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第二章 出会いと苦悩のチート君
組み合わせ魔法講義
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「で、この子が使えるのは、ヒールとウィンドだけ。小回復だけなら一人だけしか恩恵を受けられない」
もう一人そこに人を足して、体の部分に小さく×印を付けると、そのつけられた人が痛そうにしだした。
最初の人がヒールを掛けると、×が消えた。
正確には、痛いの痛いの飛んでいけ、で黒板外に放り出されたと言うべきか。
「でも、それが組合わさると?」
「?・・・あ!周囲回復!」
「そう。正解だ」
喜んでいる元怪我した人の隣に、今度は数人の怪我人を描き足す。
すると、その使い手はその下に付けられた『風+光』の文字に反応し、聖なる回復の光と思われる球体を乗せた風を起こした。
それはもちろん怪我人の元に着くと効果を発揮し、×印を外した。
外れた人たちはみんな飛び上がって嬉しそうだ。
「という風に、効果を倍にしたり逆に打ち消したりするような仕組みを私たちは考えていたんだ。ちょうどここにここには実験するに適切な人間もいるからね」
にっこりと笑うノルド先生。うん、僕を見て言わないで。全属性使えるからってそういう言い方をするのは良くないと思いまーす。
「で、それについての研究をしていたんだ。わかってくれた?」
「はい、問題ありません。面白い方法ですが、魔力をその分使用すると考えると少し厄介ですね」
「まぁね。でも、利点がないわけじゃない」
こうして、僕たち3人でさらに魔法のことについて突き詰めていくことになったのだった。
もう一人そこに人を足して、体の部分に小さく×印を付けると、そのつけられた人が痛そうにしだした。
最初の人がヒールを掛けると、×が消えた。
正確には、痛いの痛いの飛んでいけ、で黒板外に放り出されたと言うべきか。
「でも、それが組合わさると?」
「?・・・あ!周囲回復!」
「そう。正解だ」
喜んでいる元怪我した人の隣に、今度は数人の怪我人を描き足す。
すると、その使い手はその下に付けられた『風+光』の文字に反応し、聖なる回復の光と思われる球体を乗せた風を起こした。
それはもちろん怪我人の元に着くと効果を発揮し、×印を外した。
外れた人たちはみんな飛び上がって嬉しそうだ。
「という風に、効果を倍にしたり逆に打ち消したりするような仕組みを私たちは考えていたんだ。ちょうどここにここには実験するに適切な人間もいるからね」
にっこりと笑うノルド先生。うん、僕を見て言わないで。全属性使えるからってそういう言い方をするのは良くないと思いまーす。
「で、それについての研究をしていたんだ。わかってくれた?」
「はい、問題ありません。面白い方法ですが、魔力をその分使用すると考えると少し厄介ですね」
「まぁね。でも、利点がないわけじゃない」
こうして、僕たち3人でさらに魔法のことについて突き詰めていくことになったのだった。
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