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サブストーリー
周年イベント
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リリースされて1年経つ頃、このゲーム初の大規模イベントが行われるとの告知がお知らせで届く。イベントではアバターのファッションショーやら出店やらをやるらしい。
「楽しみだね~パパ」
「そうだな。いつの日か言っていたコインも溜まってきたのだろう?もしかしたらこのイベントの為かもしれんぞ」
「パパの服とか増やしたいからそっちに使えるものだったら嬉しいんだけどね」
パパの膝枕で足をパタパタさせて、テレビを観ながらのんびり過ごしている。だらだらとニュースを観ていると速報が入る。
〈ここで速報です。リリース記念祭を株式会社○*が行うにあたってショップではーーーー〉
「ゲーム業界賑わってるね」
「このゲームがなかったらパパに会えなかったんだし、みんなも種類は違えど同じだと思うよ」
「パパ冥利につきるね。ありがとう仁奈」
「こっちこそありがとう」
パパとイチャイチャしながらいつも通りゴロゴロしてる。レジ打ちのバイト以外では全てオンラインでしか出歩かない私にとってここが家である。
「もうちょっとしたらバイトかな?」
「うん。今日は雨だからわりと暇になるはずなんだ~。早く帰れると思う」
「雨だから気をつけてね。あんまり無理しちゃダメだからね」
「はーい!パパ」
ログアウトしバイトへの準備を整える。楽しいと思えずただ淡々と熟していくだけの作業と化しており、その内いいバイトが見つかったら辞めたい。切実に。
「ただいま~パパ!!」
「おかえり、仁奈」
「パパの匂いがする~落ち着く~」
「こらこら、服がシワになっちゃうぞ?着替えておいで」
「は~い」
ここが私のお家っていう認識は変わらない。ここにいれば幸せを感じられる。
「パパの子に生まれたかった」
「にぃな。俺もちゃんと仁奈を娘にしたかったけど現実はそうじゃない。でも仁奈がパパって呼んでくれるだけで俺は嬉しいよ」
「パパ誕生日おめでとう」
「ありがとう仁奈」
リアルの世界ではないけれど、パパは私のパパになってくれて一緒に遊んだりお出かけしたり、時には叱ってくれたり一緒に悩んだりしてくれた最高のパパ。
そんなパパとできるだけ長く居れるように頑張る。
「楽しみだね~パパ」
「そうだな。いつの日か言っていたコインも溜まってきたのだろう?もしかしたらこのイベントの為かもしれんぞ」
「パパの服とか増やしたいからそっちに使えるものだったら嬉しいんだけどね」
パパの膝枕で足をパタパタさせて、テレビを観ながらのんびり過ごしている。だらだらとニュースを観ていると速報が入る。
〈ここで速報です。リリース記念祭を株式会社○*が行うにあたってショップではーーーー〉
「ゲーム業界賑わってるね」
「このゲームがなかったらパパに会えなかったんだし、みんなも種類は違えど同じだと思うよ」
「パパ冥利につきるね。ありがとう仁奈」
「こっちこそありがとう」
パパとイチャイチャしながらいつも通りゴロゴロしてる。レジ打ちのバイト以外では全てオンラインでしか出歩かない私にとってここが家である。
「もうちょっとしたらバイトかな?」
「うん。今日は雨だからわりと暇になるはずなんだ~。早く帰れると思う」
「雨だから気をつけてね。あんまり無理しちゃダメだからね」
「はーい!パパ」
ログアウトしバイトへの準備を整える。楽しいと思えずただ淡々と熟していくだけの作業と化しており、その内いいバイトが見つかったら辞めたい。切実に。
「ただいま~パパ!!」
「おかえり、仁奈」
「パパの匂いがする~落ち着く~」
「こらこら、服がシワになっちゃうぞ?着替えておいで」
「は~い」
ここが私のお家っていう認識は変わらない。ここにいれば幸せを感じられる。
「パパの子に生まれたかった」
「にぃな。俺もちゃんと仁奈を娘にしたかったけど現実はそうじゃない。でも仁奈がパパって呼んでくれるだけで俺は嬉しいよ」
「パパ誕生日おめでとう」
「ありがとう仁奈」
リアルの世界ではないけれど、パパは私のパパになってくれて一緒に遊んだりお出かけしたり、時には叱ってくれたり一緒に悩んだりしてくれた最高のパパ。
そんなパパとできるだけ長く居れるように頑張る。
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