俺の嫁成長記

壱婁

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妊娠期

出産

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人が生まれるというのは本当に奇跡なんだと思う。りぃちゃんは1週間前から入院しており、楽しく産前ライフを過ごしているとスマホから送られてくる。


楽しそうなりぃちゃんを見てて思う。もしも花園なんてない世界で逢えていたならりぃちゃんと恋人や夫婦になれなかったのではないかと。元々りぃちゃん達は刷り込みによっての従順さがあるけれどそれは俺にとって都合のよかっただけではないのか。こんな俺にどうしてりぃちゃんは付いてきてくれたのだろうか。



りぃちゃんとの間に生まれる子の親として生きて行けるのだろうか。少年のまま俺は虐げてしまうのではないか、等と不安に陥ってしまう。


本当はりぃちゃんが誰よりも抱えているはずなのに肝心な時に支えられないのは情けないな……親が揃っていようと無かろうと親としての自覚とけじめを持っていなければ子供を育てられない。


それにりぃちゃんが頑張っている時に俺はただ祈り待つことしか出来ないんだよな。


お産には予め立ち会わないと話し合いで決まり、当日は無痛分娩での出産予定となった。
その間に俺はベビー用品のチェックと子守歌代わりの選曲、マッサージ用のアロマオイルの選出だった。









子供は無事に生まれ、娘だったので俺が悠樹と名付け手形を取る。
これからこの子とりぃちゃんと俺の3人で過ごすことで最初はテンパったり、ドジったりしてしまうだろうが楽しく過ごせれば幸いだな。としみじみ思う。
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