愛が歪んでいく

幼少期

保育園

2歳過ぎた頃、保育園に入れた。ようやく母の働ける環境が整ったのだった。
その時期既に母の友人に時たま預けられていた私は人馴れしており人見知りなどは全くない。

ただかなりやんちゃがすぎるサスペンスマニアな所だけがネックだ。

「おはようございます。りっちゃん、お母さん」
「おはようございます。先生」
「せんせー、昨日ね、いっぱい死んだ」
「そうなの～?」

水曜日はだいたい起きれず遅刻気味で、しかもサスペンスの殺害されるシーンがお気に入りだった為この入りから語り始める厄介なオタクが既に出来上がっていた。

「もう!りっちゃん!!」
「いいんですよ、お母さん。りっちゃんいっぱいだったの?」

こうやって聞いてくれる先生に今でも感謝しかない。他クラスだった私を否定しないで自クラスで引き取ってくれてありがとう。馴染めず自分の担任からも突き放されてたのを見つけてくれて引き取ってくれた先生が今でも大好きです。


その先生のおかげで色々な事を考える様になったし、自分を見失う事なく自分自身の本質を理解出来る土台ができたと思う。