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第三章 ゲームの世界の再現?いえ、リアルです。

魔法で花火

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「魔法で花火・・・」

「一応できなくはないんだよ。ただ、複合魔法になるから扱いも面倒だし、そもそもそんなに使える人がいないんだよ」

プチ授業が前世組の間で開始しました。

「本来は手持ちタイプのものであっても最低でも鉄くずや紙がいるんだ。前世だったらスチール缶を削って作ってもいいんだけどね。
ただ問題は、打ち上げ花火は信号弾と間違えられる可能性があるんだよ。だから手持ちサイズがオススメかな?」

「でも剣とかあるんだから鉄くずは入手できるんじゃ?」

「うん、いいところに目を付けたねジョーン。でも今から時間をかけて作るつもりかい?
何も無しで作るなら、光、雷、火、そして空間魔法の4つが必要になるけど、君ならできるだろう?」

「??そんなに属性が要るんですか?」

「要るよ?着火で一つ、花火のタネ、星っていうんだけど、それの代わりで二つ、それを抑えるもので一つだね」

「うん、確かにお兄案件だわ、頼んだ」

「えぇ!?」

ちょっと待って、無理だからね!?
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