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第1章 妊婦編
6.妊娠糖尿病の話 その2
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さて、次回採血がある24週までに血糖値を下げないといけない! と決意した私。
さっそく病院から貰った冊子を手に勉強です。
それによると
・ご飯は一回につき小さい茶碗一杯半ほど
・汁物は一日一回が目安
・主菜(魚、肉、卵など)は一食につき一品
・一日の野菜の摂取量の目安は350g程度
(生の場合両手で3杯、茹でた場合片手で3杯)
・血糖値を下げるキノコや海藻は一食につき1~2品
・果物は一日あたりりんご半分、またはバナナ一本程度
などなど書いていました。
個人的には、三食味噌汁を飲みたいたちなので、汁物が一日一回はキツいなと思いましたが、栄養士さんに聞いたところお味噌汁に野菜やキノコを沢山入れるのならOKとのことでした。
てなわけで自分なりにレシピ(?)を考えた結果……
・主菜はグリルで焼いた肉か魚
・副菜はサラダか茹で野菜
・味噌汁には野菜とキノコをたっぷり
・ご飯は少なめ
みたいな献立で毎日回していました。
最初は飽きるかな? と思ったんですが、決まったメニューで毎日回せるのは非常に楽ちんでした。
ご飯も最初はもち麦や雑穀米にしていました。私は最初はプチプチしてるし、ご飯に色がついてる方が美味しそうだからいいな~と思っていたのですが、旦那があまり雑穀米が好きではないらしく
夫「この稗《ひえ》と粟《あわ》みたいな食事はいつまで続くの?」
と言い出したのでやめました。
稗《ひえ》と粟《あわ》って……江戸時代かよ!
まぁ、私は元々そんなにお米を食べる量は多くないし(ふりかけとか海苔とかが無いと白米を沢山食べられない人)そこはいいかな。
それから飲み物。ジュースは禁止で、飲み物は麦茶かルイボスティー。それに血糖値を下げるヤーコン茶や桑茶を飲んでいました。
一番キツかったのは、やはりお菓子が食べられないことでしょうか。
でも乳製品はOKみたいなのでお腹が空いたらヨーグルトを食べたり、タンパク質が多くて低カロリーの魚肉ソーセージやサラダチキンを食べたりしていました。
それから今はコンビニなんかに行くと、低糖質のアイスやプリン、クッキーなんかが売っているので、それを活用したりしました。
あとはよく噛んで食べることを心がけたり、野菜→タンパク質→米の順番で食べるように心がけたり、色々と頑張りました。
しかし次の検査が間近に迫った22週頃、頑張る私に魔の手が……
旦那「安定期に入ったし、北海道に旅行に行こう!」
北海道だあ!?
北海道といったら、カニにお寿司に海鮮丼。ラーメンやじゃがいもにトウモロコシ、それから美味しいチョコにチーズケーキ、ソフトクリーム、それから歴史的イケメン・土方歳三の甘いマスク……。
どう考えても血糖値が上がるわ!
……まぁ、結局行くんですけどね。
こうして北海道へと向かった私。
雲の上は放射線が多いんじゃないかとか、気圧の変化で気持ち悪くなるんじゃないかと思ったので、新しくできた北海道新幹線で函館へと行きました。
新幹線、すごく便利!
気がついた時には海を渡って函館に着いていました。
滞在中は、海鮮丼のご飯を少なめにしてもらったり(今思うと生魚は少し危険だったかもしれない)、ホテルのバイキングはサラダメインにあまり食べないようにしたり、ソフトは食べたけどチョコはやめたりとかしました。
ですが、帰ってきた時には1キロ体重が増えていました。
まずい。次の検査まであと二週間しかないのに!
というわけで、この二週間は、食事に気を使うだけでなく、空いた時間に積極的に散歩をしたり、ヤーコン茶を飲みまくったりとかなり頑張りました。
そして運命の検査の日。
血糖値は……101!
70~110であればOKみたいなので、見事基準をクリアしました。
良かった~!
そして基準をクリアした私が真っ先にしたことは……ずっと気になっていた、いろはすの白ぶどう味を試すこと。
いろはすのやつ、「私は水です」みたいな顔してるくせに結構糖分高いんですよ。
だから検査結果が出るまで我慢してたんですが、これで心置き無くいろはすが飲める!
が――
何これ、甘い!!
そう、体がすっかり糖分の無い飲み物に慣れてしまったので、いろはす程度でもめちゃくちゃ甘く感じてしまうのです。
結局、半分も飲めませんでしたね。
さて、血糖値が正常に戻った私ですが、産後のことも考えてあまり太りたくなかったので、この後も食事にはある程度気を使うことにしました。
それでも最終的には七キロほど体重は増えてしまったんですけど、標準体重の妊婦の場合、出産までに七~十キロくらいは体重が増えてもいいと書いてあったので、まぁいいってことで。
てなわけで、皆さん、妊娠中は食事にも充分気をつけて下さい~!
さっそく病院から貰った冊子を手に勉強です。
それによると
・ご飯は一回につき小さい茶碗一杯半ほど
・汁物は一日一回が目安
・主菜(魚、肉、卵など)は一食につき一品
・一日の野菜の摂取量の目安は350g程度
(生の場合両手で3杯、茹でた場合片手で3杯)
・血糖値を下げるキノコや海藻は一食につき1~2品
・果物は一日あたりりんご半分、またはバナナ一本程度
などなど書いていました。
個人的には、三食味噌汁を飲みたいたちなので、汁物が一日一回はキツいなと思いましたが、栄養士さんに聞いたところお味噌汁に野菜やキノコを沢山入れるのならOKとのことでした。
てなわけで自分なりにレシピ(?)を考えた結果……
・主菜はグリルで焼いた肉か魚
・副菜はサラダか茹で野菜
・味噌汁には野菜とキノコをたっぷり
・ご飯は少なめ
みたいな献立で毎日回していました。
最初は飽きるかな? と思ったんですが、決まったメニューで毎日回せるのは非常に楽ちんでした。
ご飯も最初はもち麦や雑穀米にしていました。私は最初はプチプチしてるし、ご飯に色がついてる方が美味しそうだからいいな~と思っていたのですが、旦那があまり雑穀米が好きではないらしく
夫「この稗《ひえ》と粟《あわ》みたいな食事はいつまで続くの?」
と言い出したのでやめました。
稗《ひえ》と粟《あわ》って……江戸時代かよ!
まぁ、私は元々そんなにお米を食べる量は多くないし(ふりかけとか海苔とかが無いと白米を沢山食べられない人)そこはいいかな。
それから飲み物。ジュースは禁止で、飲み物は麦茶かルイボスティー。それに血糖値を下げるヤーコン茶や桑茶を飲んでいました。
一番キツかったのは、やはりお菓子が食べられないことでしょうか。
でも乳製品はOKみたいなのでお腹が空いたらヨーグルトを食べたり、タンパク質が多くて低カロリーの魚肉ソーセージやサラダチキンを食べたりしていました。
それから今はコンビニなんかに行くと、低糖質のアイスやプリン、クッキーなんかが売っているので、それを活用したりしました。
あとはよく噛んで食べることを心がけたり、野菜→タンパク質→米の順番で食べるように心がけたり、色々と頑張りました。
しかし次の検査が間近に迫った22週頃、頑張る私に魔の手が……
旦那「安定期に入ったし、北海道に旅行に行こう!」
北海道だあ!?
北海道といったら、カニにお寿司に海鮮丼。ラーメンやじゃがいもにトウモロコシ、それから美味しいチョコにチーズケーキ、ソフトクリーム、それから歴史的イケメン・土方歳三の甘いマスク……。
どう考えても血糖値が上がるわ!
……まぁ、結局行くんですけどね。
こうして北海道へと向かった私。
雲の上は放射線が多いんじゃないかとか、気圧の変化で気持ち悪くなるんじゃないかと思ったので、新しくできた北海道新幹線で函館へと行きました。
新幹線、すごく便利!
気がついた時には海を渡って函館に着いていました。
滞在中は、海鮮丼のご飯を少なめにしてもらったり(今思うと生魚は少し危険だったかもしれない)、ホテルのバイキングはサラダメインにあまり食べないようにしたり、ソフトは食べたけどチョコはやめたりとかしました。
ですが、帰ってきた時には1キロ体重が増えていました。
まずい。次の検査まであと二週間しかないのに!
というわけで、この二週間は、食事に気を使うだけでなく、空いた時間に積極的に散歩をしたり、ヤーコン茶を飲みまくったりとかなり頑張りました。
そして運命の検査の日。
血糖値は……101!
70~110であればOKみたいなので、見事基準をクリアしました。
良かった~!
そして基準をクリアした私が真っ先にしたことは……ずっと気になっていた、いろはすの白ぶどう味を試すこと。
いろはすのやつ、「私は水です」みたいな顔してるくせに結構糖分高いんですよ。
だから検査結果が出るまで我慢してたんですが、これで心置き無くいろはすが飲める!
が――
何これ、甘い!!
そう、体がすっかり糖分の無い飲み物に慣れてしまったので、いろはす程度でもめちゃくちゃ甘く感じてしまうのです。
結局、半分も飲めませんでしたね。
さて、血糖値が正常に戻った私ですが、産後のことも考えてあまり太りたくなかったので、この後も食事にはある程度気を使うことにしました。
それでも最終的には七キロほど体重は増えてしまったんですけど、標準体重の妊婦の場合、出産までに七~十キロくらいは体重が増えてもいいと書いてあったので、まぁいいってことで。
てなわけで、皆さん、妊娠中は食事にも充分気をつけて下さい~!
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