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いそいそと帰り道を歩きながら肉にかぶりつく姿を思い浮かべながらニヤける。
「はあぁ…早くもふもふ達に癒されたい…」
10分くらいしてようやく家に着いた。
急いで鍵を取り出しドアノブの差し込み口に鍵を回し開ける。
ガチャ。
玄関のドアを開けてすぐに廊下のドアが見えドアの真ん中には細長くガラス張りになっているがそこに白いもふもふが張り付いてる。
「くるみ~~!!ただいまぁ!!」
私がそう言うと途端に高音で「わん!わん!」と吠えだし部屋中を走り回る。
「くるみ~!おいで~!♡」と抱っこをして匂いをスーハースーハーと嗅ぐ。
くるみとはもふもふワンコのうち1匹であり犬種はビションフリーゼ。
白くてもふもふしていて性格は穏やかでとっても優しくて可愛い女の子だ。
満足するまで匂いを嗅いだらくるみを下ろし「あずき~!あずきどこ~?」
もう1匹のもふもふを探す。
もう1匹のもふもふの犬種はトイプードル。
ちょっと濃いめの茶色で顔がシュッとしている美人さん。
性格はちょっといじわるなお嬢様みたいで私にもちょっと冷たい。
だけど女の子らしくてとっても可愛い女の子。
部屋中を探しても見つからず少しづつ焦っていき「あずき!!どこ!?」焦って探していたら毛布がもぞもぞ動いている。
毛布の中を覗くと……
「スー…スー…」
あずきが寝ていた。
安心してどっと一気に疲れ床に座り込む。
「も~。焦ったわよあずきちゃん。」
寝ているあずきに向けてそう言った。
少しの間ボーッとしていると何やら足元にもふもふがある。
足元を見るとくるみが私の顔を見て目が合うとぐるぐる回りだし「キャン!キャン!」と吠える。
どうやらご飯をお望みのようだ。
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