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不死鳥との契約編 前編 ゴバンまったり道中記
頑固者なボス登場
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怖いんだか親切なんだかよくわからないドワーフについていくと、やがて一軒の家にたどり着いた。
大通りから小さい路地に入って少しだけ進んだところにあり、雑多な街並みの中にあって庭を持っているのが印象的だ。そこには倉庫だか工房だかのような建物があって、家と仕事場を一つの土地に同居させたような感じなのだろうか。
土地自体もそこそこに広く、ボスの家と言われるだけの風格はある気がした。
俺たちを案内してくれたドワーフはその家の前で立ち止まると、こちらを振り返って豪快に言った。
「ボスを呼んで来てやるから、ここで大人しく待っていやがれ!」
「はい、ありがとうございます」
ティナがお礼を言い終わる頃には、ドワーフはすでにボスとやらの家に入って姿を消している。
するとティナが声を潜めて楽しそうに話しかけてきた。
「何だかお金持ちっぽい家だね」
素朴で庶民派な感想を抱くティナ……いいな。いや、俺の感想も似たようなもんなんだけど。
「まあボスってだけのことはあるよな」
「さっきのおじさんみたいにいい人だといいね」
「ふふ、ティナちゃん何だか楽しそうですわね」
ロザリアの言う通り、さっきからティナが楽しそうだ。わくわくを抑えきれない大天使の姿はいつだって俺の心を癒してくれる。
ティナは後ろから並んで来たラッドとロザリアの方を振り返って答えた。
「見た目と喋り方で怖い人だなって思ってたら親切にしてもらえたから」
「まあ、たしかにびっくりするほどすんなり案内してもらえたねえ」
腕を組み、いまいち納得がいかないという表情で言うラッド。
「ちょっと不器用なだけなのかもしれませんわ、ラッド様みたいに」
「こ、こんなところでからかうのはやめておくれロザリア。体調でも悪いのかい」
たしかに今日のロザリアは少し変だ。
いつもなら俺とティナがいる前でラッドを褒めるようなことはあまりないし、ましてからかうなんてのは初めてみるかもしれない。
するとロザリアが、いつもの柔和な笑みを浮かべたままで答えた。
「ええ、朝からちょっと体調が悪くて。でも大丈夫ですわ」
「やっぱりかい、大丈夫なわけがないだろう。ボスというドワーフに会ったらすぐに宿にもどろう」
体調が悪いとラッドを褒めるようになるのか。知らなかった……。
正直どうでもいい知識が一つ増えたな。
それにしてもボスか。ボスってのは長と似たような意味で使われる言葉だ。ここの人たちは長のことをボスと呼んでいるのだろう。
それから少しだけ待つと、さっきのドワーフがもう一人ドワーフを連れて戻ってきた。
他のドワーフと同じく髪も髭もモジャっとした顔に団子鼻がのっている。
でも背丈、というよりは全体的な大きさが一回り上だ。他のドワーフをそのまま大きくした感じ。
俺たちを案内してくれたドワーフは「それじゃ仕事に戻りますんで」と言って去っていった。
皆口々にお礼を言って見送ってから正面に向き直ると、大きなドワーフが腰に手を当てて踏ん反り返ってから口を開く。
「俺がここのボスをやっているドルドだ。おめえら俺に用があるんだって?」
誰が対応したもんかと様子を見ていたらティナが一歩前に出て応じた。
「はい。あの、伝説の防具っていう装備を作っていただきたくて」
「ああ、ゆうしゃのよろいやら何やら一式のことか。ありゃあ代々ここのボスに作り方が伝わるようになっててな。俺なら作ってやれるぜ」
「本当ですか?」
ティナの表情が花が咲いたように明るくなる。
でもドルドはむすっとした表情はそのままに、やがてがしがしと後ろ頭をかきながら言った。
「だがな、嬢ちゃんが勇者だって証拠はあるのか? ありゃあ勇者にしか装備できねえって聞いてっから、そうでないと作ったところで無駄になっちまうぜ。俺としてもわざわざ無駄になるようなことはしたくねえからなぁ」
まあ、こういうことは当然聞かれると思っていた。だからあらかじめどうするかも話し合ってある。
ティナが「しん・ゆうしゃのつるぎ」の柄を取り出した。
「これです」
「あん? なんだそりゃあ、剣の柄しかねえじゃねえか……ま、まさか」
何かに思い至った様子のドルド。
ティナが視線だけでこちらを見たので、うなずいて合図の代わりにした。
次の瞬間俺たちの視界を閃光が包んだかと思うとすぐに晴れる。
気付けばティナの手には「しん・ゆうしゃのつるぎ」が握られていた。
朱色に燃え盛る炎のような刀身。まるで、というよりは本当にティナの心の強さを現したそれが忙しい街並みの中にあって異彩を放つ。
閃光に目がくらみ、目を腕で覆っていたドルドがそれを見て目を見張る。
「ま、まさかそれはあの『光輝く剣』!?」
あまり人前では使わないようにと注意した「ゆうしゃのつるぎ」をここで使ってもらったのは、これが一番手っ取り早いと思ったからだ。
今回は、フォースで勇者の証としての役割を果たしたドラグーンマラカイトの首飾りは使えない。
あれは言ってしまえば希少な鉱石を使っただけのただの首飾りで、あらかじめエリスが「こういった首飾りをつけているのが勇者」だと連絡をつけてくれていたからこそ証拠として機能したのだ。
だから勇者にしか使えないと多くの人間に伝わっている「光輝く剣」を見せるのが一番手っ取り早いと判断した。
「こ、これは……本当に『光輝く剣』じゃないか」
「ゼウス教の伝承に出てくる姿そのままですわね」
ドルドに続いて、ラッドとロザリアも驚きの声をあげる。
へえ、「光輝く剣」はティナの言ってた「おとぎばなし」に出てくるってわけじゃないんだな。
だからティナが初めて「ゆうしゃのつるぎ」を見ても勇者専用スキルだとかそういったことに気がつけなかったんだな、と今更に気が付いた。
その場にいた全員が呆然と「しん・ゆうしゃのつるぎ」を見つめる中、そろそろいいかとばかりにティナがそれを収めた。
それからドルドの方を向いて、してやったりみたいな表情で口を開く。
「どうでしょう。これで私がゆっ、勇者だとわかっていただけたでしょうか」
自分で自分を勇者だと言うのはちょっと恥ずかしいらしい。表情とは相反して頬がほんのりと赤く染まっているのを俺は見逃さなかった。
一方でティナの言葉を受けたドルドは我に帰ると視線を逸らし、明後日の方向を見ながら口を開く。
「ま、まあいいだろう。お嬢ちゃんが勇者だってことは認めてやる。でもな、装備を作ってやるにはもう一つ条件がある」
「おいおい、後出しで付け足すのはやめてくれよ。男らしくないぜ」
「うるせえ! 俺はな、俺が認めたやつにしか特注の防具は作りたくねえんだ。だから酒を飲み比べて俺より酒が強かったら作ってやる」
条件とやらを聞いてうろたえるティナ。
「ええっ!? お酒ですか。わ、私お酒って飲んだことないんですけど……」
「お前らって酒好きなんだろ。ちょっとそれはそっちに有利なんじゃねえのか。勝負ならもっと平等にやるべきだろ」
俺がまた抗議の声をあげたのも気にした風はなく、ドルドはふん、と一つ鼻を鳴らしてから言った。
「酒も飲めねえ勇者に用はねえ。嫌なら諦めて故郷に帰んな」
「うっ……」
ティナは迷っているみたいだ。唇を軽く噛んで俯き、考え込んでいる。
俺はそんなティナの顔を覗き込みながら声をかけた。
「無理しなくてもいいぜ。よくわかんねえけどまあ、何とかなるだろ」
この里のボスをやっている以上、すんなり依頼を受けるわけにはいかないとかいうだけなのかもしれないし。
でもティナは顔をあげると凛々しい瞳を俺に向けて口を開く。
「ジン君、私……やるよ」
「えっ。別にそんな」
「私は勇者なんだもの。これくらいのことで逃げちゃだめ」
両拳を身体の前に持ってきてぐっと握りしめるティナに、何も言えなくなる。
本人がここまで言うのなら止めるのも野暮というものだ。
俺は一つうなずいて、背中を押すように言った。
「わかった。思う存分戦ってこい」
「うん!」
うなずき返すと勢いよくドルドの方を振り向き、ティナは宣言する。
「ドルドさん、私やります。だから勝ったらちゃんと防具を作ってくださいね」
するとドルドは、満足したように勝気に微笑んだ。
「いいねえ、気に入ったぜ嬢ちゃん! よし勝負の準備だ! 嬢ちゃんたちは先に中央広場に行って待ってろ!」
「準備、ですか?」
何の準備だろうと、俺たち四人は顔を見合わせて一斉に首を傾げた。
大通りから小さい路地に入って少しだけ進んだところにあり、雑多な街並みの中にあって庭を持っているのが印象的だ。そこには倉庫だか工房だかのような建物があって、家と仕事場を一つの土地に同居させたような感じなのだろうか。
土地自体もそこそこに広く、ボスの家と言われるだけの風格はある気がした。
俺たちを案内してくれたドワーフはその家の前で立ち止まると、こちらを振り返って豪快に言った。
「ボスを呼んで来てやるから、ここで大人しく待っていやがれ!」
「はい、ありがとうございます」
ティナがお礼を言い終わる頃には、ドワーフはすでにボスとやらの家に入って姿を消している。
するとティナが声を潜めて楽しそうに話しかけてきた。
「何だかお金持ちっぽい家だね」
素朴で庶民派な感想を抱くティナ……いいな。いや、俺の感想も似たようなもんなんだけど。
「まあボスってだけのことはあるよな」
「さっきのおじさんみたいにいい人だといいね」
「ふふ、ティナちゃん何だか楽しそうですわね」
ロザリアの言う通り、さっきからティナが楽しそうだ。わくわくを抑えきれない大天使の姿はいつだって俺の心を癒してくれる。
ティナは後ろから並んで来たラッドとロザリアの方を振り返って答えた。
「見た目と喋り方で怖い人だなって思ってたら親切にしてもらえたから」
「まあ、たしかにびっくりするほどすんなり案内してもらえたねえ」
腕を組み、いまいち納得がいかないという表情で言うラッド。
「ちょっと不器用なだけなのかもしれませんわ、ラッド様みたいに」
「こ、こんなところでからかうのはやめておくれロザリア。体調でも悪いのかい」
たしかに今日のロザリアは少し変だ。
いつもなら俺とティナがいる前でラッドを褒めるようなことはあまりないし、ましてからかうなんてのは初めてみるかもしれない。
するとロザリアが、いつもの柔和な笑みを浮かべたままで答えた。
「ええ、朝からちょっと体調が悪くて。でも大丈夫ですわ」
「やっぱりかい、大丈夫なわけがないだろう。ボスというドワーフに会ったらすぐに宿にもどろう」
体調が悪いとラッドを褒めるようになるのか。知らなかった……。
正直どうでもいい知識が一つ増えたな。
それにしてもボスか。ボスってのは長と似たような意味で使われる言葉だ。ここの人たちは長のことをボスと呼んでいるのだろう。
それから少しだけ待つと、さっきのドワーフがもう一人ドワーフを連れて戻ってきた。
他のドワーフと同じく髪も髭もモジャっとした顔に団子鼻がのっている。
でも背丈、というよりは全体的な大きさが一回り上だ。他のドワーフをそのまま大きくした感じ。
俺たちを案内してくれたドワーフは「それじゃ仕事に戻りますんで」と言って去っていった。
皆口々にお礼を言って見送ってから正面に向き直ると、大きなドワーフが腰に手を当てて踏ん反り返ってから口を開く。
「俺がここのボスをやっているドルドだ。おめえら俺に用があるんだって?」
誰が対応したもんかと様子を見ていたらティナが一歩前に出て応じた。
「はい。あの、伝説の防具っていう装備を作っていただきたくて」
「ああ、ゆうしゃのよろいやら何やら一式のことか。ありゃあ代々ここのボスに作り方が伝わるようになっててな。俺なら作ってやれるぜ」
「本当ですか?」
ティナの表情が花が咲いたように明るくなる。
でもドルドはむすっとした表情はそのままに、やがてがしがしと後ろ頭をかきながら言った。
「だがな、嬢ちゃんが勇者だって証拠はあるのか? ありゃあ勇者にしか装備できねえって聞いてっから、そうでないと作ったところで無駄になっちまうぜ。俺としてもわざわざ無駄になるようなことはしたくねえからなぁ」
まあ、こういうことは当然聞かれると思っていた。だからあらかじめどうするかも話し合ってある。
ティナが「しん・ゆうしゃのつるぎ」の柄を取り出した。
「これです」
「あん? なんだそりゃあ、剣の柄しかねえじゃねえか……ま、まさか」
何かに思い至った様子のドルド。
ティナが視線だけでこちらを見たので、うなずいて合図の代わりにした。
次の瞬間俺たちの視界を閃光が包んだかと思うとすぐに晴れる。
気付けばティナの手には「しん・ゆうしゃのつるぎ」が握られていた。
朱色に燃え盛る炎のような刀身。まるで、というよりは本当にティナの心の強さを現したそれが忙しい街並みの中にあって異彩を放つ。
閃光に目がくらみ、目を腕で覆っていたドルドがそれを見て目を見張る。
「ま、まさかそれはあの『光輝く剣』!?」
あまり人前では使わないようにと注意した「ゆうしゃのつるぎ」をここで使ってもらったのは、これが一番手っ取り早いと思ったからだ。
今回は、フォースで勇者の証としての役割を果たしたドラグーンマラカイトの首飾りは使えない。
あれは言ってしまえば希少な鉱石を使っただけのただの首飾りで、あらかじめエリスが「こういった首飾りをつけているのが勇者」だと連絡をつけてくれていたからこそ証拠として機能したのだ。
だから勇者にしか使えないと多くの人間に伝わっている「光輝く剣」を見せるのが一番手っ取り早いと判断した。
「こ、これは……本当に『光輝く剣』じゃないか」
「ゼウス教の伝承に出てくる姿そのままですわね」
ドルドに続いて、ラッドとロザリアも驚きの声をあげる。
へえ、「光輝く剣」はティナの言ってた「おとぎばなし」に出てくるってわけじゃないんだな。
だからティナが初めて「ゆうしゃのつるぎ」を見ても勇者専用スキルだとかそういったことに気がつけなかったんだな、と今更に気が付いた。
その場にいた全員が呆然と「しん・ゆうしゃのつるぎ」を見つめる中、そろそろいいかとばかりにティナがそれを収めた。
それからドルドの方を向いて、してやったりみたいな表情で口を開く。
「どうでしょう。これで私がゆっ、勇者だとわかっていただけたでしょうか」
自分で自分を勇者だと言うのはちょっと恥ずかしいらしい。表情とは相反して頬がほんのりと赤く染まっているのを俺は見逃さなかった。
一方でティナの言葉を受けたドルドは我に帰ると視線を逸らし、明後日の方向を見ながら口を開く。
「ま、まあいいだろう。お嬢ちゃんが勇者だってことは認めてやる。でもな、装備を作ってやるにはもう一つ条件がある」
「おいおい、後出しで付け足すのはやめてくれよ。男らしくないぜ」
「うるせえ! 俺はな、俺が認めたやつにしか特注の防具は作りたくねえんだ。だから酒を飲み比べて俺より酒が強かったら作ってやる」
条件とやらを聞いてうろたえるティナ。
「ええっ!? お酒ですか。わ、私お酒って飲んだことないんですけど……」
「お前らって酒好きなんだろ。ちょっとそれはそっちに有利なんじゃねえのか。勝負ならもっと平等にやるべきだろ」
俺がまた抗議の声をあげたのも気にした風はなく、ドルドはふん、と一つ鼻を鳴らしてから言った。
「酒も飲めねえ勇者に用はねえ。嫌なら諦めて故郷に帰んな」
「うっ……」
ティナは迷っているみたいだ。唇を軽く噛んで俯き、考え込んでいる。
俺はそんなティナの顔を覗き込みながら声をかけた。
「無理しなくてもいいぜ。よくわかんねえけどまあ、何とかなるだろ」
この里のボスをやっている以上、すんなり依頼を受けるわけにはいかないとかいうだけなのかもしれないし。
でもティナは顔をあげると凛々しい瞳を俺に向けて口を開く。
「ジン君、私……やるよ」
「えっ。別にそんな」
「私は勇者なんだもの。これくらいのことで逃げちゃだめ」
両拳を身体の前に持ってきてぐっと握りしめるティナに、何も言えなくなる。
本人がここまで言うのなら止めるのも野暮というものだ。
俺は一つうなずいて、背中を押すように言った。
「わかった。思う存分戦ってこい」
「うん!」
うなずき返すと勢いよくドルドの方を振り向き、ティナは宣言する。
「ドルドさん、私やります。だから勝ったらちゃんと防具を作ってくださいね」
するとドルドは、満足したように勝気に微笑んだ。
「いいねえ、気に入ったぜ嬢ちゃん! よし勝負の準備だ! 嬢ちゃんたちは先に中央広場に行って待ってろ!」
「準備、ですか?」
何の準備だろうと、俺たち四人は顔を見合わせて一斉に首を傾げた。
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