5 / 8
5 そんな偽物に私が騙されると思ったか
しおりを挟む
荒れ狂う怨念を、俺は結界を張って凌いでいる。
結界石を四つ使って正三角形の四面体を作っている。
少々狭いが、この形が一番結界石が少なくて済むのだ。
結界石は一個金貨二十枚もするのだ、大赤字も良いところだ。
俺は早速隠し通路の探索を開始した。
だが一層から三層までは既に人が入っており、お宝のおの字も無かった。
だから四層も期待していなかったのだが、最奥に高そうな剣や鎧が大量に放置されている部屋が有ったのだ。
勇んで部屋に三歩入ったら、背後で扉が閉まり、物凄い怨霊が現れたのだ。
逃げようとしたが扉はびくとも動かなかった、なので結界を張って凌いでいる。
高々四層で、こんな化け物みたいな怨霊は反則も良いところだ。
結界がミシミシと悲しい音を立てている。
金貨八十枚の結界なのだから頑張って欲しい。
だが何か打開方法を考えなければ時間の問題だろう。
泣く泣く荷物から親指程のガラス瓶を取り出した、普通の瓶に見えるが魔道具だ、金貨四十枚もする。
紐を結んで結界の外に転がす、暫く放置してから、紐を引いて回収する。
瓶を透かして見る、金色の糸が数本溜まっている、成功だ。
この瓶は、怨霊や悪霊の残留思念を実体化する優れ物なのだが、使い捨ての贅沢品なのだ。
怨霊の思念を知ることにより、打開策が判ることが往々にして有るのだ。
蓋を開けて金色の糸を一本口に含む、怨霊の記憶が物凄い勢いで伝わって来る、え!、こいつはなんと。
ミルアにも一本含ませる、ミルアは怖々飲み込んだ。
目を見開いている。
「ミルア、この女に化けられるか」
「これだけ鮮烈な記憶なら楽勝だ」
「じゃ、頼む」
荷物を漁って白い神官服を取り出す。
何故神官服を持ってるか?、いや、村人の服も牧場の少女の服も有るし、女学生の服やメイド服、薄地の下着だってある。
うん、誰だって潤いの有る夜を過ごしたいのは一緒だ。
ミルアが神官服に着替えながら化ける。
長い金髪に白い肌、紫色の瞳の十六歳位でスリムで清楚な美少女だ。
ミルアに耳打ちする、ミルアが頷いて部屋の中央に向かって立つ。
「ユリシス、私です、迎えに来ました。心を落ち着けなさい」
「ふざけるな愚か者めが、そんな偽物に私が騙されると思ったか」
なんか怨霊の攻撃力が倍加した気がする、やはり上手く行かなかった。
なので作戦2に移行する。
化けたミルアに背後から抱きついて胸を揉む。
「あっ、無礼者止めなさい」
怨霊に微かな動揺が走る、しめしめ。
縄を取り出して、胸がはだける様に縛りあげる。
小さな胸が露出する、乳首を指先で摘みあげる。
「あっ、痛い。止めて下さい。痛い」
動揺の波が大きくなって来た。
神官服の裾をゆっくり捲り上げて行く。
形の良い細くて長い足が露出して行く。
「止めて、恥ずかしい、止めて」
臍の当たりで身体に回した縄に神官服の裾を差し入れる。
形の良い小さな腰と小さなパンティーが露出する。
パンティーに手を掛ける。
「いやー、止めてお願い。助けてユリシス」
怨霊の動揺が心臓の鼓動の様に波打っている。
パンティーをゆっくり引き下ろす。
混乱の思念が部屋の中央に吹き荒れている。
こいつが童貞なのは先ほどの記憶で知っている。
両足広げ、部屋の中央に向かって膝を抱え上げる、ちょうど子供に小便させるのと同じ格好だ。
「いやー、いやー。ユリシス見ないで」
怨霊の思念がのたうち回っている。
俺もズボンを脱いで熱り立つ下半身を露出する。
「ひひひひ、姫さん観念しな。尻の穴にこいつをぶち込んでやるからよ」
「いやーー、助けて、酷いことしないで」
熱り立つ物を部屋の中央から良く見える様に尻に当てがう、そして圧力を掛けて行く。
「いや、止めて、痛い、痛い、裂けちゃう。ユリシス助けて」
「下郎、止めろ。姫から離れろ」
部屋の中央に怨念が集まり、人型を作った。
それっ!、チャンスだ、部屋の中央に潜ませておいた結界石を稼働した。
部屋の中央に結界の立方体が出来あがり、怨霊を閉じこめた。
素早く結界を収縮させる、結界と一緒に怨霊が砕け散った。
後には金色の腕輪が一個転がっていた。
ユリシス、千年前の人物だ、俺の故国では伝説的な人物で白の聖騎士と呼ばれている。
ミルアの化けている人物はミレニア姫、これも俺の故国では伝説的に有名な人物で聖女として崇められている。
千年前、俺の国は裏大陸の魔法軍事帝国のルサンの攻撃を受けた。
ルサンは魔法具を応用して武器に変えることに長けた国で、その武器によって裏大陸を統一した大国である。
大陸西端の小国である俺の祖国は、そんな大国から攻撃されたのである。
敵の軍勢が城に迫った時、ミレニア姫はルサン国に国宝の魔法具を奪われることを恐れた。
その魔法具が多くの人々の命を奪うことを恐れたのだと伝えられている。
そこでミレニア姫は恋人である聖騎士ユリシスにその国宝の魔法具を託し城から脱出させた。
ユリシスは姫に、共に脱出することを懇願したと伝えられている。
だが姫は国民を見捨てて逃げられないとユリシスの申し出を泣きながら拒否をし、剣を取って敵に向かって行った。
その姿を哀れんだ神が奇跡を起こし、敵は潮が引くように撤退して我が国が守られたと、子供の教科書にも書いてある。
このミレニア姫と聖騎士ユリシスの別れの場面は今でも芝居や戯曲で数多く演じられている。
俺もそれを信じていた。
だが俺の食ったユリシスの記憶では、恋人どころか完全にユリシスの一方通行で鼻も引っかけて貰えていない。
そんなユリシスに突然、ミレニア姫が熱く語り掛けて国宝を持たせて城を脱出させている。
そしてユリシスの記憶によると、そのユリシスをルサン国の全軍が追いかけて来た。
ユリシスはミレニア姫との約束を守り、必死で国宝を守って逃げ回った。
そして大陸東端に有るこの国まで逃れ、この遺跡に籠もって亡くなっている。
そして死後も一生懸命姫との約束を守って今日まで頑張っていた。
だが、ユリシスの記憶で見るミレニア姫はなんか胡散臭い。
ユリシスの純情につけ込んで国宝を押し付けた感じがする。
最初からルサン国の狙いが国宝と判っていて、さりとて簡単に渡して強力な武器造りを手助けしては周辺国から非難される。
だから頑張ったポーズ作りにユリシスを利用した、そんな所だと思う。
そうとは知らずに死んでからもユリシスは頑張った、哀れな男である。
国宝の名は山彦の腕輪、魔法の増幅器である。
魔法具の軍事利用が禁じられた今の世では、欲しがる者も少ないお宝である。
魔法具の軍事利用が禁じられた理由は、八百年前、ルサン国が重力魔法具の扱いを誤り、裏大陸全土が重力場に飲み込まれて消滅したからである。
ミルアがミレニア姫に化けたまま俺を熱い眼差しで見つめている。
仕方無い、一発やっておくか。
結界石を四つ使って正三角形の四面体を作っている。
少々狭いが、この形が一番結界石が少なくて済むのだ。
結界石は一個金貨二十枚もするのだ、大赤字も良いところだ。
俺は早速隠し通路の探索を開始した。
だが一層から三層までは既に人が入っており、お宝のおの字も無かった。
だから四層も期待していなかったのだが、最奥に高そうな剣や鎧が大量に放置されている部屋が有ったのだ。
勇んで部屋に三歩入ったら、背後で扉が閉まり、物凄い怨霊が現れたのだ。
逃げようとしたが扉はびくとも動かなかった、なので結界を張って凌いでいる。
高々四層で、こんな化け物みたいな怨霊は反則も良いところだ。
結界がミシミシと悲しい音を立てている。
金貨八十枚の結界なのだから頑張って欲しい。
だが何か打開方法を考えなければ時間の問題だろう。
泣く泣く荷物から親指程のガラス瓶を取り出した、普通の瓶に見えるが魔道具だ、金貨四十枚もする。
紐を結んで結界の外に転がす、暫く放置してから、紐を引いて回収する。
瓶を透かして見る、金色の糸が数本溜まっている、成功だ。
この瓶は、怨霊や悪霊の残留思念を実体化する優れ物なのだが、使い捨ての贅沢品なのだ。
怨霊の思念を知ることにより、打開策が判ることが往々にして有るのだ。
蓋を開けて金色の糸を一本口に含む、怨霊の記憶が物凄い勢いで伝わって来る、え!、こいつはなんと。
ミルアにも一本含ませる、ミルアは怖々飲み込んだ。
目を見開いている。
「ミルア、この女に化けられるか」
「これだけ鮮烈な記憶なら楽勝だ」
「じゃ、頼む」
荷物を漁って白い神官服を取り出す。
何故神官服を持ってるか?、いや、村人の服も牧場の少女の服も有るし、女学生の服やメイド服、薄地の下着だってある。
うん、誰だって潤いの有る夜を過ごしたいのは一緒だ。
ミルアが神官服に着替えながら化ける。
長い金髪に白い肌、紫色の瞳の十六歳位でスリムで清楚な美少女だ。
ミルアに耳打ちする、ミルアが頷いて部屋の中央に向かって立つ。
「ユリシス、私です、迎えに来ました。心を落ち着けなさい」
「ふざけるな愚か者めが、そんな偽物に私が騙されると思ったか」
なんか怨霊の攻撃力が倍加した気がする、やはり上手く行かなかった。
なので作戦2に移行する。
化けたミルアに背後から抱きついて胸を揉む。
「あっ、無礼者止めなさい」
怨霊に微かな動揺が走る、しめしめ。
縄を取り出して、胸がはだける様に縛りあげる。
小さな胸が露出する、乳首を指先で摘みあげる。
「あっ、痛い。止めて下さい。痛い」
動揺の波が大きくなって来た。
神官服の裾をゆっくり捲り上げて行く。
形の良い細くて長い足が露出して行く。
「止めて、恥ずかしい、止めて」
臍の当たりで身体に回した縄に神官服の裾を差し入れる。
形の良い小さな腰と小さなパンティーが露出する。
パンティーに手を掛ける。
「いやー、止めてお願い。助けてユリシス」
怨霊の動揺が心臓の鼓動の様に波打っている。
パンティーをゆっくり引き下ろす。
混乱の思念が部屋の中央に吹き荒れている。
こいつが童貞なのは先ほどの記憶で知っている。
両足広げ、部屋の中央に向かって膝を抱え上げる、ちょうど子供に小便させるのと同じ格好だ。
「いやー、いやー。ユリシス見ないで」
怨霊の思念がのたうち回っている。
俺もズボンを脱いで熱り立つ下半身を露出する。
「ひひひひ、姫さん観念しな。尻の穴にこいつをぶち込んでやるからよ」
「いやーー、助けて、酷いことしないで」
熱り立つ物を部屋の中央から良く見える様に尻に当てがう、そして圧力を掛けて行く。
「いや、止めて、痛い、痛い、裂けちゃう。ユリシス助けて」
「下郎、止めろ。姫から離れろ」
部屋の中央に怨念が集まり、人型を作った。
それっ!、チャンスだ、部屋の中央に潜ませておいた結界石を稼働した。
部屋の中央に結界の立方体が出来あがり、怨霊を閉じこめた。
素早く結界を収縮させる、結界と一緒に怨霊が砕け散った。
後には金色の腕輪が一個転がっていた。
ユリシス、千年前の人物だ、俺の故国では伝説的な人物で白の聖騎士と呼ばれている。
ミルアの化けている人物はミレニア姫、これも俺の故国では伝説的に有名な人物で聖女として崇められている。
千年前、俺の国は裏大陸の魔法軍事帝国のルサンの攻撃を受けた。
ルサンは魔法具を応用して武器に変えることに長けた国で、その武器によって裏大陸を統一した大国である。
大陸西端の小国である俺の祖国は、そんな大国から攻撃されたのである。
敵の軍勢が城に迫った時、ミレニア姫はルサン国に国宝の魔法具を奪われることを恐れた。
その魔法具が多くの人々の命を奪うことを恐れたのだと伝えられている。
そこでミレニア姫は恋人である聖騎士ユリシスにその国宝の魔法具を託し城から脱出させた。
ユリシスは姫に、共に脱出することを懇願したと伝えられている。
だが姫は国民を見捨てて逃げられないとユリシスの申し出を泣きながら拒否をし、剣を取って敵に向かって行った。
その姿を哀れんだ神が奇跡を起こし、敵は潮が引くように撤退して我が国が守られたと、子供の教科書にも書いてある。
このミレニア姫と聖騎士ユリシスの別れの場面は今でも芝居や戯曲で数多く演じられている。
俺もそれを信じていた。
だが俺の食ったユリシスの記憶では、恋人どころか完全にユリシスの一方通行で鼻も引っかけて貰えていない。
そんなユリシスに突然、ミレニア姫が熱く語り掛けて国宝を持たせて城を脱出させている。
そしてユリシスの記憶によると、そのユリシスをルサン国の全軍が追いかけて来た。
ユリシスはミレニア姫との約束を守り、必死で国宝を守って逃げ回った。
そして大陸東端に有るこの国まで逃れ、この遺跡に籠もって亡くなっている。
そして死後も一生懸命姫との約束を守って今日まで頑張っていた。
だが、ユリシスの記憶で見るミレニア姫はなんか胡散臭い。
ユリシスの純情につけ込んで国宝を押し付けた感じがする。
最初からルサン国の狙いが国宝と判っていて、さりとて簡単に渡して強力な武器造りを手助けしては周辺国から非難される。
だから頑張ったポーズ作りにユリシスを利用した、そんな所だと思う。
そうとは知らずに死んでからもユリシスは頑張った、哀れな男である。
国宝の名は山彦の腕輪、魔法の増幅器である。
魔法具の軍事利用が禁じられた今の世では、欲しがる者も少ないお宝である。
魔法具の軍事利用が禁じられた理由は、八百年前、ルサン国が重力魔法具の扱いを誤り、裏大陸全土が重力場に飲み込まれて消滅したからである。
ミルアがミレニア姫に化けたまま俺を熱い眼差しで見つめている。
仕方無い、一発やっておくか。
0
お気に入りに追加
249
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる