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1章~転生・幼少期~

5話 カテキョ

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魔法がばれてからは、午前中は父様と剣の稽古、昼からは母様に魔法を教えてもらっているが、
母様は、元ヒーラーなので回復魔法が上級、水、土の2種類が中級までで、他は初級しか使えないらしい。
でも無詠唱では魔法は使えないみたいだ。

この世界の魔法には、生活、初級、中級、上級、超級、王級、神級とあるらしい。

回復魔法で例えると、
初級は、擦り傷、打ち傷が治せる程度
中級は、刃物等で刺されたり、斬られた傷が治せるが、臓器等は治せない
上級は、傷付いた臓器まで治せる
超級は、大抵の傷は治せるが、欠損した部位は再生できない
王級は、欠損した部位を再生できる
神級は、死んだ人も生き返らせれるらしいが、神話でしか語られなくて真意は定かでないらしい。

一般で例えるなら
生活は、魔法が苦手な人でもつかえ、この世界の人なら誰でも使えるらしい
初級は、魔法が得意な人なら子供でも使える。冒険者なら、ランクF~E程度
中級は、魔法使いならようやく一人前で。冒険者なら、ランクD~C程度
上級は、宮廷魔術師にもなれる。冒険者なら、ランクB~A程度
超級は、英雄クラス。冒険者なら、ランクS
王級は、勇者クラス。冒険者なら、ランクSS
神級は、神! 神話で語られているレベル。

因みに冒険者はF~SSランクとあり、
F~Eは駆け出し
D~Cで一人前
Bで騎士団、ベテラン冒険者
Aで騎士団長、超一流冒険者
Sは歴史に名を残せる英雄レベル
SSは過去に一度だけ魔王を倒した勇者がいたが、それ以降SSランクには誰もなってないらしい。
単独でのSランクは、現役で世界に10人、Sランクパーティーは15組いるらしい。
あっ、父様と母様は単独Aランクだったそうな。

剣術にはランクは無いらしい・・・残念だ。

因みに、魔法も初級等のランクはあるが、込める魔力マナによって中級でも初級並みの威力しかでなかったり、極論いえば膨大な魔力マナをつぎ込み、イメージ次第では初級魔法でも王宮の威力が出るらしい。

◇◇◇◇◇

それから1年がたち、家にある魔導書で、全属性の中級魔法までは無詠唱で使えるようになったが、どうしても回復魔法だけは無詠唱できなかった。

最初に属性魔法を無詠唱で使ったら驚かれた。

この世界では無詠唱で魔法を使える人は少ないらしい、理由は簡単だった化学をしらない人達にはどうしたら火が着くのかとかイメージが付きにくいからだ。

感覚派の人の方が無詠唱できやすいらしい。

母様も自分が教えることができる限界にきていたので、俺に家庭教師をつけることになった。

なんでも、昔一緒のパーティーだった人で、今はファーン王国の宮廷魔術師をやっているが
2週間ほど、この町の近くにある、魔の森を調査に来るため、その合間をぬって教えてくれることになった。

「君がジーク君か、私はアナベル 宮廷魔術師筆頭をやっている よろしく」

(うぁ すげぇー イケメンスマイル王宮で人気あるんだろうな…
しかし、テンプレだったらここは女の子だろ!!ロリバァバァだったり、エルフのお姉様だったり、ジト目のツンデレ幼女だったり!! くそっ、ちくせう。。。。)

「はい、ジークです。母様に魔法を教えてもらい、全属性の中級魔法まで使えます。よろしくお願いいたします」

「へぇ~ カインの息子の割には礼儀が正しいな、カーラの教育か」
「では時間も限られてるので要点だけを教えていくから、あとはお母さんと一緒に練習しなさい」
「はい、先生宜しくお願いします」
「先生か悪くないな」


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