9 / 48
1章
9 どうしようもないような幸運(日本語おかしい)
しおりを挟む
壁の中の時に殺したゴブリン(仮)のドロップは壁際にドロップしていた。態々掘り出すことにならなくてよかったと安心する。
ともかくドロップを一ヵ所に集めた。部屋の真ん中に木箱が発生していたので開けてみる。
木箱の中身の内訳は木箱の中に下級外傷ポーションが24本、低級病ポーションが12本、下級病ポーションが8本と下級魔石と呼ばれるものが4個入っていた。
一方のドロップは少し質が上がったであろうショートソードが12本。洋弓4張。鉄の鏃の矢が120本。他まちまちといった感じであった。
栄養のある木の実も16個ほどドロップしており数日は食の心配は必要ない。
ドロップからましなショートソードを腰に挿した。ドロップした鉢がねを一つ身につける。
不意打ち対策はオレの課題だ。悩むところだがポイントを使って【回復アイテムドロップ2】と【数的不利2】で合計20ポイント。そして、【収納空間2】【鑑定2】【超回復2】を100ポイントずつ消費して取得。
いっそのこと新規取得してみようか。
スキルの羅列から【正面】【遭遇】【数的同数】の3つを選び、各15ポイント消費して一気に2に上げてしまう。最後に50ポイントで【物理攻撃3】を取得だ。
「よし。次だ。」
水を一口飲んだオレは、出口の壁を壊して次に進む。午前?の内にあと一つは回っておきたい。
オレは何のために潜っているのだろうかなどとは考えない。オレはやりたいようにやるだけだ。
ゴブリンが殴りかかってくるもののオレにはゆっくりとして鈍間に見え、先程までよりも簡単に敵を仕留めている。
今も一瞬にしてゴブリンの首を刎ね飛ばした。ドロップは下級聖水と言うものが4本だった。レベルを上げた【鑑定】によると、不浄を払い退ける物らしい。
意味わからん。
オレはショートソードに不調がないのを確認すると進みだす。代わり映えのない黒みがかった道を進むと地形の変化が見て取れた。
凸凹した床や壁天井はより歪になっている。足を滑らせないか不安だ。
ギュッ、ギュッ……。
ギュッ、ギュッ……。
ギュッ、ギュッ……。
一歩踏み出すとともに足元の凸凹が踏みつぶされ音が鳴る。これでは敵に見つけてくださいと言っているようなものだ。
仕方なく【探検】【冒険】【暗殺】【斥候】のスキルを15ポイントずつ消費して2まで取得した。
スキルのおかげで通路の細部まで認識できる。しばらく歩くとその恩寵を実感できる。
罠の位置やなどがわかりやすくなり、足音も小さくなっている。
耳もよくなっているようだ。少し遠くの音まで認識できている。
オレは違和感を覚えた。通路の壁に対してだ。そこの壁だけ薄いように感じだ。スキルの恩恵か。オレ独自の直感なのかはわからない。調べてみると罠ではないようだ。
オレは取り敢えずその場所にショートソードを突き刺してみると呆気なく敗れる。薄皮一枚と言った感じだった。壁紙に近いかもしれない。
その奥に現れたのは通路だった。
進むかどうするか悩むまでもなく直進だ。通路は直ぐに行き止まりになっており、突き当りには如何にもと言った雰囲気を醸し出す箱があった。
何が入っているのだろう。
外観は拘って作られた古びた木の箱としか言いようがない。サイズもそこまで大きくはない。【斥候】のスキルが罠はないと言っているので恐る恐る開けてみる。
【No125,431,112【宝箱の発見】 15,000ポイント獲得】
【No125,431,112【数量増加3】の効果により追加 45,000ポイント獲得】
「ふぁっ!?」
思わず情けない声を出してしまった。
なにこれ。一瞬で60,000ポイントも手に入ったんだけど。何かのミスだろうか。
それとも、ここを発見されること自体が想定されていなかった?明らかなバランスの崩壊を感じる。ついでに宝箱の中には上級外傷ポーションと呼ばれるものが4本入っていた。
オレ【収納空間】に仕舞い込むと何もなかったとばかりに元の道に戻った。
気を取り直して新規取得で【装飾ドロップ】【スクロールドロップ】【魔道具ドロップ】【魔石ドロップ】を取得した。そして気になっているスキルがある。
【残機】と言うスキルだ。
このスキルはレベル1ですら10,000のポイントが必要なスキルだ。60,000ポイントを手に入れた時点で表示されるようになったスキルだ。
同系列のものに規格外のものがあるが他のはリスクが高すぎた。
【残機】のスキルは事前に登録した地点で気絶した状態で蘇生できる。その回数はスキルレベルに依存する。スキルレベル=1回。23時間56分4秒に1回回復する。という説明を確認した。
明確なリスクはないように見える。思いつくこととしては危機感の低下と死を恐れなくなることくらいだろうか。
悩んでも仕方ない。取っておこう。あ、10,000固定でレベル1追加のようだ。つまり、1から2に上げるにも10,000で済むということ。
どこかのゲームにあやかって30,000ポイント使って3回まで死ねるようにした。
ともかくドロップを一ヵ所に集めた。部屋の真ん中に木箱が発生していたので開けてみる。
木箱の中身の内訳は木箱の中に下級外傷ポーションが24本、低級病ポーションが12本、下級病ポーションが8本と下級魔石と呼ばれるものが4個入っていた。
一方のドロップは少し質が上がったであろうショートソードが12本。洋弓4張。鉄の鏃の矢が120本。他まちまちといった感じであった。
栄養のある木の実も16個ほどドロップしており数日は食の心配は必要ない。
ドロップからましなショートソードを腰に挿した。ドロップした鉢がねを一つ身につける。
不意打ち対策はオレの課題だ。悩むところだがポイントを使って【回復アイテムドロップ2】と【数的不利2】で合計20ポイント。そして、【収納空間2】【鑑定2】【超回復2】を100ポイントずつ消費して取得。
いっそのこと新規取得してみようか。
スキルの羅列から【正面】【遭遇】【数的同数】の3つを選び、各15ポイント消費して一気に2に上げてしまう。最後に50ポイントで【物理攻撃3】を取得だ。
「よし。次だ。」
水を一口飲んだオレは、出口の壁を壊して次に進む。午前?の内にあと一つは回っておきたい。
オレは何のために潜っているのだろうかなどとは考えない。オレはやりたいようにやるだけだ。
ゴブリンが殴りかかってくるもののオレにはゆっくりとして鈍間に見え、先程までよりも簡単に敵を仕留めている。
今も一瞬にしてゴブリンの首を刎ね飛ばした。ドロップは下級聖水と言うものが4本だった。レベルを上げた【鑑定】によると、不浄を払い退ける物らしい。
意味わからん。
オレはショートソードに不調がないのを確認すると進みだす。代わり映えのない黒みがかった道を進むと地形の変化が見て取れた。
凸凹した床や壁天井はより歪になっている。足を滑らせないか不安だ。
ギュッ、ギュッ……。
ギュッ、ギュッ……。
ギュッ、ギュッ……。
一歩踏み出すとともに足元の凸凹が踏みつぶされ音が鳴る。これでは敵に見つけてくださいと言っているようなものだ。
仕方なく【探検】【冒険】【暗殺】【斥候】のスキルを15ポイントずつ消費して2まで取得した。
スキルのおかげで通路の細部まで認識できる。しばらく歩くとその恩寵を実感できる。
罠の位置やなどがわかりやすくなり、足音も小さくなっている。
耳もよくなっているようだ。少し遠くの音まで認識できている。
オレは違和感を覚えた。通路の壁に対してだ。そこの壁だけ薄いように感じだ。スキルの恩恵か。オレ独自の直感なのかはわからない。調べてみると罠ではないようだ。
オレは取り敢えずその場所にショートソードを突き刺してみると呆気なく敗れる。薄皮一枚と言った感じだった。壁紙に近いかもしれない。
その奥に現れたのは通路だった。
進むかどうするか悩むまでもなく直進だ。通路は直ぐに行き止まりになっており、突き当りには如何にもと言った雰囲気を醸し出す箱があった。
何が入っているのだろう。
外観は拘って作られた古びた木の箱としか言いようがない。サイズもそこまで大きくはない。【斥候】のスキルが罠はないと言っているので恐る恐る開けてみる。
【No125,431,112【宝箱の発見】 15,000ポイント獲得】
【No125,431,112【数量増加3】の効果により追加 45,000ポイント獲得】
「ふぁっ!?」
思わず情けない声を出してしまった。
なにこれ。一瞬で60,000ポイントも手に入ったんだけど。何かのミスだろうか。
それとも、ここを発見されること自体が想定されていなかった?明らかなバランスの崩壊を感じる。ついでに宝箱の中には上級外傷ポーションと呼ばれるものが4本入っていた。
オレ【収納空間】に仕舞い込むと何もなかったとばかりに元の道に戻った。
気を取り直して新規取得で【装飾ドロップ】【スクロールドロップ】【魔道具ドロップ】【魔石ドロップ】を取得した。そして気になっているスキルがある。
【残機】と言うスキルだ。
このスキルはレベル1ですら10,000のポイントが必要なスキルだ。60,000ポイントを手に入れた時点で表示されるようになったスキルだ。
同系列のものに規格外のものがあるが他のはリスクが高すぎた。
【残機】のスキルは事前に登録した地点で気絶した状態で蘇生できる。その回数はスキルレベルに依存する。スキルレベル=1回。23時間56分4秒に1回回復する。という説明を確認した。
明確なリスクはないように見える。思いつくこととしては危機感の低下と死を恐れなくなることくらいだろうか。
悩んでも仕方ない。取っておこう。あ、10,000固定でレベル1追加のようだ。つまり、1から2に上げるにも10,000で済むということ。
どこかのゲームにあやかって30,000ポイント使って3回まで死ねるようにした。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる