64 / 89
Ⅱ 王都にて
38 祝賀舞踏会3
しおりを挟む
翔・・・主人公、高1十五歳
彩音・・主人公の妹、中1十三歳
ファネル・・・元公爵の御婆ちゃん、翔の骨董仲間でこの国の実力者
メリッサ・・・第ニ王女、今年十五歳
キャル(キャロライン)・・・スノートの王族に近い貴族の娘、金髪の妖精の様な超絶美少女
アミ(アルミナス)・・・スノートの王族に近い貴族の娘、銀髪でキャルと同じく妖精の様な超絶美少女。
カルナ・・・王命による地方から送られる少年少女の半強制移住者の呼び名、疫病の影響で減ってしまった都市部の少年少女を補充し、文化や技術を継承することを目的にしている。
ーーーーー
(カケル)
「盛り上がっている処で悪いがの、カケルを儂等年寄りに貸してくれんかの」
「あれっ?祖父ちゃん、今日招待されてないんじゃないの」
「いいんじゃ、儂等は自主参加じゃ」
「あら、あら、あら、またあなた方係りの方に迷惑掛けて来たの」
「毎度のことで向こうも慣れておるわい」
骨董仲間のお爺さん達だ、どかどかと若い連中を押し退けて椅子に座る、若い連中は当たり前の様に席を譲る。
凄く自然で慣れた動作だ、親しみも混じっているので、たぶん祖父と孫の関係がほとんどなのだろう。
「カケルちゃん、これから献上品の披露が始まるんだけどねー、この人達ここから鑑定して野次飛ばす積もりなの。だから王室でも招待したがらないのよ」
「無料で鑑定してやるんだから感謝されても良いくらいじゃい」
「そーよ、勉強不足の連中にアドバイスをするだけじゃい」
「でも心配なのよねー、この人達は口が悪いから。この間はねー、怒った献上者と殴り合いなったのよ、カケルちゃんは強いから大丈夫だと思うけど」
「がっ、は、は、は、心配するなファネル、今日は孫達も揃ってるしの、そうだろおまえ達」
『おー』
何か殴り合いを楽しみにしてる雰囲気がある、心配と言いながらファネルさんもなんかわくわくしてる雰囲気がある、好奇心の強いお婆ちゃんだ。
ダンスが終わって彩音が何人か女性を引き連れて戻って来た、この人だかりに皆驚いていた。
それでも若い連中の特権だ、シーツを何枚か調達してきて女性も混じって車座で飲み始めた。
中央に白布覆われた高い台が用意され、そこの上で献上品が一つ一つ紹介される。
「カケル、おまえの品評は最後じゃぞ、最初に答えを教えられたんじゃ詰まらないからのー」
若い連中が目を丸くしている、うん、この年寄りは確かにこの国のトップの鑑定者達だ。
献上品の紹介が始まった。
「宝物級、古代ミリタロス文明、王族使用の皿」
「こらー、司会、馬鹿な紹介するな。王族使用の皿が宝物級の筈がないじゃろ、もっと勉強しろ」
「もっと良く見せて見ろ」
司会者がびびりながら白い手袋した手でこちらに皿を掲げて見せる。
「ほう、品は良いな」
「うむ、意匠が上品じゃ」
「司会、その皿の使用者は判っておるのか」
司会者が鑑定証らしき物を改める。
「口伝での王属使用認定となっております」
「こらー、その鑑定者を連れて来い、説教してやる」
「そうだ、いい加減な鑑定証を書くな馬鹿者」
最初から爺ちゃん達はエンジン全開だ、一品目で紹介が終わってしまいそうだ。
「ねえ、カケルちゃんどうなの」
「はい、王族使用で正解です。材質は王属使用の品と同じですし、裏の縁に消えかかった文字が掘ってあるんですが、癖が四十七代皇帝メリウスの筆跡と一致します。皇帝が自らへらを取って焼かせた品ですから近親者への贈答品でしょう。間違いなく国宝級です」
贈り主だろうか、立ち上がって拳を振り上げて喜んでいる。
「献上者、ネルヘス伯爵」
「うむ、奴は目が良いからの」
爺ちゃん達も拍手してる。
その後もこんな調子で献上品の紹介は荒れながら進行した、良い品も有るし悪い品もあった。
爺ちゃん達が大騒ぎして最後に俺が裁定する、そんな感じになってしまった。
そして俺が絶句する品が紹介された。
「国宝級、キューラス博士鑑定証付メルケスの壺」
「どいつじゃ、そんなまがい物掴まされた馬鹿は、一目見れば判るだろうが」
「キューラスの名を騙るな、博士がそんな物に鑑定証を書く訳なかろう。故人だからばれないとでも思ったか大馬鹿者」
「なんか呆れるよりも悲しくなるわい」
「売り付けた奴は大喜びで雲隠れしてるだろうさ」
「ああ、詐欺じゃな。騙される奴が大馬鹿者じゃが、軍にでも売った奴を追って貰え」
「ふざけるな、貴様等、これは由緒正しき壺だぞ」
離れた場所の浮島から声が上がり、男が立ち上がって拳骨を振り回している。
「なんじゃ、ネロか、大馬鹿者は」
「貴様は目が腐っておるのか、情けない」
「ふん、貴様らしいわい、そこの池で顔でも洗って出直せ」
「貴様は何度紛い物を掴まされれば懲りるんじゃ」
「うるさい、これは絶対に由緒正しい壺じゃ、今度こそ儂の目に間違いは無い。白金貨二百枚も払ったんだぞ」
『ほー』
この額を聞いて会場から溜息がもれた、日本円で二億円だ。
「カケルちゃん、引導を渡してちょうだい」
「えっ、ファネルさん、良いんですか」
「構わないわよ」
「はい、作成日は半年前、河岸で売っているお土産の壺です」
『えー』
「献上者、ネロ公爵」
公爵が顔を真っ赤にして俺を睨みつけている。
再び紹介が始まって、爺ちゃん連中は絶好調、評価が下がった人達は皆俺を睨みつけている、うー、損な役回りだ。
そして最後の一品、なにやら丁重に箱から出している。
そして台の上に厳かに置かれた、ん!なんじゃありゃ。
爺ちゃん連中は惚けた様な顔で見ている。
「最後の一品です、伝説級、フェアリーの羽の聖水入れ、特筆すべきは一点の濁りも無く継ぎ目も判らない程精巧に作られ、しかも蓋はなんと白竜の軟骨で作られております。伝説級いや超伝説級と言える逸品であります」
「カケルちゃん、あれは」
「とある国で、中身が入って二トト以下で売っている品物です」
「?」
「献上者、東部下マナ原討伐指揮者、カケル殿」
うん、さっき捨てて貰おうと渡したペットボトルだ。
拍手されてしっまった、仕方が無いから両手を頭の上でぶんぶん振って愛想を振りまいた。
ーーーーー
(メリッサ)
「キャル、あの男は金持ちなの」
「いえ、カルナで都に出て来た山の民ですから金はないかと」
「アミ、何故あいつがあんな宝物持ってるの」
「女王蟻の巣には財宝が積んであったと聞いております」
「大方価値も判らず献上したのでしょう、忠心を汲んで歓迎してあげましょうか。ムラノス!」
「はい、姫様、何かご用でしょうか」
「次の私のダンスの相手はあの男を指名して頂戴」
「姫様、あ奴は平民ですぞ」
「構わないわ、あの男に少し恥をかかせたいの、良いでしょ」
「御意に」
ムラノスがあの男の元に向かって行った。
「姫様、あの男は強いですよ」
「そうです、油断されない方が」
「大丈夫よ、ぎゃふんと言わせてやるから」
彩音・・主人公の妹、中1十三歳
ファネル・・・元公爵の御婆ちゃん、翔の骨董仲間でこの国の実力者
メリッサ・・・第ニ王女、今年十五歳
キャル(キャロライン)・・・スノートの王族に近い貴族の娘、金髪の妖精の様な超絶美少女
アミ(アルミナス)・・・スノートの王族に近い貴族の娘、銀髪でキャルと同じく妖精の様な超絶美少女。
カルナ・・・王命による地方から送られる少年少女の半強制移住者の呼び名、疫病の影響で減ってしまった都市部の少年少女を補充し、文化や技術を継承することを目的にしている。
ーーーーー
(カケル)
「盛り上がっている処で悪いがの、カケルを儂等年寄りに貸してくれんかの」
「あれっ?祖父ちゃん、今日招待されてないんじゃないの」
「いいんじゃ、儂等は自主参加じゃ」
「あら、あら、あら、またあなた方係りの方に迷惑掛けて来たの」
「毎度のことで向こうも慣れておるわい」
骨董仲間のお爺さん達だ、どかどかと若い連中を押し退けて椅子に座る、若い連中は当たり前の様に席を譲る。
凄く自然で慣れた動作だ、親しみも混じっているので、たぶん祖父と孫の関係がほとんどなのだろう。
「カケルちゃん、これから献上品の披露が始まるんだけどねー、この人達ここから鑑定して野次飛ばす積もりなの。だから王室でも招待したがらないのよ」
「無料で鑑定してやるんだから感謝されても良いくらいじゃい」
「そーよ、勉強不足の連中にアドバイスをするだけじゃい」
「でも心配なのよねー、この人達は口が悪いから。この間はねー、怒った献上者と殴り合いなったのよ、カケルちゃんは強いから大丈夫だと思うけど」
「がっ、は、は、は、心配するなファネル、今日は孫達も揃ってるしの、そうだろおまえ達」
『おー』
何か殴り合いを楽しみにしてる雰囲気がある、心配と言いながらファネルさんもなんかわくわくしてる雰囲気がある、好奇心の強いお婆ちゃんだ。
ダンスが終わって彩音が何人か女性を引き連れて戻って来た、この人だかりに皆驚いていた。
それでも若い連中の特権だ、シーツを何枚か調達してきて女性も混じって車座で飲み始めた。
中央に白布覆われた高い台が用意され、そこの上で献上品が一つ一つ紹介される。
「カケル、おまえの品評は最後じゃぞ、最初に答えを教えられたんじゃ詰まらないからのー」
若い連中が目を丸くしている、うん、この年寄りは確かにこの国のトップの鑑定者達だ。
献上品の紹介が始まった。
「宝物級、古代ミリタロス文明、王族使用の皿」
「こらー、司会、馬鹿な紹介するな。王族使用の皿が宝物級の筈がないじゃろ、もっと勉強しろ」
「もっと良く見せて見ろ」
司会者がびびりながら白い手袋した手でこちらに皿を掲げて見せる。
「ほう、品は良いな」
「うむ、意匠が上品じゃ」
「司会、その皿の使用者は判っておるのか」
司会者が鑑定証らしき物を改める。
「口伝での王属使用認定となっております」
「こらー、その鑑定者を連れて来い、説教してやる」
「そうだ、いい加減な鑑定証を書くな馬鹿者」
最初から爺ちゃん達はエンジン全開だ、一品目で紹介が終わってしまいそうだ。
「ねえ、カケルちゃんどうなの」
「はい、王族使用で正解です。材質は王属使用の品と同じですし、裏の縁に消えかかった文字が掘ってあるんですが、癖が四十七代皇帝メリウスの筆跡と一致します。皇帝が自らへらを取って焼かせた品ですから近親者への贈答品でしょう。間違いなく国宝級です」
贈り主だろうか、立ち上がって拳を振り上げて喜んでいる。
「献上者、ネルヘス伯爵」
「うむ、奴は目が良いからの」
爺ちゃん達も拍手してる。
その後もこんな調子で献上品の紹介は荒れながら進行した、良い品も有るし悪い品もあった。
爺ちゃん達が大騒ぎして最後に俺が裁定する、そんな感じになってしまった。
そして俺が絶句する品が紹介された。
「国宝級、キューラス博士鑑定証付メルケスの壺」
「どいつじゃ、そんなまがい物掴まされた馬鹿は、一目見れば判るだろうが」
「キューラスの名を騙るな、博士がそんな物に鑑定証を書く訳なかろう。故人だからばれないとでも思ったか大馬鹿者」
「なんか呆れるよりも悲しくなるわい」
「売り付けた奴は大喜びで雲隠れしてるだろうさ」
「ああ、詐欺じゃな。騙される奴が大馬鹿者じゃが、軍にでも売った奴を追って貰え」
「ふざけるな、貴様等、これは由緒正しき壺だぞ」
離れた場所の浮島から声が上がり、男が立ち上がって拳骨を振り回している。
「なんじゃ、ネロか、大馬鹿者は」
「貴様は目が腐っておるのか、情けない」
「ふん、貴様らしいわい、そこの池で顔でも洗って出直せ」
「貴様は何度紛い物を掴まされれば懲りるんじゃ」
「うるさい、これは絶対に由緒正しい壺じゃ、今度こそ儂の目に間違いは無い。白金貨二百枚も払ったんだぞ」
『ほー』
この額を聞いて会場から溜息がもれた、日本円で二億円だ。
「カケルちゃん、引導を渡してちょうだい」
「えっ、ファネルさん、良いんですか」
「構わないわよ」
「はい、作成日は半年前、河岸で売っているお土産の壺です」
『えー』
「献上者、ネロ公爵」
公爵が顔を真っ赤にして俺を睨みつけている。
再び紹介が始まって、爺ちゃん連中は絶好調、評価が下がった人達は皆俺を睨みつけている、うー、損な役回りだ。
そして最後の一品、なにやら丁重に箱から出している。
そして台の上に厳かに置かれた、ん!なんじゃありゃ。
爺ちゃん連中は惚けた様な顔で見ている。
「最後の一品です、伝説級、フェアリーの羽の聖水入れ、特筆すべきは一点の濁りも無く継ぎ目も判らない程精巧に作られ、しかも蓋はなんと白竜の軟骨で作られております。伝説級いや超伝説級と言える逸品であります」
「カケルちゃん、あれは」
「とある国で、中身が入って二トト以下で売っている品物です」
「?」
「献上者、東部下マナ原討伐指揮者、カケル殿」
うん、さっき捨てて貰おうと渡したペットボトルだ。
拍手されてしっまった、仕方が無いから両手を頭の上でぶんぶん振って愛想を振りまいた。
ーーーーー
(メリッサ)
「キャル、あの男は金持ちなの」
「いえ、カルナで都に出て来た山の民ですから金はないかと」
「アミ、何故あいつがあんな宝物持ってるの」
「女王蟻の巣には財宝が積んであったと聞いております」
「大方価値も判らず献上したのでしょう、忠心を汲んで歓迎してあげましょうか。ムラノス!」
「はい、姫様、何かご用でしょうか」
「次の私のダンスの相手はあの男を指名して頂戴」
「姫様、あ奴は平民ですぞ」
「構わないわ、あの男に少し恥をかかせたいの、良いでしょ」
「御意に」
ムラノスがあの男の元に向かって行った。
「姫様、あの男は強いですよ」
「そうです、油断されない方が」
「大丈夫よ、ぎゃふんと言わせてやるから」
1
お気に入りに追加
826
あなたにおすすめの小説
お兄ちゃんが私にぐいぐいエッチな事を迫って来て困るんですけど!?
さいとう みさき
恋愛
私は琴吹(ことぶき)、高校生一年生。
私には再婚して血の繋がらない 二つ年上の兄がいる。
見た目は、まあ正直、好みなんだけど……
「好きな人が出来た! すまんが琴吹、練習台になってくれ!!」
そう言ってお兄ちゃんは私に協力を要請するのだけど、何処で仕入れた知識だかエッチな事ばかりしてこようとする。
「お兄ちゃんのばかぁっ! 女の子にいきなりそんな事しちゃダメだってばッ!!」
はぁ、見た目は好みなのにこのバカ兄は目的の為に偏った知識で女の子に接して来ようとする。
こんなんじゃ絶対にフラれる!
仕方ない、この私がお兄ちゃんを教育してやろーじゃないの!
実はお兄ちゃん好きな義妹が奮闘する物語です。
召喚されたけど要らないと言われたので旅に出ます。探さないでください。
udonlevel2
ファンタジー
修学旅行中に異世界召喚された教師、中園アツシと中園の生徒の姫島カナエと他3名の生徒達。
他の三人には国が欲しがる力があったようだが、中園と姫島のスキルは文字化けして読めなかった。
その為、城を追い出されるように金貨一人50枚を渡され外の世界に放り出されてしまう。
教え子であるカナエを守りながら異世界を生き抜かねばならないが、まずは見た目をこの世界の物に替えて二人は慎重に話し合いをし、冒険者を雇うか、奴隷を買うか悩む。
まずはこの世界を知らねばならないとして、奴隷市場に行き、明日殺処分だった虎獣人のシュウと、妹のナノを購入。
シュウとナノを購入した二人は、国を出て別の国へと移動する事となる。
★他サイトにも連載中です(カクヨム・なろう・ピクシブ)
中国でコピーされていたので自衛です。
「天安門事件」
転生王女は異世界でも美味しい生活がしたい!~モブですがヒロインを排除します~
ちゃんこ
ファンタジー
乙女ゲームの世界に転生した⁉
攻略対象である3人の王子は私の兄さまたちだ。
私は……名前も出てこないモブ王女だけど、兄さまたちを誑かすヒロインが嫌いなので色々回避したいと思います。
美味しいものをモグモグしながら(重要)兄さまたちも、お国の平和も、きっちりお守り致します。守ってみせます、守りたい、守れたらいいな。え~と……ひとりじゃ何もできない! 助けてMyファミリー、私の知識を形にして~!
【1章】飯テロ/スイーツテロ・局地戦争・飢饉回避
【2章】王国発展・vs.ヒロイン
【予定】全面戦争回避、婚約破棄、陰謀?、養い子の子育て、恋愛、ざまぁ、などなど。
※〈私〉=〈わたし〉と読んで頂きたいと存じます。
※恋愛相手とはまだ出会っていません(年の差)
ブログ https://tenseioujo.blogspot.com/
Pinterest https://www.pinterest.jp/chankoroom/
※作中のイラストは画像生成AIで作成したものです。
催眠術をマジで使えるんだが逮捕が怖くて自制していた俺がふと飛ばされた異世界ならやりたい放題だからとりあえずエロエロハーレムを作ることにした
雅紫 菜華乃
ファンタジー
俺の名前は黒鉄大和、実は催眠術が使える。もちろん、セーシュン真っ只中な俺はこれを使ってムフフな生活を満喫……するには現代社会では無理があった。至る所にカメラはあるわ、皆スマホで情報を拡散出来るわ。
いくら俺の超絶催眠術でもこれではすぐに捕まってしまう。だから、ずーーっと我慢して来た。そう、今日までは!
噂の異世界に転生ってのが俺にも来たんだ。もちろん、主人公レベルの能力の俺様ならいつかは来ると信じていたんだけどな。
各話完結で催眠術を使ったシチュエーションを書く予定です。基本的にあっさりとしているのは文章能力の限界としか…。この手の作品は古今東西、リビドーとエロスのままに書くので好き嫌いがハッキリすると思います。えっちぃので、そうした内容が嫌な人は回れ右!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
おしとやかな令嬢だと思われていますが、実は王国内で私だけ無限にスキルを取得できるので、裏では最強冒険者として暗躍しています。
月海水
ファンタジー
表の顔はおしとやかな令嬢。
でも、裏の顔は赤いフードを被った謎の最強冒険者!?
エルバルク家の令嬢、キリナは他に誰も持っていない激レアスキル『スキル枠無限』の適正があった。
この世界では普通なら、スキル枠はどんな人間でも五枠。
だからできることが限られてしまうのだが、スキル枠が無制限のご令嬢は適正のあるスキルを全部取得していく!
そんなことをしているうちに、王国最強の人間となってしまい、その力を役立てるため、身分を隠してこっそりと冒険者になったのだった。
正体がバレないよう、こっそり暗躍する毎日です!!
チートな悪霊が悪役令嬢に憑依したら敵は全て下郎になりました
隆駆
ファンタジー
乙女ゲームの悪役令嬢と言うキャスティングによって数多の悲劇的な終りを迎えてきた主人公。
だがある時、世界の異物を名乗る謎の人物の登場により、世界は改編された。
彼女達にとっての楽しい狩場へとーーーー。
敵は全て下郎をモットーに、悲劇の令嬢が愉しくはっちゃけるストーリー。
※基本ヒロインフルボッコ注意。
悪役令嬢は処刑されました
菜花
ファンタジー
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる