転生令息は攻略拒否！？～前世の記憶持ってます！～

第三章 ゲームの世界の再現？いえ、リアルです。

花火は課題で2学期へ

さすがに別荘以外では気持ち的にやれなかったから、課題として花火開発は一旦おやすみ。

そして2学期。

ここで人生2度目の転校生がやってきた。

「俺はコネリー・ウェルシュタン、男爵家です。よろしくお願いします」

礼儀正しくお辞儀するその髪は緑。眼鏡の奥に隠れた瞳は、紫。

ついに最後の攻略対象者が登場したわけだ。

あ、ちなみに全然出てこないけどセオも一応この学校にいるよ？主に王子としての役割があるから出てこないだけで、ね。

だからたまに来た時はおーすって言いながら・・・

「おーす！って、あれ、新しいやつがいるな？」

「はい、俺はコネリー・ウェルシュタンです。今日から新しくこのクラスの一員になります」

ちょうど良いタイミングで来たね王子。

王子とは知らないだろうけど、丁寧に扱うウェルシュタン男爵令息。

ディオスハイド男爵令嬢真希もこれくらい・・・イエナンデモナイデス。

何故かわかったのか、背中からの圧力が怖いよ！