようになって、必ずといって言いほど肌合わせてるよね・・・




「ふっ、ぅんん・・・」

「薫風、だいぶ解れてきたね・・・入れるよ?」

「ちょ、ここお風呂・・・ひっ、ああアッ!」

「っく・・・はぁ、お風呂に入ってるせいかな、薫風の中いつもより熱いね。」

「あ、お湯が、んくっ、入って、くるっ・・・!」




泡風呂のせいかどこもツルツルで、いきなり下半身いじられ指入れられ即挿入されてしまった・・・あ、暑いんですが



とにかく不安定での行為に何かに捕まりたくて、取り敢えず風間くんの膝に手をやりバランスを取る。だがこの行為によって容赦なく腰に打ち込まれて、更に腰を掴まれ下ろされて深く風間くんのを飲み込むかたちになった。




「あふっ、はっ、はっ、・・・い、いやだ和彦さ、ん・・・あ、イきそっ!」

「いいよ薫風。ああ、俺も気持ち良すぎてイきそうだ。」

「ひ、あ、あ・・・あついっ!あ、ああっ!」

「くっ!・・・はぁ、あ~薫風に持ってかれたな。」




中に入ってるモノが痙攣してるのが生々しく感じる。・・・うん、いつもより早かったんじゃないかな。やっぱ疲れてるから?風呂の中だからかな?




互いに荒い息をしながら風間くんが背中から抱き締めてきて、僕はそれに身体を預ける。




「大丈夫?薫風。」

「は、い・・・あ、暑い、です。」

「そうだね。かなり湯船に浸かってからの行為だったから逆上せそうだね。・・・上がろうか。」

「はい。」





あ、てか風呂の中で・・・アレ出しちゃったんだけど・・・この後、執事さんとか入らないのかな?





と思い聞いてみたら、なんとここの浴室は風間くん専用らしい!執事や侍女たちには別の浴室が設けられてるらしく、執事さんはここを使わないらしい。・・・なんてセレブ!贅沢ですね。



少し足がプルプルしたが自分で上がり泡を流し、ついで中に出されたモノも処理し風呂場を出た。・・・素っ裸で横抱きされそうだったので慌ててバスローブを着込んだ。




「・・・またすぐに裸になるのに。」

「流石に廊下を裸で通りたくないです!」

「それもそうだね。窓の外から誰かにみられたら・・・ああ、いけないね。ちゃんと部屋までバスローブ着ないとね。」




おい、何さっきの間は?なんか病んでる発言しようとしてなかった?や、止めてね?




部屋に着くなり即脱がされ横抱きされたと思ったらポーンとベッドへ投げ飛ばされてしまった。・・・一瞬の浮遊感にビビッちゃいましたよ。さっきまで頭がぼぉ~っとしてたのが一気に覚醒しましたよ、ええ!一瞬の恐怖体験をしました。




「こ、怖いことしないでくださいよ!ヒュッ!としちゃいましたよ!心臓停まるかと、いや一瞬止まりましたよ!?」

「ふふ、大丈夫だよ薫風。俺が薫風を傷つけるはずないじゃないか。」




若干、苛めっこの様な笑顔を向け僕の上へと組み敷いてきた。・・・あ、ハイ。第2ラウンドですね。少し逆上せ気味だから休ませてほしいんだけど・・・あ、水もらえた。口移しだけど・・・




「んくっ、んくっ、・・・あの、普通にお水、てかコップ貸してもらえませんか?」

「コップ1つしか用意してないから叶えられんな。渡す気もない。水が欲しけりゃ口移しのみだな。」

「・・・         あ、あと、一口欲しい、デス。」

「わかった。」




あああああああ!最後尻込みしちゃったよ!なんでおねだりしなきゃ水が飲めないんだよ!可笑しいでしょ!もーこの満足気な顔が憎らしい!



水を貰ってるのと同時に舌も入ってきてクチュクチュと音を立てながら舌を絡んでくるこの行為が恥ずかしくてたまらん!更に逆上せてる気がする・・・




「ん~ふふっ。薫風が素直に受け入れてくれる姿は本当可愛らしいな。」

「・・・男に可愛いは良くないと思います。」

「思った事を素直に言葉にしてるだけだが?素直じゃない天の邪鬼な猫がやっと素直になついてきたような心境かな。俺は今凄く気分がいいぞ。」

「・・・」

「今日まで仕事を詰めて終わらせた甲斐があったようだ。俺は薫風がいるだけで、共に過ごすだけで癒されるよ。」

「!そ、そうですか・・・」





く、口から砂糖が吐きだしそう・・・あ、甘々なんですが。あ、更に頭が沸騰しそう。




「はは!薫風、顔が赤いぞ?意識し始めたか?」

「あ、う・・・」

「薫風、そのままでいい。不安がなくなるまで俺と一緒にいればいい。・・・そして薫風が卒業したら俺のところにおいで。」

「・・・え。」

「俺から離れ難いんだろ?なら離れなければいい。生憎、俺は今権力を持ってる。・・・俺を利用すればいい。俺に依存すればいい。不安なんかすぐ消える。それまで俺の側にいればいい。・・・なぁ?薫風。」

「・・・」





な、なんか重くない?風間くんが言ってる事、なんか重くない!?あれ?腹黒から重い溺愛の方に方向転換してない?いや少し黒いかぁ!?



上から見下ろされ目が離せない。本気度が伺えられるが・・・言ってる事が重い。・・・でも、ま、いっか。告白紛いの事言ったばかりだし。風間くん、小学生の頃から一途・・・うん、重いがずっと想ってくれてるんだし、ここは素直に甘えましょうか。




「・・・はい。そーします。・・・好きです、和彦さん。」

「!・・・か、薫風、もう一度」

「好きです和彦さ、んんっ!」




上から覆い被さって頭を押さえつけられ噛みつくように口づけをされた。は、恥ずかしくて苦しいんですけど・・・




「ん、んむ、・・・はぁ」

「薫風、今のはズルい。あ~・・・歯止めが効かない!今日は覚悟しろ薫風っ!」

「はい、和彦さん。・・・ふふ、好きですよ。」

「っ!薫風・・・そんな煽って・・・嫌だとか無理とか言っても止めないからなっ!」




ぎゅうぎゅうと抱き締められた。うん、なんか告白したら悩みがスッキリした感じがする。そして暖かい気持ちになった。




・・・それから全身舐め尽くされ痕を付けまくられ何度も攻められ途中から意識が朦朧としつつも風間くんを受け入れました。・・・うん、やはり今までは紳士的?に手加減をしてくれてたんだなと改めて思いました。・・・腹上死しなかったのが不思議なくらいです。



外が明るくなってきた所まで意識を保ってたが・・・やはり体力がないのかプツンと意識が飛びました。うん、絶倫様の相手は大変ですね。



そしていつの間にか行為が終わり、いつものように風間くんが後始末をしてくれて一緒に眠りについた・・・ようだ。




____________




そして久々の機械的音声が頭の中で響いて聞こえた。







『風間和彦ルート、ハッピーエンドおめでとうございます。この後リセットし新たな恋を目指しますか?・・・yes/no』










・・・・・・・・・は?
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