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もう嫌です

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アッハハ…フラグ立ちすぎだろまじで

「ねぇ~会長この子生徒会秘書にしない?」

は?

まじ?

俺は思わず歩を見ると

「え……やだ」

これまでに無い顔をしていた。

そりゃそうだ。

急に顎クイする人達の所に入りたくねぇだろ

「え~なんでよ~。入ろーよ!楽しいこともしてあげるよ」

おい、ふざけんな。下半身ゆるゆる野郎

「……いいね、秘書。面白そうだしね」


「え、僕やだって言いましたよね??なんで入る前提で話してるの??」

ご最もだ。歩


「いいだろ。減る訳でもないし」

「いや、なんか他の人からの目が痛いんで嫌です」

はあ…………

「だから僕は逃げます!歩!珀人!行くよ」

「はいよ」

「かしこまりました。では生徒会の皆様失礼いたしました」

俺らはそう言って早足で生徒会室から去った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一方生徒会では

「……あの子面白いね」

「だよね~!会長もそう思う?歩ちゃん少し地味だけどなんか不思議なオーラが出てる」

「まさか僕と輝斗の見分けがつくとはね」

「いや、私は彼の横にいた唯斗くんの方が面白そうだけどね」

「ん……あの子は只者じゃないと思う」

「あ、お前やっと喋った」

「冬夜珍しくずっと唯斗の方見てたよねー!」

生徒会は歩たちの方に夢中になっていたが特に書記の冬夜は唯斗の方を見ていた。

見ていたと言うより監視の方に近かったが

「ああ、そっか冬夜は連の専属ボディーガードだったもんな。あいつらになんか怪しい点があったのか?」

「…いや、こっちを観察して何してるのかなって特に会長」

「観察??」

「観察……と言うより歩に…何かしないか……警戒してい他の方が……正しいかな」

「警戒??会長達のことキラキラした目で見てたじゃない??」

「実は私も最初は歩くんは面白いと思っていたよ。けど唯斗はそれ以上だった。理由は私が歩の顔近づけた時私に向かってフォーク投げようとしてたんだよ」

「え?!危なっ」

「まあ、珀人が間に入って唯斗に何か合図したのか止めたけど」

「それから彼は私がなにかしないか陰ながらに警戒をしていて油断していたらこちらが危なかったよ。彼を見ていると本性を暴きたくなる」

「うわっ、お前のそういうところやめといた方がいいと思う」

「会長のドS~!」

まさかこれから唯斗が大変なことになるなんて当の本人は思ってもいなかった




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みんなの感想(1件)

マリア
2023.06.25 マリア

面白くて一気に読みました!
投稿楽しみにしてます!

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