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*WEB連載版
第55話 ご褒美★
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「んっ……」
ルドベルは私の秘裂を割るように指を動かしている。
「俺のなにを探っていたんだよ……女スパイさん?」
「だ、だから、だからぁ……」
ああ、もう。指がすごく優しくて、腰がうずいちゃう……。
「言えよ。言っていいぞ。そろそろ……聞きたい」
「…………あ、あなたが、何を研究してるかって……」
「研究内容?」
「うん……。ルベルドの研究内容を探るようにマティアス殿下に言われていたんです。成功報酬は言い値で出すからって……」
「あんたは俺の研究を手伝ってくれたよな。だから俺が何を研究しているかはもう知っているはずだ。兄貴に言ったのか?」
「い、言えるわけないですっ」
ルベルド殿下の研究は『魔力を発現させること』。その薬の副作用で私はあんな……あんな……、性欲を増幅させられて、ルベルドと……その、しちゃった、なんて。
「言ってもよかったのに」
「え?」
「俺だって馬鹿じゃないんだからさ。秘密の新任の家庭教師にいきなり研究手伝わせるって……、おかしいって思わなかったのか?」
「そ、それは確かに。じゃあなんで……も、もしかしてわざと……?」
「正解。ご褒美だ」
膣内に指が入ってきた。
「あっ、ああっ……んんんっ」
「一目見てあんたのこと気に入ってね。兄貴からの報酬だって馬鹿にならないだろ? だから知られてもいい研究内容をそれとなく教えたんだよ。極秘の研究内容の取り扱いには慣れてる。ただでさえここにはスパイが多いからな……って、聞いてないか」
ルベルドは細く長い指で、そこをぐちゅぎゅつとかき回してきているのだ。とても冷静に話なんか聞ける状態ではない。
ちゅぷ、じゅぷ、と淫靡な音が響く。
「あ、ルベルドっ」
「名前呼び。いいね。快楽落ちした女スパイって感じで燃える」
もう……、女スパイでもなんでもいいわよ。
ルベルドの指、すごく気持ちいい……。
「ああ、ルベルド、ルベルド……好きぃ」
「俺も好きだよ。愛してる」
「うんっ。私も愛してるのぉ」
「くそ……可愛い」
ルベルドが唇を重ねてくる。舌を絡めあいながらも、指は私のなかをかき回し続けていた。
「ふぁ、ルベルド、もっと、もっとぉ……」
「お望みのままに」
ルベルドが探り当てた花芽を強く押し潰す。そうしながら指での抽挿は激しくなっていって……。
「ひゃ、だめ、それ、や、やっ、いっ、いくぅっ」
「いいぜ、イけよ」
「ああああああ、ルベルド、ルベルド! いっちゃうの!」
絶頂の瞬間、彼の指を締め付けてしまう。ルベルドは「うっ」と小さく声を上げると、指を引き抜いた。
「はぁはぁ……」
「ははっ。ぐしょ濡れじゃねえか」
「ん……」
羞恥心が込み上げてきて顔を背ける。
「おい、こっち向けよ」
「んんっ」
顎を掴まれ強引に口づけられる。舌を差し込まれ、歯列をなぞられた。
「あ、む……」
「……はぁっ、アデライザ。俺も気持ちよくなりたいな……」
彼はズボンを脱ぎ捨てると、既に固くなっていたそれを私の秘裂に押し当てきた。熱くて固いそれに、子宮がきゅっと疼く……。
「アデライザ、入れるぞ……」
「うん……」
ゆっくりと、それが侵入してくる……!
「……入った。痛いか?」
「大丈夫……」
「動くぞ」
「うん、きて、ルベルド」
最初はゆるやかに、そして次第に激しくなっていく律動に、私の声はどんどん甘くなっていった。
「ルベルド、ルベルド、好き、大好き、ずっと一緒にいて」
そう言ってしがみつくと、彼は優しく頭を撫でてくれる。
「俺もだよ、アデライザ。愛してる、絶対に離さないからな」
「嬉しい……、ルベルド、好き、大好き、愛してるの、ルベルド、ルベルドぉ……」
「はは、本当に可愛いな、あんたは。くそ……とまんねえ……! アデライザ……!!」
何度もキスをして、抱きしめ合って、お互いの名前を呼び合う。
「ルベルド、もうだめ、わたし、また、いっちゃうっ!」
「俺もだ……。もう限界。出すぞ、アデライザ」
「出して、私のなかをルベルドでいっぱいにして……!」
「アデライザ、好きだ、アデライザ、アデライザ、アデライザ!! ……くっ、出る、だす、うう……い、イク……!」
「あ、あ、ルベルド、ルベルドぉ!」
どくん、どくん、という脈打つ感覚とともに熱いものが注がれるのを感じる。それと同時に私もまた達してしまったのだった。
「はあっ、はあっ……」
荒い息遣いだけが響く部屋のなか、私は幸福感に包まれ、しばらく呆然としていた。
ルドベルは私の秘裂を割るように指を動かしている。
「俺のなにを探っていたんだよ……女スパイさん?」
「だ、だから、だからぁ……」
ああ、もう。指がすごく優しくて、腰がうずいちゃう……。
「言えよ。言っていいぞ。そろそろ……聞きたい」
「…………あ、あなたが、何を研究してるかって……」
「研究内容?」
「うん……。ルベルドの研究内容を探るようにマティアス殿下に言われていたんです。成功報酬は言い値で出すからって……」
「あんたは俺の研究を手伝ってくれたよな。だから俺が何を研究しているかはもう知っているはずだ。兄貴に言ったのか?」
「い、言えるわけないですっ」
ルベルド殿下の研究は『魔力を発現させること』。その薬の副作用で私はあんな……あんな……、性欲を増幅させられて、ルベルドと……その、しちゃった、なんて。
「言ってもよかったのに」
「え?」
「俺だって馬鹿じゃないんだからさ。秘密の新任の家庭教師にいきなり研究手伝わせるって……、おかしいって思わなかったのか?」
「そ、それは確かに。じゃあなんで……も、もしかしてわざと……?」
「正解。ご褒美だ」
膣内に指が入ってきた。
「あっ、ああっ……んんんっ」
「一目見てあんたのこと気に入ってね。兄貴からの報酬だって馬鹿にならないだろ? だから知られてもいい研究内容をそれとなく教えたんだよ。極秘の研究内容の取り扱いには慣れてる。ただでさえここにはスパイが多いからな……って、聞いてないか」
ルベルドは細く長い指で、そこをぐちゅぎゅつとかき回してきているのだ。とても冷静に話なんか聞ける状態ではない。
ちゅぷ、じゅぷ、と淫靡な音が響く。
「あ、ルベルドっ」
「名前呼び。いいね。快楽落ちした女スパイって感じで燃える」
もう……、女スパイでもなんでもいいわよ。
ルベルドの指、すごく気持ちいい……。
「ああ、ルベルド、ルベルド……好きぃ」
「俺も好きだよ。愛してる」
「うんっ。私も愛してるのぉ」
「くそ……可愛い」
ルベルドが唇を重ねてくる。舌を絡めあいながらも、指は私のなかをかき回し続けていた。
「ふぁ、ルベルド、もっと、もっとぉ……」
「お望みのままに」
ルベルドが探り当てた花芽を強く押し潰す。そうしながら指での抽挿は激しくなっていって……。
「ひゃ、だめ、それ、や、やっ、いっ、いくぅっ」
「いいぜ、イけよ」
「ああああああ、ルベルド、ルベルド! いっちゃうの!」
絶頂の瞬間、彼の指を締め付けてしまう。ルベルドは「うっ」と小さく声を上げると、指を引き抜いた。
「はぁはぁ……」
「ははっ。ぐしょ濡れじゃねえか」
「ん……」
羞恥心が込み上げてきて顔を背ける。
「おい、こっち向けよ」
「んんっ」
顎を掴まれ強引に口づけられる。舌を差し込まれ、歯列をなぞられた。
「あ、む……」
「……はぁっ、アデライザ。俺も気持ちよくなりたいな……」
彼はズボンを脱ぎ捨てると、既に固くなっていたそれを私の秘裂に押し当てきた。熱くて固いそれに、子宮がきゅっと疼く……。
「アデライザ、入れるぞ……」
「うん……」
ゆっくりと、それが侵入してくる……!
「……入った。痛いか?」
「大丈夫……」
「動くぞ」
「うん、きて、ルベルド」
最初はゆるやかに、そして次第に激しくなっていく律動に、私の声はどんどん甘くなっていった。
「ルベルド、ルベルド、好き、大好き、ずっと一緒にいて」
そう言ってしがみつくと、彼は優しく頭を撫でてくれる。
「俺もだよ、アデライザ。愛してる、絶対に離さないからな」
「嬉しい……、ルベルド、好き、大好き、愛してるの、ルベルド、ルベルドぉ……」
「はは、本当に可愛いな、あんたは。くそ……とまんねえ……! アデライザ……!!」
何度もキスをして、抱きしめ合って、お互いの名前を呼び合う。
「ルベルド、もうだめ、わたし、また、いっちゃうっ!」
「俺もだ……。もう限界。出すぞ、アデライザ」
「出して、私のなかをルベルドでいっぱいにして……!」
「アデライザ、好きだ、アデライザ、アデライザ、アデライザ!! ……くっ、出る、だす、うう……い、イク……!」
「あ、あ、ルベルド、ルベルドぉ!」
どくん、どくん、という脈打つ感覚とともに熱いものが注がれるのを感じる。それと同時に私もまた達してしまったのだった。
「はあっ、はあっ……」
荒い息遣いだけが響く部屋のなか、私は幸福感に包まれ、しばらく呆然としていた。
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