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自由を満喫している彼女…
一方彼女の家族達はというとね……
「チッ、どこ行きやがったんだよあのクズが!!」
父親はイラついていた。
それもそうだろう、なんせこちら側は彼女が
消えて一ヶ月も過ぎているんだから。
「アイツが消えて一ヶ月、金も底をつきそうだ、クソが!ふざけやがって!!どうする?!なんか方法は、金が!!」
そう馬鹿みたいに独り言を言っていると、
「お父さん落ち着いてよ」
妹が来た。
……ニタァと気持ち悪い笑い方をした父親。
「なぁ、父さんのために働いてくれないか?お前はなんもしなくていいからな?」
妹「風俗とかなんてやんないからね」
父「なぁに、心配すんなそんな酷いことはしねぇよ」
妹「ふぅん…ならいいけど」
そんな会話をしている親子。
3日午後…
妹「ねぇ、どこ行くの?」
父「着いたよ。」
そこは古いビルだった。
中に入り進んで行くとスーツ姿の男達がいた。
馬鹿な妹でもわかるくらい堅気ではない雰囲気を漂わせている。
妹「お父さん…誰この人たち…」
父「取引をしている方たちだよ。さぁ行くんだ。」
妹「…は?な、何言ってんのさ…」
震えながら話す妹。
父「お前はブサイクだから風俗なんて絶対売れないからな、だがお前の中身やパーツは素晴らしく健康みたいだから売ることにした。なんと800万だ!!すごいだろう!!これで父さんはしばらく安心して暮らせるんだ!!」
妹「じ、じゃあ私はどうすんのよ!!?死ぬじゃない!?死ぬなんて嫌よ!!」
父「父さんの役に立つなら本望だろ?さぁ連れてってください!」
男達に引きずられながら連れていかれる妹。
「いやあああああああ!!!」
泣き叫び鼻水やよだれをみっともなくなるくらいぐちゃぐちゃに顔を濡らしている。
父「あのぅ~約束の800万…げへへ…」
手を擦りながら男に話しかける。
すると…グサッ
「ごぽぁあっ」
口から血が出る。
男にナイフで刺されたようだ。
「…んで…」
「いやぁなんかアンタに金渡したくなくなったんだよね笑」
ただそれだけの理由で刺される父親。
まあ、自業自得ってやつだね。
あっけなく人生の幕を閉じた2人だった。
一方彼女の家族達はというとね……
「チッ、どこ行きやがったんだよあのクズが!!」
父親はイラついていた。
それもそうだろう、なんせこちら側は彼女が
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そう馬鹿みたいに独り言を言っていると、
「お父さん落ち着いてよ」
妹が来た。
……ニタァと気持ち悪い笑い方をした父親。
「なぁ、父さんのために働いてくれないか?お前はなんもしなくていいからな?」
妹「風俗とかなんてやんないからね」
父「なぁに、心配すんなそんな酷いことはしねぇよ」
妹「ふぅん…ならいいけど」
そんな会話をしている親子。
3日午後…
妹「ねぇ、どこ行くの?」
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そこは古いビルだった。
中に入り進んで行くとスーツ姿の男達がいた。
馬鹿な妹でもわかるくらい堅気ではない雰囲気を漂わせている。
妹「お父さん…誰この人たち…」
父「取引をしている方たちだよ。さぁ行くんだ。」
妹「…は?な、何言ってんのさ…」
震えながら話す妹。
父「お前はブサイクだから風俗なんて絶対売れないからな、だがお前の中身やパーツは素晴らしく健康みたいだから売ることにした。なんと800万だ!!すごいだろう!!これで父さんはしばらく安心して暮らせるんだ!!」
妹「じ、じゃあ私はどうすんのよ!!?死ぬじゃない!?死ぬなんて嫌よ!!」
父「父さんの役に立つなら本望だろ?さぁ連れてってください!」
男達に引きずられながら連れていかれる妹。
「いやあああああああ!!!」
泣き叫び鼻水やよだれをみっともなくなるくらいぐちゃぐちゃに顔を濡らしている。
父「あのぅ~約束の800万…げへへ…」
手を擦りながら男に話しかける。
すると…グサッ
「ごぽぁあっ」
口から血が出る。
男にナイフで刺されたようだ。
「…んで…」
「いやぁなんかアンタに金渡したくなくなったんだよね笑」
ただそれだけの理由で刺される父親。
まあ、自業自得ってやつだね。
あっけなく人生の幕を閉じた2人だった。
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