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英雄たちの選択 後編 そして、世界の行く末は
想定外のカード
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「リッジ……この人が?」
「ああ、そうだ。こいつがモンスターテイマーズ隊長『強欲』のリッジだ」
ジンの返事を聞くと、ティナはそのやや後ろで「しん・ゆうしゃのつるぎ」を取り出して構えた。
どうやらキースはいち早く敵の襲撃を察知してジンの身代わりになったらしく、リッジの攻撃を受けて気絶している。市街地だからだろうか、「地裂剣」は手加減されたものだったので、一般市民の巻き添えなどもなかったようだ。
とはいえやはり周囲の精霊たちはざわめいている。誰もが遠巻きにジンとリッジの対峙を恐る恐る見守っていた。
「まさかこんなところで仕掛けて来るなんて……!」
ソフィアが苦々し気に顔を歪めてつぶやく中、ジンは隙なく大剣を構えて戦闘態勢を維持したままリッジに問う。
「おいおい、いいのかよこんなところで。ゼウスのやってることが皆に知られちまうぜ?」
「構わん」
するとリッジは深く息を吸い込んだ後、周囲を見渡しながら叫んだ。
「これより隊の規則に違反した者の懲罰を兼ねた演習を行う! 一般市民は避難するように!」
「何だそりゃ」
リッジは、この戦闘を演習ということにして市民の目を誤魔化そうとしているらしい。当然ながらこれは強引な手法であり、これを聞いた通行人たちには納得して避難を開始する者もいれば疑いの眼差しを向けている者もいた。
たしかに各精霊部隊の隊員が悪ふざけで演習をする様子は、北大通りならばそこまで珍しいものでもない。だが、それをするのが隊長でまるで見せしめのように行うというのはいささか不自然と言えた。
そもそもジンを知っている者なら一目この状況を見ただけで嘘だとわかる。ただでさえ彼は有名人だし、最新の追放者としても名が知れているからだ。
追放扱いに対する懲罰は基本的にゼウスの手で行われるし、それ以前に何故ここにジンがいるかということも謎である。だからこそリッジは「隊の規則に違反した者」ということにしたのだろうが。
「そんなことをするぐらいなら、最初からこんなとこで仕掛けてこなけりゃいいだろうが」
「万が一のことがあっては困るのでな。それと……」
その時、ジンは二時の方向空高くから何かが飛来する気配を感知した。
「貴様の相手は俺ではない」
「『ホーリー・アイシクルスピア』」
表情一つ変えずに放たれたリッジの一言を合図にしたように、ジンの元に巨大な氷槍が襲来する。
意表を突かれたとはいえ、ここからでも回避することは可能だ。しかし今自分の後ろにはティナがいる。もし彼女が「ゆうきのあかし」を展開しなかった場合、二人とも負傷してしまう。自分はともかく、ティナだけは……。
ジンは支援魔法を自分にかけると、再び大剣を横に構えて防御の姿勢をとる。
「『ゆうきのあかし』」
しかしティナもこれまで数多の難敵を打ち破ってきた勇者だ。ジンの心配も杞憂に終わり、彼女は何者かが放った魔法に反応して見せた。
そして今にも二人が氷槍を受けようというその瞬間、ジンの視線は先程までリッジがいる方を向く。だがそこに彼の姿はない。
ティナの行動を読んでいたのか、リッジは尋常ならざる速度ですでに二人の側面に回り込んでいた。それに気付いたジンがとっさに叫び声をあげる。
「ティナっ!」
「遅い」
ジンは魔法を受けてわずかに後退し、ティナは銀の双刃を受けて横に吹き飛ぶ。「ゆうきのあかし」が発動していたので耐え切れないほどのダメージではなかったが、二人とも負傷する形となった。
よろよろと立ち上がるティナに、リッジが容赦なく詰めていく。
ティナがようやく戦闘態勢を取ったと思えば、そこへ瞬く間に二筋の斬撃がきらめいた。彼女が必死に防御をする様子に焦燥を駆り立てられたジンは、そちらに加勢しようと走り出す。
しかしその瞬間、先刻の魔法が飛んで来た方向のやや下から新たに数本の矢が降り注ぐ。ジンは、それらを矢を横っ飛びで回避すると舌打ちを漏らした。
「くそっ!」
「勇者を気にかけている場合ではありませんよ?」
声の主に見当がついているのか、ジンは攻撃が飛んで来た方向を睨みつけながら叫んだ。
「話には聞いてたけど、本当にあんたなのかよ!」
彼の目の前にゆっくりと歩み出た女性の背中からは翼が生えていた。
褐色の肌にまなじりの吊り上がった双眸。女性は無表情に、眼鏡のレンズの向こう側から冷徹な視線を以て敵を射抜く。
「ええ、そうです。残念ですがあな――――」
「ミカエルおばさん!」
「誰がおばさんですか!」
おばさんと呼ばれることに腹を立てたらしく、無表情は一瞬で崩れ去った。ジンは女性の背中から生えた翼を指差しながら言う。
「大体なんだよそれ。いい歳してそんなことしてるからゼウスに『傲慢』のミカエルとか言われちゃうんだろ」
「それとこれとは関係がありません!」
「いや、全くないこともないだろ」
リッジに手を出せないこともあり、ジンの近くで事態を静観せざるを得なかったソフィアがその会話を聞いて必死に笑いを堪えていた。
「傲慢」のミカエル。まだ若い年頃にも関わらず、容姿のせいで実際よりも歳をとっているように見られがちな彼女は、ゼウスからその実年齢は傲慢であるという酷い理由でそんなあだ名をつけられてしまう。
おかげで彼女は年齢について触れると非常に沸点が低くなってしまうので精霊たちは皆気を使っているのだが、ジンにはそんなこともお構いなしである。
そこでようやく笑いを堪え切ったソフィアが、目尻にたまった涙を拭いながら口を開いた。
「ジン君、あれは『天使の翼』です。神は戦闘や移動などの際に翼を広げて移動速度やステータスをあげたり出来るのですが、それの天使版です。ただし、効果は神のそれと比べて著しく低くなります」
「なるほど。じゃあおばさんのあれはやっぱり仮装みたいなものなんですね」
「仮装ではありません! 大体私はあなた方でいうまだ20歳そこそこの年齢です! 仮装をしてはしゃいだとしても何らおかしくはないでしょう!」
「いや、もしおばさんがそんなことしてたら何か辛いことあったのかなとか心配になっちゃうからやめてくれよ」
ミカエルは、怒りと悔しさから口元を歪める。
「減らず口をっ……いいでしょう、いつかあなたにはお仕置きをしなければならないと思っていました。ゼウス様への無礼な態度を改めてもらうためにも、ここで痛い目を見てもらいます」
ジンは戦闘態勢をといて、両腕を広げながら応えた。
「俺おばさんとは戦いたくないんだけど、どうにかなんねえの?」
「あなたが戦いたくなくても私が戦いたいのです」
年齢のことを言われるのが相当嫌いらしく、ミカエルはすっかり戦う気になってしまっている。弓と矢を握る手には必要以上に力が込められ、今にもそれらを折ってしまいそうだ。
そんな彼女にソフィアがジンの横から忠告する。
「ミカエル、このままではあなたまで罪に問われる可能性があります。手を引くなら今の内ですよ」
「申し訳ありませんソフィア様。ですが、私はゼウス様に忠誠を誓っているが故に最後まであの方にお付き合いするつもりです」
「わかりました。あなたがそう言うのなら」
ソフィアは意を決してソフィアステッキを取り出した。
手を出してはならない、という制限が神に課される対象はあくまで人間や精霊、そしてモンスター等で、天使はその中に含まれていない。
ゼウスはアカシックレコードのある神殿の地下室にいるのだろう。だとすれば自分を止められる者はいないのだから、ミカエルをすぐに倒してジンをティナに加勢させればいい。
そしてステッキを振ってソフィアが呪文を発動させようとしたその時。
「『ホーリー・テンペスト』」
新たな魔法発生の気配にソフィアは呪文の発動を中止させて、即座に声のした方へと防壁魔法を発動させる為にステッキを向けた。
「『ホーリー・ウォール』!」
ある一点からソフィアに向かって一筋の暴風の渦が吹き荒れる。それは砂煙を巻き起こしながら容赦なく彼女の元に襲来した。
防壁に衝突し行き場を失った暴風は、そのまま拡散して様々なものを巻き上げソフィアがいる辺り一帯の光を全て遮ってしまう。
「ジン君、怪我はありませんか!?」
「俺は大丈夫です!」
白く濁った土埃の中で、ソフィアがジンに声をかける。やがて視界が晴れると、暴風の発生源がある方向には両者にとってあまりにも見慣れ過ぎた顔があった。
ソフィアが驚愕に目を見開きながらつぶやく。
「ゼウス、何故ここに……」
「くっくっく、ずっとその辺の建物の影で見ておってな。今ここで出たらめっちゃかっこいいというタイミングを窺っておったのじゃ……」
地下室にいると思われていたはずのゼウスが、したり顔でほくそ笑んだ。
「ああ、そうだ。こいつがモンスターテイマーズ隊長『強欲』のリッジだ」
ジンの返事を聞くと、ティナはそのやや後ろで「しん・ゆうしゃのつるぎ」を取り出して構えた。
どうやらキースはいち早く敵の襲撃を察知してジンの身代わりになったらしく、リッジの攻撃を受けて気絶している。市街地だからだろうか、「地裂剣」は手加減されたものだったので、一般市民の巻き添えなどもなかったようだ。
とはいえやはり周囲の精霊たちはざわめいている。誰もが遠巻きにジンとリッジの対峙を恐る恐る見守っていた。
「まさかこんなところで仕掛けて来るなんて……!」
ソフィアが苦々し気に顔を歪めてつぶやく中、ジンは隙なく大剣を構えて戦闘態勢を維持したままリッジに問う。
「おいおい、いいのかよこんなところで。ゼウスのやってることが皆に知られちまうぜ?」
「構わん」
するとリッジは深く息を吸い込んだ後、周囲を見渡しながら叫んだ。
「これより隊の規則に違反した者の懲罰を兼ねた演習を行う! 一般市民は避難するように!」
「何だそりゃ」
リッジは、この戦闘を演習ということにして市民の目を誤魔化そうとしているらしい。当然ながらこれは強引な手法であり、これを聞いた通行人たちには納得して避難を開始する者もいれば疑いの眼差しを向けている者もいた。
たしかに各精霊部隊の隊員が悪ふざけで演習をする様子は、北大通りならばそこまで珍しいものでもない。だが、それをするのが隊長でまるで見せしめのように行うというのはいささか不自然と言えた。
そもそもジンを知っている者なら一目この状況を見ただけで嘘だとわかる。ただでさえ彼は有名人だし、最新の追放者としても名が知れているからだ。
追放扱いに対する懲罰は基本的にゼウスの手で行われるし、それ以前に何故ここにジンがいるかということも謎である。だからこそリッジは「隊の規則に違反した者」ということにしたのだろうが。
「そんなことをするぐらいなら、最初からこんなとこで仕掛けてこなけりゃいいだろうが」
「万が一のことがあっては困るのでな。それと……」
その時、ジンは二時の方向空高くから何かが飛来する気配を感知した。
「貴様の相手は俺ではない」
「『ホーリー・アイシクルスピア』」
表情一つ変えずに放たれたリッジの一言を合図にしたように、ジンの元に巨大な氷槍が襲来する。
意表を突かれたとはいえ、ここからでも回避することは可能だ。しかし今自分の後ろにはティナがいる。もし彼女が「ゆうきのあかし」を展開しなかった場合、二人とも負傷してしまう。自分はともかく、ティナだけは……。
ジンは支援魔法を自分にかけると、再び大剣を横に構えて防御の姿勢をとる。
「『ゆうきのあかし』」
しかしティナもこれまで数多の難敵を打ち破ってきた勇者だ。ジンの心配も杞憂に終わり、彼女は何者かが放った魔法に反応して見せた。
そして今にも二人が氷槍を受けようというその瞬間、ジンの視線は先程までリッジがいる方を向く。だがそこに彼の姿はない。
ティナの行動を読んでいたのか、リッジは尋常ならざる速度ですでに二人の側面に回り込んでいた。それに気付いたジンがとっさに叫び声をあげる。
「ティナっ!」
「遅い」
ジンは魔法を受けてわずかに後退し、ティナは銀の双刃を受けて横に吹き飛ぶ。「ゆうきのあかし」が発動していたので耐え切れないほどのダメージではなかったが、二人とも負傷する形となった。
よろよろと立ち上がるティナに、リッジが容赦なく詰めていく。
ティナがようやく戦闘態勢を取ったと思えば、そこへ瞬く間に二筋の斬撃がきらめいた。彼女が必死に防御をする様子に焦燥を駆り立てられたジンは、そちらに加勢しようと走り出す。
しかしその瞬間、先刻の魔法が飛んで来た方向のやや下から新たに数本の矢が降り注ぐ。ジンは、それらを矢を横っ飛びで回避すると舌打ちを漏らした。
「くそっ!」
「勇者を気にかけている場合ではありませんよ?」
声の主に見当がついているのか、ジンは攻撃が飛んで来た方向を睨みつけながら叫んだ。
「話には聞いてたけど、本当にあんたなのかよ!」
彼の目の前にゆっくりと歩み出た女性の背中からは翼が生えていた。
褐色の肌にまなじりの吊り上がった双眸。女性は無表情に、眼鏡のレンズの向こう側から冷徹な視線を以て敵を射抜く。
「ええ、そうです。残念ですがあな――――」
「ミカエルおばさん!」
「誰がおばさんですか!」
おばさんと呼ばれることに腹を立てたらしく、無表情は一瞬で崩れ去った。ジンは女性の背中から生えた翼を指差しながら言う。
「大体なんだよそれ。いい歳してそんなことしてるからゼウスに『傲慢』のミカエルとか言われちゃうんだろ」
「それとこれとは関係がありません!」
「いや、全くないこともないだろ」
リッジに手を出せないこともあり、ジンの近くで事態を静観せざるを得なかったソフィアがその会話を聞いて必死に笑いを堪えていた。
「傲慢」のミカエル。まだ若い年頃にも関わらず、容姿のせいで実際よりも歳をとっているように見られがちな彼女は、ゼウスからその実年齢は傲慢であるという酷い理由でそんなあだ名をつけられてしまう。
おかげで彼女は年齢について触れると非常に沸点が低くなってしまうので精霊たちは皆気を使っているのだが、ジンにはそんなこともお構いなしである。
そこでようやく笑いを堪え切ったソフィアが、目尻にたまった涙を拭いながら口を開いた。
「ジン君、あれは『天使の翼』です。神は戦闘や移動などの際に翼を広げて移動速度やステータスをあげたり出来るのですが、それの天使版です。ただし、効果は神のそれと比べて著しく低くなります」
「なるほど。じゃあおばさんのあれはやっぱり仮装みたいなものなんですね」
「仮装ではありません! 大体私はあなた方でいうまだ20歳そこそこの年齢です! 仮装をしてはしゃいだとしても何らおかしくはないでしょう!」
「いや、もしおばさんがそんなことしてたら何か辛いことあったのかなとか心配になっちゃうからやめてくれよ」
ミカエルは、怒りと悔しさから口元を歪める。
「減らず口をっ……いいでしょう、いつかあなたにはお仕置きをしなければならないと思っていました。ゼウス様への無礼な態度を改めてもらうためにも、ここで痛い目を見てもらいます」
ジンは戦闘態勢をといて、両腕を広げながら応えた。
「俺おばさんとは戦いたくないんだけど、どうにかなんねえの?」
「あなたが戦いたくなくても私が戦いたいのです」
年齢のことを言われるのが相当嫌いらしく、ミカエルはすっかり戦う気になってしまっている。弓と矢を握る手には必要以上に力が込められ、今にもそれらを折ってしまいそうだ。
そんな彼女にソフィアがジンの横から忠告する。
「ミカエル、このままではあなたまで罪に問われる可能性があります。手を引くなら今の内ですよ」
「申し訳ありませんソフィア様。ですが、私はゼウス様に忠誠を誓っているが故に最後まであの方にお付き合いするつもりです」
「わかりました。あなたがそう言うのなら」
ソフィアは意を決してソフィアステッキを取り出した。
手を出してはならない、という制限が神に課される対象はあくまで人間や精霊、そしてモンスター等で、天使はその中に含まれていない。
ゼウスはアカシックレコードのある神殿の地下室にいるのだろう。だとすれば自分を止められる者はいないのだから、ミカエルをすぐに倒してジンをティナに加勢させればいい。
そしてステッキを振ってソフィアが呪文を発動させようとしたその時。
「『ホーリー・テンペスト』」
新たな魔法発生の気配にソフィアは呪文の発動を中止させて、即座に声のした方へと防壁魔法を発動させる為にステッキを向けた。
「『ホーリー・ウォール』!」
ある一点からソフィアに向かって一筋の暴風の渦が吹き荒れる。それは砂煙を巻き起こしながら容赦なく彼女の元に襲来した。
防壁に衝突し行き場を失った暴風は、そのまま拡散して様々なものを巻き上げソフィアがいる辺り一帯の光を全て遮ってしまう。
「ジン君、怪我はありませんか!?」
「俺は大丈夫です!」
白く濁った土埃の中で、ソフィアがジンに声をかける。やがて視界が晴れると、暴風の発生源がある方向には両者にとってあまりにも見慣れ過ぎた顔があった。
ソフィアが驚愕に目を見開きながらつぶやく。
「ゼウス、何故ここに……」
「くっくっく、ずっとその辺の建物の影で見ておってな。今ここで出たらめっちゃかっこいいというタイミングを窺っておったのじゃ……」
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