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キング! ソラカラメスガ!
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いくつかの街や村をスルーして飛んでいき、日が暮れるよりもだいぶ早くメルネレス領にたどり着く。
まあ、時速100kmとかで空を一直線に飛んだりしたらそりゃすぐに着くよね。
こっちの世界の移動手段は基本馬車だし、それで進めるのは1日50kmくらいじゃないか?
下手したらもう少し進めないかも。
なにせ、馬は人と馬車を引いているんだからそこまでスピード出ないだろうし、機械じゃなくて生き物だから休ませる必要もあるし、直線で進めるわけでもない。
なにより、この世界には魔物がいる。
戦闘をしたり、あるいは避けたりとかしてたらそりゃ思うように進めないだろう。
その点空を真っ直ぐに飛べる俺は早く着ける。
本来なら10日はかかるはずの道程を1日とかからずにたどり着けたのはそういう理由なんだけど……早く着きすぎた。
どうやって中に入ろう……?
普通はそんな道を来るわけだからそれなりの装備をしているんだろうけど、俺、最初からあったチートなゆるふわゴスロリドレス装備のみ。
どう考えても怪しい。
でも俺こんな服しか持ってない。
馬車がないから徒歩なのは明白。
詰所までちょっと来てね……ってなるよね?
エロゲ風世界らしくそこで賄賂ならぬ猥賂すれば通してくれる可能性もあるけど、それが通じなければ即領主へ連絡となり身動きが取れなくなるし色々と警戒される可能性がある。
それは避けなければならない。
となると……やっぱりこっそりと忍び込むしかないかな。
不法侵入に関しては後でジュリアちゃんになんとかしてもらおう。
見た感じ結界とかは無さそうだから上から侵入しても問題はなさそうだけど、それは流石に目立つ。
何より、今の状況的には目撃者は少ない方がいいだろうしとりあえず夜になるのを待つか。
中のみんなの膀胱もそろそろ限界だろうし、適度に離れたところで身を隠して夜になったら侵入するってことで。
それに、一応俺吸血鬼だからね。
深夜、寝静まった頃に領主の館に侵入するなんて、なんかそれっぽくない?
めっちゃ吸血鬼っぽくない?
というロマンの為にも夜に侵入しよう、そうしよう。
亜空収納を開くとすぐにみんなが飛び出してくる。
やっぱり簡易トイレを用意しておいた方がいいのかもしれない。
まあ、帰りは転移でパパッと帰れるし考えるのはまた今度にしておこう。
その時まで覚えていれば、だけど。
「今ってどの辺ですか?」
「ん? メルネレス領の近くの森だよ」
「はい? 今なんと?」
「だから、メルネレス領の近くの森。まあ、空から最短で真っ直ぐに、一直線に飛んできたからね」
交尾をしてたから最速ではないけど……。
「え、でも途中にあった山は……?」
「飛び越えた」
「飛び越えた……」
「レンに常識を当て嵌めたらダメだよ。無駄に疲れるだけだから」
「え~、それは流石に酷くない? 常識なんてもんはね、社会と大人に都合の良いようにするための同調圧力とそうして出来上がった偏見と固定観念でしかないんだよ」
「だからといって突飛なことをしていいわけじゃない」
飛んではいたけどね。
「ま、それは置いといて、そんなわけでメルネレス領のすぐ近くなんだけど、出来る限り人に見られたくないから街の中に入るのは夜になってからね。だからみんなもそのつもりで準備しておいてね」
「明るいうちじゃダメなの?」
「よく考えてみてよ。こんな、ナイフとフォークより重い物を持った事ないみたいな美少女が何も持たず徒歩で来てみなよ? 絶対目立つじゃない」
「自分で美少女って言っちゃうんだ……」
事実なので。
ルセアちゃんからも見た目だけなら天使みたいと言われているし。
「なら私達が一緒に行けば……」
「そしたら美少女の1人旅から4人旅に変わるだけだね。で、街に入る際にどこから来たかと問われでもしたら大騒ぎになるのは間違いなし」
「あー、普通は徒歩で移動するような距離じゃないもんねー。それが馬車も使わず手ぶらなら尚更驚かれるかー」
「そういうこと。だからそれまでの間またしばらく亜空収納の中に入っててね」
みんなを三度亜空収納に仕舞うと周囲の気配を探りつつ空を行く。
交尾するのもいいけど、現状では金銭的な理由で眷属は増やせないと改めて思わされたからね。
なので今回は単純に魔物を狩ってお金を稼ぐ。
うーん、何か手頃な魔物は居ないかな?
出来れば希少価値が高くて素材単価がいいのが居るといいんだけど……お?
強さはそこまでじゃなさそうだけど気配が密集している所がある。
行ってみよう!
「こんにちは~」
「ぶもっ?」
「ナンダ? メス?」
「ゴクジョウノメスダ!」
「キング! ソラカラメスガ!」
「何寝ぼけたこと言ってんだお前ら。空からメスが降って来るわけねーだろ!」
「デモキング、ホントウニゴクジョウノメスガイルンダ!」
というわけで降り立ったのはオークの集落のど真ん中。
突然空から美少女が降り立ったものだから集落内は右往左往の大混乱。
でもどうせなら『親方、空から女の子が!』って言って欲しかったけど、親方居ないだろうししょうがないか。
というか、ここのボスってキングなんだね。
こりゃまた随分と規模の大きな集落に来たもんだ。
これほっといたら四男に好きものにされる前にメルネレス領滅んでたんじゃね?
まあ、させないけど。
「ナンニセヨ、ヒトリデココニキタノガウンノツキ。マエノハコワレチマッタシ、オマエヲツギノハラミブクロニシテヤルカラカクゴシロヨ」
へ~、そっか~。
前のは、壊れたんだ。
前のってさ……それ、女の子だよね?
よし、こいつら全員皆殺しだ。
子供くらいなら見逃そうかなと思ってたんだけどね……もう、そんな気は失せたよ。
徐に肩を掴もうとして来るオークの腕を掴むとそのまま重心の下に入り込み投げて地面へと叩きつける。
背中を思い切り打って肺の中の空気を吐き出すオークの首目掛けて貫手を放つ。
突き放った俺の手は喉笛を抉り、骨を砕く。
手を引き抜くと勢いよく血が噴き出して俺に降り注いでくる。
それを無視して俺は手についたオークの血を舐める。
「まっず……」
オークの血は苦くて臭くて、端的に言って、不味かった。
と、そこで漸く仲間が殺された事に周りのオークが気付く。
いや、見えてはいたが上手く認識できていなかったんだろう。
人は、突然想像出来ない事が起こると理解するのに時間がかかるし、オークも多分そうなんだろう。
だからなんだって話だけど。
「コノガキ!」
オーク達が一斉に襲いかかって来る。
しかし、遅い。
オーク達が動こうとした時点で俺はすでに動いていて、目についたオークに向かってアンダースローで闇魔法を放つ。
直線上にいた他のオークも闇の弾丸に貫かれて絶命する。
それを確認する前に近くにいるオーク手当たり次第に風を纏わせた手脚で斬り刻んでいく。
後ろから近づいて来るオークには空間支配で位置を確認して頭上に大岩を落として潰していく。
倒した数が20を超えた辺りで周りのオークがたじろぐが、そんなのは知った事ではない。
隙だらけな所に水魔法で蛇を作り飲み込ませていく。
竜だとありきたりなので蛇にしてみた。
「メスガキ1人に何やってるんだ! 全員でかからんか!」
キングの一声でオーク共の動きが変わった。
その目からは怯えが消え、狂信的な……洗脳に似た感じを覚える。
多分、俺の眷属支配とかと似た系統のスキルか何かを持っているんだろう。
しかし、意思なき木偶なんぞ敵じゃない。
肉弾戦で、魔法で、オーク共を蹴散らしていく。
途中それなりに喋れた格の高そうなのもいたけど、木偶人形に成り下がった状態じゃただの雑魚同然だった。
無双した結果残りは数匹のオークとキングだけとなった。
対する俺は、数多の返り血を浴びて全身真っ赤で血生臭くなっている。
「くそっ、なんなんだお前は!?」
「俺? 俺はただの美少女だよ」
その言葉を最後に、急接近した俺の手によって首を飛ばされ、オークキングは物言わぬ骸となった。
キングが倒された事で支配から解放された生き残り数匹が逃げ出すが、逃さんよ。
全員殺すって決めたんでね。
逃げた数匹も光線によって頭を貫かれてその命を散らせた。
まあ、時速100kmとかで空を一直線に飛んだりしたらそりゃすぐに着くよね。
こっちの世界の移動手段は基本馬車だし、それで進めるのは1日50kmくらいじゃないか?
下手したらもう少し進めないかも。
なにせ、馬は人と馬車を引いているんだからそこまでスピード出ないだろうし、機械じゃなくて生き物だから休ませる必要もあるし、直線で進めるわけでもない。
なにより、この世界には魔物がいる。
戦闘をしたり、あるいは避けたりとかしてたらそりゃ思うように進めないだろう。
その点空を真っ直ぐに飛べる俺は早く着ける。
本来なら10日はかかるはずの道程を1日とかからずにたどり着けたのはそういう理由なんだけど……早く着きすぎた。
どうやって中に入ろう……?
普通はそんな道を来るわけだからそれなりの装備をしているんだろうけど、俺、最初からあったチートなゆるふわゴスロリドレス装備のみ。
どう考えても怪しい。
でも俺こんな服しか持ってない。
馬車がないから徒歩なのは明白。
詰所までちょっと来てね……ってなるよね?
エロゲ風世界らしくそこで賄賂ならぬ猥賂すれば通してくれる可能性もあるけど、それが通じなければ即領主へ連絡となり身動きが取れなくなるし色々と警戒される可能性がある。
それは避けなければならない。
となると……やっぱりこっそりと忍び込むしかないかな。
不法侵入に関しては後でジュリアちゃんになんとかしてもらおう。
見た感じ結界とかは無さそうだから上から侵入しても問題はなさそうだけど、それは流石に目立つ。
何より、今の状況的には目撃者は少ない方がいいだろうしとりあえず夜になるのを待つか。
中のみんなの膀胱もそろそろ限界だろうし、適度に離れたところで身を隠して夜になったら侵入するってことで。
それに、一応俺吸血鬼だからね。
深夜、寝静まった頃に領主の館に侵入するなんて、なんかそれっぽくない?
めっちゃ吸血鬼っぽくない?
というロマンの為にも夜に侵入しよう、そうしよう。
亜空収納を開くとすぐにみんなが飛び出してくる。
やっぱり簡易トイレを用意しておいた方がいいのかもしれない。
まあ、帰りは転移でパパッと帰れるし考えるのはまた今度にしておこう。
その時まで覚えていれば、だけど。
「今ってどの辺ですか?」
「ん? メルネレス領の近くの森だよ」
「はい? 今なんと?」
「だから、メルネレス領の近くの森。まあ、空から最短で真っ直ぐに、一直線に飛んできたからね」
交尾をしてたから最速ではないけど……。
「え、でも途中にあった山は……?」
「飛び越えた」
「飛び越えた……」
「レンに常識を当て嵌めたらダメだよ。無駄に疲れるだけだから」
「え~、それは流石に酷くない? 常識なんてもんはね、社会と大人に都合の良いようにするための同調圧力とそうして出来上がった偏見と固定観念でしかないんだよ」
「だからといって突飛なことをしていいわけじゃない」
飛んではいたけどね。
「ま、それは置いといて、そんなわけでメルネレス領のすぐ近くなんだけど、出来る限り人に見られたくないから街の中に入るのは夜になってからね。だからみんなもそのつもりで準備しておいてね」
「明るいうちじゃダメなの?」
「よく考えてみてよ。こんな、ナイフとフォークより重い物を持った事ないみたいな美少女が何も持たず徒歩で来てみなよ? 絶対目立つじゃない」
「自分で美少女って言っちゃうんだ……」
事実なので。
ルセアちゃんからも見た目だけなら天使みたいと言われているし。
「なら私達が一緒に行けば……」
「そしたら美少女の1人旅から4人旅に変わるだけだね。で、街に入る際にどこから来たかと問われでもしたら大騒ぎになるのは間違いなし」
「あー、普通は徒歩で移動するような距離じゃないもんねー。それが馬車も使わず手ぶらなら尚更驚かれるかー」
「そういうこと。だからそれまでの間またしばらく亜空収納の中に入っててね」
みんなを三度亜空収納に仕舞うと周囲の気配を探りつつ空を行く。
交尾するのもいいけど、現状では金銭的な理由で眷属は増やせないと改めて思わされたからね。
なので今回は単純に魔物を狩ってお金を稼ぐ。
うーん、何か手頃な魔物は居ないかな?
出来れば希少価値が高くて素材単価がいいのが居るといいんだけど……お?
強さはそこまでじゃなさそうだけど気配が密集している所がある。
行ってみよう!
「こんにちは~」
「ぶもっ?」
「ナンダ? メス?」
「ゴクジョウノメスダ!」
「キング! ソラカラメスガ!」
「何寝ぼけたこと言ってんだお前ら。空からメスが降って来るわけねーだろ!」
「デモキング、ホントウニゴクジョウノメスガイルンダ!」
というわけで降り立ったのはオークの集落のど真ん中。
突然空から美少女が降り立ったものだから集落内は右往左往の大混乱。
でもどうせなら『親方、空から女の子が!』って言って欲しかったけど、親方居ないだろうししょうがないか。
というか、ここのボスってキングなんだね。
こりゃまた随分と規模の大きな集落に来たもんだ。
これほっといたら四男に好きものにされる前にメルネレス領滅んでたんじゃね?
まあ、させないけど。
「ナンニセヨ、ヒトリデココニキタノガウンノツキ。マエノハコワレチマッタシ、オマエヲツギノハラミブクロニシテヤルカラカクゴシロヨ」
へ~、そっか~。
前のは、壊れたんだ。
前のってさ……それ、女の子だよね?
よし、こいつら全員皆殺しだ。
子供くらいなら見逃そうかなと思ってたんだけどね……もう、そんな気は失せたよ。
徐に肩を掴もうとして来るオークの腕を掴むとそのまま重心の下に入り込み投げて地面へと叩きつける。
背中を思い切り打って肺の中の空気を吐き出すオークの首目掛けて貫手を放つ。
突き放った俺の手は喉笛を抉り、骨を砕く。
手を引き抜くと勢いよく血が噴き出して俺に降り注いでくる。
それを無視して俺は手についたオークの血を舐める。
「まっず……」
オークの血は苦くて臭くて、端的に言って、不味かった。
と、そこで漸く仲間が殺された事に周りのオークが気付く。
いや、見えてはいたが上手く認識できていなかったんだろう。
人は、突然想像出来ない事が起こると理解するのに時間がかかるし、オークも多分そうなんだろう。
だからなんだって話だけど。
「コノガキ!」
オーク達が一斉に襲いかかって来る。
しかし、遅い。
オーク達が動こうとした時点で俺はすでに動いていて、目についたオークに向かってアンダースローで闇魔法を放つ。
直線上にいた他のオークも闇の弾丸に貫かれて絶命する。
それを確認する前に近くにいるオーク手当たり次第に風を纏わせた手脚で斬り刻んでいく。
後ろから近づいて来るオークには空間支配で位置を確認して頭上に大岩を落として潰していく。
倒した数が20を超えた辺りで周りのオークがたじろぐが、そんなのは知った事ではない。
隙だらけな所に水魔法で蛇を作り飲み込ませていく。
竜だとありきたりなので蛇にしてみた。
「メスガキ1人に何やってるんだ! 全員でかからんか!」
キングの一声でオーク共の動きが変わった。
その目からは怯えが消え、狂信的な……洗脳に似た感じを覚える。
多分、俺の眷属支配とかと似た系統のスキルか何かを持っているんだろう。
しかし、意思なき木偶なんぞ敵じゃない。
肉弾戦で、魔法で、オーク共を蹴散らしていく。
途中それなりに喋れた格の高そうなのもいたけど、木偶人形に成り下がった状態じゃただの雑魚同然だった。
無双した結果残りは数匹のオークとキングだけとなった。
対する俺は、数多の返り血を浴びて全身真っ赤で血生臭くなっている。
「くそっ、なんなんだお前は!?」
「俺? 俺はただの美少女だよ」
その言葉を最後に、急接近した俺の手によって首を飛ばされ、オークキングは物言わぬ骸となった。
キングが倒された事で支配から解放された生き残り数匹が逃げ出すが、逃さんよ。
全員殺すって決めたんでね。
逃げた数匹も光線によって頭を貫かれてその命を散らせた。
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