ピーピング
十三歳の春、僕は村の教会で女神様から天職と特殊技能を授かった。
天職は盗賊、特殊技能は覗き穴だった。
僕は勇者になって正義の味方のなりたいと思っていた。
でも授かった天職は悪役だし、しかも特殊技能はせこい小物が感満載だ。
これは父ちゃんにも母ちゃんにも言えない。
反社会的な犯罪者として、村から追い出されてしまう。
最悪、村の広場の欅に吊るされてしまうかもしれない。
幸、お告げは僕達の頭の中で聞こえるだけで、僕以外には解らない。
僕が口を噤んでいれば、人に知られる事も無い。
天職は盗賊、特殊技能は覗き穴だった。
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他人から見たら超有望株になってるの、絶え間ない努力(エロ目的)した上での力なので読者視点でも安心してみていられるのがいいです。
まさにエロの一念魔物を穿つ、続きも楽しみです。
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